すべてのおすすめ
ただ単に おはようとだけ言いたくて ひとりで夜の{ルビ静寂=しじま}を越える
田は朽ちて遥か遠くに去る声の
懐かしきかな小さきかはず
三連覇すれば充分なのかもとカープのファンは四連覇願う
湖の綺麗な水に触れてみた地球の愛として湧き出た水
湧き水のお薦めの場所教わったやや山奥の薄暗い場所
世羅町は空気美味しい花の町観 ....
素晴らしい人に育って
素晴らしい大人になって
素晴らしいでしょ?
#短歌
りんりんとピンポンダッシュで逃げ遅れ
鳴き続けるは鈴の黄昏れ
煌々と動脈だけで生きてます
誰 ....
溶けていく一番長い一日も
なんてことない日の何処かへと
傘の柄が折れたら水の音がして
この血どこから湧き出てくるか
暮れかかる窓の外側よじのぼる
かえるよ太れチョコレートパフ ....
さやと吹く風に揉まれて舞う落ち葉 情(こころ)さみしやしずむ夕焼け
良い旅がしたくて調べまくる日々長い連休仕事で埋まる
大通り車の音が絶え間なく落ち着きのない雰囲気嫌い
街角で道を聞かれる三回目昨日は五回もっと多い日も
南国のリゾート地には人ばかり裕 ....
羽衣伝説
客層が変わりゆく店釣り船を
整備していた夏がまた来る
レモネード注文している子をみれば
初恋の君と瓜二つかな
海の家ほったて小屋に掛かる絹
思い出と共に消えてゆく傷
....
地下鉄に銃声響き振り向くと
俺の亡骸転がっている
早朝の新宿独りふらついて
すれ違いざま胸を刺される
拘束衣着せられたままハイウェイ
死へのドライブ逃げる術なし
ゆく春を惜しみてやがて枯れぬ五弁花の普く摘まず 花薗出でて
神に父に見離され行く曠野にて罵るすだま をとうとごろし
みづからをゆくへしれずへ染め終へて暁の虹掛かりて半円
天使戴冠の昏 ....
戦場に咲く花に向け口笛の
音色密やかに響き渡る
機関銃の音響く中
一杯の赤ワインの味を思い出す
背中向け誓い破りし血の涙
復讐の刃敢えて厭わず
深き罪背負って生きる傷痕は
まだ癒えぬまま影となり残る
遠雷鳴る待ち合わせ場所に独り立ち
身震いの中あの人を待つ
駅のホームさよなら告げる切ない風
うつむくきみの瞳見えない
ピストルを乾かす冷たき残酷の
世界の果てで胸を裂く日々
ナイフ刺しその心臓を止めたとき
深き絆も全て消え去る
割れ人形風に揺られて儚くも
あの懐かしさだけはそのまま
憂国の思い握りし日本刀
血渋き刃に未来夢見る
亡国に響く死の鐘の音
青雲の向こうに夢想の兆し
母ちゃんに
話せなかった
思い出が
キイインキイインと
カアテン揺らす
気もそぞろ、心もそぞろ。雪のひとひら、舞い落ちて、土に溶けるように。
オレンジの皮の厚さよ。ピールにして、紅茶にでも浮かべようか。
久しぶりに、のんびりしたいんだ。心のなかは嵐のようでも、 ....
冬空の 街で消えゆく 虹を見る
束ねた髪が七色の女
予定もいれられず
酒も飲めずに
三日寝たろう
寝正月
カップ酒酌みつつ画集ひもとけば見よ我が胎に森羅が宿る
冬になるかなしみ色の風がゆく枯れた野原を雪駄で駆けた
言葉しか、綴れないよと言っていた。その言葉すら、手のひらから逃れ。
この痛み、続くのは幾月か。病のなかに、ふと訪れる安らぎ。
階段を降りて、母と二言三言。犯すべくなき、領分があり。
....
{引用=今日は、のぼさんこと俳人・歌人 正岡子規の命日で、子規忌。
なので、私の昔の短歌を一首。}
ほんとうはほんとうにしかわからないゆうがたふっとあおい影あお
いい事
いい事がないというのも
いい事の一つにせねばいい事がない
憧れ
憧れは雲一つなき空の青
雁の一羽の遠ざかりゆく
その池に斧を落としたそのあとは優しい嘘も吐かない人生
そのときは喜ばれたに違いないゴミ捨て場でみた真っ赤なリボン
たこ焼きを食べてるあなたの青のりを付けた笑顔の動画が消せな ....
紫の
天蓋の下
こどもの日
離婚届とセーラムライト