まちに心をゆるすのって何日目くらいだろう。300日とか、500日とかそのくらいかな。冬の洗濯物のにぶい色って、(…)。休日は気がゆるむからたいてい体調がわるい。
むすめはソファで寝ている、なんか ....
綺麗に折り畳まれた記憶の布には
美しい刺繍
綺麗に折り畳めなかった記憶の布には
汚れた滲みができていた

構うことなく
人間を生きる
人として生きるために
日々を重ねていく

未来 ....
秋、ひとつ

秋の夕べは鈴虫が鳴く
静止する赤トンボをぬらす
虹かける公園の噴水
ながめ芝生で寝ている

少年のとまどいを笑顔にかえる
木の枝に吊るされ ....
放っておける人は、愛が深い人だと
昔聞いたわたしが、ひどく取り乱したのを
今のわたしは、ぼんやりおもいます

なにもかもひとの心も軽く流してしまうかのような
さわやかで清々しい風が
カーテ ....
風が吹いてくる
夢をさらって 追いまどい
所かまわず星を散らす

遠くから歩いてきた
揺れる陰に怯え

さまよい歩く道の果て
落ちてきたリンゴを磨き上げ
かぶりついた 

罪の味 ....
行きたい場所があると思う

過去の感情を大切にしたい
空洞になったとしても
続いてゆく所作に美しさがある

真夏でもひやりと冷たい樹皮のような
さめた しなりとした摘み心地は
暖かくな ....
分かり合えることが
まずおかしいと
おれは思う

わかった
よし、わかった
まず飯食おう
それからけんかしよう
作らん?
わかった
よし、わかった
おれが作る
お湯わかす
 ....
命のことなど問われれば
とってもエライ国会議員
「七十歳になってもまだ生きて」って 怒鳴ります
「七十歳になったら死ななあかんね」
六十九歳のお母ちゃん
淋しく笑って固まった 父の ....
父は、事業が行き詰まり大阪へ単身赴任を余儀なくされた。平成九年深夜、胸に激痛を感じた父は、携帯から救急車を呼び診断の結果、胆石の手術のため済生会病院に入院。しかし、短時間で終わるはずの手術が長時間に .... 光 熱 雲の峰 蝉時雨

夏は己の輪郭が
最も融けてしまいやすい季節
多感な者ほどたやすく
{ルビ変化=へんげ}する

少年も少女も
ふと天使になったり
ふと妖魔になったりする

 ....
とても さびしい
ゆうひ の はまべ
 とて とてのむ とてのう

たのしそうに
てをつなぐ ふたり
 とて とてのむ とてのう

かぜ と ゆうひが
ふたりを てらす 
あのまち ....
田舎の
海辺の町は

夏だけ賑わうことの証に
朽ちた郷愁を見せる

古びた町並みは
時代に忘れ去られ

潮風にさらされて
風化した屋根が
陽炎のように歪む

人も少ない真っ青 ....
ひらひらと横切ってゆく蝶々
つかまえようとして
伸ばされた小さな手
初めての夏という季節の光
街路樹の葉が落とす濃い影
見えない風の気配
蝉のなきごえ

お母さんの胸に抱かれた
その ....
残酷な人たちへとアメ玉を配る

セミに雪だるまを見せてあげる

なにかを掴もうとしながら歩いている

最後の夜君は満天の光を放つ

あなたの変てこな笑い方を思い出す

心が軽い ....
あなたは
まつり縫いを繰り返した
私の前で
いつも泳いでいた
裁縫で作り上げた
金魚の尾ひれがゆれていた
私は
あなたのためにたくさんの幼い日々があったことを思い出した
あなたは縫い上 ....
月明りは無い真冬の夜道を照す星空。
雪は青緑の光で世界を結晶した森。
朽ち始める鉄道用水銀灯を見上げる猫。


柔かい。雪って触れて仕舞うと流れ星みたい。
六花と言うのだよ。と、
教 ....
剥き出した感情は、とまらず
人を傷つけながら、後悔と感傷でぐちゃぐちゃに
なりながら、見事なまでに無様になってく

ひきかえせばいいのに
いわなきゃいいのに
止まれない、感情はあたしから
 ....
時間の袋が垂直に突き破られ
色とりどりの血流は外側へ飛散した
ひとつの瞬間が選び取られ
病に深く倒れ苦しんだ
悔いや口惜しさや怒りや名もなき感情
俺はただ獣をよけただけ
しかし獣を責め ....
軽石 

弾劾

火の玉
たましいが
夜に錆びたぶらんこのように鳴っている

どこへいったの ねぇ わたしの半身たち
あざの浮かんだ あなた
詩を書くのがじょうずだった あなた

半身がふたり 抜け落ちた わたし ....
シャッター通りの真ん中で
あたしは夢の中に立っている

正社員だから、収入が増えてと、彼女は言う

そう、よかったねとこたえた私は
それきり何も
言いたくなかったのだけど

有給のこ ....
シンクの窓から
光が生まれている
質量はないが
手触りは淫靡だ

わたしたちは渇きやすいから
眠りの岸辺に
傷だらけの素肌をさらす
思い出せない言葉に囲まれ
猫の亡霊を見た──まひ ....
朝から部屋で臥せっていると
唐突に金剛力士がやってきて
口元を引き締めた形相で見下ろしている
それがあまりに突然の出現だったので
なんの心構えも用意もできておらず
ただただ驚愕して畏まるばか ....
いぬの紐は赤と白でねじられている
悲しみのつぎに
夕日のようなゼリーをたべて
こぼれながら静かに夜がひかっている

まよったあげく遠回りをやめて
いつもどおりの道でかえる
さかりをす ....
誰かはしらないが
そこに座っているものが
瓶をあけ 液を飲み口を拭い
わたしを木の葉のように見つめる

これといって使いみちのない
色とりどりの正しさたち ....
{引用=
朝がほどけると、水面に横たわり あなたは
かつて長く伸ばしていた
灰色の髪の、その先端から 
魚を、逃がす 
皮膚は、透きとおって ただ
受容する 水の、なまぬるい温度だけを
 ....
 性欲情欲に溺れて 理性は打ち捨てた 水に弾ける未来の幻想

 僕らは手に手をつないで 太陽の情熱に焼き焦がされる
 罪や罰だなんて忘れてしまった それが僕らの{ルビ性=さが}

 そういや ....
灯籠のつくように世界の意味は反転する
昼と夜とについてくる残酷な時刻たち
君らには心がないんだね
それなのになぜ世界を統べるの

吐く息に祈りを込めた
吸う息に唇を震わせた
先へと思いを ....
掃除をしたはずの離れは
埃臭くて何処と無く汚い。

段ボール箱を破いて
いくつかのゴミ袋に詰め込んでは見てみたが
こまめに捨てなさい。と呆れる
父のお叱りが聞こえた気がして
久しぶりに開 ....
遠くにある町を眺めている

海の向こう

タバコはもう吸っていない

クジラが見えた気がした

工場からでる黒煙

憧れの場所は蜃気楼

町は僕を忘れた

スーツで泳げたら ....
深水遊脚さんのおすすめリスト(1251)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日に焼けた床、むすめのクロゼット、葉っぱをむしるのこと- はるな散文(批評 ...518-2-16
季節のある街- こたきひ ...自由詩418-2-16
秋__ふたつ- 秋葉竹自由詩417-9-15
さわやかにわらう- 水菜自由詩317-9-15
林檎- 星丘涙自由詩7*17-8-16
お盆休み- トメマル自由詩6*17-8-14
ケンカポエム- もり自由詩2*17-8-14
いのちのことなど- 為平 澪自由詩10*17-8-13
父のことなど- 為平 澪散文(批評 ...4*17-8-13
夏変化- 塔野夏子自由詩2*17-8-7
ゆうひの_はまべ- 「ま」の ...自由詩4*17-8-7
麦わら帽子- ガト自由詩19*17-8-7
青信号に変わるまでの時間に- そらの珊 ...自由詩18*17-7-28
僕らは赤い風船になった- 水宮うみ自由詩4*17-7-28
白い海岸線- うみこ自由詩417-5-17
トナカイの角で創られた翼と鉄軌融解。- おっぱで ...自由詩417-5-16
低俗- 吉田かえ ...自由詩317-5-16
事故- 葉leaf自由詩217-5-15
平成29年5月15日(月)- みじんこ自由詩217-5-15
泣く鬼- 田中修子自由詩7*17-4-28
あ・き・ら・め- 梅乃花世自由詩3*17-4-27
枳殻の花- 伊藤 大 ...自由詩8*17-4-27
かまぼこ- 春日線香自由詩417-4-27
駐車場- はるな自由詩417-4-15
正しさたち- 草野春心自由詩317-4-1
記憶を、汲む- 望月 ゆ ...自由詩26*17-3-19
streotype2085- stereotype20 ...自由詩417-3-18
烈光- 黒髪自由詩2*17-3-17
お片付け- 梓ゆい自由詩217-3-17
岸辺- それにも ...自由詩417-3-14

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