すべてのおすすめ
まちに心をゆるすのって何日目くらいだろう。300日とか、500日とかそのくらいかな。冬の洗濯物のにぶい色って、(…)。休日は気がゆるむからたいてい体調がわるい。
むすめはソファで寝ている、なんか ....
父は、事業が行き詰まり大阪へ単身赴任を余儀なくされた。平成九年深夜、胸に激痛を感じた父は、携帯から救急車を呼び診断の結果、胆石の手術のため済生会病院に入院。しかし、短時間で終わるはずの手術が長時間に ....
私にとって本を読むことと文章を書き表すことは、人生にとって不可欠のものとなっている。人生自体が読書や表現を前提としていて、呼吸や食事をするように私は言葉を吸収し吐き出す。読書と表現は、養分と活動であ ....
私は女刺客として育てられた。
数百年この国は、贅をつくす不死の王家に支配され、民草は汁を吸われつくしてきた。
老人も、働きざかりのはずの男女の顔も、暗い影におおわれている。聞こえて来るの ....
PCを自由自在に操りたいときがある
くだらない単純作業や決まった操作などだ
この場合いろいろな手段があるが
それらには長所と短所がある
最も自由自在なのはC# VBなどの高級言語だが
....
タイトルは『浅き日のこと』そして『高野ヨウ』をペンネームとして出版社に持ち込み自分を賭けてみたい小説の原稿と今夜もまた向き合う。『――彼女は「またね!」と言ったはずだし、ぼくだって「さよなら」とは言 ....
2019年夜月28日(期末)
私は薬を飲まずに待っていた。昨日、隣のダクトでは、城井さんが、私のギターの最終工程に入っていて、もうあとは鳴らしてみるだけだよ、と言ってたので私は嬉しかった。
朝、シ ....
2017年冷月17日(土)
薬を飲んで待っていた。僕は仕事が全然捗っていなかった。ベッドから起き上がり、パジャマの裾を引きずって、椅子に座る。パソコンのディスプレイの向こうでは、青白く電子墨の雨が降 ....
あんまりこの手のライティングは得意じゃないんですが、文学極道で、「テクスト」という言葉の用法をめぐって議論になったので、「テクスト」という用語、および「批評とは何か」というテーマについてかんたんにまと ....
うちからみて駅は西の方角にあるので、夕方、娘をベビーカーに座らせて帰るとき、影は向かう方へながく伸びる。坂を二つ上り、二つ下る道程の真ん中ほどで、ぱっと視線がひらける場所があるのだが、日が沈むまえにそ ....
①はじめましてポケモン
1996年ポケットモンスターの赤と緑が発売される。
ポケットモンスター略してポケモン。
男の子が草むらに入るだけで危険だと止められる不思議な世界だ。
最初にゼニガメ、ヒ ....
ふわり舞ういぐさのカーペットに、くっきり白くひかるやまぼうしの花、ひかげでお腹を出して寝そべる犬や、ミニクーパーの下でおひるねちゅうの猫、水鉄砲で遊ぶがきんちょたちに、ちゃりんこの蛇行運転じい ....
転勤で南相馬勤務となった。南相馬というと、福島第一原発の北30km以内の都市である。だが、空間線量は福島市より低い。南に行けばもちろん線量がどんどん高くなるが、市街地では暮らしに特段の問題はない。
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震災時、私が沈黙した一番の理由は、自分に語る資格があるのか、という疑問だった。勿論それだけの理由ではないが、大した被害も受けていない自分が震災について語ってしまうことについて私はきわめて懐疑的だった。 ....
http://yaplog.jp/tipotipo/archive/284
戦争が好きかどうかと聞かれると、途端に答えに詰まる。何故なら私は平成の生まれで、戦争を経験したことがないからだ。一部の ....
淵
ああ、遠いあの日のように烈しい夏がほしい。少くともあの日だけは夏だったのだ。雑草の生い茂っている崖っぷちの小道を、私は駈けていた。谷側の斜面には血のように赤い彼岸花が咲き、山側には雨のように ....
世の中には「詩人」という肩書がある。だが、詩を書いていても自ら「詩人」を名乗ることに抵抗を持っている人はたくさんいる。では「詩人」を自称することの何が問題なのか。
肩書というものは社会的 ....
(だれか、この腕を解放してくれないだろうか)
そんな声が、帰りの車中で本を読んでいると、心の背中から聴こえてきた。
確かに私たちは「繋がれて」いると ....
クリスタルアメジスト、という口紅を買った。夏になる前頃から気になっていた口紅だ。駅ナカのショップの隅に置いてあったその口紅を試しに唇に当ててみた(本当は手の甲に着けるのに)。するとどうだろう。一日に ....
アインは空を見上げていました。小高い丘にぽつんとたたずむ木の根元に腰掛け、紫がかった星空を見つめていました。
星々は輝き、それぞれが淡い虹色の光を落とし、仲間たちの上げる炊煙から離れてきたアインの ....
南米、チリ共和国。国の標語は(理性によって、または力によって)
そんなやたらほそながい形をした国の北部の小さな町で炭鉱夫をしているエンゾさん(仮名)は立派な口髭と張り出たお腹を揺らしながら毎日せ ....
ささがきに思い出すのは小刀で鉛筆削った美術室/午後
ごぼうのささがきは、どこか鉛筆の芯を削ることに似ている。
違っているのは、ごぼうに求めるものは皮と実の部分であって、鉛筆に求めるものが芯の ....
現代詩において恋愛詩は避けられる傾向にある。その一つの理由は、現代詩の不可逆的な洗練の先にある書法が、恋愛を解体する傾向にあるからだろう。素朴過ぎて日常的に発される言葉は詩である必要がない。 ....
何事においても、排出する事に快感を覚える。
排泄行為は言うまでもない。
お風呂も毎日一時間以上入って、汗をダラダラ流す。
風邪をひいたらラッキーだと喜ぶ。
鼻水を出す喜び、咳をして腹筋使って、 ....
今回は、現代詩フォーラムの追加機能に加入してもっと現代詩フォーラムを楽しもうぜ、という提案を勝手にさせていただきたいと思います。以下本文
追加機能:プロフィールBBS(有料) - 現代詩フォーラ ....
自分の詩を読み返そうキャンペーン実施中です。
皆さんのベスト3を教えてください。
私のはこんな感じ。
3位
http://po-m.com/forum/showdoc.php? ....
書かなくては、と一年ぐらい思って、書けなくて、私よりも書くべき人たちがいるような気がして、(待っていたのかもしれない)、未明、眠れなくて、アイスクリームを食べたら目が覚めてしまった、薄暗い。こんな朝。 ....
かしましいねェ。
ひとが気持ち良くうつらうつらしてたッてのに。
あたしは、よっこらせッと起き上がり上の階を覗いてみた。
幼い姉弟が鬼ごっこをしていた。
椅子を借りて子供たちの甲高い笑い声を聞い ....
駅を出たとき
ビーッ!
鋭い笛の音で呼び止められた
な 何です
なんですじゃないだろう
君の捨てたゴミがボックスの外に落ちたんだ
軽犯罪法違反並びの公衆道徳の県条例違反に該当する
....
私が各地(といっても3都市だけだが)転勤の末、夫の出身地である広島へ行くことになった時のこと。
それを聞いたある人が言った。
「大丈夫なの? 広島に住んで。ナマ水とかは飲まないようにしたほ ....
深水遊脚さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(174)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日に焼けた床、むすめのクロゼット、葉っぱをむしるのこと
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はるな
散文(批評 ...
5
18-2-16
父のことなど
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為平 澪
散文(批評 ...
4*
17-8-13
読書と表現
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葉leaf
散文(批評 ...
1
17-2-3
夢夜、二_「春祭りの日に」
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田中修子
散文(批評 ...
4*
17-2-1
スクリプトと詩の力
-
st
散文(批評 ...
1*
17-1-6
またね!
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もっぷ
散文(批評 ...
3
16-12-16
レモンジュース・ダイアリー(2)
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由比良 ...
散文(批評 ...
1
16-12-15
レモンジュース・ダイアリー(1)
-
由比良 ...
散文(批評 ...
1
16-12-13
テクストと批評
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天才詩人
散文(批評 ...
3
16-8-23
影のこと
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はるな
散文(批評 ...
3
16-8-8
僕とポケモンとGO
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木屋 亞 ...
散文(批評 ...
3*
16-8-3
波うつカーペット
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阿ト理恵
散文(批評 ...
5*
16-5-12
南相馬日記
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葉leaf
散文(批評 ...
3
16-5-8
語る資格
-
葉leaf
散文(批評 ...
1
16-4-28
ni_ka_「戦争、お好きですか?」について
-
kaz.
散文(批評 ...
2*
16-2-15
井上靖小論
-
葉leaf
散文(批評 ...
2
16-2-5
「詩人」という肩書について
-
葉leaf
散文(批評 ...
3+
15-9-6
束縛の必要性
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あおい満 ...
散文(批評 ...
4
15-9-3
口紅
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あおい満 ...
散文(批評 ...
4*
15-9-2
月の民
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dopp
散文(批評 ...
1
15-8-16
チリ散りになったんだけどカメラ目線で
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末下りょ ...
散文(批評 ...
3*
15-7-26
夜更けの紙相撲・如月のきんぴら
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そらの珊 ...
散文(批評 ...
9*
15-2-21
恋愛詩の在り方
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葉leaf
散文(批評 ...
4
15-2-11
排出の快感
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桐ヶ谷忍
散文(批評 ...
9*
14-11-8
「現代詩フォーラムの追加機能とは何ぞや」
-
nemaru
散文(批評 ...
4*
14-10-19
自己評価ベスト3
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中村 く ...
散文(批評 ...
3*
14-9-18
未明、みえないまま
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渡邉建志
散文(批評 ...
5
14-8-26
「地縛霊BBA」
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桐ヶ谷忍
散文(批評 ...
7*
14-8-21
_違反
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アンドリ ...
散文(批評 ...
1
14-6-15
夜更けの紙相撲_水の月_プロミストランド
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そらの珊 ...
散文(批評 ...
11*
14-6-3
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