部屋の中は相変わらず寒い
風呂を沸かして入ったけど
さして温かくならなかった
今日の夕食は豚バラの茹で豚だ
夜遅くに台所で調理をすると
近所迷惑になるので
おかずだけ先に作った
後は焼肉 ....
カップ酒酌みつつ画集ひもとけば見よ我が胎に森羅が宿る これはマトンじゃないか、と
あなたは給仕を呼び
ラム料理を注文したはずだと繰り返している
私は一人まだ上り坂の途中だから
坂道は緩やかで本当に助かっているけれど
お店の姿も形もまだ見 ....
おじいさんの毛糸帽子、
先っちょの球が揺れ
寒さに震える頭が傾ぎ
白い髭に霜降り模様
時の最中を彷徨って

十二月の一日、

青く瞬く街の電飾、

帰郷するには早すぎる
哀悼する ....
僕は寝ながら考えた

「思い上がってはいけない」
「思い上がってはいけない」
呪文のようにとなえた
人にはやさしく自分にもやさしく
見えにくいのは自分の姿だ
毎日よく反省し
自分の言動 ....
北陸電力が
家庭向け45%値上げ申請とは
本当に驚いた!

何か
数字の間違いかと思う程の
凄まじいインパクト

かくして
電力会社の宣伝に乗せられて

オール電化にした人たちは ....
部屋はかなり寒い
氷入りのコーラを飲みながら
シケモクに順番に火をつけて
吸っていたけど
最後の一本を
吸いきってしまったので
明日用に買っておいた
新しいフォルテの封を
切ってしまっ ....
○「一つの言葉」
一つの言葉で傷つき
一つの言葉で励まされる
言葉は魂である

○「セルフレジ」
無人販売店の弁当を盗まれるテレビニュースが
また流れてきた
人件費節約のためにやってい ....
最終便の窓に
輪郭をすて
崩れる夜をみつめ

泡だつ雲に
色をさがす音が
ビルの光にあつまる

Y字路で仔犬が
左右に別れたり
黒板に隠れた
誰かが消されるたび
触れたい、これ ....
何か 詩(うた)は ないのか

さびしくて せつなくて むなしくて

ならんのだ

たましいの 飢えを 満たす

詩(うた)は ないのか

どこにも ないのか

詩(う ....
水につけておいた
電気釜の内釜と玉子焼き器と茶碗を洗う
内釜の底にへばりついている
もち米を爪でかき取る
それらを石鹸で洗って
温水で洗い流す

洗い物はそこまでで一旦、止めて
部屋に ....
○「ファン」
負けた時に
応援してくれるファンこそ
真のファンだ

○「夫婦愛」
仲のよい老夫婦ほど
幸せに見えるものはない
長年の風雪に耐えた愛が
漂っている

○「滝公園」
 ....
ドラモリに車で出かけて
ホットドッグやら
おにぎりやら
お菓子やら
色々、買ってきて
食べ散らかした
紙巻タバコもあるし
氷入りのコーラもある
それなのに
なんか憂鬱な気分だ

 ....
ぬぬぬ
塗壁
宇宙の思考に
生の感触確かめて
光の閃き意味喪失
明るむ明るむ意識の地平
ぽっとイメージすっとぽっと
水晶の海に
安らいで
生の世界
宏大な開け

  〇

 ....
(束の間のみじかい停車時間
(眠りというひとり無人の駅で
(いつも見るのは 過去の人たちのまぼろし まぼろし


社会から
宇宙(そら)へと飛び立つ
乗り継ぎの銀河鉄道へとこのまま一気に ....
しんどいとか、面倒とか、億劫だとか
始終、感じていたけど
自分がだらしなくて
いい加減な性格だから
自分が悪いと思い込んでいたけど
それは精神症状に由来する
倦怠感が原因なんだと自覚した
 ....
私の
命は
傷だらけ
だけれどこの傷も
命の一つ



楽しいことも
苦しいことも
人生ゲームだと
思えば
レベルアップ?



月の光に
照らされる小石
私は今夜 ....
うすら寒い部屋にはまいる
部屋の窓と戸と、風呂の窓を換気の為に
3センチくらいわざと開けているからだけど
全部閉めてしまうとタバコの煙がこもってしまうし
新型コロナの感染予防のためでもあるのだ ....
煌めきの音響、
コバルトブルーの
空はうねり
貫流する
冷え切った肉に
熱、熱を感じ
意識、開く
死という無限の眼に

ただひたすらな静かさのうち、
雪降る宇宙 あり
ただ落ち着 ....
また冬がきた
寒さに身体だけでなく
精神も萎縮する
おんぼろのセラミックヒーターを
背中に回して
うすら寒い部屋の中で
温風に当たる
萎縮した精神にもとどけと
淡く願いながら
紙巻タ ....
洗い物と米研ぎを済ませて
ご飯を炊いてから
部屋に戻ってコーラを飲む
しばらく倦怠感と闘って
精神力が回復するのを待つ
俺は自分の肉体や精神の
状態についての感覚がとても鈍い
自分でも気 ....
 
 多くの人に手前味噌だとか、自意識過剰だとかと非難を浴びそうだが、この頃、自分の書いた詩や散文が、意図した訳ではないところで、ある程度の頻度で現実化しているような気がする。
 先日も自衛隊に ....
終日、降り続けた雨が止んだので
近所のコンビニに車ででかけた
目当ては厚切りロースのカツサンドだ
夜になると半額になる
一個、二百円余りで買えるので
貧乏な身の上には助かる
今夜は面倒なの ....
 雨音で目を覚ます朝

 落ち着いた心でいられるのはなぜだろう

 暗い部屋には雨の気配がさまようけど

 気分は安らいでいる

 出かけなくっちゃ 

 その脅迫観念から解放 ....
市内の神社50社の総代会に役員として初めて参加した
参加者は少なく神職とあわせて数十名であった
受付で名前を言うと
今度理事をお願いできませんか
と言われた
案の定と思いながら、丁重にお断り ....
家の外に車が停車したり
人の話し声が聞こえたりすると
未納の料金を取り立てに来たんじゃないかとか
悪口を言われているんじゃないかと
疑心暗鬼に陥って不安になるので
常に音楽を流して
人の声 ....
明日
走って行く
風のつめたい方へ
呼ぶ手もないのに
走って行く
擦り減らして
擦り減らして
走って行く
うまいこと 体を置き去れれば
もっと軽くなって
走って行く
そのうち ....
 自分の視点の中に、日本の政府が緊縮財政をこのまま継続して、デフレ不況のために構造的に日本が経済破綻をして、生産手段の毀損が決定的になり、日本が大ゴケすることは、入っていたが、その後のことは、全く視界 .... 近所の人たちに迷惑をかけている
ある漫画で
人に迷惑をかけても
どれだけ許してもらえるか
それが大切な人生の要だ
といったような
趣旨の台詞があったけど
誰かに許してもらって
生きてい ....
ひとはかくことでしか、解消されないものがある、じぶんはじぶんいがいにはなれないんだ、じぶんはじぶんでしかないだ、じぶんをさがしたってじぶんいがいになれるわけじゃないか、じぶんをさがしたってじぶんいがい ....
田中教平さんのおすすめリスト(941)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「天恵の訪れ」- ジム・プ ...自由詩4*22-12-1
天啓- 46U短歌1*22-12-1
折り鶴- たもつ自由詩322-12-1
十二月の一日- ひだかた ...自由詩522-12-1
独り言12.1- ホカチャ ...自由詩2*22-12-1
生き残るために- st自由詩422-12-1
「防衛費の財源は国債で」- ジム・プ ...自由詩3*22-11-30
独り言11.30- ホカチャ ...自由詩2*22-11-30
- soft_machine自由詩122-11-30
詩(うた)は_ないのか- ダンテ  ...自由詩122-11-29
「俺の家のゆうげ」- ジム・プ ...自由詩3*22-11-28
独り言11.27- ホカチャ ...自由詩2*22-11-28
「初冬の夕暮れ」- ジム・プ ...自由詩2*22-11-28
ヌリカベ- ひだかた ...自由詩4*22-11-28
タイムマシーンにお願い(光速の彗星より)- 本田憲嵩自由詩422-11-27
「ウザい野郎になろう」- ジム・プ ...自由詩1*22-11-27
※五行歌_四首「大切な悲しみ」- こしごえ自由詩6*22-11-26
「貴方と夜と音楽と、について」- ジム・プ ...自由詩2*22-11-26
無限の眼- ひだかた ...自由詩5*22-11-26
「アイスコーヒーの氷を取りに行くのも億劫な冬の朝」- ジム・プ ...自由詩2*22-11-26
「倦怠感と闘って」- ジム・プ ...自由詩1*22-11-25
「クレクレ星人の独り言4」- ジム・プ ...散文(批評 ...2*22-11-24
「詩的にゆくなら」- ジム・プ ...自由詩1*22-11-23
雨音- 佐白光自由詩3*22-11-23
神社離れ- ホカチャ ...自由詩1*22-11-23
「悪い予感」- ジム・プ ...自由詩2*22-11-22
明日- はるな自由詩422-11-22
「クレクレ星人の独り言3」- ジム・プ ...散文(批評 ...2*22-11-22
「誰かに許してもらって_生きている」- ジム・プ ...自由詩1*22-11-21
ひとりごと- 青色銀河 ...自由詩222-11-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32