私の消えた希望を
苦悩する 何もない 体が
逃げまどう 希望の中で
死を 探し続ける
冷たい部屋の 人間に
最後の灯火もなくさせられた その 祈りの
暗闇を 壊した
世界の 夜の ...
飛び散る落花生の殻を踏みつけて
ブレイク・ダンス、飛び散る汗と腋臭
縄張りを荒らされている
金持ちの阿呆が
でかい顔しとっても耐えられる
許せないのはガーデニングを笑われたこと
こちら ...
生きていたいのか
死にたいのか
それもわからない
ちっぽけな人間なんです
だからどうか
踏み潰すなり
なんなりとお好きなようになさってください
私は
ちっぽけなんですから
ゆめいろがどんなかしっているよね
ほしのかずほどあるってこともわかるだろ
それはろまんてぃっくにえがおがてんのかわにうつるのかい
うたがいをもったことってだれでもあるの
わらいなが ...
しょくざいをもとめて
こうかいをつづけている
こころのなかのうみが
あれている
このあれたうみを
そとにださなければ
しょくざいがないと
はらがみたされない
てをあわせいのるよ ...
かあさんが
ぼくをみとった
そのひとが
つまなのだと
きづいていた
かあさんが
ぼくをみとった
そのひとが
むすめなのだと
きづかなかった
遠くの空に広がるだれかの写真の破片が、ちっぽけな田舎町の無色を担当する
(いるはずのないおかあさんの、おなかを、雨粒な赤ん坊は、とてつもない落下速度のなかで探します、が)
死のパレェドの中 ...
うそつきのうそつきによるうそつきのための国家はうそばかりなの
がらがらの電車の中には昼間とは違う世界の人、11時
ひとりでも眠れる きみにおやすみと言ってからもう1時間半
...
オジサンは体力が回復したわたしを海に連れだした
そして板を抱えたまま大きな波のなかに入っていった
この前の戦闘の残骸が漂っていて危ないからという理由でわたしは砂のうえに立ってそれを見つめていた
...
今死人が蘇る
地獄の蓋を開け
嘲り笑いながら
這い出てくる
彼は不死身である。
時間を渡り歩き
やりたい放題。
全てを支配する。
平等?だって
そんなもんあるか
勝ち残れな ...
九月の風に脅かされ
腐った林檎のような下顎は
コロンと落ちる
母体はもはや語る術もなく
問いかけ半ばの下顎は
無言の{ルビ骸=むくろ}さながら積み重なり
悲嘆に暮れる人々はそれでも ...
死んでくれ
鏡を睨み
そう頼む
近所のフランス人が遊びに来て
ニンジンを食べて行った
日本のニンジンはとても美味しい、と
たいそう喜んで
お礼にエッフェル塔の置物をくれた
大きさからしてどう見ても
偽物のエッ ...
他人によって生殺与奪が握られているから
挨拶をしないと
妨害される
恨みを買って
チャンバラ
辻斬り
果たし状
決斗
撃ち合い
背中合わせ
...
孤独花びらにのせて歌う
死人の指とよばれる草と
緑の深遠で舞う光の粒子
孤独花びらにのせて歌う
月が満ちても狂気は去らぬ
思う心に二心ありと疑えば
身を傷つけても耐え難くて
月が満ち ...
やさしい人たちの目はとてもきれいで
うけとめた光をそのままたたえている
やさしい人たちの声はとてもおだやかで
きもちよく起きた朝の鳥の声に似ている
やさしい人たちの言葉はただただやさし ...
パレード!20歳になった。今日は特別な日。手首に巻き付けた包帯は、リボンに見えなくもない。飛び降りの前みたいにわくわくしてドアの前に立つよ。ノブに張り付いた指紋は陽でひかってきれい。これまで何人こ ...
雨上がりの夕焼けはせつないね
全てがオレンジ色に染まって
ただ輝いている
ーでも
明日はきっと晴れる
そのことを信じて
私は家路につく
明日もみんなの笑顔が見られるようにと
祈りな ...
彼岸の郷に咲く花を
忘れられぬ男が
夢の中より盗み出し
気付かれぬように植え付けた
時期来れば
あらぬ処より
燃ゆる命を現わし
気付かぬ者にも気 ...
フィニッシュは雷電ドロップ
名前はかっこいいけれど
要するにヒップドロップ
仰向けの相手の上で
ぴょんぴょん跳ねて
尻を落とすだけ
やられている側のことを考えてほしい
こんな屈辱的な技は ...
身体とこころが、一番遠い日
時計はひとつだけではない
空腹を知らせてくれるのも
まぶたに重みを加えるのも
呼吸を始めるのも終えるのも
全部がばらばらに針を向けていて
アラームはそれ ...
ひとがひとり亡くなっているんですよ!
不謹慎なの判ってはいるんだけど
鑑識のひとが部屋に出入りしていたりするのに
向かいの高級マンションに住む奥様達はこちらの様子を窺うでもなく
普段どおり ...
3歩さがって歩いてみる
どこか寂しい・・・・
手を繋いで歩いてみる
かなり幸せ
すごく簡単な事で気持ちが晴れた
あなたが不思議そうな目で見ても
...
わ・た・し・は
言葉をモザイクのように使う
言葉をクレパスのように使う
言葉を釘先のように使う
言葉を水のように使う
言 ...
目覚めると悪寒がした
体温が何度あるのか知りたくなり
枕元にあるはずの
電子体温計を手で探る
手にしたものは水銀の体温計
脇の下に挟む
3分を待ちきれず
また睡魔に襲われ眠る
自然 ...
声よりも小さいもので
あなたに届くだろうか
目に見えないもので
あなたに届くだろうか
葦茂る水の深みから
あなたに届くだろうか
冷たい夜の水底から
あなたに届くだろうか
あなた ...
弓を絞って
矢を放つような跳躍が
理想だ
一跳びで
虫籠の傍から去る
一切余計なことはせず
一瞬で決める
子供のために
理想を断たれてなるものか
海岸線に寝ころんで
国の皮膚が破れたところを見ている
ざぶざぶと水が侵入しては
さらさらと砂を溶きほぐして
ありきたりに
去って行ってはまた侵す
起き上がり
波打ち際に立って
まだふれ ...
小さな手で握り返した
精一杯の自己主張は
脆くも崩れ去り
斜めの世界で
命を耕しては
空の彼方が憂いを帯びる
いつもさようならは
口に出来ずに
終わりのない結末を
月の欠片が反射 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
牢屋で
番田
自由詩
0
10/5/25 1:26
アンダー浮力
k o u ...
自由詩
1
10/5/25 1:26
願い
いのせんと
自由詩
2
10/5/25 1:16
薄羽蜉蝣
ベルヤ
自由詩
1+*
10/5/25 0:47
しょくざい
紀ノ川つかさ
自由詩
3*
10/5/25 0:47
にせもの
小川 葉
自由詩
2
10/5/25 0:46
うつくしい学習
ゆうさく
自由詩
2
10/5/25 0:39
むっつ
はちはちよん
短歌
5*
10/5/25 0:02
ココロノヒカリ
吉岡ペペロ
自由詩
1
10/5/24 23:43
NIGHTMARE
ペポパンプ
自由詩
5*
10/5/24 23:37
さながら
瑠王
自由詩
1*
10/5/24 23:22
鏡
TAT
俳句
0
10/5/24 23:16
パリ
たもつ
自由詩
6
10/5/24 23:14
恨みを買って妨害される
a
自由詩
1
10/5/24 23:07
波動砲
TAT
自由詩
1*
10/5/24 23:04
オフィーリアIII
瀬崎 虎彦
自由詩
2
10/5/24 22:54
やさしい人たち
ベンジャミン
自由詩
6*
10/5/24 22:21
パレード!
ねことら
自由詩
2
10/5/24 22:08
散歩
渡辺亘
自由詩
2
10/5/24 21:08
彼岸花
蒲生万寿
自由詩
2*
10/5/24 20:56
涙のサンダー杉山
花形新次
自由詩
3*
10/5/24 20:26
五月二十四日
あ。
自由詩
11*
10/5/24 20:06
お花茶屋のひと
恋月 ぴの
自由詩
19+*
10/5/24 20:02
ゆらゆら
豊原瑞穂
自由詩
0
10/5/24 20:00
『陰、または自画像』
ま のすけ
自由詩
1*
10/5/24 19:34
体温
小川麻由美
自由詩
3*
10/5/24 18:33
オフィーリアII
瀬崎 虎彦
自由詩
1
10/5/24 18:17
バッタの夢
曲がり屋レオ...
自由詩
6*
10/5/24 18:14
うつくしい海岸と怪獣
水町綜助
自由詩
10*
10/5/24 17:30
変化
ミツバチ
自由詩
7*
10/5/24 17:27
3901
3902
3903
3904
3905
3906
3907
3908
3909
3910
3911
3912
3913
3914
3915
3916
3917
3918
3919
3920
3921
3922
3923
3924
3925
3926
3927
3928
3929
3930
3931
3932
3933
3934
3935
3936
3937
3938
3939
3940
3941
加筆訂正:
にせもの
/
小川 葉
[10/5/25 1:24]
二連目なおしました。
5.26sec.