すべてのおすすめ
何でも無い思いで
木を見ていた
それから 流れていた
突き当りの川を
ホットケーキの前で
来週の準備をしていた
僕は昔を思い出させられたのだ
カレーを作っていた
あの頃は いつも
肉 ....
無知な
私を
ゆるしてくれた
あの人の
こころ



自分に
つごうのいいこと
ばかりでは
ありません
空の機嫌も



認めないか
認めるか。
認めれば
楽 ....
いろんな色んな流れ

あらゆる方向から
押し寄せ押し返され
凝集し鬱積し
今という接点に
現れる常世からの無常、

カタチ在るもの感覚され或るもの

楽しみ狂い慈しみ投げ捨て 
 ....
日陰の子雀が舞い上がるまでのあいま、口噤む

  能面はこんなふうにして翌日の時期を衝動的に開け閉て、
  また俯向いた庇を置き、南の空へ。
  複数の胸の、ギヤマンのことに死ぬほどの霹靂をほ ....
何も言わない
誰かとすれ違っていく
夜の街灯の 道を 僕は
歩いていた 
誰かを追い越していった
弧を描いて塞ぐ 白地に光を無駄に注ぎ褪せるまで


 新天地から口移しで呂律を絡ませ捌いている。なにも
 なにもかも、嘘つきだから あやとりしながら手拍子して
 作為的な二枚舌で覆いかぶせる ....
寂れた町の匂いのする
季節外れの席でビールを飲む
砂粒だらけの赤い足で、
板張りの床を踏んでいた
濡れた髪の女の子が
ハンバーガーとポテトを運んだ
台風が去った跡の景色が、
そのままこの ....
 
 慈悲とつれあって深夜のスーパーを歩いた
 あるいは慈愛とつれだって萩の花をばらまいて歩いた
 おれたちにとっての幸運が猫のしっぽであったような、
 あるいは取り残された者たちの最 ....
神様がいないことをこれほど欠損と感じるものか   または
  栞をはさんで
  席をたったはずだ
  ただ いつものように

  つめたいお茶を飲んで
  ポテチをこぼして
  指を舐めていた
  または

  たのし ....
はじめはちきれた 陰鬱な雲が、むかしのかたちを削ぎ
とおりと指差し 有り金を投げる仕草を、追う
シジマまでの氾濫が、ヤケアトに戻っていく

{ルビ懐=ナツ}を咏む。これを、
「煌めきごと 殺 ....
それは彼方からやってきた
アントニオ猪木ってやつだ
とても大きな塊で
サンプラーザでの生誕祭
ぼくは警備員だった

客席通路のまんなかあたり
猪木は全速力で走ってきた
ぼくは猪木とぶつ ....
最低気温も11℃。
台風15号は900hPa。
明日、金曜は13日。
昨夜食べた秋刀魚は莢より細く…
重ねてきた61の秋。
希望はこれでいい。
その無はしかたがない。
コーヒーもまた ....
この地上には
自殺するほどの絶望があるんだよな
私が生きている理由は
あの人との絆でしかない
尊い尊い
この絆。
私が死んでも
また生き返って
あなたとの絆は
ますます強くなるばかり ....
夏と秋の狭間には
あらゆる変化が現れる

蜜吸う蜂に入れ替わり
黒い揚羽がやってきた

やつれて籠った極暑の日
でも愛おしい夏だった

夏の終りの寂しみを
振り向かないで次は秋
 ....
からっぽの手紙が積まれてゆく
借りてきた言葉ならまだしも

狩られているものは人の心じゃないのか
彼との間さえも誤魔化し
軽んずるためだけの言葉が連なる

綺麗なつもりでいて
嫌いとい ....
これは骨
これは皮膚
血もある肉も内臓もある
食べたことはないけど
食べたら美味しいかもしれない

これはぶよぶよ
これはどろどろ
よくわからない生き物で始まった
すぐに名前がつけら ....
中華そばが食べたい

鶏ガラスープにしょうゆ味
チャーシューは薄くてかためで一枚あれば上等
メンマはくたくたで噛むとじゅわっと濃い出汁
しゃきしゃきのネギが散らばっている

脂が透明 ....
  川を越えて
  戻ってこなかった
  砂利になった言葉ならば
  ひとつかみにして 気のすむまで
  玩んでいられるのだが


  駅の屋根に
  ふる雪のかなしさ 静かさ ....
遠足の朝、
運動会の朝、
朝の匂い、
光の鈍さと透明さ、
失望、失望の朝、
こんな朝、過去はどこにあるのだろう?、
宇宙はどこにあるのだろう?、

感情で遊ぶ、
遠い昔の感情で、
 ....
火山が好きよ、と言ったら
火山をプレゼントしてくれたあの人
もっと僕を怒らせてくれたら
もっと凄いのあげるって
だから悪口これでもかって
言ってあげた

余りの怒りで真っ赤に燃えるあの人 ....
プリンターの音と
蟬の音と
僕の爪の掠れる音が
誰のものでもなく騒つく

地球は夜を見せびらかし
僕は寂しさを見せびらかし
ただ操られている馬のように
そこにある穴を探す

あの日 ....
もさもさとはえてきますな
ふつふつとわいてきますな

なんでしょうな?なんなんでしょうな?

たかぶるたましい包む無限の慈愛 微笑み、

無言の沈黙の のびやか色づき
無機を有機を つ ....
悲しい
と言う
悲しみを
遠く
鳥はゆく
季節の猫に触れてはいけない、
音楽は常に涙でいっぱい、
頭をもたげて、
性格とは離れて、

乾いた風景、
どこを見渡しても、喉が渇いていて、
光を浴びて、虹色で
マングローブみたいで、 ....
ここへ。私の上の明転の、金糸雀の鍵は
まるく羽織っている うやうやしく蝶々で
その四季は 焚き火には 目隠しばかり

またその大部分はとがり 違えていた
ブロンドの星が監禁される 玻璃のない ....
その人の人生を
私は生きられないので、
私は私の人生を
生きるしかない
一度限りの人生



さまざまな人や物事に
さまざまに支えられている私
これも
みんなのおかげ
ありが ....
我妻へのラブレター

 
初恋のデートで訪れた竹下通り
あの日に入った喫茶店は
何処だったのだろうか

季はゆっくりと移り変わり
刹那にもがき苦しむ人達も
入れ替わり立ち替わり

 ....
もうじき目を閉じるわ
ちょうどいい頃合い見計らって
覚え切れなかったステップ
まだあるけど続きはあちらで

幸せよりも幾分鮮やかに
回る走馬灯の薄明かり
聞こえてくるよ、産声が
歌って ....
   
僕のさみしい夢を
獏は食べててくれたのかな

獏のさみしい夢を
僕は食べてたのかな

今日
どうしてここにいるのかな


  
    
田中教平さんの自由詩おすすめリスト(792)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日曜日の記憶- 番田 自由詩523-10-30
※五行歌_三首「無知な私を」- こしごえ自由詩5*23-10-29
詩想28〇西門にて(改訂)- ひだかた ...自由詩523-10-27
少焉_- あらい自由詩223-10-27
- 番田 自由詩523-10-27
みたされたすべてが真直ぐだった____- あらい自由詩223-10-26
幽霊たちの砂浜- atsuchan69自由詩17*23-10-24
黒犬の眼球- 中田満帆自由詩823-10-24
欠損- かち自由詩123-10-23
または- 草野春心自由詩323-10-16
可惜夜- あらい自由詩223-10-14
めーとる- 妻咲邦香自由詩4*23-10-14
自分回廊- ナンモナ ...自由詩4*23-10-12
空へ- 渡辺亘自由詩123-10-11
狭間- けいこ自由詩5*23-10-11
君たちの世界は君たちが造る- AB(な ...自由詩623-10-10
してしまう生活- 妻咲邦香自由詩7*23-10-10
中華そば- 木屋 亞 ...自由詩4*23-10-9
歳月- 草野春心自由詩923-10-9
光の朝- 由比良 ...自由詩223-10-9
火山- 妻咲邦香自由詩323-10-9
灰の視野- moote自由詩223-10-8
根っこのうた- ひだかた ...自由詩10*23-10-8
※五行歌「悲しい_と言う_悲しみを」- こしごえ自由詩2*23-10-8
うつつ- 由比良 ...自由詩3*23-10-8
Ψυχή- あらい自由詩223-10-8
※五行歌_三首「あの人の命は忘れない」- こしごえ自由詩2*23-10-7
我妻へのラブレター- 足立らど ...自由詩10*23-10-7
産声- 妻咲邦香自由詩223-10-7
今日の夢も不味い- AB(な ...自由詩12*23-10-6

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27