ねぇ
ねぇ

お母さん、誰を呼んでるの?

ねぇ
ねぇ

お母さん、そこには誰もいないよ?僕ならここにいるよ

ねぇ
ねぇ

お母さん、泣くのはやめよう
 ....
全天の半分が
この太陽の光で圧倒されて
青空の透明感が増す
枯れ枝に太陽光は懸かり
直視できぬ もどかしさ

潮のごとく逆巻く直射光
日差しは小さな部屋を満たし始めて

また静かな一 ....
イヤホンから流れるミスターチルドレン
歩いていた
僕にはアイポッド
僕はなんにもないカバン

目黒川は流れていく
僕を拒んだ事務所
街 五反田に
娼婦の出入りする隣

縛ることに
 ....
こぼしたら
うまくふけなくなってしまった
たまご

きみが崩れてしまったから
やさしくすくってあげないと

クツシタノなかの皮ふが冷たいの
くつしたでつつんでるのに

きみを囲んで ....
トランキライザーが必要な世代ではない
あたしはもっとポップでカジュアルだった
がこの時間になると目が覚めるゲロがでそう
睡眠障害とかパニックをカムアウトすることのだささを
ヤホーよくわかってる ....
そうだね、もう帰らなくちゃ

うん、分かってる

やっぱ帰らなくちゃだめ?だよね

あわただしいフリをね、ちからイッパイ表現してみました

ホントはまだね、あと30分はだいじょぶだ ....
雷鳴に犬が怯える空で
やさしい言葉のように冷たく凍ったものが
老人ばかりの街を無数の宝石で覆い
 (あるいは灼石灰のような骨の粉)
まぶしく結晶に閉じこめる

今だけはうつくしいだろう ....
水晶が騒ぐような
本当の冬の光
クィーンメリーが跳ね返す朝
トーストの上のシロップ

音楽が消えた劇場のような、ただ空間する日常
ドニ・ラヴァンが手のひらを撃ち抜くシーンを
目の ....
 美しい言葉をゴミ箱に捨ててやりました。
綺麗事は重いので、粗大ゴミだと判断して、粗大ゴミの日に出しました、
粗大ゴミを出すには、千五百円必要なので、お小遣いから出しました、
綺麗事の行く末は、 ....
ちょうど私の誕生日の頃、雪が降った。



大きなワゴンでやってきたきみは

車を降りて



不意に お母さんのことを話し始めた。




何年もそばにいたのに。

 ....
歩けない事が
空にのびていくために
必要なのだと
言い聞かせる事に
酔いしれ擦り切れ
根をかじる
悪食に
倒れたら
仲間になれそうな
錯覚を満たす

ひくことも
さることも
 ....
したたる、したたり、

侵食しはじめた月夜に
手足はどこまでも深く伸びている

やさしく影を包み込むようにして
月は、静かにあたたかい

当たり前のようにそこにいて
闇が照らすはずも ....
  鳥取の冬を包み
  かくすもの
  街の音まで凍らせて
  夜を沈黙で満たし
  立ち尽くした
  遠くで、雪おこしの稲妻が
  夜を呼びさます

暗闇に置かれた水晶の透明が
今 ....
月が
30Wの白熱電球の輝きを持って
フラリと空にある

都会の冬の夜空では
どんなに空気が澄んでも
瞬ける星は数少ないから

月は遠慮なしに
夜空を支配できるというのに

少し ....
やめてけろ

ひと恋しさにちゃちゃ入れた
わたしの思いを
やんわりと断つように
春の兆しは白い肩口の奥へと隠れた

厳しさだけではない冬の素顔を知ってから
流されるのとは異なる
自ら ....
{引用=

寒さよりもしみとおる孤独に
大地は沈黙している

屹立する枯れた木は
信じる力を失い
他人の顔をした
春の訪れを恐れている

蟻の巣は崩壊し
{ルビ ....
書き留めていたはずの詩が
一晩のうちに
家出をしてしまったらしい


枕元にあるのは
真っ白な紙の切れ端で
紙を失くして
彼らは
ばらばらになってしまわないだろうか


雨が降 ....
水鏡に
私をうつしましょう

私は醜い

何を基準にしよう

過去の話
自分以外の誰かに
固執した時の話

醜いものがうつる
水鏡には

忘れてたっていうか
 ....
あなたが変えた世界に立っている
それは今にも滲みそうな私
誰の世界
そこには手が届かない
一人ぼっちの世界

割れそうな頭
鳴り止まない音
駆け巡る言葉
あなたの、影、残骸

何 ....
悲しいけど涙が出ない
そうだ涙を作ろう

 目の奥の真っ黒
 ぎゅぅっと搾って
 布でこして

まさに雀の涙です
そっと飲んでみて
私の 痛み 少し 分 か る?

 でもね作っ ....
丹念に温めた躰を
その一粒は意図も簡単に
冷やしてゆきました


とんとん、
からん

流れても流れても
肌は通わず
なぞってもなぞっても
白に触れることは
許されません

 ....
望みを下さい。
希望を下さい。
夢を下さい。
自慢させて下さい。

無視しないで下さい。
大切にして下さい。
話を聞いて下さい。
笑って下さい。

愛を下さい。
有名になって下さ ....
ジャンプするときはいつか
分からないのに
控えた足どりで
ホップステップ、のループを
あなたも走っていますか。

一年が来てまた
リピート、あと何回も針の道を
針の跡を追われている
 ....
「うちに帰りたい。」

悲しげな顔で、涙を一粒。


そうして、彼女は旅に出てしまった。






去って行くその背中で、
僕は何を想えば良 ....
夜の工業地帯を歩いていく
いくつもの照明の光とその
いくつもの色とで 僕はぼんやりと
何もかもを失っていくような気がした

うなづいていた
友人の会社が最近倒産したらしく
顔を合わせない ....
雑踏ならば天使みたいな昼間のキミのキス
は磁石みたいでこわい
最悪感でひろがるのに
何度もやめたくなくてくりかえす

後ろの座席で友達がねてるのに
寝てないフリをしている
たぶん
たぶ ....
こわごわ伸ばした手をそっとリボンにかけた
伝えるため
逃げるのはむずかしく
逃げ続けるのはもっとむずかしい
やがてあらわにさせたその硬さは
罪悪感を駆り立てる

しっていた
あなた
 ....
こうやって変わっていくんだね


君への思いも

僕らの関係も


あの頃は想像も出来なかった

こんな気持ちなるなんて

きっと君は今も

こんな気持ちでいる僕に気づ ....
空を溶かしたような

この海が

わたしの心の奥の奥を

綺麗に洗ってくれた気がしました

空と海が重なる此処なら

泣いても

全て飲み込んでくれそうで

心の雨もどしゃ降りに

降らせてみれば

 ....
暖房が効いた部屋
渇いた空気の中で

君の為に歌を唄おう


君がいないこの街で
君の為の歌を唄おう



悲しみは
どんどん
空から降ってきて

あっという間に
僕ら ....
わらさんのおすすめリスト(2525)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ねぇ- 自由詩109-1-16
この太陽_この青空- アハウ自由詩7*09-1-16
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サン- モリマサ ...自由詩709-1-15
お別れのとき- BOOKEND自由詩1*09-1-14
やさしき雪にふるえて- たりぽん ...自由詩9*09-1-13
受光- ホロウ・ ...自由詩5*09-1-13
_丸い球体- つぐこ自由詩509-1-12
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地上- 砂木自由詩15*09-1-11
ゆめ_〜月と海〜- さくら自由詩20*09-1-11
夜雪- たりぽん ...自由詩6*09-1-11
月夜- kauz ...自由詩6*09-1-10
けろ- 恋月 ぴ ...自由詩25*09-1-10
混濁する青- まどろむ ...自由詩5*09-1-10
かあさん- 小原あき自由詩15*09-1-10
水鏡- 瀬田行生自由詩609-1-10
彼方、世界、- かのこ自由詩109-1-10
涙を作る/涙をのむ- そらの  ...自由詩7*09-1-10
冬雨- 見崎 光自由詩209-1-9
下さい。- ペポパン ...自由詩6*09-1-8
24/7の助走- 唐草フウ自由詩4*09-1-8
探し物- こた自由詩109-1-8
- K.SATO自由詩309-1-8
現在- モリマサ ...自由詩1509-1-7
つぶやき- FUBAR自由詩4*09-1-7
最後- 哀音自由詩409-1-6
泣く場所は蒼- 愛心携帯写真+ ...21*09-1-6
応援歌- 三奈自由詩709-1-6

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