すべてのおすすめ
Tとは小学生の頃からの付き合いだ
遊びに行くとTのお母さんが出迎え
関西弁で他愛もない話しをした
いつも1時間程
その洗礼を受けなければならなかったのだ

玄関の水槽には金魚が揺れて
猫 ....
「少年よ大志を抱け」、
伸びやかに大志をまっすぐに指ししめす、
羊ケ丘の博士の指先に、
少年としての視線が搭乗する、
そこに飛来してくる、
小さな飛行機の模型のようなトンボ、
なん台も博士 ....
Let's meet in the sky
                   わたし暗い海の底を眺めてると丸い石を投げたくなるの

知らせがきて、いつもの浜辺を通り過ぎた ....
 西陽とたわむれる
 噴水の水の音は
 子どものようにまるくなってかけまわり
 わたしへ小さく手を振って
 「またね」
 …… 、

 鈴懸の樹が葉を落とす風に鎮もる

 涼風にのっ ....
敵であり、
味方であり、
ボクの恋人であり、
油断の出来ない女だった

彼女が欲しいのは男らしさ
弱い男なんか目じゃない
心の傷を舐めてなどくれない
辛い時に、優しくもない

だけ ....
かたてそこ
  
  僕の廻りにはあなたがいて
               それでも僕はまわり続けている と あなたに問いかけた
                             ....
やりたいことを
やり尽くしてしまったので
今日はもう
何もやることがありません
仕方ないのでキャスをしました
すると、若い女性から
彼氏がほしいと相談されました
はっきり言って上手い答え ....
そんなに簡単に国を割るなよ
玉子じゃねーんだからさ
貴方なら、きっとそう言う
貯めていたお金は
もうすぐ底をつきそう
生きるのは、お金がかかる
甲子園って広いね
膨大な熱量を受け止めるに ....
日めくりカレンダーが
風でパラパラとめくれ
ちぎれて飛んでいく
慌てふためく私を
置き去りにして


ひっくり返すことのできない
残り時間もわからない砂時計
私が生まれると同時に
 ....
お寺の境内の一角、緑の葉が繁り、そのところどころで小さな可憐な花が咲いている。
その紫色を見ているとなぜか懐かしさでこころのうちがあたたかくなる。
「萩の花だわ」
すれ違っていく観光客の会話でそ ....
 
*

シューケーキ
3つのお星さま
4重層のシュー
お腹に 苺 を
隠しておきます

*

ルモンド
長かったトンネル
やっと出会えた
2人
チョコとアイス

 ....
それはどこかにあるのか、それともどこにもなかったのか、違うやり方をすれば手に入れられたのか、近くにあったけれど見落としていただけなのか、要因なんて探せばいくつだって見つかるものさ、でもそんなことに ....  遠くにいるあなた
 遠くにいても
 息づかいを感じる程には一緒に居ない
 あこがれのような
 かなしみのような
 その境目で
 私が寂しがっていようなどとは
 思っていないかも知れない ....
白馬の騎手は紅い薔薇の花束を抱き

群衆は勝利の美酒に酔いしれて

拍手喝采は止まない

隊列は乱れず広場を目指し

明日の平和を誓う胸
 ほら あれが宵の明星よ
     
    と云う貴女 
       、
なんて美しく青紫に躍り咲き開き
直進する時を下方から貫き通し
ただただ変転し広がり続けてゆく無限、

 死 ....
もう二十五年も、黒板に向かって、数式を書いたり消したりしておりますが
おとつい、あるおひとりの数学の先生に
「田中先生、図形は、どうして反時計回りにアルファベットをふるのでしょうか。
 ご存 ....
夕暮れの川面に寄り添い

言葉もなく涙を流した

甘く 切なく ほろ苦く

結ばれぬ想いだけが通り過ぎてゆく

映画のようにリアルで

小説のように深く

ふたりは闇に溶けてゆ ....
にゃんだ

こいつマジ可愛い良い人生にしたれ
こいつマジブス、地獄味あわせたれ
こいつマジ普通ー、お前はまだ早いわ
こいつキモイ、いじめたれ

にゃんだ

こいつ、やっぱ可愛いわ、も ....
まだ整備されていない、
とても茶色がかった昭和の夢の中を、
ヨウイチ君と一緒に遊びまわって、
一体ぼくは何を忘れてしまっていたというのだろう、
彼の名字がどうしても思い出せなくて、
なんだか ....
気づけば部屋のすみに重なっていく紙のくさぐさ
服用薬品名カード、やら
保険調剤明細書、やら
ほおっておけば粉雪のような埃をかぶって
畳にみじめに融けていきそうな顔をする

教科書サイズのお ....
午前3時に家を出て
ゲン担ぎのバイオリンソナタを聴きながら
捕らぬ狸の皮算用
今日で渓は閉ざされる
渓は水量が極度に減っていて
秘密のポイントも浅瀬になっていた
ピクリともアタリは無かった ....
ふわっと開いたらしゅるっと萎びたり
しゅるっと萎びたらふわっと開いたり

貴女と云う秋の庭で青々と踊り明かす私 、
              
でたりはいったりひっこんだりひょっこりでたり ....
おはよう!

          起きてんじゃねえよ、アホ

                                  朝ごはん
                        ....
繋がり生まれる意味を求めて
無意味な旅を続けているのか
ありもしないのかもしれない
トップ オブ ザ ワールド

匿名の顔の見えない人たちの
名前も知らない北の街に来た

高い ....
今日も世界は青かった
にこりともせずただ青く
深い沈黙のうちに
自ら孕むもの差し出す如く


今日も私は呆れてしまった
自らの我意に振り回され
気付けばあることないこと
貴女に喋り散 ....
美酒に酔い

漁期が終わる明日を待つ

魚影は薄いと知りながら

銀鱗の重みを忘れぬよう

今宵最後の夢を見る
思い出は寄り添う
犬のように

抱きしめ、
愛おしむことができる
そんな記憶だけを
私は飼っていたかった

だが因果なもので、心の眼というのは
暗く忌まわしい思い出の方に
向いてし ....
ノートパソコンを開くとき
今でもどきどきして
十四歳の頃に戻ってしまう
Wordを開いて
想いの丈を書き殴ったあと
削りに削り仕上げてゆく

世界は変わる
全ては流れつづける
 ....
物思いの先に
秋がとまる

キバナコスモスの先に
ツマグロヒョウモン

夏のような時間が
漸く終わろうとしている

熱風と湿気に
塗りこめられていた

思い出と思い入れと
 ....
みゃあみゃあ
きみがどこかで言うから
どこにいるのって
さがした
見つからない

きみの声が
ずっとしたまま
買い物に行ったら
傘も手提げも
どこかになくして
それっきり

 ....
海さんの自由詩おすすめリスト(1871)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハハキトク- レタス自由詩7*24-10-7
クラーク博士- 本田憲嵩自由詩1024-10-7
海亀は空を渡る- アラガイ ...自由詩10*24-10-6
秋うらら- リリー自由詩10*24-10-6
傷だらけのダンディ- atsuchan69自由詩20*24-10-6
それでも言葉は廻る- アラガイ ...自由詩7*24-10-5
キャス- 陽向(2 ...自由詩6*24-10-5
もう焼かれてるから- トビラ自由詩4*24-10-5
五行歌_矢のように- ヒロセマ ...自由詩14*24-10-5
慈雨- そらの珊 ...自由詩14*24-10-4
4種類のケーキ- 足立らど ...自由詩6*24-10-4
それはきっと初めから出来上がっている- ホロウ・ ...自由詩5*24-10-2
零時- リリー自由詩7*24-10-2
五行歌_チャイコフスキー_ヴァイオリン協奏曲第一番- レタス自由詩6*24-10-2
キキョウと明星とキラメキと- ひだかた ...自由詩8*24-10-2
反時計回り。- 田中宏輔自由詩13*24-10-2
ラフマニノフ_ピアノ協奏曲_第二番_- レタス自由詩6*24-10-1
紙の世界。。。- 陽向(2 ...自由詩4*24-10-1
ヨウイチ君- 本田憲嵩自由詩1124-9-30
反故の里帰り- 福岡朔自由詩10*24-9-30
【渓流】_最終章_- レタス自由詩6*24-9-30
このしあはせに- ひだかた ...自由詩7*24-9-30
左巻き?右足那珂川- アラガイ ...自由詩9*24-9-30
未来から_始まる絵本_007- 足立らど ...自由詩5*24-9-29
しずかさにほひ- ひだかた ...自由詩8*24-9-29
五行歌_【渓流】_閉渓前夜- レタス自由詩7*24-9-29
犬の影- まーつん自由詩6*24-9-28
テクノロジー・ブルース- 田中教平 ...自由詩124-9-28
秋/漸く- 夏井椋也自由詩10*24-9-28
みゃあ- 唐草フウ自由詩11*24-9-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63