圧倒的な晴天に
階段を
上る
ぐんぐんぐんぐん登る
どこまでもどこまでも昇る

すると、

涼やかな風に舞い
純白透明な綿毛
無数、数知れず
飛び交って来る

階段の頂き ....
○「美を求めて」
人間は
美を
求めて生きる動物であろう
美は
身の回りに
無数にある

○「大事なこと」
テントを担いで山を縦走すると
大事なことがはっきりしてくる
それは「食 ....
誰でも苦悩や課題を抱えて
一日一日奮闘している
時には泣きたい事だってある
それでも克服しようと頑張っている
それが生きると言うことなんだ
その意味でみんな平等なんだ
「仕事中に小学3年の息子から電話が来て
お母さんが首吊ったって言うもんだから
もう、ビックリしましたよ。
でも、よく聞いてみたら
妻の首が攣ったことらしかったので
そのまま寝させてなさいって ....
 花の時がすんで
 雨の時が来
 山の青く美しい時がすんで
 薄墨にけむる時が来

 それでも あなたがそばにいてくれると
 私の心は
 ブラインドカーテンから差し込む朝の光に
 床を ....
雨音に落ち着いて

私はムツカシイコトを考える

宇宙の開闢 時の始まり 5日前の晩御飯

クレパスでロケットの絵でも描きながら

濡れた世界を窓から眺めたりする

思うに梅雨はツ ....
凪いだ砂塵の内側から煽アオれた明り
外は煤けている
誕生/流星
足早に翔ける影 追い風が地に及ばない架け橋
碑にもなれないシャッター街 今が
移っていった赤提灯ほどよく詰まりきっていて
噛 ....
灯り消え
夜闇に
鎮まる
街、家々

わたしは
独り寝の床、
整え
眠薬服し
蒲団被る


人は毎夜、
深い眠りに
恒星たちの
うた、聴く
という

やがて ....
池の湖水は、幽かの光を震えてまた映え、夕暮れは嘆息しようとしながら地に埋没しようとしていた。五月の薄いどんよりとした雲が雨を地に落とすこともなく、札幌はまだ初夏の静けさを横たえている。藤の花に熊蜂が吸 .... 夜の雨は何かを伝えようというのだろうか
泡立つように一つの感覚が芽生えてはうなだれ
いつもように日々が過ぎていくのを
僕は目を少し開けては眺めている
昨日少し生まれ変わり、風の子供の歌を聴いた ....
ひとつひとつなら、簡単なことだと思う。息をすること、湯を沸かすこと、出かけていくこと、恋をすること、帰ってくること。でも鍋を火にかけたままとりこんだ洗濯ものをたたみはじめると焦がしてしまうし、恋を .... 人と人の間に人間
人間は
まだ人になれない

人は人であることを
守り伝えなければいけない
人間に合わせて生きてはいけない

人は人であることを
人間は人となることを

もうこれ ....
幾つもの電線、
黒々絡み走る
その先に
曇天、
もっさり灰色雲
重なり
どんより動かず、
青の色彩
いよいよ濃くした
紫陽花、眼前に微か揺れる

梅雨入りの気配、
濃密に漂い出 ....
Twitterをはじめて三ヶ月ほどになります。
実のところ「はじめた」というのはちょっと語弊がありまして
わたしがTwitterのアカウントをとったのもう少し前です。
恥ずかしいお話ですがTwi ....
○若い頃は
やりたいことが
なかなか見つからず
年を取ったら
やりたいことが見つかっても
もう動けない

○「自賠責保険だと
対物はなし」
そういう車にぶつけられたらどうなるの?
 ....
I あがないの子羊



I・I 刺すいばら、苦しめる棘


その男は磔になっていた。
目は閉じていたが、息はまだあった。
皹割れた唇が微かに動いていた。
陽に灼けた身体をさらに焼 ....
内部から
いきなり
つぎつぎ
現れ溢れる

言葉たち

色とりどりの
増殖する円の群れ
上方に伸びる大三角形

熱 帯びながら、燃えながら

直観に捉えられ
交わり結び
 ....
全てを忘れて飛び出したいけれど そういうわけにもいかず

作業しては休み 休んでは作業し 仕事を終える

帰宅 夜半 風呂 缶チューハイ SNS チャット 

ようやく寝る時間になれば 眠 ....
 ひとりで
 星を見る

 水を湛えた
 ナウマン象の足あとに
 両ひざを抱え
 転がした
 身体を透り抜けながら

 ひとりで見る
 星のひかりよ

 むき出しの
 大理石 ....
降って来る
ただ黙って
いくつもの小さな星が
その欠片たちが 降って来る

そうして星が降ると
僕等の心に穴が穿たれる
僕等は飛び立てない剥製の鳥
翼のかたちをしただけの ただの観念
 ....
潮騒の岩場に遊んだ日はいつの時か
孤独の壁に気付き響かせたのはいつの日か

病んだこの肉体引き摺り夜闇に紛れ込む
透明な呪いの声に旋律にリズムに耳澄まし


ビート、原初から
打ち鳴ら ....
  

僕が森に行くのは
そこに隠れている夕焼けを
あの日の夕焼けを見たいからで
森に行けないときは
こうして目を閉じている
できれば
君の息が聞こえるくらい静かな場所で
静かな気持 ....
わたし しばらく 営業なんかしてて
むかしと、過去と
連絡できなくなっちゃって
見失っていたから
もっと必死になってた
何が要るのかも 分らないまま

だから 今も あの頃と ちっとも変 ....
大きな大きな渦を巻き
光の大洋を進みます
光は掴めないもの
だから、
どこまでも何処までも
進みます

熱、保たれ 熱、燃やし
明日の暁に自殺する誰か居ても
熱、保たれ 熱、燃やし
 ....
 僕の隣に立つ女は長身でショートカット
 切れ長の吊り目が奥二重
 パーマのかかった短いまつ毛
 手に布製のブックカバーを持っている

 ああ、どうして彼女は
 こんな下地の色に淡雪の様な ....
宵闇も境目もやはり子猫のいじらしさとおもえば

(逃げているのではなかろか)
(束ねているので ありませ)


明日はたわわと実りいた
きみは仄かに唄いいた
沈着すべき河童の木乃伊
 ....
 
 日の傾いたまち角で
 ふと立ち止まってながめ見る
 昼顔
 香り無く素っ気ない素振りに見えた薄ピンクの
 一日花

 そのアナタが一瞬だけ、わたしへ
 ふるふるっ と 照れくさそ ....
羽衣伝説

客層が変わりゆく店釣り船を
整備していた夏がまた来る

レモネード注文している子をみれば
初恋の君と瓜二つかな

海の家ほったて小屋に掛かる絹
思い出と共に消えてゆく傷
 ....
あ、風くる、風くる、土曜日の公園で急に磁石のように方角をかえて真鴨の黄色いクチバシのように極端に長い、先の尖ったヘルメットが思わずぼくの眼球にぶつかりそうになる。そんな被り物をした一人の中年のメガネ男 ....  真実は逃げ足が早いんです

 真実は恥かしがりやなんです

 真実は冬眠するんです

 真実は直ぐそこにあるんです

 真実の扉をひらくのは自分自身なんです

 真実からは逃 ....
田中教平さんのおすすめリスト(941)
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独り言5.29- ホカチャ ...自由詩4*23-5-29
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サンドイッチマン- 本田憲嵩自由詩1123-5-28
真実の行方- 佐白光自由詩3*23-5-28

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