向こう側
行ってはいけない場所

生き生きとした花
でも
それは全部嘘

穏やかな青空
でも
それは全部偽

にこやかな人々
でも
それは全部虚構

僕を誘うための
全 ...
まっさおにしろいくも
絵に描いた様な夏の朝だ
裏の戸を開けつつ
ひたすら上を見るのだけど だめだ
いつもの場所にいつもの死体
蟻に狩られて頭から胴体の途中まで
ミイラ化した子蛇が
巣穴に ...
 
 
土曜日はいつも
草のことを考える
誰もいないのに
ハサミで紙を切ってしまう
 
 
+
 
 
青空を両手ですくう
指の間からさささらと零れ落ちる
さっきから公民館の ...
※アメリカのライト・ヴァースの経緯については「ライト・ヴァース雑感2」をお読みください。→https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=215625


こちら、 ...
蝉が泣く
蛙が鳴く
草木が揺れる

こんな夏の日の宇宙論に言わせてみれば
私だって宇宙なのだ


{引用=ボイジャーは太陽系外に旅立ち
やがてライカと出会うだろう

アダ ...
セックスすると余計な力が取れて抱きやすいんだよな、おまえ
ほら
おれが寝てるあいだに世界をみるのはおまえの役目だろ
往くおくをかえて 眠り出づるは猫のぬみ
ははを離せば 肩を流せば
銀貨一枚で買った子供
を可愛がっている
五百円の価値しかない人間の愛情が
太陽を探したまま
サボテンになる
出窓の頬杖に刺さる景色に
血を垂れ流しながら
水をください
とコンクリートの ...
角砂糖ひとつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個室
父が一杯の水を差し出す
母が一輪の花を差す
それがかつての始まり
最後に望む光景

角砂糖ふたつ分のダリで歪んだ
そんな私の記憶の個 ...
巡る季節のメルクマールは
春なら山吹色繚乱
秋なら様々紅葉だろうが
夏には草が深過ぎる

朝顔 向日葵 鳳仙花
白粉花と 夕顔と
露草 ねじ花 百日紅
小学校の夏休み

街を離れて ...
髪をほどいてこちらへおいで

いいえわたしはこのままで

ここからあなたを見ています

そこからわたしは見えますか

体温がなければだめですか


この冷たい肌を知らずに
...
「今日も暑い」

言いながら僕は
汗まみれになりながら
近所を散歩してしまう


「今日も暑い」

言いながら君は
ベランダの洗濯物を
いくつか
床に落としてし ...
不快な夢を見たから仕方がない、とシェドゥムは自分に言い聞かせて酷い有り様の鏡を眺めた。そして自らの寝不足を示すその悲惨な顔をではなく、閉め忘れたドアの先の暗がりが映り込んだタブローを凝視し始める。それ ...  眠らないバスにのった
 眠れないぼくは
 あの野性化した雲といっしょに
 あかるい夏の海辺をどこへむかっていたのだろう


 写真でみただけの
 マリアナ諸島の鮮やかなブル ...
「天使やね」眠る赤子の顔見つつ
        悲願の子宝 友涙ぐむ

唇を 夢路の途中 ちうちうと
        乳飲むしぐさ 愛らしきこと
               100722




90日間で世界一周!
80日と君は言う
休みを入れない旅先で
10日間が惜しいのか
元気いっぱい歩いてた
どこかに消えた十日 ...
手拭を汗ふきとらむと思いてや万葉の歌涙をぬぐう

蕎麦食めば妻の与えし千円の中よりいでしそのそばの金

物乞いをなすと思わじ今朝の妻の与えし何がしかの金

芸術によって何をなさんやただ表面 ...
反響している>拍手はおめでとうという意味だったが <壁と壁を行き来して >徐々に薄まりもう残っていない <うすくしろいバスタブ >詮をぬくと水がつつぬけていく <逆方向  >ずぼずぼと音をたてる <反 ... 夏の暮れ
理性ヤられて
押し倒す
まるで動物
REST3000
地上に神話が生まれた頃
言葉は同じだったかもしれない
大陸が地球のいたずらで
いろんな形に変わっていくと
みんなの言葉も
いろんな表現に変わっていって
気がつくと百メートル先に立っ ...
悲しい時に 悲しい歌を 聴いちゃいけないよ
益々 哀しくなってしまうから

嬉しい曲でも いけないんだ
悲しみを 上手に
  飲み込めなくなって しまうだろうから。

★,。・::・°☆ ...
そっと胸をなで下ろしてみる
今まで気付かなかったこと 塞いでいたもの
射していた日が見えていてもちゃんと呼吸をしていた

誰かのためにいたい だから肩で息をしてまっすぐ見つめていたい
今日く ...
浜辺に砂が少しまきあがっている。男には、アイスクリーム売りや、赤いパラソルの貸し出し屋、肩もみ屋、サンオイル貸し、サーフィン教室の勧誘者が歩き回っている。中古屋は、その手の中に何も持っていなかった。男 ... 柔らかいものをずっと
柔らかいままで残すためには
何が必要かなんてわからない

綺麗なものはきっと
綺麗なままではいられないのだと
そう思った
ただ そう思った

どんなに閉じ込めて ...
 コインパーキングから出ようと精算したら、隣に止めていた車の
料金を払ってしまった。めげずに、もう一度コインを投入すると今度は
そのまた隣の―といった具合で、運転手たちはさまざまな母国語で、
あ ...
どうしたらいいのか わからなくなったときは 川の水を飲もう
全部飲んでしまえ

飲みきれない切なさ
常に飲んでいる
常にごっくん

喉は いったんもめんのように揺れている

川が喉に ...
 
 
 
【悲しみを乗り越えて】



 私たちには悲しい思い出がある。
 それでも今こうして生き続けている理由は
 あの日、
 あの時、
 あの場所で、
 死んでいった人た ...
何にもない手の
何ですらもない 路地で
ひとり 奏でる
つぶやきの中を 立ちつくす

緑色の 芝生の上に
楽器をなくした
誰かに 届くであろう
声を 私は持っている

何にもない手 ...
私の希望を思う言葉に知る
ひどくつぶやきに思わされながら 
思う 私は 思いを
寂しげな憂鬱に浸っている


何もしない
そして 何もしないままである
私は遊ぶことなどなくいつも 音楽 ...
毎日繰り返される細胞破壊
それは儚い真実
大切なことも忘れてしまうのかな って
そんな風に感じる

あなたの言葉は
深く奥に刺さり
胸を貫いていくナイフ
優しすぎて
耐えられない
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
向こう側うずら豆自由詩210/7/22 22:06
狩る 断末魔砂木自由詩2*10/7/22 21:35
明日たもつ自由詩610/7/22 21:23
ライト・ヴァース雑感ふるる散文(批評...20+*10/7/22 21:20
夏の宇宙論セルフレーム自由詩210/7/22 20:36
せかいはるな携帯写真+...110/7/22 20:27
十二支蝶自由詩010/7/22 20:01
錯覚光井 新自由詩110/7/22 19:46
記憶の個室瑠王自由詩9+*10/7/22 19:37
夏の七草海里自由詩210/7/22 19:28
わがまままひ自由詩3*10/7/22 19:14
夏のサンデイホロウ・シカ...自由詩010/7/22 18:58
シェドゥムのための習作有末散文(批評...110/7/22 18:36
うつつと夢の間を縫うバスに乗って石川敬大自由詩1910/7/22 17:21
雨音些末短歌0*10/7/22 15:23
十日間あおば自由詩3*10/7/22 13:22
汗と涙生田 稔短歌3*10/7/22 12:34
バスタブタスバさわ田マヨネ自由詩210/7/22 11:48
ウスバカゲロウTAT短歌1*10/7/22 9:58
バベルの塔寒雪自由詩010/7/22 9:23
*白い砂粒藤鈴呼自由詩3*10/7/22 9:06
聞こえる。十二支蝶自由詩110/7/22 4:07
あのライカのこと番田 自由詩210/7/22 2:28
無題三上あず自由詩010/7/22 2:03
精算プテラノドン自由詩310/7/22 1:50
川飲み八男(はちお...自由詩1+10/7/22 1:38
悲しみを乗り越えて綾瀬たかし自由詩110/7/22 1:32
緑の言葉番田 自由詩210/7/22 1:22
紙としての灰色に自由詩210/7/22 1:22
Cell相羽 柚希自由詩010/7/22 1:02

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加筆訂正:
七月の朝に降りてゆく/within[10/7/22 12:29]
最終に一連付け加えてみました。いかがでしょうか?
6.27sec.