横断歩道の上の白線は
決して真っ白であったためしがありません。
必ず、幾多の轍が、靴の踏み跡が刻印されています。
もしも、真っ白な白線がひかれていたなら
ぼくは、その上を這って渡りましょ ....
遠雷鳴る待ち合わせ場所に独り立ち
身震いの中あの人を待つ

駅のホームさよなら告げる切ない風
うつむくきみの瞳見えない
卵がない
と言うのとまったく同じ重たさで
愛してない
と言う
君は
軽やかに靴を脱いで
眠りはじめる
鳥たちは
詩の滅亡、と言う
巣の作りかたを忘れてしまって
帰る場所がないの ....
ガレージのシトロエンに火を入れる
ダウンタウンの高層が切れて
海の気配がする
カーラジオから溢れる愛と宣伝。その反転
銀河のハッピーセットを買って
rocketshipに乗ろう
あの胃 ....
ピストルを乾かす冷たき残酷の
世界の果てで胸を裂く日々

ナイフ刺しその心臓を止めたとき
深き絆も全て消え去る

割れ人形風に揺られて儚くも
あの懐かしさだけはそのまま
だらしなくおならする
なんでだろ
ふしぎだな
ぷぅぷすっぶりって
よるがふけるほど
ぷうぶすっぶりっと

アーリマンとルシファー
間でバランス取る私は、
大地に根付きながら
宇宙に ....
飛び立っていく音響の群れ
ぶちまけられ飛散する色彩たち
対象欠いて踊る躍る、
貫通する直線に引き裂かれながら
深まり自立していく思考

虹の双曲線の巨大な異様
わたしの眼は何処に行った? ....
憂国の思い握りし日本刀
血渋き刃に未来夢見る

亡国に響く死の鐘の音
青雲の向こうに夢想の兆し
世の中でMMORPGなるゲームジャンルがある 

自由に振る舞い、マナー要求はあれど概ね過ごしやすい広大な世界

そこで、大勢の勇者が、文字通り何千何万回と世界を救う

一つの世界にいるよ ....
バーの中でウイスキーを一杯
ボクサーのような男が、血の滲む傷を舐める

ジャズの音色が深い哀愁を誘う
女がショートスカートで踊るが、彼の心は冷たい

絶望に打ちひしがれた男は、無力に生きる ....
          - impromptu


ひと月すぎてしまうけど


あたし冴えないなあ


先輩たちも課長もやさしい


硏修はねむい


社食のお昼は今日も美味 ....
小雨/降り出しそうにみえては降らない
安穏とした曇り空にはテレビをニュース番組に切り替える
何か重大な事件でも起きてるんじゃないかと
僕の煩悩に燻る炎に油脂を注ぐのだ
そんなときには夜の街 ....
この貪欲な
植生、
アスファルト割り
生え群れ栄え

その過剰な発芽力、

宇宙に流れ出て
新たなる宇宙、
創造する
エネルギー源となり


この貪欲な
植生、
アスファ ....
  こいつは民衆の、いや、我々地域住民にとっても敵だ。懲らしてめてやろう!
しわくちゃに細い目を吊り上げて班長は皆を前にして腕を振った。

(もしもし、ああ、そうですか、では明日以降になるの ....
数千年待って
来なければ、

また待つ。

遠い響きだ、なんてトオイ



この世はあの世 あの世はこの世。
ルネサンス
この響き この感動
人間復興
このリズム この命
この情熱
この清新さ
その正義を
その哲学を
脈々と私に刻み付ける人
先生!!
来るべくして来た
「至高へのジャンプ ....
眠りの国に戻りたいけど
扉はすぐに閉ざされてしまった
誰も知らない金属でできていて
こじあけるのは容易ではない
布団の中で孤児になり
なくした祖国を懐かしもうか
そうこうするうち外が明るむ ....
もしもの時は
もしもの時だ
その時その時
何とかなるよ
今があるから


いろいろあって
あたりまえ。
いろいろ無い方が
おかしい。
ありがたいいろいろ


私の罪は
私 ....
病室にいる間に 桜は散ってしまった

それはしょうがないことですね 誰にともなく納得する

それでも

いつかこの腕が いつかこの足が 私を迸らせる 

そしたら

狂ってても 独 ....
雪 踏んで歩く
雨 濡れて行く
陽 曝され進む

ひらの両手、かざしたら
どこでもない、此処へ行き着いた
ずいぶん努力したんだ泥にまみれながら

徹夜徹夜で、聴覚壊れ(突発 ....
人生が ぽつねん 立っている
カエルが キーキー鳴いて
そうして 朝の間際 僕も泣いていたのでした

運命が純白の手を 僕にふるから
僕は さむざむ と泣いているのでした
ふわふわ 青 ....
新生姜も好きだけど
普通の生姜も食べたいの

ひとときの柔らかさ 夏の思い出
それにかまけて忘れないで

いつも笑っていたいけど
人生 楽しいことばかりじゃないから

沈みがちな顔  ....
          - impromptu


汗をかいて、


おまえは


また あの夢を視たのか


暗い廊下の夢か


終わらない非常階段の夢か


トイレ ....
          - impromptu


 風の{ルビ惑星=ほし}の午後 


                不意の凪 


 スケルトンコーストに{ルビ一滴=ひとつぶ}の  ....
あの五年間で
私は深く深く根を張った
前人未踏の新記録に挑戦した
その結果がこんな物だとしても
悔いはない
生きる。
生き生きと生きる。
大切なのは今日一日を精一杯生きる事
人生の中の一日一日を
大切に愛おしんで生きる事
その繰り返しが
大いなる問いに答える鍵となる
私は情熱の日々を送る
見るも良し
見られるも良し
我は ....
母ちゃんに
話せなかった
思い出が
キイインキイインと
カアテン揺らす
愛してるの響きだけで強くなれたらいいなぁ

そんなふうに思っていたら

「から元気でも良いじゃん」と聞こえてきた

そんな君が私を愛してくれたらだなんて

言えますか?言えません 桜吹 ....
風の吹いて
涼やかに歌い

葉のゆらぎ、
緑はながれ
葉のささやき、
緑はそよぎ

風の吹いて
涼やかに語り

「幼年、成年、老年
過ごし過ぎて過ぎ越し

今日、生きて 風 ....
 幾つものブイが並び浮かんだ沖合、幾つものカラフルなパラソルが立ち並んだ岸辺。その中間に、畳二枚ほどの広さの休憩台がある。金属パイプの支柱に、木でできた幾枚もの細長い板を張って造られた空間。その空間の ....
田中教平/Kouさんのおすすめリスト(928)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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AI短歌2- 花形新次短歌223-4-23
どうですか?- ひだかた ...自由詩4*23-4-23
ノンセンス3- ひだかた ...自由詩7*23-4-23
AI短歌1- 花形新次短歌2*23-4-23
世界救済と鰯- 短角牛自由詩4*23-4-23
ボクサーのような男- 花形新次自由詩2+*23-4-23
新人- 墨晶自由詩4*23-4-21
溜息橋- アラガイ ...自由詩10*23-4-21
過剰- ひだかた ...自由詩3*23-4-21
ザギ氏の誘惑- アラガイ ...散文(批評 ...2*23-4-21
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ルネサンス- 渡辺亘自由詩223-4-20
アカルム滞在記- やまうち ...自由詩223-4-20
※五行歌_三首「罪と生きていく」- こしごえ自由詩3*23-4-20
春が来たら- 短角牛自由詩3*23-4-19
夜想47〇ジブン- ひだかた ...自由詩3*23-4-18
夜です- 家畜人自由詩523-4-18
薬味に頼る夜- 短角牛自由詩3*23-4-18
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EMAK-BAKIA- 墨晶自由詩3*23-4-17
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無題- 渡辺亘自由詩123-4-17
暇だから還つてよし- 民二郎短歌1*23-4-17
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反射光。- 田中宏輔自由詩13*23-4-17

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