昔から演劇ぱ人生の縮図なんて申しますが。こと歌舞伎というのぱこの世の似姿。舞台にぽっかり空いた穴なぞ傑作じゃございませんか。人ぱそれを“奈落”と呼ぷのでごさいます。その奈落の底に待機するのぱ奈落番と申 .... 何事においても、排出する事に快感を覚える。
排泄行為は言うまでもない。
お風呂も毎日一時間以上入って、汗をダラダラ流す。
風邪をひいたらラッキーだと喜ぶ。
鼻水を出す喜び、咳をして腹筋使って、 ....
美しい花は咲き始めるにあたって
他の花々と契約を交わした
それぞれの孤独を干渉し合わない契約を
美は純粋であることから生まれ
自らの美の形成は自らの唯一の中心性に基づく
だがやがて花 ....
待ち合わせの場所

早めに着いた


空は快晴で

雲ひとつない


約束の時が

近付いてきて

心はドキドキ

止まらなくなる


こんな気持ちを

伝え ....
ヒビだらけの水
ずずり音濁嗜好が空破りがらみ
直行
景色のガラス光沢向かうは
ずの劈開なでとるヒフもち浪も
粉々でもなく色寄り
よって血かためうがたれるミの
ろろ土の部分なおまえ
なく ....
私がずっとこわいこと

大切な人が
泣くこと
死ぬこと

大切な人を
嫌いになること
殺そうとすること

それよりもっと
こわいこと

人を好きになること

あな ....
感情は伸び縮みしながらも
軸の周りに等しく釣り合って流れている
この感情の水流に濁った電気が通されると
軸自体が正しい位置からずれてしまい
空いた隙間からストレスが分泌されてゆく
 ....
蒼い空が 遠くて
余計に悲しいのは
僕が
1羽のウサギだから

カメに負けたあと
どうなったのか誰も
知ろうとはしない
色褪せたウサギ

透明な過去の中に
遺失されたまま
埋ず ....
「たとえば」
と、あなたは話しはじめる
私は耳を傾ける

「僕は大トロが食べられない
 脂身の繊維の切れ目が、傷口みたいに見えるから
 僕は小学生のころ、肌が弱くて肩の皮膚がよく裂けて ....
四十四分待ちの直射日光が春を伝える。

2014/04/08
今回は、現代詩フォーラムの追加機能に加入してもっと現代詩フォーラムを楽しもうぜ、という提案を勝手にさせていただきたいと思います。以下本文

追加機能:プロフィールBBS(有料) - 現代詩フォーラ ....
連鎖した
海鳴り
水泡が漂う
宇宙みたいな空間
息をする二人
世界から
突き放されても
構わなくて
異国の笑みで豚のまね
空耳を交換する食事会

いびつな窪み膝の皿
池に魚を泳がせて


コートを縛る腰紐固く
凍るサドルに餅を置く

隔たりは言葉ではない
発音でもなかった
かなしみのコラージュつくって
額に入れてもらって
そして飾ってほしいとかって
思ってかつてを売ってた頃

から、いま遠くなりたいと
思っているんです
いまできていますか
いまそれ、上手 ....
窓ならば壊れて開かぬこの部屋になにゆえ来れた荻の便りは


夢のなかだけの花野で写真機はわたしに抱かれすみれをさがす


ポッケにはいっつも穴が空いていて薫る想いに信号はない


夜 ....
前は子供なんてぜんぜん好きじゃなかったけど最近は他人の子供見てかわいいって思うのね、だって未来の塊みたいでしょ。

そんなふうに力説する人とランチを食べた

生物がなぜ子孫を残すようにプログラ ....
昨日のことはよくわからないけど
明日のことなら思い出せそうな

シャンプーみたいな朝です

高校生は修行者のように林間に列をなし
小さな耳に枯れ下がるイヤフォーンと
丸い掌に膨れ上がるケ ....
ゆらり、ゆらりゆられてと
classicなんて柄じゃないわと
流れるBLUEの一曲目
MY NAME IS JONAS

舌を出しては世界と遊ぶのよ、寝起きのまま
最低なslangを並べ立 ....
奏でることを
忘れているだけのあさの時間に
点滅する信号機のしたで
歩道を飛び越えてゆくの

行き詰まることを
全く知らない幼子のように
楽譜のうえを歩いては
並んだ音符を ....
真夜中に発光している緑、緑 あの日の電話ボックスはどこ?


信号機変わる直前走り出す少年少女のような青空


古本屋に眠り続ける文庫本 赤子のきみが手にとる日まで


いやらし ....
………いやなやつ ゆめのなかに はじめて あらわれて…きて……………
なかよく……した……*…たぶん かれはしぬ………
……しんだ…その………どちらか……………だ……

夢とは不思 ....
台風が来る
南の海の匂いと一緒に
置いてきた心を運んでくる
まっすぐに僕を目がけて


近づく力のかたまりに
胸の奥が震える
雲を巻き込む大きな螺旋が
心臓の鼓動と響き合う
どきど ....
バレンタインのお返しのお返しのお返しのお返し買いに行く フォンダンショコラ打ち上げ寒空 絵空事が好きだ

私の好きなものが
二つも入っている

ミロの絵はとてつもない
子どもの落書きのようでいて
都会の喧騒のようでいて
原始人のひらめきのようでいて
神話の亡骸のようであ ....
あんまりつよく抱かれたもので
そこだけ空間が色づいています
さわってみると、
わずかにわずかに
抉れています

夕暮れは欠落を得ていっそう華やぎ
わたしは
わたしは、
いったいど ....
真実は黙殺される
それは政治的な意味で
大なり小なり

きらきら光る
湖畔で
金色の髪の少女が
狼の首を捻る
狼の口から
(舌が出ている)
さらさらと川に
血が揺蕩う

それ ....
ショパンのノクターンを演奏している
サンチョ・パンサ号という
ふたりで名付けた彼女のグランドピアノのことで
彼女は、音が死んでいく、と悩んでいる。
音楽の師匠は、ちょっと綺麗な言葉じゃないけれ ....
改札口
カラオケボックス
うっとりしているとき

予感は
選ばない
選択肢のひとつ

休日
また
ぽふっ
とでも
触れる人がいない、と思うと
きゅっとする
Rの発音がで ....
扉のむこうにあるおはようはいるからだからぬけられずあな(た)のなかからセロファンめがねごしにみる空にうそつき。リラ・ラーソンのしましまねこTシャツはりねずみ100匹リラコで言畑二丁目まではふら ....
深水遊脚さんのおすすめリスト(1240)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「穴」/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩5*14-11-9
排出の快感- 桐ヶ谷忍散文(批評 ...9*14-11-8
- 葉leaf自由詩514-11-6
パーフェクトルージュ- ミナト螢自由詩114-11-6
音濁- ねぴ自由詩214-10-27
こわいこと- 瑞海自由詩7*14-10-26
防波- 葉leaf自由詩114-10-26
空の向こうに- ハァモニ ...自由詩10*14-10-25
大トロが食べられない- 栗山透自由詩414-10-25
- 川瀬杏香自由詩6*14-10-22
「現代詩フォーラムの追加機能とは何ぞや」- nemaru散文(批評 ...4*14-10-19
幸せ- 倉持 ひ ...自由詩314-10-19
晩餐- forgot umbre ...自由詩214-10-19
やさしい神さま- もっぷ自由詩514-10-19
雑詠四首_2014.10.12- もっぷ短歌3*14-10-18
きみのすべてよ応答せよ/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩8*14-10-18
昨日のことはよくわからないけど- オイタル自由詩6*14-10-18
there.- 楽歌自由詩4*14-10-18
聴こえるまでの音- かんな自由詩10*14-10-15
きみから奪う- 本木はじ ...短歌4*14-10-11
でんぱ- アラガイ ...自由詩5*14-10-5
野分- 八布自由詩414-10-5
バレンタインのお返しのお返しのお返しのお返し買いに行く- 北大路京 ...短歌214-10-5
フォンダンショコラ打ち上げ寒空- 北大路京 ...自由詩314-10-5
絵空事- やまうち ...自由詩4*14-10-5
夕暮- はるな自由詩414-10-4
たらと- opus自由詩114-10-4
音と言葉について尽きない話- りゅうの ...自由詩10*14-10-3
じゅうたんがあった部屋- nemaru自由詩1*14-10-1
はためいわくがはためいている - 阿ト理恵自由詩5*14-9-30

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