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高野五韻さんが今日現代詩フォーラムで、すばらしい散文を発表していた。(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=75981)以前ブログで発表していたので、読んだこ ....
わざわざ心に波を立てて詩を書くのはどうか
どうか
波は不思議な力で打ち寄せるもので
波がない時は、ない
海を見るものはもっとよく知っているだろう
ぼくの目の前には、海は現にない
ぼくの ....
夜になると
考え事が増えて
朝も考えているけど
いつでも
今から
考えることができる
たくさんの雪の
物憂げなテレビニュースに押されて
僕は
やらなくちゃいけないことを
考える
....
戦争ということばは
ことばでしかないような
そんなおじいちゃんの傷跡は
僕が
大学をでるころ
白と灰のまじった骨になって
それをみたぼくは
その前に
においがきたのだ
骨が炎で焼かれ ....
「詩と”私”を切り離せ」こういう大胆なタイトルはなかなか書けないものだし、あざとく見える危険もある。よく書いたと思う。http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=426 ....
出会いがしらに、
さようならっていい言葉やね
とあなたは云った
空は低く銀杏の木だけが一本高く見える
出会いがしらにいってくれて助けられた気がして
知り合いへの手紙を破った、日
覚えていること
今日覚えていること
財布の整理をしたこと
アロエの葉っぱの伸びように驚いたこと
死ななかったこと
皿を割らなかったこと
急ぐことはないということ
いずれいろんなものが ....
夕景風が鳴る
ふひゅーんあおあお
さざめくざさささ
ふひゅーんあおあおは彼方からの信号で
信号を窓の中から感じている僕は
木のように揺れている頭のなかを巻いて
片頬をうちぬかれたお ....
昼寝から目覚めるとぐるり真っ青になっていて
真っ青になっていてでんぐりがえった僕の眼球
眼球から涙は流れず一滴の血もこぼれない
かなしみ
僕は何しているんだろう?何もしていない僕のほころび ....
宮沢賢治の詩を読むのは、とても辛い
自分の苦に、まといついてくるみたいだから
彼は、いつもじたばたしている「デクノボー」であるから
辛いけど、あざとい詩もあるけど、美しいから困る
日本語が ....
かおるさんの石川和広さんおすすめリスト
(10)
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日付
つれづれに思う詩の世界
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石川和広
散文(批評 ...
11*
06-5-26
潮目
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石川和広
自由詩
7*
06-5-3
冬空
-
石川和広
自由詩
6*
06-1-13
骨
-
石川和広
自由詩
9*
05-9-12
「詩」さんは何を求めているのかー「詩と”私”を切り離せ」を読 ...
-
石川和広
散文(批評 ...
9*
05-8-8
いい言葉
-
石川和広
自由詩
13*
05-7-18
祈り
-
石川和広
自由詩
10*
05-7-6
ふひゅーんあおあお
-
石川和広
自由詩
9*
05-7-4
青
-
石川和広
自由詩
8*
05-6-30
宮沢賢治の詩メモ
-
石川和広
散文(批評 ...
10*
05-2-26
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