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しらほねしらぬか
しとしと
しとど ぬれそぼり

問い尋ねる先の

みえないみない
むなしい
だけ だから

隠れたお月様
姿を現しませぬか
陽を求める迄を
しませぬから
 ....
Who’s in your heart now?
誕生日、おめでとう。ぼくはあなたに言った。
全身がおれのストレッチだ! ははははははは!
陽気な日だ、きのうみたいに、特に憂鬱なことはない。 ....
あの子が「たまごそぼろだ」と言ったから
あの角の家にはおいしそうなたまごそぼろが咲く

神様に祈ってみたり、嘘をついてみたり
大して変化のない生活を強い風が撫でていく

更地になった場所に ....
ぽつんぽつんと
白骨の砕け
戻る地から
魂魄を離し
いってらっしゃい
いつかまたと

ぽつんぽつん

時の刻まれ

浮き立ち在るもの
また在るもの、
白骨のうたを歌い

 ....
大きな呼吸の
あるところ
迷子の流れ星もどうぞ

下町の画廊
築百年
ブランデーみたいな色してる
二階が住居で一階がお店のタイプ
こまい植木鉢が外の棚にいっぱい並んでいて
植木屋さ ....
知らない国の見果てぬ路線図
ここで乗り換えると海へつながる
春を見たければ各駅停車で

こうしているうちにも
砂時計のすなはおちつづけ
耳をかたむけると
さらさらさらさら、とささやき
 ....
一枚ずつ数えていくように過ごした貴重な季節が途轍もなく愛おしくて僕の頬を伝うのは残り梅雨、何もかもが新鮮な野菜に囲まれている、幼虫1匹として入る余地のない空間に隙間風が通る古いコインランドリーの前で、 .... 干し無花果を食べ

思いがけず 美味しかったようで

もうひとつと

私に手を伸ばす

まだ知らないこともあるんだな

四月も後半

まだ夜は冷える
ぱらぱらぱら

傘のうえにおちる雨のしずくがここちよく音をたてる

ぱらぱらぱら

哀しみもはじけて空へと消えてゆくよ

ぱらぱらぱら

ああ、まるで叩くように布から伝わる水の感触 ....
響きの光りの雪崩れ打ち
流れ来ては絶えることなく
滑落していく我のわたし
光響の中に入り込み
光響もまた入って来る
明度増す意識のなかの
張り裂ける想いそのもの
響き光りに打ち刻まれ
 ....
あしたになれば
いちにち寿命がへるのに
あしたを待つのは
なぜだろう

お墓ビジネスの話をみて
とりあえずあたふたしてみたけど
いがいと長く続かず
逆にスンとなった

今日もど ....
時は立ち止まらず指の間からすり抜けていく
まるで水のように目を見張る暇も無く

ああ、一瞬一瞬がフラッシュの光の間に瞬いて僕を責め立てる
緩やかに
まっすぐに
月よう日は

仕事へ行く前に

神社に行く


桜の樹が黄緑の葉を

ゆさゆさ振る

誰もいない境内

でも たくさんおられる


狛犬さんの足をなで

狛狐さ ....
{引用=
いったい誰が言ったことか。冬は女の子をもっとも白く可愛くする、という理論をそのまま体現していたかのような君の白い睫毛には、もはや雪ではなく白い花びらが、いま雪のように掠っている。


 ....
おうちはヨメが好きなように改造してしまいました
ビル ビル ビル
子・美女・パパ・子。
カフェ カフェ カフェ
ギャルソンの若者の顔は濃い
バル バル バル
ガード下のイタリア
フードコ ....
この世から
宇宙へ還りゆく
人のその肉身 、
夜から夜明け迄
強いられ絶えず
浮いて沈んで
沈んで浮いて

どすんふわっ
ふわっどすん

余りに酷薄な光景を
あなた方が当たり前 ....
あの人がまだ何か言ってるのに
灰青の夢が覚めてしまった
また置いてけぼりだ

溶けたまま起き上がる
準備しなくちゃ

背中にあるはずの羽を隠す
曇りガラスの眼鏡をかける

おっと ....
ああ春霞 
それともかすみ目か

大切なのは自分のまぼろしだ
それが大きななにかを映し出した
鏡の砕けた欠片だとしても

預言者はまぼろし中で真実を見る
多くの人は現実にまぼろしを重ね ....
「くうみ」が空っぽの身だからといって無意味などころか最大のより所にもなる
ということで神は服をお脱ぎになって今夜はすっかり「くうみ」となりおおせた
神の不在をなげくどころか不在にこそ神の裸体がある ....
少し混むH電車

夕陽がまぶしくて

目があけられなかった

背の高い彼には

夕陽は見えていない


おもむろに

リュックから取り出したノートを

私の顔の前にか ....
朝に起き外に出でれば
新緑の色付き青々と
彩の輝き優しく滑って
ひろがるひろがる艷の野辺、

血の流される彼方此方で

自らの内に宿る宇宙の
外なる宇宙と同期して

抱える哀しみ歓 ....
あたまから

どちらを手にしようか、迷うときがある

どちらも食べやすくて、食べにくさがある。

酒のつまみには豆腐だろう。

ご飯に添えるならば納豆だ。

どちらも同じく大豆 ....
かけちゃだめだけど
日々にあればいいもの
君が知るもの
誰も知らないもの

一服
匙で3杯
泡がくるくるまわって
つたないお点前
おかしは桜餅
よみひとしらず
カーラジオから流れてくる曲が

その人の心の叫び声に聞こえた

いたたまれなくなる

時速二十キロ


公園の柵

見下ろす私 見上げるその人

私に手を差し伸べ 優しく ....
拡がりゆく色々模様
意識の瀬際に滲み現れ
無限無限 、透きとほり
光響を放ち輝き逃れ
入れ込む力みを柔ら解く

 △

たまぁにあってたべあるきして
てをつないだりののしったり
し ....
口惜しいなんてきもち捨ててしまいたいよ

一番の輝きが最後まで放たれる事なく終わってしまうなんて
こんな無惨な事はない
僕の感情は荒浪に揉まれて塩辛い涙に溺れそうになる
まるで柁を失った難破 ....
目が醒めてそっと舌先を口のなかで転がせてみる
カサカサに乾いた紅い粘膜が私を虚しく嘲笑う

嗚呼、 茜色に染まる唇が嘘という名の夢を紡ぎ
光惚の海を漂う海月となる
妖しく光る毒の電極が徐々に ....
海の轟が寄せ還る寂れた街を彷徨った
街灯がぽつりと点り羽虫を寄せていた
ヤモリが一匹それを狙ってヒタヒタと柱を登ってゆく

腹が減った

赤いちょうちんと暖簾が風に揺れている
魚介豚骨醤 ....
成就せぬ正義感の燃え残りが心に刺さって痛い
右手の一本くらい迷いなく捧げられたなら
私はどんなにか勇敢だったろう
何の為にもならない発汗を知覚していて流せない
掌に握り隠したモヤモヤごと蹴り飛 ....
見上げた頭上に 

小さくなった飛行機

あんなとこにいるんだなぁ

人間をたくさん乗せた鋼のかたまり

すごいなぁ

そん中にあの人はいるんだなぁ

小さな足の裏が見えそ ....
海さんの自由詩おすすめリスト(2639)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しらほね唄- ひだかた ...自由詩525-4-23
ぼくは、あなたの大きなおっぱいで終わりました。- 田中宏輔自由詩10*25-4-23
木香茨- 青の群れ自由詩1325-4-23
白骨の響- ひだかた ...自由詩4*25-4-22
下町の画廊- ふるる自由詩12*25-4-22
あなたがすこしさみしいときにも- そらの珊 ...自由詩13*25-4-22
札束- 饂飩(う ...自由詩625-4-22
こたつの向こうで- 花野誉自由詩3*25-4-22
雨音- 栗栖真理 ...自由詩6*25-4-21
しゃんばら- ひだかた ...自由詩425-4-21
溝とアーチ- 唐草フウ自由詩8*25-4-21
時と懺悔- 栗栖真理 ...自由詩425-4-21
月よう日- 花野誉自由詩4*25-4-21
雪びら- 本田憲嵩自由詩1025-4-20
東急の武蔵小杉- 松岡宮自由詩425-4-20
人工呼吸器(新訂)- ひだかた ...自由詩425-4-20
出勤- ◇レキ自由詩3*25-4-20
古い古い一冊の雑誌のような人にわたしはなりたい- ただのみ ...自由詩4*25-4-20
執着を消し去る入魂トロールマシン_~トロールの神話~- 菊西 夕 ...自由詩3*25-4-20
夕焼け電車- 花野誉自由詩3*25-4-20
汀_、半時のあひだ静かなりき- ひだかた ...自由詩425-4-20
豆腐と納豆- 洗貝新自由詩12*25-4-20
湯呑み- wc自由詩10*25-4-19
バラの咲く公園- 花野誉自由詩325-4-19
五行歌、汀の水・内なる宇宙と- ひだかた ...自由詩425-4-19
君のもとへ- 栗栖真理 ...自由詩325-4-19
至福の宇宙(そら)- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-19
ラーメン- レタス自由詩14*25-4-19
nakineiri- 饂飩(う ...自由詩425-4-18
空にいる人- 花野誉自由詩2*25-4-18

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