すべてのおすすめ
だってまだ夜明けなんか知らないし。十四歳は虹をあつめて。


はだかでも一本くらいもってるの。女の子だけのキレキレナイフ。


アパートで寄せ鍋つつく樂園を追放された天使のわれら。

 ....
旅に出るおじいさんみたいな背中〇一二一あなたがいない

宇宙に感謝した日から丸一年かん詰の千円札

そちらは晴れたりしますか雨中から交信しますCQと

もうここにいないのねって思うのは確か ....
死にそうな色したアイスだけ食べる人も虹みたいに揺れている


食べ物で模型を作る生きている理由の無さを罪に問えない


強さとは不安、切なさ、優しさの全ての傷を負うことだから


果 ....
まなざしを夢に見るまで耳奥に遠い旋律夜明けのサティ


君だけを知っている記憶、冬風に燃える炎よいつか雪片


いつの日かめぐり来る日のグノシエンヌ海にピアノを置きざりにして


さ ....
しらないと言ったそばからうそになる 知りたくないのだ 正しく言うなら

こわいのは戸棚の奥の砂糖壺 ざらめのついた世界はきれい

ここからはからだを脱いできてくださいね 心も脱いじゃう人も ....
青のしたの鉄のむきだしすべりだい ななめにういた赤錆の音

(なるほど)と(それもそうだね)と(なるほど)
(出していいよ)と(でもまだ待って)

いつまでも凍えてるわけにはいかないでし ....
生きること死ぬことそれは宇宙規模瀬戸際になっておはようって言う


バスの中駄菓子屋の菓子ほおばって僕は永遠にそいつと会わない


紺色のパジャマを纏いお布団に消えてしまえばまた笑える ....
花一輪、波紋を作るみずうみにたゆたう心七月の舟


摘み捨てて赤い花ばかり選んでは水辺の恋の淋しいあそび


白い鳥飛び立つ果てに海がある君の涙をもとめて遠く


いとしくて細い指さ ....
とくに仲よくもないけど足の裏いつかみたことがあったよ


大丈夫? あ、大丈夫です。 いや、血いでてるけど。 大丈夫です。 ポトポト


泣き虫なきみのいいと思うところかぞえてミートボール ....
本当は教えたくない場所がある癒やしの風が吹き抜ける丘

二人して自転車に乗り海岸の側にあるカフェ目指して進む

心から溶けて無くなる不要なもの学び尽くした後の残骸

影が濃い真夏の色は全て ....
何もない一日 雲を泡立てて貝殻模様のカップを洗う


花の雨 眠るわたしのこめかみにふれているのはくちびるですか


モノクロのアネモネきっとあなたならうすむらさきを選んで写した

 ....
祝砲に実弾使うバカがいて隣の村が地図から消えた 上に向き過ぎてる証明写真だねくるしいことはしらずおねむり


はいこんにちはー元気にいいましょうご褒美あげますスタバののむやつ


ばかみたいこっちみてない証明写真など受理はで ....
草を刈り庭に野菜や花の種蒔いて見つめる未来の景色

同窓会十年間を埋める笑み見た目は違うでも根っこは同じ

花たちが歌っているのは平和の歌悲しい人に届く愛情

花畑愛と光が溢れ出す心のゆと ....
あと2キロあと3センチ痩せてから告白しようケーキは食べる 誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで ドライブ中互いに無口になる時間夕暮れの息吹に惹かれる心

星を見て宇宙と一つになった夜豊かな流れ引き寄せる夜

家の中あちらこちらにある時計どれも微妙に違った時間

早朝の街に灯りがつくよ ....
窓ならば壊れて開かぬこの部屋になにゆえ来れた荻の便りは


夢のなかだけの花野で写真機はわたしに抱かれすみれをさがす


ポッケにはいっつも穴が空いていて薫る想いに信号はない


夜 ....
真夜中に発光している緑、緑 あの日の電話ボックスはどこ?


信号機変わる直前走り出す少年少女のような青空


古本屋に眠り続ける文庫本 赤子のきみが手にとる日まで


いやらし ....
バレンタインのお返しのお返しのお返しのお返し買いに行く 海沿いを走る電車に運ばれる海のイメージしかない故郷

目の前に広がる海に手を伸ばす天然のものに心惹かれる

頬杖をついて妄想巡らせる現実離れするほどリアル

染み渡るピンク色した愛の色子供 ....
ナ、ナ、ナナジュウキュウエン!救援を求ム。そうゆうことにしておくから


くるくるうシンケイスイジャクわたしのこきゅうはちきゅうをゆがめつつ

つつがあるちょこっとかじるチロルチ ....
ひとしずく、落ちて夜明けを目覚めゆく{ルビ希=ねが}いを祈りを君の瞼に


白い鳥ふいに飛び立つ{ルビ海岸=うみぎし}に遥かな時をひとを忘れる


また夏に帰ってゆく旅誰もいない駅にまどろ ....
リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる 新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く 永久不滅ポイント0のぼくら硬度10の憂鬱ふらっと


こめかみに指ピストルを押し当てるネジ式のサイレントサイレン


こなごなと呼吸うれいてる断片たちうちできない夏に埋めて
 ....
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い なつとあきすきませますぎすきがなくだらけた暮らしすきをほしがる


さらさらときれいに流れない指がひっかかってひっかきもがくざらざら


タトタトと外ハネまわる半角で兼ねて ....
内臓のやうなプルーン頬張つて「さうだよ。ぼくは無神論者だ」


貝殻を拾うみたいな浅いキス あくまでそれは未明のままで


箸がもし転がらなくて 君がもし消えたとしても ワラいますとも
 ....
突き刺さる  音と衝撃は 気のせいだ  下を向くな 今 下を向くな
深水遊脚さんの短歌おすすめリスト(94)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
二月二日- 青色銀河 ...短歌417-2-2
また旅に出る、何度でも旅に出る/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...短歌3*17-1-26
空の時計と- 由比良 ...短歌7*16-6-30
夜明けのサティ- 石瀬琳々短歌4*16-3-26
しらない・砂糖壺- はるな短歌416-3-20
むきだし- はるな短歌416-3-8
悪夢的昼寝- 水宮うみ短歌3*16-2-4
水辺の恋- 石瀬琳々短歌6*15-10-21
さようなら_さよなら_じゃあね_また明日- さわ田マ ...短歌515-8-31
真夏- 夏川ゆう短歌215-8-25
詩歌集「うずく、まる」より自選十五首- 夏嶋 真 ...短歌14*15-7-4
祝砲に実弾使うバカがいて隣の村が地図から消えた- 北大路京 ...短歌415-4-1
証明写真受理- 初谷むい短歌2*15-3-27
- 夏川ゆう短歌115-2-17
あと2キロあと3センチ痩せてから告白しようケーキは食べる- 北大路京 ...短歌415-2-15
誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで- 北大路京 ...短歌715-2-5
ドライブ- 夏川ゆう短歌314-11-11
雑詠四首_2014.10.12- もっぷ短歌3*14-10-18
きみから奪う- 本木はじ ...短歌4*14-10-11
バレンタインのお返しのお返しのお返しのお返し買いに行く- 北大路京 ...短歌214-10-5
妄想- 夏川ゆう短歌314-9-28
79円- 阿ト理恵短歌7*14-9-26
ひとしずくの夜明け- 石瀬琳々短歌4*14-9-24
リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる- 北大路京 ...短歌414-9-18
新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く- 北大路京 ...短歌214-9-12
硬度10の憂鬱_ - 阿ト理恵短歌9*14-9-9
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い- 北大路京 ...短歌1514-9-6
その日、風鈴の割れる音をきいた_ - 阿ト理恵短歌7*14-8-25
みめーと- 初谷むい短歌7*14-8-23
悪意- あかりん ...短歌414-1-20

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