選ばなかったものが届いたのではないか
重大な間違いの渦中にいるのではないか
という考えが四六時中頭を占めるのであれば
自転車に乗って住宅地を走って
片道5時間の道のりをかければ
緩和できると ...
自然や
動物や
静物を
つかってしか
ものがいえないなんて
なんて
と
そこから
さきに
つぐ
ことばが
ない
なんて
なんて
と
沸きあがった
からだが
うその ...
夜の隙間でないていた
メェメェ羊
月明かりを浴びて
夜空に駆け出すよ
数え切れない星々の
川を泳いで
メェメェ羊旅をする
ねぇ君
体中に星が広がってるんだね
夜空と混ざりあって
...
ぎざぎざだ
尖がった角は ひっこまない
じぐざぐに歩くしかない気持ちになってくる
出会いがしらに
そっけない会話
電車のドアがあいて
目をあわせないで降りる
しあわせ
探してる ...
言葉から、言葉を取り除いて
はじっこにまとわりつく
川の流れから、水と清らかさを取り除き
切り開く
標本に、甘いアルコールでなめされた
生き残りの情念を留め
...
夢を諦めないで
夢を捨てないで
夢を見せてくれ
夢を叶えてくれ
苦しいときには
ぐっと耐えて
自分のできることを
コツコツとこなす。
言いたいことを
ぐっと堪えて
息をのむ ...
辛く悲しく惨めな時こそ
背筋を伸ばし天を仰げ
頭上に高く
望月は昇り輝く
冬の寒風にさらされているのは
君だけではない
葉の落ちた街路樹も
あの ...
大丈夫だよ
すべてわかっているよ
きみの渡そうとしている箱の中身も
それについた小さなメッセージカードの言葉も
わかっているという言葉の不確かさと愛しさも
だからそんな顔しないで
外はばか ...
忘れたい
忘れたくない
ぼくはまだ
きみが側に居ると信じたい
けれど現実は
ぼくにそうさせてはくれない
冷たい
冷たい
ゆるぎない心で
ぼくはきみを
...
星が降ったら火傷して
まっ赤になって手を打った
いつも最初にうそついて
きらわれたって構わない
あきらめるのは
らくだった
自分のうえにもう星が
降らないことも
知っていて ...
ぼくたちには二本の腕があって
きみを抱きしめることができる
でもきみの腕はとても重くて持ち上がらない
ぼくたちには二つの眼があって
きみを見つめられる
でもきみの眼はまぶたに ...
半分以上寝ぼけた君が
また行っちゃうの?
帰ってきてと
つぶやいたような気がする
君は猫のように体を丸めて
ぬくもりを求めている
時間が流動する
体液も流動する
唾 ...
ねえ
ぼくはわるいこ?
だから
ぼくはしかられるんだよね
なぐられるんだよね
わかってるんだ
ママは
ぼくのことをきらいじゃないって
ぼくのことをおもってるんだって
だか ...
物語の始まるみたいな
ぬるく湿って小雨がまじった風の朝にパタンパタンと鳴る看板と
何処からか聞こえる気がした
アンプの無いエレキのシャカシャカというセンチメンタル
雲は低くうねりながら
その ...
しっくりこない幸せよりよりも
自分にぴったりな不幸の方が
居心地がいい。
そう、言い切ってしまった私
今朝の空気はすがすがしい。
青い雨と蛍光灯の光が見える
朝めざめてまだ空いている車中で
ぼくのまだ冷たい鼻を中心に
きょうも世界を考えはじめている
命を使いきることを課していたら
不倫なことはしたくなくなる
どう ...
女が死んだと聞いたのはいまから五日後のことだ
川沿いの夜に白がしなだれかかる頃それを聞いた
死世界のぼんぼりを幻視して生の回廊を歩いていたのは
私である筈なのに三年前別れた女がさきに ...
汝こぼすなかれ
汝、精を地にこぼすなかれ
一粒の麦・・落ちて、死なずんば、ずんば、んば、あばばばばば
❤
2024年、ウィルスの細胞変性効果に着目し ...
時にいっぱい体が欲しかった。あの国は眠気が襲ってくるのはなぜなんだろう。どこにあるのだろう。心のスイッチが欲しかったのかも知れないと今では思う。今は遠くに行ってしまったけれど、ニューヨークを働きたい会 ...
僕は僕を知るだろうことを歩いていく
聞こえる老人の 生きるだろう 僕を
時間のように 歩くだろう 宝石は
声は 僕の歩くだろう 中を
無くした 中を 過去の
中もない 何の旅立ちなのかと ...
{引用=からだの奥から
たらたらと
わたしが滴り落ちていく
産声とともに泣いた日の
わたしの初めの一滴を含んだ雨で
シーツを洗いたい
足跡にそって
てんてんと広がった池を
みじめな ...
ブルームーンに憧れて
ひたすら私は待っている
たった一目でかまわない
ただその月を見られれば
私を照らす月光は
きっと仄かな青い色
全てを癒し救う色
だから私は祈るのだ
この ...
降りしきる雨が冷たくて
空色の傘と長靴と
赤い錠剤を渡したけれど
きみは、
だいじょうぶと笑って
飛び出していった
降りしきる雨に
きみが壊れやしないかと
怖かったんだ
...
April fool「知ってる?猫の瞳の裏側は月ということ」
僕は嘘をついたはずなんだが
僕の嘘は誰にも見破られなかったので
僕は嘘をついていないというのが通説であり
僕自身には僕が嘘をついた認識と記憶があるのだが
嘘をついたことこそがもとより嘘 ...
明け方のカラス/みたいにうたってたい
ふりほどいた落ち葉がゆるく 遠ざかる音のする
まだヒトのいなかった頃みたく 吹きすさぶ音のする
空 風がおおく集 ...
グリーンサラダ緩やかに飛翔
土筆の連隊、以後、お見知り置きを。
ふきのとうの視線が、一斉に動く
その先には、すずめ鼓笛隊
移動しながらラッパを吹く
朝、夜との別れ
ハローハローハロー
オープン、オープ ...
ぼくは濡れた路の上に立って
ゆるやかな忘却みたいに終わってゆく雨を見ていた
15時25分をすこし過ぎたくらいで
どうしようか決めかねているみたいに
太陽がうす雲のあいだ ...
ピアノの弦がきしむように
心が鳴った
あなたが悲しい顔をしたから
聞かなければ良かった、
ただそれだけ
プールの栓をぬいて
黒い、水の底から
月に照らされるように浮かんだ
予定調和 ...
愛という字の真心で
眠たい連れに肩たたき
ここに乗せろと肩たたき
電車の揺れも誘って
次に起きたら最寄り駅
愛という字は真心で
頭と肩に挟まれた
あそ ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
魂が汚れるから
a
自由詩
0
10/4/2 22:30
ツォ
イシダユーリ
自由詩
7
10/4/2 22:18
メェメェ羊
ミツバチ
自由詩
10*
10/4/2 20:04
一緒にかえろう
朧月
自由詩
4
10/4/2 20:01
はじっこにまとわりつく
Ohatu
自由詩
1
10/4/2 19:58
ローマ5:3-4
ペポパンプ
自由詩
5*
10/4/2 19:42
祝福
蒲生万寿
自由詩
1*
10/4/2 17:46
合わせ鏡
靜ト
自由詩
3
10/4/2 17:22
きのう
宙空 心
自由詩
0*
10/4/2 17:16
星が降ったら
はるな
自由詩
3
10/4/2 17:16
あした
宙空 心
自由詩
0*
10/4/2 17:09
ほとんど麻痺をすることで僕は人を愛することが出来る
真島正人
自由詩
7*
10/4/2 14:41
いいこ
寒雪
自由詩
0
10/4/2 12:02
砂の上の棒倒
プル式
自由詩
3*
10/4/2 11:45
窓
うめバア
自由詩
1
10/4/2 10:36
春の青雨
吉岡ペペロ
自由詩
5
10/4/2 7:48
生の回廊
〃
自由詩
2
10/4/2 6:56
陰陽同体手術
salco
自由詩
9*
10/4/2 3:13
知る風に聞く
番田
散文(批評...
1
10/4/2 1:25
今日を砂漠へ
〃
自由詩
2
10/4/2 1:21
火群
夏嶋 真子
自由詩
37+*
10/4/2 1:14
青き月
麻生ゆり
自由詩
2*
10/4/2 0:53
輪郭線
石黒あきこ
自由詩
3
10/4/2 0:15
April fool
ことり ま菜
短歌
5
10/4/1 23:59
嘘が嘘ならば嘘である嘘
しろう
自由詩
1*
10/4/1 23:56
Frequency
あすくれかお...
自由詩
4*
10/4/1 23:37
The march in March (春について4)
クローバー
自由詩
2*
10/4/1 23:32
密度に欠けるプール
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
10/4/1 23:23
エイプリル
アズアミ
自由詩
2
10/4/1 23:16
肩まくら
短角牛
自由詩
0
10/4/1 22:50
3990
3991
3992
3993
3994
3995
3996
3997
3998
3999
4000
4001
4002
4003
4004
4005
4006
4007
4008
4009
4010
4011
4012
4013
4014
4015
4016
4017
4018
4019
4020
4021
4022
4023
4024
4025
4026
4027
4028
4029
4030
加筆訂正:
陰陽同体手術
/
salco
[10/4/2 3:19]
改行の為
金色のドアノブ、誰かがワルツを
/
瑠王
[10/4/1 23:56]
携帯から修正したら一部切れてました。修正。
8.31sec.