最後に虹を見たのはいつだろう。

不確かになった虹の色を思い出しながら。

晴れ渡った空を見て、夕日を浴びる雲を見た。

虹色には届かない、そんな色に染まる雲を見た。

一時の光りは、そんなに続かず。 ...
私は
ひとつであることを望み
ひとつしかないことを拒み
存在することを憎んだ

廃校の向こうにあった陸橋は
ところどころ 抜け落ちていた
まるで試すように
足を踏み出しては それ以上の ...
予告もせぬままに 急なりの訪問
「いつも通りだね。」

眠た気な目で そう言っている
同じ様な目で きっと笑っている

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
...
出してない書類が
陽炎にまじって消えてく夢
現実


泣きたい自分のためのプレイリスト
安物のイヤフォンが眠りの邪魔をする


つけたり 消したり 冷房


携帯電話


...
ゆがんだ
細長い背もたれのいすに座って
ぼくたちは半日を
大きな絵のように過ごした

首筋を汗が
降りていく牧場で

太陽が庇の縁をなぞって
ゆっくりと半円を描き
ぼくたちは昏い絵 ...
いつだって
飛ぼうと思えば
飛べるんだ
空を飛ぶことなんて
僕にとって
容易いことさ

僕は周りに
そう言いふらしていた

いつだって
飛べるのだから
あえ ...
駐車場の樹の下で 
わたしは黙って雨を見ていた
輪回しをする子供たちが
家路を急いではしゃいでいた

男たちはうつむいて
路面に何かを探していた
ひとりごとは小さすぎて
誰にも聴こ ...
季節風を操作して
思い出を計測するための
単位を探している


藍色の総譜には
奏でられない音符
アレグロの雲の行進
秋の実りにむけて
受け取りきれない
痛みと喜びを
...
仲間面して
左手の銃をぶっ放す


撃ち抜かれた心臓から
どす黒い血液が
・・・・・・おれが
人間だって
わかったか?


裏切られた右脳が
風に吹かれて
泣いてた
静かの海
ここはどこまでも静寂な 砂がさらさらと、
乾いた想いを落としていく
初めて出会った日を思い出しては
ナトリウムの大気に
耳をすませる

小さな部屋で聞いた
パステルの紙を走る ...
貨物列車が
運んでいく
悪夢を
受胎する 駅
怒りで熟した
果実を齧り
したたる 未来

過去と未来の反復→恍惚

君の名前を叫んだ
花の名前 可憐な響き


舌 ...
スーツが似合うようになりましたね
わたしは褒めているのではないよ
代わりに隠してしまったあなたの素顔が
しかたないさとため息つくから

あの誰にも壊せなかったあなたの庭を
閉ざした扉は ...
... りゅうおうがせかいのはんぶんを






お前にやろうとか何とか












そう言ってるが









...
男はひとり 夕暮れを見つめて
沈んでいく 夕暮れを見ていた
歩いていく アイスクリーム屋の姿とすれちがっていた
パラソルの下でアイスを買って 休憩をとると
黄色い海辺を 歩いていく
何人もの ...
どうして涙がでるのだろう
動物園にいるゾウさんが
真っ黒な瞳をきらっとさせて
乾いた風に吹かれる中を
のっしのっしと歩きながら

どうして涙がでるのだろう
目にゴミが入ったのだと
あの ...
陽射しが強く照り付けるたび
懐かしく思い出される夏の日
肌触りのいい
風がよく通るシャツ
あの頃は
いくら汗をかいてもよかった

日が暮れるまでに帰るルール1
七時になっても日は暮れな ...
  背中の曲がった老人が
  夕暮れに向かって歩いている
  歩きたいのだ
  だれも
  彼に杖を貸してはいけない



  赤ん坊を抱いた女が
  夕暮れに向かって歩いて ...
離れたくないといったのは、僕のほうで。

離れたいといったのは、君のほうで。

僕らの手は、最初っからみたいに。

空気を掴んでた。

離れたいといったのは、やっぱり僕のほうで。

...
一人暮らしにふさわしい30cm*30cmの机をはさんだ向こう側

君は寝息を立てて眠っている

とは言っても実際、デスクに向かう僕には寝息はとどかない

寝顔は見えて寝息は届かないそんな絶 ...
もしかしたらこれって些細な悩みなのかな
ちっぽけなことで躓いては立ち止まる
あまり不自由したこともないのに
何かが足りない気がしちゃうよ

もしかしたらそれってただのわがままなのかな
ちっ ...
公園でタバコをくゆらせていると

大胆不敵な白いヤツがやってくる

ニャンと甘えた声で



*平成22年3月 詩集「十二色入り」より
 俺はもてない。
 だから女と付き合った事がない。
 草食系とか異世界の話だ。
 それどころか男ばかりの学校しか行かなかったので話もしたことがない。
 女との縁は通学の際にすれ違ったりする ...
ぼくは一人で
柱の陰に背をあてている

柱の外の
広がる世界のそこここに
ヤスコとトシユキとマユミとアキラと
たぶん立ったり座ったり けがを負ったり
だれかの太ももをたたいたりしているけ ...
朝が来るのも、夜が来るのも

自分の目が覚めるのも、眠くなるのも

勉強があるのも、仕事があるのも

自分がいるのも、他人がいるのも

賞賛があるのも、罵倒があるのも

嬉しくなる ...
ただ、月を見上げる なんでかな

ソンナニ嫌われる理由

親になったら

忘れちまったよ




東京に

人の意のままなる似せ

緑を造って

生きるってなに



マネキンが ...
自由を求めるあまり
僕は一人わがままになった
皆に僕の言うことを聞かせるため
ひたすらに頑張った
やればやるほど
皆褒めてくれるのに、どんどん遠ざかっていくようなそんなきがした
僕は一人に ...
 
 
もうすっかり真夏だというのに
町内を一匹の羊が歩いていた
川を探しているようだった

取り壊しが決まって無人となった団地が
フェンスと草むらの中に
数棟納まっている
淋しい幼 ...
桃ずきんちゃんは
その名の通り
桃色のパンティと
それがチラチラ覗く
超ミニのスカートをはいて
ズッキン ドッキン
ズッキン ドッキン
歩いてる

ある日
森のなか
熊さんと
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
虹雲。狠志携帯写真+...110/7/24 21:13
最後の夏朧月自由詩110/7/24 20:50
*僕の神様藤鈴呼自由詩3*10/7/24 17:46
15時23分の泣き声幼虫バニラ自由詩4*10/7/24 15:27
休日オイタル自由詩9*10/7/24 14:33
空を飛べるくなきみ自由詩2*10/7/24 12:38
おわかれまひ自由詩2*10/7/24 11:54
思い出の単位あまね自由詩610/7/24 11:52
陽気なペシミスト寒雪自由詩110/7/24 7:16
静かの海月乃助自由詩18*10/7/24 5:21
快楽という名の終着駅桐谷隼斗自由詩110/7/24 3:30
あなたの庭まひ自由詩3*10/7/24 2:37
【R−18】SからMへの命令TAT短歌2*10/7/24 2:32
りゅうおうがあらわれた!自由詩2*10/7/24 2:25
夕暮れの、ビーチ番田 自由詩110/7/24 1:55
どうして涙がでるのだろうベンジャミン自由詩1*10/7/24 1:29
よこしまなにじ木屋 亞万自由詩5*10/7/24 1:14
帰り道草野春心自由詩110/7/24 1:04
創書日和「出会い。」狠志自由詩010/7/24 0:38
Dear Friend自由詩2*10/7/24 0:19
パズル1486 1...自由詩110/7/23 23:49
ニャンコ色殿上 童自由詩10*10/7/23 23:38
俺の探検日雇いくん◆...散文(批評...4*10/7/23 23:30
かくれんぼ 2オイタル自由詩1*10/7/23 23:16
我が世とぞ思ふjam-O自由詩010/7/23 22:28
すぃ自由詩010/7/23 22:21
独立願望蒼木りん短歌110/7/23 22:19
トゥービーコンティニュードjam-O自由詩010/7/23 22:12
パラボラアンテナたもつ自由詩410/7/23 21:57
桃ずきんちゃん花形新次自由詩1*10/7/23 21:49

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加筆訂正:
あなたの庭/まひ[10/7/24 3:31]
抜けてました、すみません;;
5.06sec.