洗濯物がたまった部屋の
どんよりと重たい空気の中で
ぼんやりと外の景色を見ていた
当たらない天気予報ばかり
色んな予定を先送りにしては
何も出来ないまま一日が終わる
降り続く長い雨 ...
黒尽くめ
の
マドモァゼル
が
吹かす
Dominican cigar
の
煙の宙
を
泳ぐのは
鉛の魚
...
グアムワイハ、イタリアなんかくそ食らえだ
ユーラシアアメリカオセアニアアフリカ大陸くそ食らえ
夜の11時半、新宿のロータリーで拾ってもらって
車の中でキオスクのサンドウィッチ缶コで流し込んで
...
オマエらの
下らねェ基準を押し付けんじゃねェ
平均化され、飼い慣らされた奴ばかりじゃねェんだ
「あなたは、こうだから幸せ」
「あなたは、こうだから不幸」
そんな ...
芸術性とは何を持ってそう呼ぶのか
芸術とは、分析、記号化、言語化、データ化 そういったものに対するアンチテーゼだったはずだ(少なくともおれの中ではそうだ)
ならば、「芸術とはなにか」を定義する ...
靴の中に散らばったいくつかのジグソーピース(履いて出かける)
毛玉のついた毛糸の帽子をすっぽりとかぶる私の頭
発熱する横顔を追いかける冷たいからだ
掃除機で吸い込む埃と誇り(ないと呼 ...
批判できることはすばらしいのだった
自分のキャラクターを確立して打ち出すことは必要なのだった
人格をひとつのキャラクターとして記号化することは必要なのだった
批判できることはすばらしいのだった
...
切った髪 床にのびて あくびする 晒した首筋 歌う襟足
蠢動す 巣穴みっけた 雌百足 蓄膿症の 副鼻腔内
たそがれが連れた波を食み
孤島へ向かった足跡かき消されて
君はそこに取り残されたまま
まだ宝島をひとり占めした気分でいる
大人のくすりは苦いから子どものみつで潤おう
夢を見るのはたやすいねと ...
風船が飛んでいった
遠く
遠くへ
そして
すーっと
空に融けた
機械仕掛けの巨人兵が悲しい顔をする
手は空に差し伸ばされている
僕は
いいんだよって
しょうがないことなんだって ...
お元気?と聞き覚えない声がする電話の向こう詐欺師の匂い
何歳になろうと夢は美しいあの世この世の間で揺れる
台風が接近中と告げる声眺める空に恋文飛ばす
退屈な授業に背中向けたまま遥か彼 ...
バイバイ カザルスホール
最初は静々と
自信のない歌声は
旋律の迷いを消すだけの声で
他人の声は聴こえない
自分の声も聴こえない
歌に詞(ことば)はなく
声に魂はない
次に粛々 ...
書きかけの原稿用紙の上
私の物語はまだ完結をしらない
生まれてから今までの数十年間
1分ごと、1秒ごと
事細かに書き足されていく
初めはまだ色褪せていない真っ白な紙からスタートした
...
Englishman in New York が聞こえる
懐かしい香水の匂いが通り過ぎる
地下へもぐる階段で
地下鉄の隣の席で
自分の左手を見つめる
指輪がひとつ
そのほかはヌード
...
きみのおかげだよ
ぼくが
何もかも
投げ出してしまわないのは
感謝してるよ
だから
ぼくは
きみに平手打ちをプレゼント
痛いだろ
生きてる証拠さ
寝付いたきみの横顔 ...
欝になり
しばらくして
料理をすることが
困難になった
そして この10数年
簡単な料理以外は
作らなくなった
末の子は
あたしの手料理の味を
知らずに小学校にあがった
...
1 月はまるで、地球の薬指に光る真珠のようだ。
2 月はまるで、大きな藍闇に光る女の目のようだ。
3 月はまるで、私の心を映す鏡のようだ。 欠け行き満ち来る銀鏡。
4 月に呼応し ...
つけたゆびのあとはうすあお桃いろはなほの不在をつらぬき通し
おだやかな寝息はうみをつれもどしくち元にふるいはなをかざる
つぼみさへかたく締まつてゆめを見る足音とほくはるは逃 ...
はじまりの場所を探しながらいつも
風にゆれる木の葉を目で追った
夕闇が訪れるよりはるかに前に
次の言葉を捜してる
すれ違う季節が壁伝いに別れを運んで
涙は
僕だと思うのだ
考えさせられていない僕だったと
人間はそうだ 出て行く道も
考えさせられようとする君のいる
人間の立って出て行く影のいる どこだろう
君だけが 響いていたが
何で ...
ナポレオン
起きてこいよ
日本の朝日も
きれいなもんだぞ
おはよう
一番にそう言うのさ
教えてやろう
正義と野心にもえていた
そんな日もあったね
教科書に書いてある
僕は君 ...
誰をみて誰にふれても かまわないけど ぼくのことは 違う目でみて
船をたたむ)海岸からは海岸が見えなくてこれでは砂漠と同じです(海岸もたたむ
抜けそうな八重歯の揺れが開閉器 奇跡と破滅を行ったり来たり
(忘れたい)脳裏に散らかる消しかすはしろくて ...
【花葬】
足許に咲く一輪の花のように美しかった愛
白黒の心に一筋だけ色付いた、それは…愛
やがて枯れ逝く花の命は短い黄昏
明日は我 ...
にこにこ笑って街歩くと
誰かれ構わず
僕を笑うようだ
お前らなんてよ
後ろから近づいてぐさりだ
なんて時々思って
陰向いて笑う
俺 笑ってるんだ
誰もそんなもんだ
なにか ...
古城に積まれた石の壁を
遠くから眺めて
はせようとするけれど
なにも浮かばない背景
わからない時代をわかるなどと
桜の開花に似せて占いそうになる
今ある自分の足元の
小さな水溜り ...
ムラウチさんは横に座った人間が
とてもにおったので
ウエストポーチから取り出した
爪楊枝でそいつの手の甲を
刺した!
殴られた!
折れた!
歯が!
ムラウチさんはポ ...
egg
あの日の夜空に 一人こっそりと
込めた願いはちゃんと 星座になったかな?
大きな海を渡る 風はちゃんと
知らない町まで たどり着いたかな?
全ての歌が 鳴り止んだ後の
舞台 ...
これって何かの間違いだったりして
夕方近くに先日面接受けた問屋さんからの着信
胸の震え抑えつつ電話に出てみれば採用しますの吉報だった
他の誰かと間違えていないよね
いつもの野良猫に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
虹
1486 1...
自由詩
2*
10/3/30 20:50
Dominican cigar
唯視
自由詩
4
10/3/30 20:33
旅の思い出
salco
自由詩
6*
10/3/30 20:10
アウトサイダー
蒲生万寿
自由詩
1*
10/3/30 19:54
ありのままの記録
結城 森士
散文(批評...
1+
10/3/30 19:32
がらくたのそれからと私のまつげ
なき
自由詩
3*
10/3/30 19:22
感情の吐露
結城 森士
散文(批評...
1
10/3/30 18:48
気分転換
なき
短歌
3*
10/3/30 18:45
Home
ハイドパーク
短歌
4*
10/3/30 17:46
『はらいそ』
東雲 李葉
自由詩
0*
10/3/30 17:43
巨人兵
Oz
自由詩
4
10/3/30 17:03
詐欺師の匂い
夏川ゆう
短歌
5
10/3/30 16:29
合唱を さらに合唱を ーバイバイ カザルスホールー
……とある蛙
自由詩
9*
10/3/30 15:09
物語
とわ
自由詩
1
10/3/30 11:53
おとなのひと
たちばなまこ...
自由詩
9*
10/3/30 9:23
Thanks For You
寒雪
自由詩
2
10/3/30 9:14
キッチンドリンカー
森の猫
自由詩
4*
10/3/30 7:42
満月は欠け始めた。人類は月を10万年間も見て来て、・・・・・ ...
salco
自由詩
9*
10/3/30 4:30
春まつうた
はるな
短歌
4
10/3/30 2:55
For the wind that brings the s ...
瀬崎 虎彦
自由詩
0
10/3/30 2:26
無題
番田
自由詩
1
10/3/30 2:01
Napoléon!僕は
まきび
自由詩
1
10/3/30 1:56
劣等
はるな
短歌
1
10/3/30 0:57
ただ水があるだけの砂漠
佐藤真夏
短歌
5*
10/3/30 0:33
花葬
綾瀬たかし
自由詩
0
10/3/30 0:13
昼間はやってらんねー
竜門勇気
自由詩
2*
10/3/29 23:54
桜待ち
朧月
自由詩
1
10/3/29 23:53
ムエウチさん
アキヨシ
自由詩
2
10/3/29 23:33
egg
itukam...
自由詩
1*
10/3/29 23:27
言い聞かすひと
恋月 ぴの
自由詩
22*
10/3/29 23:20
4042
4043
4044
4045
4046
4047
4048
4049
4050
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4055
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4067
4068
4069
4070
4071
4072
4073
4074
4075
4076
4077
4078
4079
4080
4081
4082
加筆訂正:
旅の思い出
/
salco
[10/3/30 20:43]
語呂いじり
5.3sec.