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1 バス待ち


陽だまりの停留所に
車椅子の老人


声かけようか
たとえば
今日もお陽さん輝いていますね
でもすぐそこには冬将軍で
そのブランケットは暖かそうですね
サング ....
花に気持ちがあるかどうか

そんなことはどうだっていい

お前が綺麗に咲いてくれれば

それで僕は充分幸せだ


そんなことを僕が思っていたらしく

「そんな水はいらない」と
 ....
いしのあしを
せんざいでつないで
ひをいれる

ここまできて
かえっていく
なみをおもう

このせんのさきには
かみのひが
いまももえている

光る端末を見ていると
張り巡ら ....
(オモハユイアサダネ)
(オモハユイソウカモシレナイネ)
(ホントニソウオモッテル?ナンカイツモテキトウナンダネ)


本当に「面映い」と思っていたあの頃に
遠くを見ていた朝朱に
出会え ....
醤油ビンの一滴が
涙に見えて

なめてみたら
しょっぱかった

ああ

海苔も
納豆も
生卵も

しょっぱいね




ねえ日曜日
ピクニックに行こうか

卵焼 ....
胃路は臭へど塵塗るを
我が涎そ
津ね
奈良

ウイーの奥や
魔境越えて

砂丘
目見し
絵紐背図
愛飢え
丘聞く

濃さ
死す背育ちつ
手となりぬ根の
這ひ
増へ




母屋
射ゆ
獲よ
羽を
空を一直線にかけのぼる飛行機雲
くすのきに登っても
時計台にのぼっても
そのしっぽさえ つかめない
「おーい!」叫んでみる
「どこまで行くのー?」
今日はあたしの誕生日なので
お母さんがごちそうをつくってくれます
いつものケーキ屋さんにデコレーションケーキを取りに行って
ジンジャエールと生ハムと鶏肉なども買ってきて
ナタデココなども買って ....
 神様への恨みその他
 いろいろあって
 昆虫に生まれ変わる夢をみた
 キャベツの葉の巻き込みの下で
 今とてもしあわせ

 緑色の天蓋はともすれば
 お祖母さんの匂いがする
 そうだ ....
  

自転車置き場で
空を見上げるのがいい
そこに風でも吹いてくれれば
なおいい
そんなとき
携帯電話の電池でも切れていて
何か大事なことや
大した事じゃないことや
君にとっては ....
お互いに歳をとったら
春の日の縁側で
あなたの膝枕で
眠るように死にたい
と言ったら
あなたは泣いた

六畳間の安いパイプベッドの上で
まだ社会にでることすら想像できなかった
若かっ ....
男:ねえ、

女:月?
五反田へは
品川まわりの方が早いけど
君を思いだすために
久しぶりの家並みを見ながら
今の僕には池上線が
ちょうどいい速度で
君と出かけた日
洗足池で降りだした雨は
五反田で本降りにな ....
積み重ねられるものなんだよ
我々は
と,
棚に置かれた網籠の呟きが
聞こえる

そのことに
何かを見出すつもりは
無いと,

店先にあって,
彼らは
無駄ではないが,
添え物 ....
とどまらせようとするかぎり
けしてそこにはとどまらない
手をとり 馳せる
見えない姿
見える意思
ほぐしても ほぐしても
つむぎあうもの


暗い光の
いち ....
ライオンは
その牙とたてがみで
王者の風格と讃えられ

カモシカを食べた後に
カモシカに憧れて涙した
おいしいコーヒーをお家で飲みたかった
だから
豆と、ドリッパーを買った
ミルクスチーマーも欲しかったけど高すぎた
だから
仕方なく手動のを買った

あなたを愛し続ける自信がなくなった
 ....
ラジオから天気予報

東京地方は
雨のち曇り
所によりキャッチャーミット


所によりボールならば
キャッチャーミットでも持って出かけるが

キャッチャーミットの場合は
何をもっ ....
それははちみつのいろ
きんいろにかがやくアスファルト

カーブの手前
かげのように
染みがきえない

きえないでいる

からすの世界はあかむらさきで
いいものだけ光ってる
たとえ ....
アンモナイトを食べたら
夜目が利くものだと思っていた
嵐が近くなればなるほど
私は理科室が怖くなって
階段をスロープした
スロープした

スロープした



手順を間違えて私は嵐 ....
 猫、
 も、
 またいで行く吐瀉物にアーメン。
 ティッシュ配りの余りでデスマスクする
 僕は敬虔にひざまづく、足音。
 渋谷Chikaに嘔吐で乾杯。
 Chika、君の瞳に乾杯するカク ....
一本のラインが羊を造形する、その工程は普遍化の道程を離れ手工
業の未分化へと進んでいる。進むことは進歩ではない。進むことは
退化ではない。多様化と呼ばれる分岐信仰がラインを圧迫するポイ
ント ....
子供が突然
図鑑に頬を押しつけて


「宇宙遊園地!」


と しゃべりだした

「電車」の次に
覚えた言葉だった

そうしてみると
確かに 遊園地だった

台所の妻も
 ....
男の料理は色々うるさい
彼の作るカレーは実に凝っているらしく
野菜だの果物だのがどっさりと入っていて
長時間煮込むのだそうだ
それはさぞかし美味いだろう
しかしうるさい

特にすりおろし ....
少し煩かったので首に巻いた鎖を強めに引っ張るとあっけなく死んでしまい仕方なくオブジェにでもと思い立ち鎖を梁に掛けてそのままテコの原理でククッといや本当はズズっという音がして小便やら大便やら .... 涙をぬぐって
窓と枠のわずかなすき間を
テープで何重にもふさぐ
危なかった
もう少しで食い破られるところだった
鳥はどんな小さなすき間も見つけだして
部屋のなかに入ってくるから
声を ....
うねび/くちかげ




うねび
くちかげにささやぐ め(う)み の
床下に落ちた砂浜、
まうむ、あうむ、みむ、
扉で裏側の思惟が
深くふかくきしっている
傾いた百合……
うつ ....
なんの特徴もない女が
シャンプーのつめ合わせ持ってやってきて
さっきからうちの風呂場で
シャンプーの中身をつめ替えていて
僕は黙って後ろから性交し
女の中に白い精液をつめ込んだ

 ....
筆を取れば
紙は消え
紙を取れば
筆は消える


身体にあいた小さな穴を
言葉は通りすぎてゆく


灯りの消えた店のガラスに
明るい傘がひしめきあい
水た ....
たもつさんの自由詩おすすめリスト(3291)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花束と折り鶴が少しだけ風に揺れる、ように- AB(な ...自由詩1003-10-23
水やりの少年- イタチ自由詩203-10-23
いしとひ- ねなぎ自由詩103-10-23
オモハユイアサダネ- バンブー ...自由詩303-10-23
しょっぱいね- ミサイル ...自由詩203-10-23
以呂波うたの実験- 岡村明子自由詩403-10-22
五十音の実験- 岡村明子自由詩1203-10-22
飛行機雲- 春日野佐 ...自由詩4*03-10-21
誕生日- かなりや自由詩2*03-10-21
緑、ほねぐみ- Six自由詩603-10-21
夕焼けが足りない_1- AB(な ...自由詩1503-10-21
四月×日- 岡村明子自由詩503-10-21
月夜の電話- ミサイル ...自由詩303-10-21
帰る(五月雨降られ)- AB(な ...自由詩1003-10-20
積み上げられる- do_pi_can自由詩303-10-20
ノート(糸水)- 木立 悟自由詩403-10-19
ライオンの視線の先にあるハサミ- ミサイル ...自由詩1303-10-19
だから・・・- KEIK ...自由詩103-10-18
キャッチャーミット- ミサイル ...自由詩303-10-18
いぬ- 林帯刀自由詩1203-10-17
ちょうりじっしゅう- 嘉村奈緒自由詩403-10-16
『渋谷Chika』- 川村 透自由詩5*03-10-16
羊/綿羊/工場とその周辺- いとう自由詩1003-10-15
宇宙遊園地- バンブー ...自由詩403-10-15
- Six自由詩803-10-15
駱駝色の黄昏- いとう自由詩603-10-14
黒い鳥- アンテ自由詩303-10-14
うねび/くちかげ- 徐 悠史 ...自由詩603-10-13
シャンプー- Monk自由詩903-10-12
- 木立 悟自由詩403-10-12

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