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ZZZ(・・・ちょっとした記念日のように髪を束ねた君の、まるで陽だまりのような白いほほえみ、そんなぬくもりの中で老いていけたら良いな・・・)ZZZZZZ・・・・・・、 朝 ミートボールコンソメ煮、キャベツとベーコン炒め
  鮭ふりかけ、サトイモ味噌汁、ヤクルト

昼 サバのゆず胡椒焼き、ポトフ、春菊とにんじん和え

夕 豆腐ハンバーグオクラなめ茸あんかけ、 ....
夕方まで盛んに降りしきっていた吹雪。部屋の床の上に転がっている、くしゃくしゃに丸められた、クズカゴの縁に跳ね返ってしまった。いくつもの紙クズ。それらに混じって、いつもよりもすこし早めに破り捨てた、今日 ....  軒端に訪れた冬が
 なつかしくて
 昔の男に逢ってみる

 樹の影の床几に
 ひそやかに日が暮れかけて
 眉の濃い青年だった
 あなたが盃をかたむけている

 湯豆腐のなべから上る ....
過敏なくちびると
小さな肩がわずかに揺れて
憂いを含んだ少女の横顔の様な夕刻があった
すべて白くなってしまった冬の十二月はひさびさに晴れ
冬のただ中の日常に泳いでいる

十二月は未だ真冬の ....
ふるい夢をみた
ふゆの朝

たまごが2個の目玉焼きは
血が混じったために
スクランブルエッグになった

またつくればいいさとあなたはいう
ギンガムチェックのテーブルクロスに
あた ....
失くしたものは多かった

しかしながら得たものも多い

互いに自由の翼で羽ばたき

大空に舞い上がり

未来の空を飛んでゆけ
今日もしんと快晴なり 、

深々と到来するこの夜明けに

あちこちでボール投げ合う
あの子らの声 木霊して

置き忘れてきた時の狭間
宏大な奥行き只々広がり

既定の時の流れ凍結さ ....
夜の舟
櫂はいらない
ゆられているのは
こころのありか

星くずは
あかるく燃えながら
一瞬で消えてしまった
とても遠い闇が
触れるほど近くに落ちてくる

ここは宇宙の湊
願い ....
 
月も冷笑してしまう
走り続ける独創的な
コキュトスへの思考

孤高なけもののように
おのれのしをさとり
文字に置き換えていく

どくりつした文字は
文字なのに君がしんだら
誰 ....
クマさん、街へ出る
撃たれちゃう
禁猟区から飛び出た獣は
始末される運命なのだ

クマでなくてもだ
ヒトでも素行が悪ければ
始末されちゃう

僕らは無機物なモニュメントのように
在 ....
詩によって花瓶は儀式となる。
(キム・スタンリー・ロビンスン『荒れた岸辺』下・第三部・18、大西 憲訳)

優れた比喩は比喩であることをやめ、
(シオドア・スタージョン『きみの血を』山本 ....
松本さんが転室してきた
彼は対人恐怖症と潔癖症で他人とは話せないのだ
今朝散歩に行きませんか? と誘ったら
ダウンジャケットを着込み
無言で頷きにっこり笑顔で眼を見開いた
病院近くの土手を歩 ....
太郎を眠らせ、太郎のテントに雪ふりつむ
次郎を眠らせ、次郎のテントに雪ふりつむ
 
 

https://poet.jp/photo/2576/
波音を聞いて、
(ヘンリー・ミラー『暗い春』夜の世界へ・・・・・・、吉田健一訳)


足下を振り返った。
(マーク・ヘルプリン『シュロイダーシュピッツェ』斎藤英治訳)


僕が見たもの ....
悲しみ色の青空が視界を透明にする
失う物など何も無くて
白い路が真っ直ぐに延びている

風が吹き
雪が積もり
雨が降ろうとも
{ルビ止=とど}まらず
独り歩いてゆく

花を{ルビ愛 ....
 そこにある壁がみえるかな

 ベルリンの壁じゃなくても

 どこにでも

 夢のなかにも野原にも

 自分で作ってしまった

 見えない壁が存在する

 素通しの空間なの ....
《私》と云う、
わたしが
立ち合う
思考スル現を
意識奥深く
じっと眼差し
つつ在るもの、
少しずつ少しずつ
覚悟決め掘削作業進め
光当て照らし出さんとして居る
今の私に 夜な夜な ....
すっかり葉を落とした樹の枝々が
落ちてくる曇天の空を手を広げて支えている
これから
冬へとむかう日々は時に
こころさみしく
或いは
神様のきまぐれで
ぱああ、とみるみる空が晴れれば
な ....
暮れへ向け滑走していく
時を担いながら
この冬日の澄んで

青み濃く天空を染め抜き
吹き抜ける寒風に花々絶え

見知らぬ子らのボール投げし
高々と時空を揺らす
声上げ溌剌と言の葉散ら ....
冬枯れの
野に小雨降る
牛たちは思いおもいに
草をはんだり
寝ころんだり
長いまつげに
露がつく
草千里は今日もおだやか

おだやかです。

冬は枯れ
牛たちのつゆ
はる ....
13・終わりの始まり

ここでこの瞬間にして

自らの思考純粋に作動すれば

思考 もはや自らのものではなく

私と世界を分かつ以前の意志の営み

この生動の恩寵により詩の言葉ふり ....
空がとても悲しくて

白いベッドに横たわる

空がとても冷たくて

熱いココアをかき混ぜる

{ルビ暮色=ぼしょく}の寂しさ微かに{ルビ凍=し}みた
おまえの幸福はここにあるのだろうか、
(リルケ『レース』Ⅰ、高安国世訳)

単純な答えなどない。
(アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』第二部・14、中田耕治訳)

人間はいったい何を確 ....
 足許濡らす時雨の冷たさ
 夕刻に立ち寄るスーパーで
 野菜売り場の陳列棚から
 外れた隅へ歩み寄る

 (やあ、おかえりなさい!)
 わたしに呼びかけて来る
 焼き芋機
 鼻先へ ....
手足も鋭い口の一部だった、
小さな鯵はたちまち餌食となった
隠されたふたつの針が捕食者の自由を奪う
烏賊は、見知らぬ力に捕らえられた

月のない夜だから、
磯は辺り一面墨を溢したような暗闇 ....
13で終わる貴女
一つ明かりが在ると云う
握る手の熱さに想わず
見返すその顔 、

此処こそ終わりの始まりと
今宵 緑なす
グラウンドに
何時からか
寝そべる男、

半月の光響き銀の色
時を染め抜き刻む音

聴き入る
男の眼瞼
俄に
痙攣し、

到来する時の間に間に
風吹き流るる光 ....
静かな空はまたいつもみたいに太陽に照らされ

夜の闇をまるで知らなかったかのよう

いつもより少し青色が強く

それがまたいつもより元気なアピールかのようで

それを応援するかのように ....
冬の夜空には、三日月、
その視線のさきには、ひとつの星、
まるで、かつての、僕と母、
みたいな、
毛糸の帽子をかぶって、
なんだか無性に微笑ましい、
おぼろげな記憶のまま現在になっている、 ....
海さんの自由詩おすすめリスト(1883)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひるね- 本田憲嵩自由詩724-12-17
【病棟日誌】_今日のメニュー- レタス自由詩7*24-12-17
紙星- 本田憲嵩自由詩924-12-16
樹の影に- リリー自由詩4*24-12-16
夕刻- 山人自由詩7*24-12-16
絶叫- 平井容子自由詩1824-12-16
五行歌_一首- レタス自由詩4*24-12-15
こんな日あんな日、またこんな日- ひだかた ...自由詩5*24-12-15
流星- そらの珊 ...自由詩14*24-12-15
メタ認知- 足立らど ...自由詩8*24-12-15
赤線区域- りゅうさ ...自由詩2*24-12-15
THE_GATES_OF_DELIRIUM。- 田中宏輔自由詩13*24-12-15
【病棟日誌】_散歩道- レタス自由詩7*24-12-14
- 足立らど ...自由詩424-12-14
Corpus_/_Grain_Side_Version。- 田中宏輔自由詩15*24-12-14
旅人- レタス自由詩3*24-12-14
- 佐白光自由詩3*24-12-14
詩想、ぶっ壊しや*- ひだかた ...自由詩4*24-12-13
お見舞い- そらの珊 ...自由詩6*24-12-13
熱光_、冬の公園にて- ひだかた ...自由詩624-12-12
つれづれ- wc自由詩11*24-12-12
詩想、40《『五行歌、13/許容(改訂)』続き》- ひだかた ...自由詩324-12-11
五行歌_冬空- レタス自由詩6*24-12-11
THE_GATES_OF_DELIRIUM。- 田中宏輔自由詩11*24-12-11
焼きいも- リリー自由詩11*24-12-11
烏賊- atsuchan69自由詩11*24-12-11
五行歌、13/許容(改訂)- ひだかた ...自由詩224-12-10
顕霊鏡、風と空と*- ひだかた ...自由詩524-12-10
太陽- 陽向(2 ...自由詩10*24-12-10
朧三日月- 本田憲嵩自由詩624-12-9

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