雪 踏んで歩く
雨 濡れて行く
陽 曝され進む

ひらの両手、かざしたら
どこでもない、此処へ行き着いた
ずいぶん努力したんだ泥にまみれながら

徹夜徹夜で、聴覚壊れ(突発 ....
人生が ぽつねん 立っている
カエルが キーキー鳴いて
そうして 朝の間際 僕も泣いていたのでした

運命が純白の手を 僕にふるから
僕は さむざむ と泣いているのでした
ふわふわ 青 ....
新生姜も好きだけど
普通の生姜も食べたいの

ひとときの柔らかさ 夏の思い出
それにかまけて忘れないで

いつも笑っていたいけど
人生 楽しいことばかりじゃないから

沈みがちな顔  ....
          - impromptu


汗をかいて、


おまえは


また あの夢を視たのか


暗い廊下の夢か


終わらない非常階段の夢か


トイレ ....
          - impromptu


 風の{ルビ惑星=ほし}の午後 


                不意の凪 


 スケルトンコーストに{ルビ一滴=ひとつぶ}の  ....
あの五年間で
私は深く深く根を張った
前人未踏の新記録に挑戦した
その結果がこんな物だとしても
悔いはない
生きる。
生き生きと生きる。
大切なのは今日一日を精一杯生きる事
人生の中の一日一日を
大切に愛おしんで生きる事
その繰り返しが
大いなる問いに答える鍵となる
私は情熱の日々を送る
見るも良し
見られるも良し
我は ....
母ちゃんに
話せなかった
思い出が
キイインキイインと
カアテン揺らす
愛してるの響きだけで強くなれたらいいなぁ

そんなふうに思っていたら

「から元気でも良いじゃん」と聞こえてきた

そんな君が私を愛してくれたらだなんて

言えますか?言えません 桜吹 ....
草むしり{ルビ庭石菖=にわぜきしょう}のみ残しおく

馬鈴薯の花を写しぬ傘の下

葡萄植ゆ今年の花穂の五つ六つ
風の吹いて
涼やかに歌い

葉のゆらぎ、
緑はながれ
葉のささやき、
緑はそよぎ

風の吹いて
涼やかに語り

「幼年、成年、老年
過ごし過ぎて過ぎ越し

今日、生きて 風 ....
 幾つものブイが並び浮かんだ沖合、幾つものカラフルなパラソルが立ち並んだ岸辺。その中間に、畳二枚ほどの広さの休憩台がある。金属パイプの支柱に、木でできた幾枚もの細長い板を張って造られた空間。その空間の .... 二度三度、こぼしながら集める言葉の欠片
十字路で迷いながらも行く文字の茂る荒野
周回遅れでも楽しく作っていく余白の白さ
年がら年中字ばかり追ってて楽しい?うん
おばかだから変な詩ばかり書く ....
 歎くべきだっただろうか

 みずいろの空が
 私の上に落ちかかって来るのを感じた時
 心は
 果のない
 重量感のない
 依リ所のない
 空の中に巻きこまれて
 小さなわたしが
 ....
目の前が
桜の花びらに
埋め尽くされていたとき
きれいだった

若葉がちらちら
顔を出して
蕊だけが残った枝は
好きになれなかった

春のはじめの
端っこの方だけ
少し彩っては ....
(1)
 僕が中原中也を好きなのは何故か、言葉には出来ないけれど、敢えて言えば、中也の詩には現実感と非現実感の間での揺れがあって、非現実感から現実感を取り戻そうとする希求を感じて、それはもちろん僕が ....
ワイフを殴らなきゃ
文章が書けないって?
殴ればステキな文章が書けるなら
実にケッコウなことじゃないか
ユー 殴っちゃいなヨ!

ボクもやっちゃってるヨ
欲望が抑え切れないヨ
ボクが目 ....
She said,
"Whales are fish that fly in the sky."
And I believed her words were true.

 ....
見交わす、
立ちのぼる、
瞳の中にまるで陽炎のように揺らめいている
うす紅色の櫻の樹木
強い追い風に吹きつけられながら
一匹の猫が
民家の塀を
豹の速度で駆け上ってゆくさまが見える
掠 ....
          - impromptu


 常々{ルビ妙=strange}だと思っていたが


 豫々{ルビ願って=wish}いたが


 實は薄々{ルビ氣付いて=notice ....
大きなコップで
熱いかもしれないと
慎重に
慎重に
カフェラテを飲む君の
眼差し

ほっぺ

僕はもう
倒れそう
好き

ほとんど飲めないで
くり返す
その
眼差し
 ....
かの靴と梢の春と雑草と 桜貝追憶の浜甲子園

母を待つ日暮れの浜や桜貝

桜貝ひとつ拾ひぬ母とゐて
いつまでも直らない。おのが、おのの肉を喰らい千切る。とりあえず寒々とした部屋で、リュックを背負う、罪を背負う。12.5キログラム、を背負う。もう一度破壊して、また再合成するために、つよく太く束ねなおす .... カブトムシ野郎が
愛と平和なんて言い出すから
世の中つまらなくなったんだ
というハンター・トンプソンの
言葉が好きで好きで
俺もこんなことが言いたくて
ものを書いている

ポリコレなん ....
つつじが咲きはじめた、早い木はもう満開。
ことばが出てこない。
むすめはきちんと学校へ通っている。(新学期初日は、自分で選んだあたらしい靴下を履いていった)
冬には乾いて音がするようだった頭 ....
他人の人生に深く関わるなんて

ごめんだよ 何度も失敗してきたから


嘘つき 頼られたいくせに

愛されるより 失敗するほうが簡単だから


わがままにいじけていたほうが刹那は楽 ....
四月は
新しい生活に馴染めない
潜在的自称詩人が
その芽を出す季節

───今より他の場所へ

その思い一心で
自称詩投稿サイトの門を叩く

しかし、自称詩人になることは
何の価 ....
歩けば下を向き
人に会えば上を向き
嫌な事があれば横に向き
ちゃんと前を向いたのはいつだっけ?
悲しいくらいの青い空に
僕は吸い込まれそうになっている
僕に山や空や海を
謳ういのちを下さい
青空の悲しみを
謳ういのちを下さい
田中教平さんのおすすめリスト(941)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜想47〇ジブン- ひだかた ...自由詩4*23-4-18
夜です- 家畜人自由詩523-4-18
薬味に頼る夜- 短角牛自由詩4*23-4-18
夢魔- 墨晶自由詩2*23-4-18
EMAK-BAKIA- 墨晶自由詩3*23-4-17
- 渡辺亘自由詩123-4-17
無題- 渡辺亘自由詩123-4-17
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モノクロ- 短角牛自由詩3*23-4-17
うれしい花- けいこ俳句3*23-4-17
今日、生きて- ひだかた ...自由詩5*23-4-17
反射光。- 田中宏輔自由詩13*23-4-17
ここで書く- ふるる自由詩8*23-4-16
春雨- リリー自由詩9*23-4-16
chill- 木屋 亞 ...自由詩4*23-4-16
詩のこと、言葉のこと- 由比良 ...散文(批評 ...5*23-4-15
ユー_殴っちゃいなヨ!- 紀ノ川つ ...自由詩223-4-15
Summer_and_Whale's_Tale- 投稿者自由詩2*23-4-15
櫻坂- 本田憲嵩自由詩623-4-15
John_Nothing- 墨晶自由詩1*23-4-14
カフェラテそこまで熱くはないのだけれど- 日朗歩野自由詩3*23-4-14
菫印『_』- まると俳句423-4-14
桜貝と面影と- けいこ俳句2*23-4-14
磔刑- 本田憲嵩自由詩3*23-4-14
ハンター・トンプソン- 花形新次自由詩223-4-13
メモ- はるな散文(批評 ...423-4-13
哀しきモラン- 短角牛自由詩2*23-4-12
自称詩人発生注意報- 花形新次自由詩223-4-12
傾き- リィ自由詩2*23-4-12
悲しみ- 渡辺亘自由詩2*23-4-12

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