妖艶な輝きを放つ
君の背の漆黒の翼
かの地に降り立った
真実の花弁
唯一つの穢れ無き
寡黙な血液
純白の衣を纏い
邂逅を笑う
緑白の液を飲み
辛辣に詠う
嗚呼 ...
救いは無い
そう呼べる代物は無い
手探りでごまかした
苦しみの果て 墜落
藻掻いて醜悪
足掻いて劣悪
そんな包帯まみれの君の為
手作りの愛情で包み込んだ
Love is b ...
不安
が
心の中に
ほとほとと溜まって
もうすぐ
溢れ出して
しまいそう
どす黒い
それは
決壊とともに
いとも
たやすく
私を侵食
するだろう
...
どうして関心のかけらもないようなものを
ひねもすそんなに見つめているの
それより私あなた掘ってあげたい
掘ってあげたいしおなじようにしてほしい
ただえぐることだけをかんがえて
なかへ ...
ヒトが生きてる理由など
生まれながらにしては、ないよ
ただ、最愛の命から
偶然授かったこと以外は。
野良犬が何の理由をもって
アスファルトの上、餌探す?
庭の蟻は何の理由で
行列をつ ...
{引用=
竹上泉論、頼まれもしないのに、読まれもしないのに}
西へ 竹上泉(2001年)
...
わたしの好む世界は
少々浮世を、離れています。
月の世界に住んでた頃の
懐かしい夢を今も時折見るのです
月の地上の遠い夜から
宇宙にぽつんと浮いている
青い惑星を眺めては ...
酒を飲みながらの絵も
失業生活も削っていた 終わり 鳴く
ぼんやりと捨てたコオロギの鈴虫で 見えない裏窓も
声を聞いていた いるようだ
音楽業界はすり抜け 駄目だろうからと
当たり 畜産 ...
明け方を忘れたような
ひとりで 繰り返しているみたいに
誰も 忘れてみる
言葉も いなくなったみたいに
そんなふうに 透明な部屋になった
誰かで繰り返されている ないのは暗闇だけ
白い ...
今日会えました
夢の中で
忘れかけてたのに
ひょっこり現れ
心丸ごと
ごっそり持っていかれました
なぜか泣きながら橋を早足で歩いてる
前方に居るあなたの元へ向かって
気付い ...
偶然見付けた奇跡を
大事にとっておいたけれど
奇跡は重ねれば薄くなるもの
そうして消えるのにはたいして
時間はかからなかった
森羅万象とは全てのことを言うらしい
理 ...
やさしみ
が
からだのぜんぶ
浸していました
とりが
飛んでいって
だれかが
声をあげました
そのとき
わたしは
比喩としての
血だまり
の、なかに
たっていました
...
たとえばCafeのテーブルで
頬杖をつくひと時
ふいに美しい夜想曲が聞こえて来るように
哀しみのゆくえなど
何処かへ流れてゆけばいい
たとえばCafeのテーブルで ...
ページをめくると、150にも及ぶ短編が並んだ入り口に立たされる。
題名はなく整然と数字が打たれた下に展開される世界は、まるでエッシャーの騙し絵に迷いこんだようだ。
5 女の正体が実は額縁で/ ...
いきなりそんな冷たい仕打ちかよ
どこかでお会いした事ありましたっけ?
君に何した訳でもないのに
のっけから激しい攻撃
いじめっ子を通り過ぎて
もはやケンカでも売ってんですか?
心的に打ちの ...
いつもいつも
きみのこと
考えてるわけじゃないよ
ただ
青空を見上げて
時々
どうしてるかなって
思い出すんだ
胸につかえができて
切なくなる
もうあえないきみが
...
あなたの横顔を切り取って
額の中に入れました
そっと伏せて
見えないように
見ないように
それでも
あなたはそこにいるんです
正面のあなたは
涼しげな瞳で
わたしの心を見透かすよ ...
{引用=
一、整合
ふぞろいな
ひとりひとりの
でこぼこを
いちいち罵倒するのは
たいへんな
労力だから
さ
どうせ疲れることなら
お互いのでこぼこを
い ...
{引用=
................................................................
ちらりと光る水球の、たくみな剛速球、
それを誰 ...
「予」
予め渡されたまっさらな空に
どんな雲を描いたって勝手だけど
思い込みの風力のぶんだけ
天気予報ってはずれるんだよね
「定」
定まった行先 ...
隙間無く並んだ町並み
商店街のアーケード
自転車こいでるお巡りさん
穏やかで愛想のいい
クリーニング屋のおじさん
後ろ手組んで
何かを眺めてるお婆ちゃん
雑多だけど人情が染みる
夕日が ...
僕は 海のそばに住むことにした
十月の浜は ひとけがない
足跡もなくて 夏よりきれい
海の家は ほったらかしで
風鈴がやたら 鳴っている
冷たい風に ゆれる
ガラスの音で 空気 ...
米屋の横で死んでまえ!
米穀店そばにて。意味不明。
小鳥たち華やぐ喫茶 食器わらう
万事整えながら仏霊降り来るをじっと待つ
魂は餓えて水物ばかり欲しがる我
The Solitude of existence
A fine Saturday.
The place I live stands
on a plateau full of green ...
夏の縁を走る車窓のスライド
途切れ途切れの堤防の上
影を無くした雲たちが
空に溶け切れず沈殿する
銀色に眩しい床に脚を伸ばせば
車音の波にすくわれて
すぐに溺れてしまうだろう
もたれ掛か ...
いつかは投稿しようと思っていたテーマなのですが、なかなかまとまらないので試論ということでとりあえず投稿します。
現代詩批判から
文学は読者無しには成立しませんが、その文学を愛する読者は近 ...
きりとる窓の
昨日は堕ちて、今日へ辿り着く
限りある空をつかむ 手のひらに押し上げれば
さやかなる 密な水にみたされた聖域の{ルビ室=むろ}
消毒液の洗礼に息づく朝が やってくる
...
「つよいかぜのうしろでうまれたちいさなあわがいます。
あのこはけさそらへとのぼっていくゆめをみたそうです。」
きえていくあわをとおくにみながらのぼってゆくのです
生 ...
わー!
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
久遠の名のもとに
漣 風華
自由詩
0
09/9/15 1:25
造園の行方
〃
自由詩
0
09/9/15 1:24
なにもみえない
まさたか
自由詩
1
09/9/15 1:23
2009/9/15
鎖骨
自由詩
3
09/9/15 1:03
生きる理由なんて
邦秋
自由詩
2*
09/9/15 0:29
限りある世界で嫉妬する
渡邉建志
散文(批評...
3*
09/9/15 0:20
月の住人
服部 剛
自由詩
1
09/9/15 0:16
日々の失業よ
番田
自由詩
1+
09/9/15 0:10
外の暗闇で
〃
自由詩
0
09/9/15 0:09
睡眠薬ガ欲シイ
くゆら
自由詩
3
09/9/14 23:58
森羅万象
こめ
自由詩
12
09/9/14 23:39
やさしみ
相田 九龍
自由詩
5*
09/9/14 23:04
野良犬の唄
服部 剛
自由詩
1
09/9/14 22:46
詩集『月光苑』大原鮎美
渡 ひろこ
散文(批評...
7*
09/9/14 22:23
ツンデレラ姫
加羅
自由詩
1*
09/9/14 22:22
祈り
風音
自由詩
2
09/9/14 21:50
弱っちいな
ルナ
自由詩
7
09/9/14 21:21
小詩集【よろこび】
千波 一也
自由詩
3*
09/9/14 19:35
蒸発する夜
ogawa ...
自由詩
1
09/9/14 19:33
四行詩四態 <8>
nonya
自由詩
6*
09/9/14 19:10
下町の匂い
加羅
自由詩
2*
09/9/14 18:45
暗くあたたかい所へ
小林 柳
自由詩
3*
09/9/14 17:49
本日の想念 その一
A-29
自由詩
0
09/9/14 16:17
仏霊
アハウ
俳句
2*
09/9/14 16:12
the solitude of existence.
生田 稔
自由詩
0
09/9/14 15:56
夏の縁
ススメ
自由詩
1
09/9/14 14:45
私論・詩論・試論
……とある蛙
散文(批評...
8+*
09/9/14 14:33
「環境限界」
月乃助
自由詩
2*
09/9/14 14:32
終わる世界
e.mei
自由詩
21
09/9/14 13:49
わー!
udegeu...
自由詩
0+
09/9/14 13:27
4238
4239
4240
4241
4242
4243
4244
4245
4246
4247
4248
4249
4250
4251
4252
4253
4254
4255
4256
4257
4258
4259
4260
4261
4262
4263
4264
4265
4266
4267
4268
4269
4270
4271
4272
4273
4274
4275
4276
4277
4278
加筆訂正:
想起の中で
/
かんな
[09/9/14 17:48]
題を変更しました。
4.71sec.