二度三度、こぼしながら集める言葉の欠片
十字路で迷いながらも行く文字の茂る荒野
周回遅れでも楽しく作っていく余白の白さ
年がら年中字ばかり追ってて楽しい?うん
おばかだから変な詩ばかり書く ....
 歎くべきだっただろうか

 みずいろの空が
 私の上に落ちかかって来るのを感じた時
 心は
 果のない
 重量感のない
 依リ所のない
 空の中に巻きこまれて
 小さなわたしが
 ....
目の前が
桜の花びらに
埋め尽くされていたとき
きれいだった

若葉がちらちら
顔を出して
蕊だけが残った枝は
好きになれなかった

春のはじめの
端っこの方だけ
少し彩っては ....
(1)
 僕が中原中也を好きなのは何故か、言葉には出来ないけれど、敢えて言えば、中也の詩には現実感と非現実感の間での揺れがあって、非現実感から現実感を取り戻そうとする希求を感じて、それはもちろん僕が ....
ワイフを殴らなきゃ
文章が書けないって?
殴ればステキな文章が書けるなら
実にケッコウなことじゃないか
ユー 殴っちゃいなヨ!

ボクもやっちゃってるヨ
欲望が抑え切れないヨ
ボクが目 ....
She said,
"Whales are fish that fly in the sky."
And I believed her words were true.

 ....
見交わす、
立ちのぼる、
瞳の中にまるで陽炎のように揺らめいている
うす紅色の櫻の樹木
強い追い風に吹きつけられながら
一匹の猫が
民家の塀を
豹の速度で駆け上ってゆくさまが見える
掠 ....
          - impromptu


 常々{ルビ妙=strange}だと思っていたが


 豫々{ルビ願って=wish}いたが


 實は薄々{ルビ氣付いて=notice ....
大きなコップで
熱いかもしれないと
慎重に
慎重に
カフェラテを飲む君の
眼差し

ほっぺ

僕はもう
倒れそう
好き

ほとんど飲めないで
くり返す
その
眼差し
 ....
かの靴と梢の春と雑草と いつまでも直らない。おのが、おのの肉を喰らい千切る。とりあえず寒々とした部屋で、リュックを背負う、罪を背負う。12.5キログラム、を背負う。もう一度破壊して、また再合成するために、つよく太く束ねなおす .... カブトムシ野郎が
愛と平和なんて言い出すから
世の中つまらなくなったんだ
というハンター・トンプソンの
言葉が好きで好きで
俺もこんなことが言いたくて
ものを書いている

ポリコレなん ....
つつじが咲きはじめた、早い木はもう満開。
ことばが出てこない。
むすめはきちんと学校へ通っている。(新学期初日は、自分で選んだあたらしい靴下を履いていった)
冬には乾いて音がするようだった頭 ....
他人の人生に深く関わるなんて

ごめんだよ 何度も失敗してきたから


嘘つき 頼られたいくせに

愛されるより 失敗するほうが簡単だから


わがままにいじけていたほうが刹那は楽 ....
四月は
新しい生活に馴染めない
潜在的自称詩人が
その芽を出す季節

───今より他の場所へ

その思い一心で
自称詩投稿サイトの門を叩く

しかし、自称詩人になることは
何の価 ....
歩けば下を向き
人に会えば上を向き
嫌な事があれば横に向き
ちゃんと前を向いたのはいつだっけ?
悲しいくらいの青い空に
僕は吸い込まれそうになっている
僕に山や空や海を
謳ういのちを下さい
青空の悲しみを
謳ういのちを下さい
  

まひるの
やさしい風が吹くころに
きらきら
ふりそそぐあたたかい
はるのひかり

あたらしい
一年が始まります

すこし
わくわくする
ひかりの舞踏が視えます
 ....
 いくら きみをひきよせようとしても
きみは {ルビ水面=みなも}に浮かぶ果実のように
 ぼくのほうには ちっとも戻ってこなかった
むしろ かたをすかして 遠く
 さらに遠くへと きみは ....
 さくらが流れていると
 ぼんやり彼を感じてしまうのは
 何故だろう なんて
 横にして
 または共に
 不意に春のふくらみを介して

 濃いかすみが
 音をあたためる傍らで
 陶然 ....
春に雪が降るというのは
珍しいかもしれない
けれど降ることはある
そんなことが過去にあったのを
覚えている
ただ覚えているだけで
それ以上に特別なことが
あった訳ではない
春に雪が降っ ....
I wish March 30th would last forever,
A day of dreams, where time would sever.
Golden sunbeams in  ....
夜の闇が怖いから電気は消さないでくれと君は言う

ソメイヨシノが咲いても散るのを知ってるから悲しいとも言う

飛行機に乗るなんてとんでもないとも言う

くたびれたぬいぐるみを永遠に捨てられ ....
新入社員になったり、転勤したりすると
職場でアフターファイブの歓迎会があったりする
そこである種<独特の>語彙と文法を駆使した自己紹介ができることも
社会人の大事なスキ ....
 


 令
 月や 文明開化の灯ワ宴 裸体禁止の下知ヲ覧る 



  
  菜の花を 朝餉に添えし 散り桜
自称詩とは
私の造語です
自称なんたらとは
通常自分が何者であるかを
指し示すのであって
自分=何者の"何者"を自称する
のです
従って自称詩人はあり得ても
自称詩 ....
   


まだ
緑の生い茂った頃につく花梨の実は
毎年のように
手が届かないところについていて
酒に漬けると美味しくなるとか
蜂蜜を加えたら喉の薬になるとか
はす向かいのKさんは毎 ....
とおくのびていく
声、
ういういしくかなしく

しずかさの相貌を帯び

わたしは待機し
ふるさとを想う

ふるえながらふるえながら

明日のことは
誰にもわからないから

 ....
俺は一般人として
ここに参加している
自称詩人では勿論ないし
新興宗教に入れあげてもいないし
変な政治集会にも出たことはない
普通の正規雇用の労働者で
女房はずっと専業主婦だから
食うに ....
雨が
少しばかり
降った夕、

円に閉じ込められ
濡れそぼった
喧騒の街が

内側から
破裂しそうに
なりながら

青に黄金に
風は吹き
吹き続け

一日の針を
進め ....
田中教平/Kouさんのおすすめリスト(928)
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