暗闇を優雅に泳ぐ蛍見て星のない夜星になりきる
新聞に書かれた記事は似たような事件ばかりが並ぶ昨今
言の葉の一つ一つは輝いて君のハートの電球になる
よく晴れた何もない日に思い出す何もな ...
カシオペアの音楽
ベースの音
コーヒーの匂い
香水の香り
コートをかける
白い服
赤い服
ハイヒール
話はつきない
時間だけ経つ
心地良い空間
余韻に浸って
一周忌の夜ぽっかりと寝ころんで二階から漏れるママス&パパス
今夜また探り弾けない{ルビ前奏曲=プレリュード}ifという名の銀色の河
振り向けば買い物地獄の灯は遠く涼しい枯野 ...
おせば倒れるような 頼りないみどりいろの塀の庭で
それは八重桜のふる夜でした
少年は僕のことを何から何まで言い当ててみせました
彼はきっと
1000年まえに 海原で生き別れになったおと ...
あなたがおもうほど私
不幸に育っていないから
私を不幸な子だと呼ぶのは
やめてください おかあさん
あなたがかんがえるほど姉は
困ってなどいないから
知恵が遅れていると
泣かないでく ...
空に上がる
花火は
とても
きれいだ
まるで
ひとつの
絵のように
見える
またひとつ
空に上がった
空に
あがる
花火の火
「ドーン ドーン バーン バーン ...
秋が深まる季節
落ち葉の季節
秋が
深まってくる
ひらり
ひらりと
木から
落ちる
なんだか
とても
きれいに見える
落ち葉は
またひとつ
落ちていく
いろ ...
雪の降る夜に
どこからか
白兎が
現れた
白兎は
遊びまわり
跳ねまわっている
いつまでも
いつまでも
雪の降る
野原を追いかけていた
春が
待ち遠しいね
うさぎ ...
君の命を思うとき
自分の命を考える
この生きざまを
君がすべて見ているのなら
私は決して褒められた生き方なんて
できない人間で
これからもうまい生き方ができそうにありませんが
...
止まらなくて、困ってるんです
頭の配線、「プツリ」って
思考回路、「グルリ」って
溶けだした脳みそじゃ
もう、何が何だか…
絶頂注射、「ブスリ」って
錠剤一錠、「ゴクリ」って
残 ...
冷えたワインを片手に
盗んだ車で
湾岸線をドライブ
ぼくときみは
ボニーとクライドを気取って
飲み下すワインが
弾けるようなスピード感が
心地よく
ぼくを酔わせる
...
中二のとき家出をした
ぼくはすこし複雑な環境にいた
遠い親戚が経営している病院の
ぼくは病室をあてがわれて住んでいた
妹にはその隣があてがわれていた
病院の四階が院長夫婦 ...
胃のうらのぼこぼこたぎる泥沼のいきれに甘い怒りを棄てて
メタメタに打つくろがねのなかにある熱にあてらる頬よ夜波よ
街中で裸足を雨に濡らす朝 夜の記憶は臓腑のかなた
ばばぁども
...
左手にかなしみ それならば右手に何をつかめばいい?
息が白く地面は固く 僕はこんなにも弱かった
ただこの手のひらに落ちては溶ける結晶のように
無力さもほどけていく事を願い そうはならなかった
...
本当にそれだけ。。。
なんで存在してんだろ
戸籍から抹消されたい
みんなの記憶から ...
かつてアナタの唇は
食事と
つまらない言葉をならべるために
その唇はいまでは
ワタシとキスを
交わすために
ねぇ、
どっちのほうが
正しいの
世界は二頭の象が支える巨大な円盤ではなく
真空に浮かぶ球体にかろうじて貼りついている
ざらざらとした薄い膜に過ぎない
と知った日から君は
旅に出る必要がなくなってしまった
それなのに
果て ...
佇んで
どうしても 離れてゆかない 景色が
ひとつ
立ち食いそば屋で
夕飯を食った
客のほとんどは
お酒を飲んでいて
立てなくなると
ざるそばを食って
次々と去っていった
素数について
話している客がいた
立て ...
同じベンチで話していたはずなのに
いつしか君は二階の窓辺に立つようになった
僕は君に逢いに窓の下へと通うようになり
見上げるかたちで君と話すようになった
やがて君は窓辺に立つこともなくなり ...
{引用=
おまえは死への憧憬もないまま 籠を抜け出して
まだ春も遠い 凍える大地へと羽ばたいていった
空高く飛翔することも出来ない そのか弱い翼で
導きの手もないまま 朽ち果てる身体は
誰に ...
私しか「アトリエ」と呼ばない場所で
あのひとは輪郭のまま西を向いている
むせ返るような夕陽の匂いのなか
パレットで乾いた水彩は、それきり
藍が好きだったと思う
雨が好きだった ...
地表の70%は海という
今 温暖化で氷が溶けて
海のカサが増しています
たいへんだ たいへんだ
早くなんとかしなくっちゃ
どこかの学者が発表しました
地球の質量に比較して
水 ...
弱いのです
弱いのです
さみしさをしらないふりにできるほどに
わたしは強くないのです
あなたに声高にさみしいといえるほどに
わたしは弱くないのです
死にたいと
死にたいと
あなたにいえるほどに幼稚で ...
何処へ行けばいいんだろう
絡み合えず溶け合えず
気味を隠しておどけてみても
化けの皮はすぐ剥げる
今度こそはと
無駄かもしれない抵抗を試みてはみるけれど
戸惑うばかりで動けやしない
...
ふかくねむることを
とてもとても求めているのに
痛くていたくて
指先までさみしさがはしって
からだが夜をこわがっている
明日の憂鬱を予測しながらまた
わたしは一錠よぶんなものを飲み下し
それはわたし ...
{引用=今までどうしても言葉にできなかった
いつだってそれは眩しさと悲しみのイメージで立ち表れてくるし
僕の言葉はただ、その名から溢れ出るしかないものだから
それでも今日僕は綴る
...
こんにちは。ことこです。
ショートレビュー・サンデーのお時間がやってまいりましたよ!
今回は、
◆神保町にゆきたい / ZUZUさん
◆育成歴 / つめきりさん
◆マザー / 宮下 ...
ひらり蝶、みぎの羽には春をのせひだりの羽で君にくちづけ
何もかも愛のために許せるわけもなく
あなたがつまらなさそうに出かけるのをとめることも出来ず
どっちもどっちな夜はふける
こんな風に両親だって不仲になったのじゃ と
おもいあたるふしはあった ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜明け
夏川ゆう
短歌
3
10/2/11 15:18
コーヒータイム
ペポパンプ
自由詩
9*
10/2/11 14:48
春待ち
都志雄
短歌
3*
10/2/11 14:41
1000年まえに
永島大輔
自由詩
2
10/2/11 14:03
やじろべえ
朧月
自由詩
5
10/2/11 12:28
花火
そよ風さん
自由詩
2*
10/2/11 11:08
落ち葉の季節
〃
自由詩
3*
10/2/11 11:03
雪の降る夜に
〃
自由詩
3*
10/2/11 10:59
家族
桜 歩美
自由詩
5
10/2/11 9:31
鎮痛剤
逆鱗社長
自由詩
1*
10/2/11 8:27
塩味
寒雪
自由詩
2
10/2/11 8:10
家出のよる
吉岡ペペロ
自由詩
10
10/2/11 8:07
不機嫌な朝の小指と踊りませんか
は やしや ...
短歌
0*
10/2/11 3:26
雪と沈黙
瀬崎 虎彦
自由詩
2
10/2/11 1:34
消えたい。
ほのか
自由詩
1*
10/2/11 1:22
無題
zzZ
自由詩
0
10/2/11 1:21
無題(世界は二頭の象が〜)
カワグチタケ...
自由詩
12
10/2/11 1:19
bitter sweet
ゆびのおと
自由詩
2
10/2/11 1:06
素数
小川 葉
自由詩
11
10/2/11 0:37
そのベンチに置かれた一対の革靴について
瑠王
自由詩
8*
10/2/11 0:33
シーニュとしての擬似死
高梁サトル
自由詩
10*
10/2/11 0:09
標
Rin.
自由詩
14
10/2/10 23:44
[ホシボシノウタ]0.025%の真実
haduki...
自由詩
0
10/2/10 23:25
よわむし
あぐり
自由詩
3*
10/2/10 23:16
ならばわたしは
葛葉もなか
自由詩
4*
10/2/10 23:08
こえにできない
あぐり
自由詩
3*
10/2/10 22:57
帰れない
依
自由詩
12*
10/2/10 22:31
ショートレビュー・サンデー+++待ちかねる、その日に
ことこ
散文(批評...
1
10/2/10 22:11
ちょうちょ
ことり ま菜
短歌
1
10/2/10 22:11
換気扇
朧月
自由詩
6
10/2/10 22:11
4048
4049
4050
4051
4052
4053
4054
4055
4056
4057
4058
4059
4060
4061
4062
4063
4064
4065
4066
4067
4068
4069
4070
4071
4072
4073
4074
4075
4076
4077
4078
4079
4080
4081
4082
4083
4084
4085
4086
4087
4088
4.62sec.