ぼくのタクシーが壊れてしまった
だからもう、ぼくはタクシーに乗れない
朝食の後、歯を磨いていると
血のような味がして
吐き出すとやはり血だったので
歯槽膿漏か何かかと思い
壊れ ...
私達は
少し難しい言葉を並べただけで
頭が良くなった
気分になっちゃって。
私達は
少し深い会話をしただけで
全てを理解した
つもりになっちゃって。
実際、本当 ...
小さな缶に
思いを小さくして
詰め込みました
ぎゅっと
ぎゅーっと
ぎゅーっぎゅーっと…
詰め込み過ぎたので
もう一つ缶を作りました
もう一回り大きくし ...
食事を邪魔された黒猫は
あんぐり口を開け、あらぬ方向を眺めた。
何かが見えるようだが、
飼主に頭を撫でられ、首を大きく伸ばした。
彼女は飼主が好きなのだ
視線を合わせたままにゃーとなく。 ...
「何叫んでんだ?」
海人が現れる
全部聞かれていた
私はもちろん
赤面
夜で多分見えちゃいないが
海人はわかってる
その事を
恥ずかしい
「じゃあ、俺も叫ぼう。おぃ、桜!! ...
どっちのおじいちゃん先生が溜飲を下げようと
砂を噛もうとこの地に雨は降らない。新品のカラフルな長靴を
または雨傘をまたは雨ガッパをともかく幼子らは待っている。
私たちはそれぞれの宝石を決して紳介 ...
低迷線をたどっていきつく先は壁
そうしたら垂直に昇ってゆこう
横のままなら低迷でないから
いつのまにかの上昇線
また壁
真逆の心理の状態は
笑えるものだと思うのです
頭から垂 ...
汚れていくオレ
トイレの壁みたく
黒いペンが
オレのこころを凌辱する
汚しているオレ
電信柱に
立ち小便して
ひとのこころを辱める
二人ともオレ
まぎれもなくオレ
...
{引用=
あなたという人の
縦糸は切れる頭
横糸は深い情が
幾ら派手な模様を描いても
いつも指にやわらかい
わたしの名前をまろやかに囁く
その声以上になにが甘いだ ...
私は何を、私にする?
忘れてしまった 記憶だ
記憶は 私の体の中から
ああ すべて忘れ去られた
その意味を 忘れた 空だった
色となって 私は 知ることだろう
その 色ではない 空に私 ...
あなたと
手をつなぎたい
光る新緑の下で
あなたは
やさしい
写真を撮る
可憐な花々がより
やさしく 映る
あたしは
もっと やさしくなれる
そして
あなたの
...
勝手に生きればいい
しかし尊厳をけがしてはならない
人は苦しみ、苦しまれ、腐りゆき、絶望に涙する
(しかし人は悪魔という方向で落ち着いたようだ)
お前の呻き声は草むらの路上に悪魔の見下 ...
枕を濡らさずに抱き枕を抱いて眠る私には
君の淋しさなんて解らないのかもしれないね
それでも私は淋しいのだと言い張りたい
誰かの声がする此処は安らぐことのできる
唯一の憩いの場
話して ...
午後三時
初夏の森は緑の海
風に揺れる光が跳ねている
ひらいたままの図鑑
次のページがめくられるのを待っている
外の景色に気をとられて
どこまで見ていたのか忘れてしまった
図書 ...
僕の飼育権を勝ち取ったのは名実ともに日本一の動物園、上野動物園だった。
僕はすぐさま薄暗いトラックの中に入れられ、東京へと運搬された。
園内に着くと早速、僕は檻の中へ放り込まれた。
新しく造られ ...
燻ぶり続けた今日が終わると
皆、靄に戻っていく
拡散された、再構築
明日には、昨日と同じあなたはいないでしょう
裏路地の、静けさ
雨宿りもすっかり、済んだので
手を、振り合おうとすると ...
さよならは聞こえない
開かない口の中で響く
飲み込んだその一言が
こんなにも辛いもだとは知らなかった
だから涙が流れた
カーレースの試合は
全クラッシュして最後に残 ...
苺味の苺
琥珀色の琥珀
とても人間らしい人
そんなものはどれもありません
それでは出口はどちらに
そんなものはありませんよ
だって入り口さえなかったでしょう、此処には
速さを速さに過ぎる文字が
すべてすべて骸骨に去る
平らな井戸よ
容れものの子よ
二重の息や光の帯
朝へゆく朝 止めもせず
ただ見送ればその先に
二重の雨の ...
空をゆくまぶたたちの群れつややかに包帯となる傷の器たる
片方に吹く未練風おしのけてまぶたの周り確かめつづける
まぶたからまぶたのすきま燃え上がり夜を ...
積もりゆくkbps三角譜
なみなみと鉛をそそぐ緑かな
憎しみは音のうしろで待っている
偽の星ひとつめくれば偽の星
背後か ...
想いと言葉は
いつも
正反対なのです。
それというのも
月の光が
太陽の光の反射によるもの
だからだそうですよ。
だから、
新月の夜には
あんなにも
悲しくなるのでしょう。
疲れて、
布団に倒れる。
今日も一日よく働いた!
少し気が立っている。
どこの家も
テレビがついている。
洗脳されている。
自分の意思がなくなる。
国家存亡の危機
日本はダメ ...
十字路という十字路を捜し歩いてようやっと
悪魔の居る十字路に辿りついた
僕のスタン・スミスは十六代目
...
ベランダで育てたハーブを摘んで
朝ごはん代わりにサラダにしてわしわし食べて
お腹が満たされたぼくは
草むしりでもしようと
雑音まじりのラジオから
山口百恵の『プレイバックpart2』が流れ ...
しじみの輸入が自由化されるという噂を聞き
反対運動に尽力しろと指令が下るが無視する
労力を注いでも注いでも
状況が好転しないのは
呪われているから
自己中心的で仕切りたがりなのに
...
想う
人を
想う
愛を
想う
幸せ
何らかの理由により
自分の意志を決める。
あなたは自分を人の前で
出せますか。
いいえと答える人
あなたの1年はあまりに
短い。
はいと答える人
あなたは嘘つきだ。
わか ...
伝わらないんだ。彼が鈍いだけじゃん
ひとりの時間誰にも必要こんな時代は
メガネ派になり 北風も心地よいかな
心が痛む?絶対なものは君自身だよ。
ズカズカ心に。 ...
心がスカスカとするのはまるでプラモデルになった様で、自分の力で何とかバランスを取り立っているのが精一杯になります。それはもう無様で、例えば指で突かれて転んでも自分の思うままに動けない体とか、足の裏側で ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
行灯
たもつ
自由詩
8
10/5/16 15:23
私は何を知っていようか?
ユダ
自由詩
0
10/5/16 13:09
オレンジ
伽茶
自由詩
2*
10/5/16 12:46
黒猫は ー猫三題めー
……とある蛙
自由詩
10*
10/5/16 11:34
メロディ 後
Oz
散文(批評...
2
10/5/16 9:56
でっかい頭が2Dだから
キリギリ
自由詩
0
10/5/16 9:46
箱からの脱出
朧月
自由詩
2
10/5/16 8:56
反作用点
寒雪
自由詩
1
10/5/16 8:02
あやとりごっこ
空白さん
自由詩
3*
10/5/16 6:08
空の色
番田
自由詩
2
10/5/16 3:14
ぬくもり
森の猫
自由詩
3*
10/5/16 2:50
何と愛の無い世界
散布すべき薬...
自由詩
1
10/5/16 2:36
一瞬の子守唄
ゆず
自由詩
2*
10/5/16 2:08
図書室の窓辺から
ベンジャミン
自由詩
8*
10/5/16 2:05
青木龍一郎が動物園にやってきた
青木龍一郎
散文(批評...
3
10/5/16 2:01
終日
霜天
自由詩
1
10/5/16 1:21
それでお〜しまいさ
こめ
自由詩
7
10/5/16 0:46
仮想現実
瑠王
自由詩
2*
10/5/16 0:36
夜めぐる夜 Ⅳ
木立 悟
自由詩
6
10/5/15 23:57
目蓋路
〃
短歌
4
10/5/15 23:54
常冬灯
〃
俳句
3
10/5/15 23:52
定説
國朗
自由詩
1
10/5/15 23:07
国家存亡の危機
ペポパンプ
自由詩
3*
10/5/15 22:57
ロバートのは聞いてやったくせに
TAT
自由詩
1*
10/5/15 22:34
草むしり
冬野 凪
自由詩
1*
10/5/15 22:20
カッシーニの輪
a
自由詩
1
10/5/15 21:49
妄想癖
ゆず
自由詩
0*
10/5/15 21:20
2010年前
紙喰虫
自由詩
4*
10/5/15 20:10
「キミの傷」
森の猫
自由詩
1*
10/5/15 20:06
プラスチックガス
プル式
自由詩
2
10/5/15 19:15
3993
3994
3995
3996
3997
3998
3999
4000
4001
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4004
4005
4006
4007
4008
4009
4010
4011
4012
4013
4014
4015
4016
4017
4018
4019
4020
4021
4022
4023
4024
4025
4026
4027
4028
4029
4030
4031
4032
4033
5.39sec.