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至福の{ルビ美酒=うまざけ}を含み
堪らず10本追加注文をした
海の香り
フルーティーな追撃に襲われ
スモーキーな苦みに終わる
マッカラン18年以来の驚愕だ
あまり人には教えたくはない
 ....
明けゆく青い大空に
電柱の突端突き刺さり
向かいの家の甍が輝き出す
僕は大きく胸開き深呼吸をして
新しく訪れたこの一日の始まりに挨拶する

あゝいつしかあの青に包み込まれ
おゝ確かな手応 ....
つかれちゃったあ
だから今は
その時その時に
反応するだけで
いんじゃね



秋の光に
秋の草が
まだ
青々と浮かび上がり
息をしている



氷入りのお水を
 ....
生活に不満はないって?
だとしたら
親のパイプが太いからです
超人レベルで

しかしそれも及ばない時が来る
その時、君は叫ぶ
社会が悪いと

その前に叫んでおきなさい
親をあれほど ....
光年の彼方に眠るきみへ
おやすみなさいと呟いた
今頃どんな夢を見ているのかな
ぼくは琥珀の水に漂いながら
星巡りの歌を静かに歌い
アンドロメダに想いを馳せる
遠くに行ったきみは
微かな寝 ....
涙を硯に溜めて

透明な文字の手紙を書きました

住所がわからないので

相手に届くことはないでしょう

窓を開けて秋風を待っています
不登校になってから
しばらくの間、
洗濯物を干すことだけが
僕に与えられた役割で
ベランダだけが
世界との接触点だった

その頃、住んでいたのは
閑静な住宅地の古い一軒家
とはいえ借 ....
天国も地獄も信じてはいないが
死んだらやはりどこかに行きたい
煙になって消えるだけでは
あまりにもさみしいから

海の見えるところに行きたい
サーフィンにも水上バイクにも
磯釣りにも興味 ....
残されたこの心
コンクリートにぶつけて
{ルビ魂=たま}を割る
傷つけ
傷つきながら
九月の別れ
きみはぼくより
乾いた白い路を選んだ
全てを捧げようと覚悟したのに
きみは遠くを目指 ....
お祭りの命懸けのおめでたさも
思考抽象化の濾過じゅんかも
体験し尽くしてこそ

  人生の美酒 、

呑み干し心残す処無しと 。
君から出られない
息は できる
天窓には触れられる でも
くぐるにはどうしたって 想い出で肥大した頭が邪魔なんだ

君を壊さなきゃ出られない
恋で肥大した自分ごと砕く覚悟は
まだ、無い。 ....
色付く夕暮れ最中に
死にかけて居る己、
自らの遺体を想い観て
微笑って一歩前に踏み出す
もう失うものなども何一つ無く
全宇宙が自分に向かい口開いて居るから
自らに育て続けて来た自己委譲の力 ....
恋わずらいの人魚に声を貸した
異形がしあわせになるのを見たかった

吟遊詩人の夢折れそうなカラスから声を借りた
喉を巧く操れば 最高に扇情的な旋律が紡げた

人魚に貸した声は戻ってこないだ ....
一滴の水は川となり海へと続く
きみへの想いを流し
その名を呟やいた

きみは白く乾いた路を選ぶと言う
その純潔が硝子のように突き刺さり
片翼を失った鳥のように飛べなかった

埋火に火照 ....
土砂降りの雨がおまえを濡らし、
からだが小刻みに震えているのを見た
星の巡りじゃなく、俺はここにいる
華奢でしなやかな声をキスで塞いだ

信じられるのは、息と瞬きだ
うなじや首筋 ....
根なし草だった私が、
根を張ったのは
夫でした

夫に寄生して
ほとんど養分をもらうばかりでしたが
ほんの時たま
養分を還流できたと思っています

例えば、バーバーのアダージ ....
ぼくは何処まで行くのだろう

できればアンドロメダまで行きたいな

幼い頃のプラネタリウムの想いで

今でもゆっくりと誘うから

やがて逝くのを待っている
森の匂いがした

渓を彷徨い歩き

釣り糸を垂れる

{ルビ生命=いのち}の重みを感じ

釣り人はそっとため息を吐く
白銀の氷柱
ずんずん伸び広がり
揺れ震えながら
やがて静止する処に

 暗む青紫の花 、

ぽっと一輪咲き開く
冷え切った大地に
やがて打ち付けられ
亀裂の力動の悩ましく
振動の ....
映画館の小鳥の絶壁。
小鳥の絶壁の映画館。
絶壁の映画館の小鳥。
映画館の絶壁の小鳥。
小鳥の映画館の絶壁。
絶壁の小鳥の映画館。

球体の感情の呼吸。
感情の呼吸の球体。
呼 ....
風邪をひいたっぽい
口が病院の消毒のような匂いする
なんか明るい朝だないつもより
この光はぼくかな

でもぼくじゃないにしても

何者かのような明るさに
ぼくの心はしばらく明るかった
 ....
 浅瀬、少し水に浸かる
 動かしえない程に固形化して
 微かに、揺れていた

 さざなみに瞼が閉じて、
  浮かぶ影に

 横切る、淡水魚に
 捕まえられる、その光景は

 いつ ....
ぼくは生まれながらのアホで
電話番号を間違えた
何処に連絡しても繋がらない

秘密にしていたけれど

現フォーを見ていた妻が
何しているの? 失礼じゃない! と
苦言を吐いた

一 ....
そうであるもの
のそっとそう横たわり
いつか僕らが憧れ感触した
あの生動する普遍の大洋
そうであるとしか云いようなく輝き拡がり

 幾何学模様に走る銀鱗の粒やかな響き光り
  銀の煌めき ....
脳みそでみんな生きてる
脳みそ、すんげー人間らしいな

目がこっち見てるまるで人間みたいに
それ、脳みそなんでしょ? すげーね

明日事故でしぬかもしれないのになんでみんな勉強してるんだろ ....
とても土のにおいがする花壇で
先生は苦しそうな顔できれいごとを並べていた
お母さんは泣いてた
僕はまだ小学生で
マリーゴールドを眺めながら
図鑑で見た
花の構造を思い出していた
茎、がく ....
その悲しみを少し私に分けてください
言葉の迷宮に戸惑う君は
命を消費して己を亡きものにしようとしている
魂を砕いてしまったら全ては終わり
地獄に囚われてしまう
この世の雑踏に耐えられない君の ....
 自分の限界を知っていますか

 抱えきれない荷物で

 溢れそうではありませんか

 出口の見えない不安が

 飛び出しそうではありませんか

 あなたの一言で救われる人が
 ....
もうきみは眠る時刻になっている

ぼくは何時になったら眠れるのかわからない

群青の空に輝く星々を飽かず眺め

そっときみの寝息を聞きながら

明日は必ず来ると信じている

琥珀に ....
深海に沈む大和よ

3000余人の骸とともに

静かに 静かに眠りたまえ

ぼくらは甘い蜜を吸いながら

日々を過ごしている
海さんの自由詩おすすめリスト(2130)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
美酒- レタス自由詩6*24-9-14
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