雨垂れ 一滴、また一滴
落ちて 落ちつづけ
あなたはグツグツおでん作って
わたしを待っていた

なんて空漠とした空間、
生活感の一切感じられない部屋で
あなたとわたし、
横並び お皿の ....
 灰色の空に
 厳しい線を画いている古城の天守
 何百年の年を支えてきた様に
 あなたは私へ
 愛を 支えようとしてくれている

 それなのに
 私は人の心を
 見つめられ
 ない
 ....
しずかうねるように 花、流れ
みちをたどりゆけば 炎、燃え

永久の瞬間、与え去っていくもの
永久の光景、開き消えていくもの

黒い円のなかに 黒い星の輝きに

  *

貴女は小 ....
いたるところに花は咲き
いたるところで花は萎み
街行く人の方向はあちこち
空は相変わらず青く青く
俺は歩道橋で破裂する
その人は 軀がうすく
流れをまとい あたたかくして

偶然まとまった
誠実な想いや 花のかおりなど
求めなかった
誰にもひらかない
固くひき結んだ 白い口を
譲らなかった

 遠ざ ....
壊れた時計を
見えない
誰かが動かしていて
磨かれた姿を
にせた貝殻
月に凪ぎ 水辺に浮かぶ

街ですれ違う
あの娘と似た服がきらい
掴んだ鋏を布にすべらし
回転する午後は
苺硝 ....
駅前で少し遅めの「朝定食」を食べる。
ご飯、焼鮭、大根おろし、味噌汁、生卵、漬物という定番だ。
客も少なく静かなテーブルに座り、ゆっくりした朝を過ごした。

バス停がある時代を生きている。僕は ....
凍るような過酷さではないが

生温く
湿った
べとべとの逆境に

ずっとおるように思う

そういうときに急に
冷たい風が吹いたらどうなるか
一個いっこ
すごいこ
一個いっこ
たくさん

フワリ スー
(チリチリ ピリピリ)
スー フーー
(チリリ ピリリピ)

どのこも どのこも
さあ おきて

フワリ スー 
 ....
『Battleground Melbourne』というドキュメンタリー映画
をご存知でしょうか。
世界各国で数々の賞を受賞した映画ですがネット上で無料
でみることができます。
https:// ....
突き抜け逸脱していく
響きの渦巻き
木霊する声を聴く

ひたすらしずまり
とおいちかい魂から
あらわれとどけられ

柔らかく逸脱していく
響きの渦巻き
木霊する声を聴き
ながら
 ....
  彩度0の原石

落ちて欠けたものでは、無く
  乗せて砕いたのだったら。私も私も
    歩度と斜度に比例して、野端に咲いている
 対して水を差される 澱んだ、
 濤声も雨音も
   ....
風は 白い 影を曳き
瞳は 蒼い 雨を揺らす

何も食べず
総て与えず
ひとつづつ奪わない
衝動は

気づかぬうちに偽ると
息でも傷つけ
あたたかいのに
不安で悩ましい
心には ....
過去も未来も
遠いところなんてものもなくて
ほんの少しの場を
くり返し くり返し
生きているのかも

眠るたびに
改ざんされる
フロッピーディスクほどの宇宙
私は何にでもなれるし
 ....
哀しみのうねり
貫通する力線
波打ち壊れ
時、裂け広がる

明かりが灯る
遠い遠い場所
静か浮き上がり
力動に包まれ
僕はたたずむ

此処が宇宙、
この小部屋が
渦巻く宇 ....
6時30分の雨が降る
死者としての百億の昨日とひとつの今日、
全ては過ぎ去る。

そんなことはありえない、と人は言う。
どうして?、と僕は言う。
だってありえないんだから、と人は言う。
 ....
石のように冷えていた
わたしの心 を
貴女は温めてくれる

荒れ狂い 悪魔にも犯された
私の魂、剥き出しにして
貴女に曝す、この瞬間
貴女は何を言うだろう?
貴女は何を歌うだろう?
 ....
桜の葉擦れが
さわやかで

梅雨の走りに
洗われる

なんにもない
なんにもない

だけど、此処には
風が吹き

万物潤す
雨も降る

あなたの見えない
日は無くて
 ....
風に吹かれて
永久の風に吹かれて

しずかに
寄り添いながら
時を過ごす二人は
遥か遠くから響いて来る
白く透明な呪いの声、
耳を傾け聴き入り
燃える魂の均衡、
造り上げる

 ....
大切にしたい気持ちと
したい気持ちはいつも交じります

割合を変えながら
行ったり来たり ゆれてうねり
波が生まれます

波に押され 波にのまれ
私は大きな洗濯機の中です

純粋で ....
あの人の事を思うと
今でも心がふるえる

あの人がどんなに強かったか
あの人がどんなに優しかったか

私自身
あの人にどんなに励まされたか

あの人に恩返ししたい。
そのための人生 ....
暗がりに落ちていく
想い、重いなぁ
ざらざらした手触りの
荒れたディストーション
そのサウンドに否応なく
惹き付けられ引き込まれ

誰かが自殺する夜明け前
赤ん坊の様に眠るあなた
夢 ....
すべてから
解放され
すべてを
開放し
広大な大地に
遊ぶ

  *

気分、沈み
気分、盛り上がり
まるで大海原のうねり

(自我 佇みひたすら静観し)

天空に銀河の ....
ビスカッチャになった私は
眩しそうに目を細めている

ただ ひと目でお疲れなのだろうと分かる
それがなんとも言えない いい味わいなのだ

植えたばかりでも
水田では風を見ることができる
 ....
瞳のなかに
広がる砂漠
お舟は進む
青い水平線

花の無い世界、開けて
貴女は索漠と、泣いて
浮き上がる文字の輪郭、
まるで意味を欠き
ただただ輪郭の羅列
ひたすら哀しみ、

 ....
 コーヒーを飲み終えられたベルゼバブさまは、机の上に置かれたアルコールランプを手元に引き寄せられると、指を鳴らして、火花を発して火を灯されました。すると、ベルゼバブさまの前に坐らされておりました老人が ....     戦争の匂いがしてきた

匂いに色などないのですが戦争となるとどうしても硝煙のあの独特の匂いと
漂う煙の色を同時に思い出します。
といっても現代のように無煙火薬の時代では煙など出ないでし ....
 
 ボードレールの作品世界に通底している美意識は、詩集『悪の華』(堀口大學訳)に収められた詩の題名によって捉えることができる。たとえば、「不運」、「前生」、「異なにほひ」、「腐肉」、「死後の悔恨」 ....
だからさ
言いくるめた夜の隅で、息を殺すと
かっこいいのだよな

タラップで靴を脱ぎ小瓶の蓋を失くし
廃墟の[花]一文字。朱いインクをおとし
彗星が飾られる
(確かめたかったなら、)
 ....
自動手巻き式から結って 皆と覗く潤色の天球
私を生み出して織るとその、だふらくの貯水率

暈に罹って 庇の神殿へ 
 その先の運河が せせらいで 追った
 つたない葦を運ばせる、歳月がゆく手 ....
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