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あたしんちの横断歩道では
いつも
ナオミが
間違った文法で
ごろごろ寝っころがっています。
まわりでは
あたしたちのことを
レズだとか
イモだとか
好き言ってます。  ....
この街の住人は
みな個性の固まりを持っていて
手のひらをこじ開ければ
様々な結晶が握られている

世間では狂気に満ちた街だという
ただ 
それを人に見られるのが恥ずかしいのか
面倒なの ....
外に夜忍び寄り
内に明かり灯り
光帯び細途伸びて

 涼やかな風、
  すーっと一筋
 開かれた硝子戸から

瞬きすること
二度、三度
見開かれた眼に
ゆるりゆっくり
時の留ま ....
柔らかな陽射しの中庭で
ぽつりとベンチに座っていた
ぼんやりとした記憶の狭間に
きみの面影が通り過ぎてゆく

あれから何回秋を繰返しただろう
水溜まりに突っ伏して夜明けを待ったあの日
ぼ ....
そぞろ寒、とはこんな朝を云うのだろうか
毎朝の呼吸法
今朝は肩甲骨が痛むのでよしておいた
ほったらかしの肩甲骨
ほったらかしの体
ほったらかしの息

又自我が
目という穴から外 ....
鳥になれ
輝く太陽をめざして
大空に羽ばたけ
自由な翼で何処までも
青い空に染まりながら
悲しみの地平をあとにして
やすらぎの風を受けて
成層圏の彼方まで飛んでゆけ
さあ 鳥になれ
 ....
あらゆる場面の悲しみが
不変の透徹とした哀しみの
響きへと変わりゆく瞬間、
あゝ打ち付けられ心張り裂ける
あの瞬間の磔り付けにされた感覚
識る者ならば 、

それ以上を何を語れると云うの ....
 

シリカゲル燻したネクタイが舞い
TOKYO の秋はもの静かに始まる
 
文化の日で
休日やというのに
大学では授業があったみたいで
文化の日の前の日に集まりたいって連絡すると
つぎの日に授業がありますので
というので
じゃあ、授業が終わってから集まろ ....
こんな冷たい雨降る夜は
夢を見ないことがある

こんな冷たい雨降る夜は
とても寂しく人恋しい

濡れたアスファルトに街灯が映り
水溜まりのありかを教えてくれる
傘をさしては手のひら擦り ....
{引用=漂泊の 時のなかに ゆめのように 揺蕩う ゆめの、なかで 夢から さめて あてどない 意識に かすかな ゆめの 名残に 仕舞いこまれた 時間と めにうつる ゆれる 視界のなかに 沈む 夕日と  .... 私という現象は何処から来て

何処に往くのでしょうか

月の女神に聞いても微笑むばかり

いま私は銀河を超えて

星巡りの歌をうたいます
「わたしの背丈よりも伸びたね」って、母親が言う。
そんなことはないはずんだんだけれど、
父親の遺伝なのかな。
それとも母親が縮んだのか。
果てない、家族の団欒。
少しでもその役に立てれば。
吸う呼吸で自然を迎え入れる・・・
吐く息で自然にじぶんを差しだすように・・・


ずっと一人だった
世界と隔絶しているような
気がしていた
瞑想の呼吸法がすべてを変えてしまった・ ....
 

きわどい経験は何もなかったのだろうか
日本中から選択されて入るニュースは
いつも表層を滑っている毎日のなか
私と貴方は歳だけとってしまった のか

すでにSNSで得る判断後 ....
書きとめられることのなかった言葉は
綿毛のように目の前をただよい
掴もうとする指の間をすり抜け
風に流され消えていった

明け方に見た夢を思い出そうと
目を瞑っても白く掠れていくイメージ
 ....
宿命は銃弾のように生身に食い込んでいく、それをペンチで引き摺り出すみたいに取り除くには相当な数のポエジーが必要になる、俺が馬鹿みたいに言葉を並べるのはその為だ、小奇麗でおしとやかな世界を偽造するた .... 彼女はゆらゆらと深海魚のように
磨かれた廊下を歩く
手のひらに握られたピースがあまやかに香った
休日の病棟はとても静かで
耳を澄ましてみても無音の廊下は揺るがない
空気は澄みわたり
光の廊 ....
難波から紅いひのとりに乗って、
ひとり険しい顔で電光石火へと向かった
本店は広島にあるのだけど、
東京と名古屋にも店があったのだ

鉄板に載った人にやさしくは、
贅沢にも肉の量がダブルで
 ....
悠揚たる時空の逍遥、
紫炎の鳥の群れが飛び
無数の光の樹林聳え立ち
血縁切断した剥き出しの自我 、
着地する新たな地盤の響き聴き入る

 水空に為って逝く迄に鼓動刻み
  ゆっくり凍り付 ....
そして医者がわたしのカルテに新しい病状について書き込んでいる
その手元を盗み見るがあまりの悪筆でまったく読めない
日本語ではないのかもしれない

秋が失われて久しいのだけど
秋のことは覚えて ....
夜はね
深い海の底と同じなの
光が届かなくて
うまく動けなくて
苦しくて

だけど静かで
恐ろしいくらい落ち着いて
ただただ
美しいの
恐ろしいぐらい
一人が好きだ
こんな孤独でいいのかって思うような
夜が好きだ
気が向いたら煙草を吸って
好きなだけゲームして
時には山積みの漫画を読んで
頭の中で旅をして
って
書け ....
長く生きてると
ここ数十年ワープしてるような感覚になる
この映画が10年前?
この漫画が20年前?
その間一体何してたんだろう
好きな物から離れないから
自分が新しいものを上書きしない
 ....
叫びも、怒りも、悲しみも憎しみも、愛も祈りもすべてはスピードの中へ―本当の思考はある種の速度が生み出す興奮の中で初めて意味を成す、それは俺の為のオリジナルのフローチャートであり、全貌は明らかにはさ .... 二つだった、いや、一つで
よかった

うらやましくて、豪雨
一人、部屋に
夕焼けを吐き
指をひたした

いつだったか
考証の必要な
マイケル・ジャクソンの歌にあった
地球で一人の ....
与えられた一日を
弛まず営み努め
時をかち割り続け
次第唐突に現れる

沈黙の凝縮
瞬間と云う時点 、

ゆるり延べ広がり

直進する時の
現れ 新たに為し
響き放ちなから展開 ....
きょう
新しいディスクマンを買おうと思って
河原町に出たのだけれど
買わずに
四条通りのほうのジュンク堂に寄って
自分の詩集がまだ置いてあるのかどうか見た。
一階の奥の詩集のコー ....
主題詩「Little Wonder」 ひだかたけし



銀の粒子の
無数無限躍る、

街並み突き抜け
伸び広がり奥まり
奥の億迄にいつしか、

いつの間にか途と為り
鳴り響き ....
秋雨に濡れ
さやか赤々と
はぐれ泣く子を
眼差す曼珠沙華 、

 今の此の世のあからさまの一端
  図らずも見てしまい
  居場所無くし泣き続ける子の
 その恐怖と絶望を知ればこそ
 ....
海さんの自由詩おすすめリスト(943)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
点の、ゴボゴボ。- 田中宏輔自由詩12+*24-11-1
この街は- レタス自由詩6*24-10-31
訪れ意識に- ひだかた ...自由詩6*24-10-31
面影- レタス自由詩8*24-10-31
庭の神に- 田中教平 ...自由詩524-10-31
天空をめざせ- レタス自由詩8*24-10-30
金星- ひだかた ...自由詩7*24-10-30
2行端子- 足立らど ...自由詩4*24-10-30
THE_THINGS_WE_DO_FOR_LOVE。- 田中宏輔自由詩10+*24-10-30
雨の夜- レタス自由詩9*24-10-29
01.1..- ryinx自由詩8*24-10-29
五行歌__遠くへ- レタス自由詩7*24-10-28
団欒- 朧月夜自由詩2*24-10-28
呼吸法- 田中教平 ...自由詩3+24-10-28
キーワードはX- 足立らど ...自由詩324-10-28
フラグメント- ヒロセマ ...自由詩15*24-10-27
言葉憑き- ホロウ・ ...自由詩2*24-10-27
病棟日誌- レタス自由詩5*24-10-27
人にやさしく- atsuchan69自由詩11*24-10-27
招宴の自我- ひだかた ...自由詩4*24-10-26
カルテと文鳥- そらの珊 ...自由詩13*24-10-26
リキッドメタル- ガト自由詩6*24-10-26
どうでもいい- ガト自由詩5*24-10-26
ご隠居- ガト自由詩6*24-10-26
アクロバット・プレイ- ホロウ・ ...自由詩3*24-10-25
フランチェスカイエロー- トビラ自由詩5*24-10-25
Drums_Between_the_Bells*- ひだかた ...自由詩424-10-25
もうね、あなたね、現実の方が、あなたから逃げていくっていうの ...- 田中宏輔自由詩15+*24-10-24
ひだかたけしさんの詩「Little_Wonder」を主題とす ...- 森田拓也自由詩3*24-10-23
暮れる秋の眼差し*- ひだかた ...自由詩5*24-10-23

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