友よ
僕は死ぬ
朦朧とした意識の中
それだけが
明確な事実
友よ
僕はいつの間に
ボタンをかけ間違えたのか
見上げた空の
青く染まったうろこ雲が
激しく上下左右
...
死んだ鳥みたいに止まり木にじっとしてるけど
お気に入りの曲がかかったらフロアに飛び出して
今しか命がないみたいに激しく踊るの
タップは踏めない(彼女裸足だから)
フロアは汗とアルコール ...
雪の降り積む
季節の頃に
じっとつぼみを
育んできて
やわらかな光が
いま やさしく包む
きょう、桜の花が
咲きました
これからずっと
幾年も
ふたりでいつも
過ごします ...
私は投稿された作品しか知らない。作者が作品を通じてしか外界と通信をしないのだからそれは当然だ。読者は作品を通じてのみその世界を理解するしかない。すると作者は作品を読者にまず理解させる必要がある。
...
鏨(たがね)を打ち込む
光沢のある表面に
一閃の傷をつける
堅固な光沢のある表面に
鏨(たがね)を打ち込む
切断する術は腕一つ
ハンマーふりおろしの際の微妙な躊躇は
表面を滑 ...
お月さま取ってきてよ
些細なことでボタンを掛け違えて
へそを曲げてしまった私に
ちょっと待ってろよ
今、長いハシゴ作っているから
そんな我儘を言ったことも
すっか ...
おでこを触らせてと言ったのに
駄目ですと
触らせてくれなかった
照れているのかなと思って
もう一度 ...
文字もなく
舌根支える力もない
8両編成があんな赤い帯だったか
そんな些細な疑問が突っつく
みんな枯れ
上空三百メートル
黄砂のまんなか
あるのは火の警告灯だけ
衝突す ...
コンビニの袋をちりちりいわせながら歩いていた
夜風のなかに小便のような匂いがした
あたりを見回すとその匂いはツツジの群生からこぼれていた
それは甘くて涼しいヨシミの匂いにも似ていた
連休ユ ...
{引用=
1
それは
空洞と
いう名前の
留保に過ぎないのだと
口に出していた
或る夜
人はすべて
寝静まり
ベッドの上で時間が
ぐんにゃりとする
...
冬の雪の下
土の中で正座していた足を
今ゆっくりとほどいていくように
私の足にも
春がおとずれている
痺れる感覚に
気を失いそうになりながら
すみずみまで血がめぐる
生 ...
雨の日の朝 台所で
僕は君の“おはよう”を待つ
きっとまだ起きないだろうけれど
一人の昼 一人の部屋で
僕は君を想いながら本を読む
儚い恋の終わりと重ならないように祈りながら
寒い ...
バイバイ
とか
さよならじゃなくて
またな・・・
そう、言ってくれたのは
夢の人でした。
螺
旋
階
段
の
...
ディ・スタンス
心地よいものごとを心地よくするのはわたしの脳みそ
捕まえられない速さで電気信号が駆け抜けて
きみの指は
きみの声は
わたしによってわたしにとって意味を持つ
...
わたしたちは時間をうまくやり繰りして乳清だらけのヨーグルトになる
触感がどうだとうではないのです(生き物なのね)あたたかい罠
皮膚擦れて 二階の角部屋は朝日に焼かれ まな板の上で震える枕
...
【死が二人を分かつまで】
死が二人を分かつまでに、あとどれくらい
私はあなたを愛することだろう。
かけがえのない時を刻みゆく中で
限りあるこの ...
女の子とセックスしながら
出来ることなら挿入しながら
ボードレールを音読したいと
思っているのは僕だけではないはず
あたしはこんな退屈な人を
彼氏にしてしまってよかったのだろうかと
ダ ...
咲き誇る桜の下
舞い上がる花びら
煌びやかな装いの中
きみは静かに微笑む
いつまでも
途切れることなく
これは
一枚のスケッチ
見上げると空に
一筋の雲
...
ピアニカみたいな歌の彼女
彼女に振られたけど
心地よい悲しさだよ
心地よい悲しさ
心地よい悲しさ
グミで出来た剣を振り回す
普通グミを剣にするはずはないよ
でもそれをさも当然のごとく ...
「空色のワゴンに乗ろう、あぜ道の綿毛を雲に届けるために」
三月の花の隙間に朧月 明日雨が降ればいいのに
人だ。
そいつは人なのに
純粋すぎるライオン
に似ているジュンさんだ。
ジュンさんだ!
ジュンさんだ!
見えないのか。
首の周りの毛が。
聞こえない ...
落ちる.
落ちていく.
落ちていく,自分が分かるのがイヤだ
すれ違うだけで
目を合わせるだけで
落ちてしまう.
離れていくのは簡単で
崩してしまうのは容易くて
ヒトは
...
本を閉じるように雲を抱え
糸くずのついた縫いぐるみに
兄弟の名を教える
のぞきこまれた気がして
草のつぶやきに
片言で行くと答え
噛み付くように
草をむしり切り捨てた
...
君に対して
誠実な言葉を口にすることが
できなくなったのは
君が僕を軽く扱うから
それは僕が
気が付かないまま
不誠実な行為を繰り返して
いたからなのか
ゆっくりと壊れてゆ ...
起きる意味がない
あなたはそう言って眠り続ける
目がさめてもそこから
出ようとはしない 窓の内側
だれにも同じ時は流れ
その音に胸は苦しくなり
私の正義であなたを切りつける
常識の旗 ...
OKなの?KOなの?
あたしは十分ばかだから
あたしのもってるもの
ほとんど無駄なもの
無駄は省けない
っていきがって
両手にラメを集めている
なんか
記憶は共有できるもの ...
廊下にある
黒板消しのクリーナーの台に
花も水も入ってない空っぽの
白い花びんがある。
生徒たちがふざけ合い、走り回るからそのせいで
花びんにぶつかるか、ぶつからないか
そんな状況をハ ...
金色の粒子が降り注いでそこら中
寂れた町も今日は暖かい
素肌の風が髪をさらう
息吹をBGMに
きみといつまでも溶け合っていたい
こんな日には
きみと離れる
方法を模索する
きみと繋がる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Where Are They?
寒雪
自由詩
0
10/3/28 16:29
ROLL
はるな
自由詩
1
10/3/28 16:02
桜 咲く
鵜飼千代子
自由詩
14*
10/3/28 13:23
「人はなかなか分かり合えない」について
ぎょうてんか...
散文(批評...
0
10/3/28 12:34
鏨(たがね)
……とある蛙
自由詩
6*
10/3/28 12:14
月 の 雫
鵜飼千代子
自由詩
10*
10/3/28 9:44
おでこを触らせてと言ったのに
〃
自由詩
6*
10/3/28 9:29
25
しべ
自由詩
2
10/3/28 6:12
蛇たちの天体
吉岡ペペロ
自由詩
7
10/3/28 2:59
あどけのない空洞
真島正人
自由詩
7*
10/3/28 2:38
許せない春
小川 葉
自由詩
4*
10/3/28 2:34
寒い夜 窓際のベッド
YuLia
自由詩
2
10/3/28 2:12
またな
いのせんと
自由詩
0
10/3/28 2:04
Spiral
唯視
自由詩
1
10/3/28 1:50
届かないので測れない
______...
自由詩
3*
10/3/28 1:41
(ほのかに腐った匂いにときめく根ナシ草が見るゆめ)
佐藤真夏
短歌
6*
10/3/28 0:47
死が二人を分かつまで
綾瀬たかし
自由詩
3
10/3/28 0:20
女の子とセックスしながら
瀬崎 虎彦
自由詩
1+*
10/3/28 0:13
Bend My Knees
寒雪
自由詩
0
10/3/27 23:19
ピアニカみたいなグミ
ぽこぽこへッ...
自由詩
3*
10/3/27 23:16
station wagon
ことり ま菜
短歌
2
10/3/27 23:05
花見
朱印
短歌
1
10/3/27 23:00
ラッキーライオンボーイ
おかず
自由詩
1
10/3/27 22:53
崩れ去る代名詞.
らぐ
自由詩
1
10/3/27 22:52
空を折るには指がたりない
砂木
自由詩
4*
10/3/27 22:42
毒
kauzak
自由詩
12*
10/3/27 22:39
ゆるやかな朝
朧月
自由詩
1
10/3/27 22:31
ヤンキー
アサリナ
自由詩
2*
10/3/27 22:00
花びん
山岸美香
自由詩
3*
10/3/27 21:40
休日
やや
自由詩
2*
10/3/27 21:22
4045
4046
4047
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
4055
4056
4057
4058
4059
4060
4061
4062
4063
4064
4065
4066
4067
4068
4069
4070
4071
4072
4073
4074
4075
4076
4077
4078
4079
4080
4081
4082
4083
4084
4085
加筆訂正:
桜 咲く
/
鵜飼千代子
[10/3/28 13:26]
祝婚歌
鸚鵡返し
/
高梁サトル
[10/3/28 10:24]
一部構成変更
月 の 雫
/
鵜飼千代子
[10/3/28 9:49]
誤字訂正
大鉄道旅行時代
/
片野晃司
[10/3/27 22:06]
縦書きに変更
6.94sec.