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そう きみと二人
菜の花畑の向こうに碧い海を眺めたね
遠く水平線には洋紅色の貨物船が浮かんでいた
固く手を握りしめ
明日の行方を占った

きみの{ルビ華奢=きゃしゃ}な肩を抱きしめながら
 ....
足許の明かりを響かせたなら
独りの私が新たな家に還るだろうか

あゝこの天空を仰ぎ見ればただただ青 、
貴女たちの住処は真ん中に
まぁるく黄金に輝き燃え盛り
地上の生も死もあまねく照らし出 ....
上手く書こうとするから
嘘ばかりを書いてしまうのだ
詩が書けないのじゃなくて、
それが本当の理由なのさ

嘘なら嘘を吐き通せば良いだろうし、
ことばを飾るのが嫌なら下手でもかまわない
ど ....
 付き合いはじめて間もないころに 
可愛い女の子を家に連れてきたら
           (あのお嬢さんはやめときなさい)って言われたよ
よけいなお世話だよね。

ロシア人のお嬢が働くお ....
歩道橋の下で雨を凌いでいた、空は灰色の絵具を混ぜた水のような色合で、それは逆に気分を少し冷静にさせた、灰色、それは特別なことではなかった、灰色は俺の日常の色彩だったのだ、買ったばかりの靴の底が少し .... {引用=さりゆく夢のなかに
           きっと待っていたはずの

   いなくなってしまった景色に、

 あの朝、       
      見透かされたような。 束の間の 揺れ ....
ふしあなから
花と人の裏腹を
垣間見る

ふしあなから
空と嘘の寸劇を
盗み見る

ふしあなだから
肝心なものは
何も見えない

ふしあななんだから
見えていると言う
 ....
いやな詩人が出る季節になってきましたね、プシューッとひと噴き!
これで、あなたのいやな詩人を完全撃退できます。

この詩人は
ほかの詩人とはほとんど付き合いがなかったので
ほかの詩人ほど ....
冷蔵庫のフリーザーのところにある
あの白いプラスチックでできた
板チョコレートをくり抜いたような形をした容器に
お茶を入れて凍らせて
それをふつうの氷のようにコップに入れて
そこに冷たい ....
磨かれた廊下に深海魚たちがゆらり
ゆらゆらとゆっくり泳ぐ
深い眠りに就いているのか
夢をみているのかわからない
天気予報では明日は雷雨
深海魚には予報も関係なくて
廊下をゆらゆらと泳いでる ....
白銀の輝き無数
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
不規則に円周辿り巡り
打ち叩きながら息し生き

この夜を前に佇む静かさに

意識視界の深き処に
自らの在るを創造ス ....
あたしんちの横断歩道では
いつも
ナオミが
間違った文法で
ごろごろ寝っころがっています。
まわりでは
あたしたちのことを
レズだとか
イモだとか
好き言ってます。  ....
この街の住人は
みな個性の固まりを持っていて
手のひらをこじ開ければ
様々な結晶が握られている

世間では狂気に満ちた街だという
ただ 
それを人に見られるのが恥ずかしいのか
面倒なの ....
外に夜忍び寄り
内に明かり灯り
光帯び細途伸びて

 涼やかな風、
  すーっと一筋
 開かれた硝子戸から

瞬きすること
二度、三度
見開かれた眼に
ゆるりゆっくり
時の留ま ....
柔らかな陽射しの中庭で
ぽつりとベンチに座っていた
ぼんやりとした記憶の狭間に
きみの面影が通り過ぎてゆく

あれから何回秋を繰返しただろう
水溜まりに突っ伏して夜明けを待ったあの日
ぼ ....
そぞろ寒、とはこんな朝を云うのだろうか
毎朝の呼吸法
今朝は肩甲骨が痛むのでよしておいた
ほったらかしの肩甲骨
ほったらかしの体
ほったらかしの息

又自我が
目という穴から外 ....
鳥になれ
輝く太陽をめざして
大空に羽ばたけ
自由な翼で何処までも
青い空に染まりながら
悲しみの地平をあとにして
やすらぎの風を受けて
成層圏の彼方まで飛んでゆけ
さあ 鳥になれ
 ....
あらゆる場面の悲しみが
不変の透徹とした哀しみの
響きへと変わりゆく瞬間、
あゝ打ち付けられ心張り裂ける
あの瞬間の磔り付けにされた感覚
識る者ならば 、

それ以上を何を語れると云うの ....
 

シリカゲル燻したネクタイが舞い
TOKYO の秋はもの静かに始まる
 
文化の日で
休日やというのに
大学では授業があったみたいで
文化の日の前の日に集まりたいって連絡すると
つぎの日に授業がありますので
というので
じゃあ、授業が終わってから集まろ ....
こんな冷たい雨降る夜は
夢を見ないことがある

こんな冷たい雨降る夜は
とても寂しく人恋しい

濡れたアスファルトに街灯が映り
水溜まりのありかを教えてくれる
傘をさしては手のひら擦り ....
{引用=漂泊の 時のなかに ゆめのように 揺蕩う ゆめの、なかで 夢から さめて あてどない 意識に かすかな ゆめの 名残に 仕舞いこまれた 時間と めにうつる ゆれる 視界のなかに 沈む 夕日と  .... 私という現象は何処から来て

何処に往くのでしょうか

月の女神に聞いても微笑むばかり

いま私は銀河を超えて

星巡りの歌をうたいます
「わたしの背丈よりも伸びたね」って、母親が言う。
そんなことはないはずんだんだけれど、
父親の遺伝なのかな。
それとも母親が縮んだのか。
果てない、家族の団欒。
少しでもその役に立てれば。
昨夜は皿のような月が出て
そこにおだんごが乗ってたら
なんて
月を手のひらに乗せてみる


だいすきだよ
だいすきだよ


あなたがくれた
とうめいな指輪
くるくる回っている
 ....
吸う呼吸で自然を迎え入れる・・・
吐く息で自然にじぶんを差しだすように・・・


ずっと一人だった
世界と隔絶しているような
気がしていた
瞑想の呼吸法がすべてを変えてしまった・ ....
 

きわどい経験は何もなかったのだろうか
日本中から選択されて入るニュースは
いつも表層を滑っている毎日のなか
私と貴方は歳だけとってしまった のか

すでにSNSで得る判断後 ....
書きとめられることのなかった言葉は
綿毛のように目の前をただよい
掴もうとする指の間をすり抜け
風に流され消えていった

明け方に見た夢を思い出そうと
目を瞑っても白く掠れていくイメージ
 ....
宿命は銃弾のように生身に食い込んでいく、それをペンチで引き摺り出すみたいに取り除くには相当な数のポエジーが必要になる、俺が馬鹿みたいに言葉を並べるのはその為だ、小奇麗でおしとやかな世界を偽造するた .... 彼女はゆらゆらと深海魚のように
磨かれた廊下を歩く
手のひらに握られたピースがあまやかに香った
休日の病棟はとても静かで
耳を澄ましてみても無音の廊下は揺るがない
空気は澄みわたり
光の廊 ....
海さんの自由詩おすすめリスト(1913)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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