すべてのおすすめ
俯いて下町の路地
久しぶりのスニーカー
探しているのは石っころ
謂われなくても蹴っ飛ばしたい
謝らないよ
石っころ
早朝に起きれば外は曇天、
慢性的な肉身の痛み蘇り
己、胡座かき背筋伸ばし
ゆっくりゆくり瞑目すれば
意識の視界の次第に明るみ 、
遂に今のいよいよ
黄金に充たされ
煌めき溢れ返る ....
命に帰る
私には 悪の部分がある
だからこそ
善く生きたい私
善く生きたい命
命を
見つめすぎると
悲しくなるけれど
命の命は
幸せに気付く
幸せとは
命が嬉しくなり満ちるこ ....
素直さのない
夏の熱砂が残す灰、夜想曲の静かさで
降り積もる
森は、夏の温もりになごり
いつか 一つの季節を追いやる
季節風は海の果てに姿をけし
かけ違えられた犠牲の森の彩
見捨 ....
薔薇色の日々を与えてくれて
貴方には心からの感謝を
どうしようにも
憧れすぎて
私は貴方になりたかった
貴方が知りたくて
ボードレールを読んだ
それがきっかけで詩を書き始めた
....
{引用=
青い水面に溶けこんでいる。陶酔。逆さまになったふたりの不定形。ぼくらの身体はまるで揺らめく塔のように、どこまでもながく伸びてゆくように、そのうねりをいつまでも繰りかえしてゆく。それは途方も ....
葬送の夕も誕生の朝も
照らし出す青の余韻
味わいながら
また更けいく時刻み込まれ
只 死者からの
グッド・バイだけ
聴こえて
始まるんだろう、
燃え盛る美しい和音を
奏で重ね ....
円を描き力動し続け
重ね重ね繰り返し
意志し自由に身を委ね
私の意識の向かいから
また内側から溢れる如く
黄金に充たされ光り輝き
ながら思考運動いつしか
縦刻み不断に打刻され
....
もしいつか会うならば
そこは淡い抽象画のような場所
つつましく響き合う
やわらかな薔薇色を 薄明や薄暮の青灰色を
ほのかな真珠色を しっとりと佇む秘色を
感触しながら
静かな体温を寄り添わ ....
あの夏の日から時間の止まり
朝霧晴れた今日の一瞬の開けに織り込まれ
たけし起きろ森へ行くぞと兄からの柔らかな呼び声
遠い道程の時の運びを遡行し眼前に響き拡がりつ
兄に導かれ入り込んだ森の木々 ....
こうなるとフェルナンドの狂的な公理の一つを認めないといけなくなる、偶然などありはしない、あるのは宿命だという。人は探しているものだけを見出すのであり、心のもっとも深く暗いところ、そのどこかに隠れてい ....
かなしみの
おっぺけぺっ
いまんとこ
しらんぷりして
もらい
なんとか
いきつづけて
あなほりあなほり
どんどこしょっ
うたをうたい
はなしすら
しはじめた
しこう
のうずい ....
濃紺のとおいとおい沖
そこだけ白く光る帆
透いた筏の上に
栞が挟まっている
厚い無地の記憶に
プレスされた 絵はわたし
どんなにのぞんでも
やさしい明け方の帯は
沖へと踊らされる
....
改札口の側で
あなたの身体を見つけた
暫く見なかっただけなのに
こんな所にあったのだ、と思うと
何だか懐かしく感じられた
せっかくなので両腕を掴んで
家まで引き摺って帰ることにした ....
コリン・ウィルソンが処女作『アウトサイダー』を出版する間際、
自転車を盗まれ暗澹たる気分になったそうだ。最後は悪が勝利を
収めるであろうと。しかし出版された後は、ベストセラー。当時、
世界を震撼 ....
ひとりでいるから
頭がおかしくなる?
いや
もともとこうだった
夜になると浮かれて
秋になると泣いて
そして
ひとりが大好きだった
外から押し寄せ来る
肉身物質自然の
因果必然
ではなく 、
内から湧き出る
魂の霊性なる律動を
ぐわぁんぐわぁん
掴み取る
意識の私の行為にこそ、
真なる自由の在りと
....
時々自分に言うんだ
もっと気楽に生きろ
これも運命だ と
そう、立場を変えればある意味
自然なんだ
自然とは因果的必然の世界ということ
いろんな存在一つ一つに
一つ一つの自然があって ....
朝に外に臨めば
草木達の揺れ
ゆらゆらら
歩き進む足
ずんずんずん
吹き抜ける涼風
さやさやや
囀る鳥の声
ぴゅるぴゅるぴぃ
薄っすら陽が射すなか落ち葉が舞い始め
あれほど豊潤 ....
少女はずっと灰色のくもり空を見上げていた。そのちょっとした公園に設置された、幼児用すべり台の踊り場に腰かけながら、その手にはてるてる坊主の白い胴体を握り締めて。その羽織った白いカーディガンとすこしなが ....
避けるべくも無く襲い来る
大嵐のうねり大海の高波
胸奥の十字架高く鋭く
血飛沫散らし魂の宙空へ
持ち上げられ解き放たれ
大破する小舟跡形もなく
赤々と染まる異様な大空に
幾筋も亀裂入れ次 ....
まるで夏のよう
この休日は気温も湿度も高い
今日の装いは真夏に着ていたワンピース
エプロン付けて台所に向かう
今夜は唐揚げ
衣をつけた鶏肉を油に入れていく
シュ ....
朝方少し仕事をし、あとは何もせずに過ごした
背徳感が骨や肉に浸透していたけれど
床から出ることはなかった
何もしないことにした一日は重金属となって
言葉も発せず、でも聞き耳を立てている
でも ....
自分に言う
もっと
気楽に
生きろ
これも運命
※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
※ 五行歌には、本来、タイトルは付けません。
しかし、ここでは ....
拝啓
瑠璃の空は、諂曲世界
晴天白雲麒麟が翔く
生贄を欲する
砂漠は、常の
戒めの地
証は、マリア
追放された 三人の女たちや
殉教者の群れも
アラブの隊商路は、錯乱 ....
さんざん探し回ったあげく
本当の自分は見つからなかった
旅立ったはいいけれど
いまだに一度も帰ったことがない
途方もなく時間を費やして
創ろうとしていたモノは何だったのか
やみくも ....
時刻の五時過ぎ
帰宅途中の
夕焼け大焼け
立ち止まり
見入り魅入られ
呑み込まれ
身も心も
真紅に染まり
帰宅すれば
瞑目する私の
幼少時、
幼稚園を辞め
野犬達引き連れ
ひ ....
今日のような
グレー色した雨の朝は
ふらふらふらとどこまでも歩けそうで
均等に立つ彼岸花たちが こっちはあぶないよと見つめてる
やさしい気持ちが見える表なら
裏にあるのは かなし ....
「どうでもいいよ」
と
こころで
放てば
満ちるさ
・
どうでもよくないこともある
この場合
この物事と
向き合うことで
道を探す
・
※ 五行歌とは、五行で ....
今年に入って
私は私を疑うようになった
特に仕事においては常に疑っている
会計では、患者様二人ごとに金庫の中を総計算
取引先に出す伝票は、四度、五度、確かめる
それでも、まだ足りない気が ....
海さんの自由詩おすすめリスト
(2472)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スニーカー___蒼風薫__
-
梅昆布茶 ...
自由詩
5
25-10-20
戻りいく意識の朝に
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ひだかた ...
自由詩
6*
25-10-19
命に帰る_※(曲付き)
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こしごえ
自由詩
6*
25-10-19
秋無月
-
月乃 猫
自由詩
12*
25-10-19
永遠の美しい男(ひと)
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花野誉
自由詩
10*
25-10-19
水精Ⅲ
-
本田憲嵩
自由詩
15*
25-10-19
夜陰、抉り来る重みに充たされ
-
ひだかた ...
自由詩
8*
25-10-18
ピーナッツ・ガム(改訂)
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ひだかた ...
自由詩
6
25-10-17
夢
-
塔野夏子
自由詩
12*
25-10-17
遡行し移動し続ける原光景
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ひだかた ...
自由詩
6
25-10-16
全行引用による自伝詩。_05
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田中宏輔 ...
自由詩
11
25-10-16
筆記体で活かして_、もう_Flowers_of_Romanc ...
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ひだかた ...
自由詩
7
25-10-15
なくした栞
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唐草フウ
自由詩
13*
25-10-15
デーゲーム
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たもつ
自由詩
12*
25-10-15
夜明け前
-
りゅうさ ...
自由詩
4*
25-10-15
ミステリーノベル
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ガト
自由詩
2*
25-10-15
ファアアっ苦っ_?
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-10-14
これも運命だっだっだっ!_※(曲付き)
-
こしごえ
自由詩
6+*
25-10-14
結ばれる想い
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-10-14
待ってるガール
-
本田憲嵩
自由詩
9
25-10-14
小舟/the_end_of_the_story_
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-10-13
夏の出戻り
-
花野誉
自由詩
12*
25-10-13
わずかにのぞく夕刻の青空と静寂
-
山人
自由詩
11*
25-10-13
※五行歌「気楽に_生きろ」
-
こしごえ
自由詩
9*
25-10-13
晴天白雲麒麟
-
月乃 猫
自由詩
12*
25-10-12
あなたはどうなんだろう
-
夏井椋也
自由詩
13
25-10-12
WONDER2✽/『大台風二十二号,,』)本編
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ひだかた ...
自由詩
5
25-10-12
しぐれ未満
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唐草フウ
自由詩
12*
25-10-11
※五行歌_二首「どうでもいいことと_どうでもよくないことにつ ...
-
こしごえ
自由詩
6*
25-10-11
日々、私を疑う
-
花野誉
自由詩
20*
25-10-11
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