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帰って来た 私は
ここに
果てしない
終りを待つために。
苦しくても

はるか昔に
亡くなった星の
光が今
人知れず
途切れて
息絶えた
思い出を
なぜか
思い出している私 ....
木漏れ陽のような
小さな音を立てて
空論が机上に落ちた
静かに生む
静かに壊す
その繰り返しが
繰り返される
知ってる
ずっと昔から知ってる

誰からも
忘れられた窓があ ....
 甘やかな微笑みの
ビンタを喰らわして
 私の眠りから醒めれぬ折
お願いだから 一発、一発、
この肉身意識に刻み込み

 アナタの
高い高い祭囃子の舞台から

(裏の裸電球の薄暗い黄 ....
馴染んたマグカップの内側に
ある日小さな傷ができて
次第にそれは珈琲の色に染まった
洗っても洗っても色は落ちない
傷は傷として生きていく
宇宙の理のようである

朝、
深い藍色のそのマ ....
風に運ばれるその甘さは
孤独な夜をやわらげる
螺旋を描く階段を
昇ってくる気配のようで

街のざわめきは遠くに沈んで
ここでは沈黙を守ることが
唯一の祈りのかたちになる

煙草の灰が ....
夕方、とても冷たい風、ちいさな米穀屋の前の自販機へと缶コーヒーを買いに行く。ガラス製の古びた開き戸には金色に印字されている「米の協栄」(「米の」の部分は小文字、「の」の字の左隣から大文字で「協栄」)、 .... 差し伸べてもらえた手を
泥んこのままで摑んだ
りふり構わずに
その場で泣き崩れた
好きなだけ泣かせてくれて
好きなだけ食べて良いと
まずは好物の鮭料理を
この姿のままで?

会計の時 ....
暑さにしがみつく夏を
秋風は、子をさとすように
追いやっていく

もう少し と
命を延べる
咲き残りの白いバラに
蜜を求める
渡り遅れた ハミングバードの羽の音
空に静止する ....
 薄群青のみずうみに
 なびく帆が、波に溶け込む光のなかへ
 すべる様に遠のいていく

 老竹色した山並みにいざなわれる
 あのヨットの彼方には
 岸辺など無くて
 爽籟の湖面がどこまで ....
置き忘れてきた想い
蘇り来るワンシーン
染めるオレンジ
ぽっと鮮やかに
浮かび上がり
又刻み込み
消去する
時の流れ、
もう果てしなく
砂塵となり崩れいく
今の今に
なほも木霊す ....
遠くで

洗濯機が動く音を聞きながら

二度寝を楽しむ

夜明け前

目のよくない夫は

迎えにきてくれた友達と釣りへ

ほんのすこし 

ホッとする

この気持ち ....
きみの丸顔、
雪見のましゅまろ、
笑うと、目が細くなる、
そのすこし下がった眉のしたに、
まるでふたつの三日月ができあがる、
とぉーっても人のよさそうな、
きめの細かい、
バニラの花のよ ....
午後11時37分
駅前のタクシー待ちの列に並ぶ

星のない夜空に
ぽつんぽつんと浮かんでくるのは

今日の飲み仲間

いつもの見飽きた赤ら顔
お久しぶりの伊達男
歳をとってもマ ....
変な米食ってる
炊き立てはまだいい
けど少しすると
パラパラ
ぺしゃぺしゃ

繰り返し
聴くに堪えるに
できている
けど聴かない
僕が作ったからだ

もちろん
幻聴でない
 ....
想わず見上げたお空の青
濃くなる濃くなる真青に
薄っすら絹の白雲散らし
拡がる扇の形の奥処から
やがて迫り来る冬の兵士達
凍り付く恐怖のこちら側で
まだまだ高くなる深くなる
この世界に込 ....
国語の先生になり損ねた
中島みゆきでやんす

僕もその口です

でもみゆきファンです
マーク・ボランも大好き
ブライアン・オールディスにサインもらいました
アーサー・c・クラークにも
 ....
夏至までカウントダウン
これからもっと暑くなるのに
寂しさに汗のトッピング
父さんは夏が好きだったけど

わたしは十一月を待ってる
日本は十一月からの半年でいい
毎年   雪の降らない町 ....
白線の外側には
出られなかった気持ちを
服のポケットで押し砕く
(一糸乱れないように)


フェンスの向こうにある
夜明けという抱擁の残酷さよ
迷い子の蛍たちが
溶けたチョコレートを ....
時の忘却と時の回帰
間に間に
光耀く
奥行き観える
この瞬間の
延び拡がりいけば
いく程に 、
私の脳髄に影落とし
自らの影を自ら踏むもの
唸り力動し自らを回収し

外から内から ....
没落にはすべて神話がある、 冷たい風に吹かれて枝から剥がれ落ちてゆく、いくつもの枯れ葉、オヤジのハゲ頭にも夕陽が宿って、みずからもまた夕陽となる、髪髪(神神)のたそがれ、没落にはすべて神話がある。  葉ずれがざわめき
          あれは風の悪戯だろうか

枯れ松が雑木林に姿をかえて
翠波はうつろう闇に身を隠している
湿気を帯びた月のない夜には
点字を探るように
朧気に支 ....
今日を始めたからには
今日を終えていく
どこかで

家へと向かう道を
帰り道って言うけど

今朝 扉を開けて
見た道は
夢路だったのか

幸せは瞬きぐらいにあるけど
幸せ ....
季節の時の今だに刻み込まれ移り変わり
奇跡と澄み渡り何もかも透明な視界
何一つなくなり(在るだけ只くっきり)

彼岸と此岸に橋架かるこの一時 、

晴れ渡る透空の下に子らの声木霊し
森林 ....
夢の中で夢を見る、これから彼女に会いに行こうとする夢の中の夢を見るけれども会いに行こうとしても準備に追われてなかなかすぐには会いには行けないそんな夢の中の夢を見るそんな必死に会いに行こうとする夢の中の .... 時々思い出す
あのひとのいのち
あのひとのいのちは
私のいのちを
救ってくれるのです。
私のいのちは
ふたつと無いいのちだと
教えてくれる
あのひとのいのちは
時々あのひとが見せる
 ....
(…)当時、彼は父の農場で働いていたポーランド人の女中を愛していましたが、夢想のなかで自分がこの美しいひざの上に、女中となった聖処女のひざの上に坐っているのだと想像し、女中を聖処女に混同しているのでし .... この世の想わず一気に澄んで
夜を覆いうねり拡がるビロードの
見えず聞こえず只々観える聴こえる
私の内に 私の思考であると共に
この世界宇宙の思考する
 汗で化粧が剥げてしまうから
 簡単に済ませていた夏
 だから秋は丁寧にメイクする

 朝の気怠さで
 まだ曖昧な輪郭の私は
 鏡に映る私という存在と
 ゆっくり呼吸を合わせていく

 ....
ドッグ
イヤ


かざぐるまの
支柱に伝えるふるえは
みずから滅びる美学
勿体ないむだむだむだ

爆音とともに散った0
青春の物語り
はるかむかしに
ほんとうにあったこと

 ....
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