すべてのおすすめ
朝に起き外に出でれば
新緑の色付き青々と
彩の輝き優しく滑って
ひろがるひろがる艷の野辺、

血の流される彼方此方で

自らの内に宿る宇宙の
外なる宇宙と同期して

抱える哀しみ歓 ....
あたまから

どちらを手にしようか、迷うときがある

どちらも食べやすくて、食べにくさがある。

酒のつまみには豆腐だろう。

ご飯に添えるならば納豆だ。

どちらも同じく大豆 ....
かけちゃだめだけど
日々にあればいいもの
君が知るもの
誰も知らないもの

一服
匙で3杯
泡がくるくるまわって
つたないお点前
おかしは桜餅
よみひとしらず
カーラジオから流れてくる曲が

その人の心の叫び声に聞こえた

いたたまれなくなる

時速二十キロ


公園の柵

見下ろす私 見上げるその人

私に手を差し伸べ 優しく ....
拡がりゆく色々模様
意識の瀬際に滲み現れ
無限無限 、透きとほり
光響を放ち輝き逃れ
入れ込む力みを柔ら解く

 △

たまぁにあってたべあるきして
てをつないだりののしったり
し ....
口惜しいなんてきもち捨ててしまいたいよ

一番の輝きが最後まで放たれる事なく終わってしまうなんて
こんな無惨な事はない
僕の感情は荒浪に揉まれて塩辛い涙に溺れそうになる
まるで柁を失った難破 ....
目が醒めてそっと舌先を口のなかで転がせてみる
カサカサに乾いた紅い粘膜が私を虚しく嘲笑う

嗚呼、 茜色に染まる唇が嘘という名の夢を紡ぎ
光惚の海を漂う海月となる
妖しく光る毒の電極が徐々に ....
海の轟が寄せ還る寂れた街を彷徨った
街灯がぽつりと点り羽虫を寄せていた
ヤモリが一匹それを狙ってヒタヒタと柱を登ってゆく

腹が減った

赤いちょうちんと暖簾が風に揺れている
魚介豚骨醤 ....
成就せぬ正義感の燃え残りが心に刺さって痛い
右手の一本くらい迷いなく捧げられたなら
私はどんなにか勇敢だったろう
何の為にもならない発汗を知覚していて流せない
掌に握り隠したモヤモヤごと蹴り飛 ....
見上げた頭上に 

小さくなった飛行機

あんなとこにいるんだなぁ

人間をたくさん乗せた鋼のかたまり

すごいなぁ

そん中にあの人はいるんだなぁ

小さな足の裏が見えそ ....
くすりと笑う君の
世界はとっくに
喪失されていたんだね、
くすりくっすり ひっそりと
剥き出しの硝子窓の枠組み震え
余りに露骨なままそのままに
外界に曝された君という
漂白され切った世界 ....
トンネルを抜けてもそこは闇

光を捜してやっと辿りついても
また長い長い暗幕がまるで目隠し鬼のように
私の精神(こころ)へと覆い被さってゆく

いつになったら闇は晴れるのだろうか
身体に ....
去年の秋のことだ。
老婆がひとり、道の上を這っていた。
身体の具合が悪くて、倒れでもしたのかと思って
ぼくは、仕事帰りの疲れた足を急がせて駆け寄った。
老婆は、自分の家の前に散らばった落ち葉を ....
吹く風の光り

抜けてゆく想い

水際に佇む女の子が
泣きべそ顔で向こう側へと渡って
いった

精一杯力を振り絞り生き抜いて
熱が出て

どうしようもできなくなって寝込む


苦手な液体の薬を

私に無理矢理呑ませ

みかんをてんこ盛りにして

始終世話を焼いてくれた

いつもは私に強く出れない ....
にわかに冷たい風の便り
燃え尽きぬ心(しん)を揺さぶる微かな怒りを持って
銀色に光る雷を振りおろす

あぁ、静まらぬ我が阿修羅が紅黒い焔を身に纏い
柔な嘲笑を叩きつけんとする
鋭く研ぎすま ....
オイスターバーで牡蠣を食べてから

その人が知っているバーに寄る

ハイボールの入った錫のコップ

水玉がたくさん

ひいやりとした感触


別々の駅だから

私は地下へ ....
幻のような町にいた どこかで風景が流れる光景を眺めていた 音のない世界だった 時折誰かとすれ違った気がした なにも見ないようにしていた 鳴いている仔猫を見かけた気がする 歩道橋の階段を登り 車の流れる .... 宵の口

街灯が灯る

あの坂を見上げたら

鼻の奥がツンとした
苦く甘やかな時の既に過ぎ去り
撃ち落とされたバタフライ、
掴み取りにいくこの場所にて

複雑に絡み合った人生因果を
少しずつ解いては閃光走り

(クスリはもう効かない
自らがクスリに成 ....
さりげない正午にそっくりな
仲間意識と飽和水溶液
半ば強引に立ち並ぶ一輪車
褪せた水色
左腕のギプスで響かせる
小さな夜の曲と それから
引かれた机に挟まれる
ギンガムチェックのランチョ ....
あの時
のぼくは何を思っていたのだろう
色欲にまみれて本性をうしなっていた
いまは瀬戸内寂聴さながらに煩悩即菩提を受け入れた

香を焚き
灯を点し
経を読み華を散らし
鐘を鳴らし
生 ....
とほひ日の思ひ出
未来未知から波打ち
到来するその時に 、

もうクスリは効かない

自らが薬にならなければ
死者の舞う 、
生者の歩む、
途を照らして
逝く生く
ヒカリ

  ▽

あなたの
なかに
はいった
ときとても
あったかかった

  △

背景に退き
ながら拝啓と ....
紅の葉々の揺れに揺れ
或るもの或るもの
余りにありあり
在り始め 、

 光響いて響く光
著作権について

昔から著作権について長いこと語ってきたけど、そろそろ終わりにしようかと思います。なのでこのテーマについては今はもっとも危険な立ち位置にいる私たちを折り込み終止符としましょうよ。
 ....
リアリズムは単純バカの詩的表現みたいになっちまった、誰もが一番わかりやすい手駒だけを持ってカタがつくまで乱発してる、それを真面目さだなんて果たして、気付いていないのか開き直っているのかいったいどっ .... ひかりのうみの
かぎりないひろがり
ひかりのおびとなり
のびひろがりいき
わたしなるもの
眠り目覚めのわたし
しだいしだいに越え、

瞑目する意識の奥処の声を聴く

ひかりのうみひ ....
すべての駅は
改札を捨てて
だれかのおとしたメロディを
つぎはいでゆく
終点が
ただよう終着駅へ
咲いて
散る

それしか
人は見ていない

散って
生きる

そのことを
人は見ていない

愛でて
酔って
呆けて
憐れんだら

人は春を忘れて

葉桜の下を ....
海さんの自由詩おすすめリスト(2092)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
汀_、半時のあひだ静かなりき- ひだかた ...自由詩425-4-20
豆腐と納豆- 洗貝新自由詩12*25-4-20
湯呑み- wc自由詩10*25-4-19
バラの咲く公園- 花野誉自由詩325-4-19
五行歌、汀の水・内なる宇宙と- ひだかた ...自由詩425-4-19
君のもとへ- 栗栖真理 ...自由詩325-4-19
至福の宇宙(そら)- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-19
ラーメン- レタス自由詩15*25-4-19
nakineiri- 饂飩(う ...自由詩425-4-18
空にいる人- 花野誉自由詩2*25-4-18
霊の汀、No_Quarter- ひだかた ...自由詩6*25-4-17
闇夜からの祈り- 栗栖真理 ...自由詩225-4-17
横木さんの本を読んで、やさしい気持ちになった。- 田中宏輔自由詩16*25-4-17
深夜の頂- ひだかた ...自由詩725-4-17
京男の看病- 花野誉自由詩325-4-17
雷の牙城- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-16
福島で別れ- 花野誉自由詩3*25-4-16
pale_a_ir- ryinx自由詩9*25-4-16
逢えない人- 花野誉自由詩2*25-4-15
バタフライ- ひだかた ...自由詩4*25-4-15
hiru_no_koto- 饂飩(う ...自由詩325-4-15
虚空- レタス自由詩3*25-4-15
五行歌、く_す_り(改訂)- ひだかた ...自由詩6*25-4-14
五行歌、ふくインさん- ひだかた ...自由詩425-4-13
LUX- ひだかた ...自由詩4*25-4-13
著作権について- 足立らど ...自由詩3*25-4-13
Give_'Em_Enough_Rope- ホロウ・ ...自由詩2*25-4-12
真夜中の声- ひだかた ...自由詩525-4-12
無色- wc自由詩9*25-4-12
サクラチル- 夏井椋也自由詩9*25-4-11

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