その空に落ちた雲へと太陽を
青い光をひっぱり上げて
白衣着た天使を見れば落ち着いたほっとする時間作ってくれる

ボタン取れボタンをつけてくれる君手編みのセーター編むのが得意

小さくてあまり知られてない劇団親戚だけで創られている

深く濃く ....
  世界を変えたければ
  自分を変えなくちゃならない
 
  なんて面倒くさいんだ
  そこには見方の問題がある

  今夜
  雨上がりの空を見上げる時
  誰も同じ角度からは
 ....
文字や言葉にいつのまにか課せられている枷をはずしてあげると、詩になる。
生きるということの意味を考え、だんだんと自由になってゆくと、それが死であることとは、ちょっと似ているかもしれない。

 ....
ニューヨークでは足の長い東洋人が
いかにもという感じで空気をからめとる
ナイフとフォークで

時計塔には言葉が残された
毎晩零時ちょうどに人々に配信される
泥となって

書物は芸術 ....
1.

朝と
朝を灯す鳥たちと
団欒
指さきで契約する
(チチチ(チチ
(チ



2.

だらん と
のびた舌
その先にある
春のかたちにくりぬかれた
水平線

 ....
あんぱんとカレーパン

明日の食ぱんを買って

パン屋さんを出ると

とっても可愛い白くてパンのような女の子が

こんにちわとあいさつしながら入って行った

毎日ふわふわの出来たて ....
曖昧な答えで僕を遠ざける恋の駆け引き続く毎日

懐かしい路地を曲がれば駄菓子屋が今も眠らず子供を誘う

故郷を描いた画家のプロフィールダムの底へと沈んだ生家

人は皆スポットライトを浴びて ....
みず色を捨てられぬまま成人し 春をうっては剃刀を買う

上等の夜と下着とかみそりは薄っぺらいほど ななめに刺さる

春の背に流れていたのが情でなくただのいつもの赤い血だったら
見送った背中を思い出しながら食べたケーキはしょっぱかったの


謝らない代わりにケーキを買ってくる君をやっぱり許してしまう


大きめのプリンをふたりで分け合った夜は月さえ ....
高校の学食で出ていた安上がり
めんつゆとたまねぎ
しょうがやにんにくをひとかけら
煮たせて
コロッケぐつぐつ
たまごをとじてできあがり
コロッケ丼

幸せを感じる
最後の一口まで夢中 ....
木蓮の花びらいちまい落ちる音ささやかな夜のまばたきに似て


ぼんやりとスピカまでのびるきみの背を「ち よ こ れ い と」でかけあがる夜


ひそやかな春のそくどでしのびこみきみ ....
編集でなんとでもなる入社式 今日の頭の中のカオス(混乱)   群青課題詩「準」



わたしたちは
準備万端整えて
すべてはその刻へ

父や弟や息子が
先に行った道
その入り口を

何とかうまく通り過ぎ ....
つぎの約束をしよう


どんなに小さなことでもいい
それで明日が約束されるわけでも
約束が約束されるわけでもないけれど


つぎの約束をしよう


約束は絶対ではなくて
約束を ....
廃校が決まる学校増えている子供の数が減り続ける今

忙しさばかり強調する上司部屋の空気が自由にならない

想い出の花はいつでも魅力的過去の扉はもう見当たらない

いつもより早く桜が咲いてい ....
泥を食べ泥に抱かれて遠くまで来たはいいけど曇天の海

ぬかるみに口づけをする三月晦日 とう‐かい とか言う言葉を浮かべ
踊る時君の目を見て踊りたい魅力を全て目に焼き付ける

山間の道を長距離バスが行く人は疎らで廃止が決まる

突風で倒れた看板淋しそう元いた場所に戻りたいのか

ギター弾き音色が外へ流れゆく街 ....
20分後の街を歩く
誰と

そして歩く
一人で
何故に

そして
数える
何を
数を

その長さを
測る
何で

昨日までと同じ道を
曇り空に
歩いていた
そして ....
猫転ぶ転んだ先の恋かわいい よく光るパワーストーンが何か言うその何かとは幸せの言葉

冷え切った頬を温め赤くなるあなたの大きな手が愛を示す

他の星から来ている生命体地球を守り成長させる

満月が重そうに見え気 ....
 カモメが鳴いている。ゲームボーイが発するエイトビットの効果音に似ている。ぼくらのあらゆる体液を染み込ませたエロ本だらけのこの廃小屋が、蒸し暑い潮風を吸ってさらに膨張している。ぼくはかげろうの中にいる .... 日が落ちたら
手をつないで出かけよう
この世のきれいなものはみんなだれかのもの
まだだれのものにもなっていない一日を
この世でいちばんさいしょにみて
それを宝物みたいに抱いて別れよう
 ....
ある日、届いた封筒から取り出した紙は 
「わんニャン展」のお知らせで 
三日後にみなとみらいの地区センターの 
展示会場に入るや否や 
平日の人もまばらな空間に 
{ルビ木霊=こだま}する… ....
(鼓膜裂ける、言っ笑った違う、切れ切れぬ)

境界湾曲だと言われた
蝶は鳴いている
処女の亡霊が止まり木にたばこ
ハートなものかしましい
ラッキーストライク!

ヘッドフォンスピー ....
さかのぼる 水晶のような 水滴が
高速バスは雨の中を走ると フロントガラスの水滴が
同じスピードで のぼってゆく
静かな行列が たゆまなく のぼってゆく
そんな様子を何時間 見続けてい ....
 誰か歌にしておくれ
 どうか、どうか、この苦しみか何かを
 誰か歌にしておくれ
 俺にはメロディが無いんだ
 誰か歌にしておくれ
 ATMに駆け込む俺の気持ちを
 誰か歌って作り話に変え ....
 
 
滑走路に正座をして
ブリの刺身を食べている

月明かりに照らされた横顔
あれはかつて
誰の養子だったろう

軍用機が静かに着陸する
花びら一枚
散らすことなく
 
 
 
 
家入一真さん@hbkrの「プロとアマの違いなんてなくなるという話 」
http://togetter.com/li/465243

>そうですね、現状の解はそれしか無い気がしま ....
ひとの手でひらかれてなお閉じている 体から出る術を知らない


吊るされたカーテン わたしはここにいて光の落とす影を見ている
深水遊脚さんのおすすめリスト(1240)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- ゆったい ...短歌213-5-1
白衣着た天使- 夏川ゆう短歌113-4-29
ザ・真っ当な主張- まーつん自由詩8*13-4-25
言葉ちゃんについて- はるな散文(批評 ...413-4-21
罪について/(林檎)- はるな自由詩413-4-20
朝のすきまにはさまっていたクリアファイル- 佐東自由詩3*13-4-17
パン屋さんにて- 灰泥軽茶自由詩9*13-4-16
駄菓子屋- 夏川ゆう短歌113-4-8
かみそり- はるな短歌513-4-7
恋するデザート。- 永乃ゆち短歌7*13-4-7
B級しあわせ- 灰泥軽茶自由詩10*13-4-5
春のそくど- 佐東短歌3*13-4-3
編集でなんとでもなる入社式- 北大路京 ...俳句413-4-3
今日の頭の中のカオス(混乱)- 木原東子自由詩10*13-4-3
「つぎの約束をしよう」- ベンジャ ...自由詩10*13-4-2
廃校- 夏川ゆう短歌113-4-1
- はるな短歌213-3-31
踊る- 夏川ゆう短歌113-3-25
数える- ねなぎ自由詩213-3-25
- はるな川柳3*13-3-22
パワーストーン- 夏川ゆう短歌113-3-18
エイトビット摂氏三十六度- 魚屋スイ ...自由詩2013-3-16
宝物- はるな自由詩813-3-12
遠吼え_- 服部 剛自由詩313-3-8
黒いピストン- 自由詩113-3-6
塩を_少々- るるりら自由詩29*13-3-5
それが救いの手ってぇもんだろう- あさなぎ自由詩213-3-5
月夜の寓話- たもつ自由詩413-3-4
業界とか、プロとアマの違いとか- 小川 葉散文(批評 ...213-3-3
吊るされたカーテン- はるな短歌313-3-3

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