すべてのおすすめ
剣士がドワーフに めくばせをした
魔法使いが呪文を となえはじめた
ぼくはあわてて お姫さまをマントにかくした
「汗くさいわよ」
「うわ ごめん」
●関連作品→http://po ....
ほこらかに だれにも
似ていないことを
きそいあっても じぶんの
言葉など ないと知りながら
がんばって てんぱってます
いっそ よっぱらって
しまえ ぐでんぐでん
ぜんごふかく ぐえっ
とか はきちらして
しぬほど くるしめ
苦悩のあたらしさを
うしなって 道がおわる
そこに はこんできた自分を
泣きながら捨てると
また道が はじまる
こわれた たましいの
かけらが 寄り合って
ぼんやり ひとの
かたちを つくっている
影がないので それとわかる
麦が降っている
魚が立っている
耳が語っている
あなたはかくも
祝福されている
そして すみやかに崩壊が
つづいている いまを
いとおしみ 儀式の日に
ひろいやすいよう
骨を みがく
難しいことは
良く分からないけど
君と僕には
同じ血が通っている
それだけで優しい痛み
怒る怒る怒る怒り狂ったボールが大爆発炎症
爆発爆裂莫逆非道の大殺戮が瀰漫する日曜日
殺せ殺せ殺せと子守歌の輪唱竜胆胴田貫正国
がらんどうの地下道に待避せよ神経衰弱の蛙
がらんどうの脳味 ....
誓いの しるしは
むすばれた
手でなく たがいを
うちつらぬいた
星のきずあと
一.
春待ちゆびが
くちびるにふれて
かた
むね
こし
と
跳ねていく
抱きぐせがつくからだめよ
二.
ぱた ぱた
と舞う洗濯物を
清潔とす ....
「お土産は、何がいい?」と
聞かれたものですから
私、何とはなしに
「らっきょう」と答えたの
お父様とお母様が夕食後に奏でる
小気味良い音が好きなのです
ぽり ぽり ぽりり
....
みきわめて いっせいに
ちらした そのわけの
まさにその ありかへ
りょうらんと はなを
おくって たむけとする
シンジュク駅地下の廃墟で
道に迷っていたドワーフと
異貌の剣士を 運命のように
東急ハンズへ 案内してあげた
春の帽子には 穴があいていた
●関連作品
ドワーフの大冒険の話→htt ....
「理由」
今、また飛び立っていった
その跡地に残っている匂いを慈しみ
つま先に少しだけ残った春を払い落とした
することもないので、踵の重さを告白する
あなたが、立ち尽くしていた ....
きのう
夢の中で
誰かが死んだでしょう?
ボクの夢の中で
毎日
誰かが死んでいく
君はそのことを知っている
それは
君が仕組んだことなの?と
おそるおそる聞いてみる
ひ・み・つ ....
重爆撃機 が 胎児 を 投下する。
絨毯爆撃 される 肉塊 は、
思い思い の 姿勢 で 重力 に 従い
従順 に 自然落下 する。
透き通る 空間 に 散りばめられた 有機物 の 群れ。
....
さっきモナリザを見た、よ。
電信柱のかげから出合いがしらに
公園でクサダさんが倒れていたっ、て
ケエドオミャクが切れていたっ、て
画布はナナメに(そう、もちろん)引き裂かれてい ....
ぼくは詩人
1つのものを
いろいろと考えることは
自分自身を映しだすものかもしれない
今日もまた
朝の散歩に出かけた
青く澄みきった空
綿あめみたいな白い雲
ぼくは ....
はたらくことが だいじである
おかねをかせぐのが 基本です
生活のリズムを 見きわめましょう
最後は たったひとりで死にますから
これで墓でも いや詩集でも買ってください
ぐでんぐでんに酔って
ゔえええええええええ
みんな吐きだしてしまったから
もう詩はかけないよ あんた
よかったね
在る
始まって以来続いてきて
この枝の伸びやかな道道に
茂る葉の呼吸は瑞瑞しい
それも
小雪のちらつく昨夜の雲上の月も
陽炎のゆらめく送り火も
私を育ててくれる花娘
季節の ....
あさまだきかわぎしの
いしをひろってなげた
うすくきられたみずに
えせおとこのまがおを
おそるおそるうつした
ぼくは詩人
自分の気持ちに正直に
なるべくそのままを伝えたい
それはぼくの信念
それはみんなへの信頼
今日もまた
朝の散歩をしていると
登校途中の少年に出会った
うつむ ....
ぼくは詩人
詩を作ることを大切に
人とともに感じることを尊重する
それはぼくの愛情
それはみんなへの友情
今日もまた
朝の散歩をしていると
画家に出会った
目の前の風景 ....
ぼくは詩人
詩を作りたいがために
心の中に潜り込みたいがために
誠意を尽くす
それはぼくの光
それはみんなへの輝き
今日もまた
朝の散歩をしていたら
道の真ん中に1匹のネコ ....
ぼくは詩人
詩人であることに
プライドがあるわけでもない
それはぼくの情熱
それはみんなへの激励
今日もまた
朝の散歩をしていたら
老人に出会った
老人はぼくを見て
....
{引用=こづきまわしていた犬が、ラリルレ感情を剥き出しにし
発狂してしまった(仮に彼をビタミンZとしよう)
良く晴れた日、
ベランダで汚れた靴を洗っていた僕を
ビタミンZは後ろから突き落と ....
きみがきみを吐きだそうと くるしむあいだ
ぼくにできることは 背中をさすってあげることくらい
うすい膜にくるまれて 吐きだされたきみが
またつぎのじぶんをは吐きだそうと のたうちだしても
ぼく ....
ぼくは詩人
心で感じとる感性を頼りに
いつも新しいものを模索する
それはぼくの発見
それはみんなへの出会い
星の世界
1つ1つの星が放つ光が無数に集まる
光が集う
未来に向かっ ....
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