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いろんな色んな流れ

あらゆる方向から
押し寄せ押し返され
凝集し鬱積し
今という接点に
現れる常世からの無常、

カタチ在るもの感覚され或るもの

楽しみ狂い慈しみ投げ捨て 
 ....
もさもさとはえてきますな
ふつふつとわいてきますな

なんでしょうな?なんなんでしょうな?

たかぶるたましい包む無限の慈愛 微笑み、

無言の沈黙の のびやか色づき
無機を有機を つ ....
波は沸き起こり
打ち寄せては
広やかに呑まれ
かえっていく帰っていく

この世の熱を帯び
(聖なる独りに覚醒し)

極北の地に、極北の光に
この世の実り担い
  還っていく
のうみつな
緑の群れ
さやさや
揺れ
照り映えて
意識の視界は
眩しく輝き一点に凝集、
遠く深くザワメキの森を凝視し
風 一吹き、

風景の

すきとほり

あける荒涼の光景の、

わたし何想うことなく只集中し

風一吹きの感触包まれて白手伸ばす、

 一ふき風のふとどよめく感情

その内 ....
六十を境に
雨の降り頻る、

麗しき哀しき歓びの

毒、

透明に 顔 押し付けて

貴女という至高の思考の織物、

眼差す私の瞳・意識 
ひたすら白描、

ヒカリ

 ....
意識の舞台で踊る音群、

笑い溢れ毒づき涙流す 

そのヒビキにて

純白否定を力動貫徹し躍り

荒涼として輝キの原野へ至る。
ああ、風は吹き続けて
ああ、草花は咲き乱れて
ああ、今輝雲に亀裂の入り

溢れ出す陽、陽の光 私に降り注ぎ

保持していた意識の燃え上がる炎、
燃え上がる炎に聳え立つ氷柱、
時間の瞬間 ....
永遠を求める必要はないのだ、
何故なら既に永遠の内に在るのだから

と詩想したのは誰だったか

 永遠の内に在る

鎌倉帰りのその人、
既に亡くなっていた
にもかかわらず、
映し出 ....
真っ直ぐティトゥス、
霊性の光帯び
漆黒のなかに純白
輪郭保ち浮かび上がる

その眼差し、見えるもの確と見据え
その瞳の光、見えないもの静か透過し

 ((塗り込められヒビキカガヤク、 ....
遠く揺蕩い旅に出る
小舟はもう浜辺に接岸し
さあ出発だ!光の大洋へ
意識の明るみ明るませ 
もっともっと
垂直に切り裂き切り開き

意識の視界に映る現れるものを

遠く深く泳がせ誘う ....
脈動、日々の路傍の花の群れ
光の響き、ひたすらひたむき

 (この世界の平面を踊り明かせ!
 垂直の次元を生き意識する為。)

路傍の花群れ、枯れ無数緑の実
響きの光の響、意 ....
赤いサソリ留まるソーセージのような壺の取っ手
真っ暗な闇にくすんだ黄の満月が貼り付いて居る
笑う眼の無い石膏像は此処には居ない誰かを迎え
無数の青白い小さな尖った花達の足下に散らばる

 ゆ ....
明るむ明るむ意識の視界に
黒く野太い対角線の衝撃、
赤々輝く太陽の残響、

走る閃光の時空切り裂き

粉々に粉砕された私の独り立つ。
さざめきざわめくのは風の太陽
「今日もお暑い一日で」
風の太陽、さざめきざわめく光の海原

生まれる熱風、光の海原を今日に吹き広げ

 
二つの悪魔、絡み合い
意識の低層辿りながら

漆黒の渦中に白銀の月、
昇り浮かび破裂する
太陽の無限に照らされ、

在るもの うねり流動し、
輪郭保ちながら微笑み
雑踏に消える悪魔達 ....
日がな一日、
謎は謎として在り続け
私は五感という限定携え
逃れる的に魅惑され続ける

光溢れ裂ける瞬間に、

現象する本質を
本質する現象を

掴みかけては取り逃し、

流れ ....
無限の均衡の内に
今を落ち着き払い、

海しずか
青み深まり
降る空に
遠き声の響
いつしか木霊し

到着した何かに
確かに触れ包み込まれ
明るさ無限に増す意識の舞台、

澄 ....
小さく紫に白に燃える花弁、
あちらこちらにそこここに
見た!観入る、無数無数の開花!

白雲の絹に自在伸び糸引くひろいひろい青空の下、

収縮しては拡張するイノチの躍動、
名も無き名も知 ....
熱風に吹かれ
太り始めた半月、
夜闇に浮かんでます

白く白く白銀 空

なんだろう?この感覚
助けて! と、
落ち着き払い

誰かに 誰でもないダレカに

叫んでいるのです、 ....
ふわっと風、
吹いて来て
わたしを洗う
わたしは笑う

この慎ましい空の息吹き、

ふわっとふいて
わたしをあらう
わたしをわらう

そして消えて この時にこの朝に



 ....
水をワインに変え
白い人、
時という河 滑りゆく

時は切り裂かれ
一瞬の永遠
その光景は開かれ

銀輪の夏、
梅雨を吹き飛ばし
緑亀を買いにお兄ちゃんと
灰白のアスファルト自転 ....
路面に まぼろ 降る雨の、
激しく執拗に叩き付け
灰の雲、次々巨大に
意志持ち流れ動いて
輪を広げる窪みの水溜まり
いくつも、いくつにも 
忙しく遠去かり近づき

急ぎ歩く人、また人
 ....
熱いよ、肉体
熱 私を支え
ロック鼓動、
意識クリア
残された時にて覚醒しろ

努めて
意味という言語、
越え抉り
今宵月明かり鮮やか
躍る魂

ジャイアントコーン
噛み砕き ....
青い青い空が広がった
完璧な圧倒的な青だ

コンビニの旗がはためいて
涼風が吹き抜け躍動する

歩き始めたばかりの幼子、
風によろけて道に倒れ泣いている

溢れる涙は銀に輝く陽光の糧 ....
哀しみの刻印、
誰の声?
夢見がちに
辿る旋律、
病んだ苦痛の
肉の彼方の故郷

覚醒しながら
意識保ちながら

垂直の次元に
泳ぎ出す
溢れ出る力、
制御し

刻印され ....
圧倒的な晴天に
階段を
上る
ぐんぐんぐんぐん登る
どこまでもどこまでも昇る

すると、

涼やかな風に舞い
純白透明な綿毛
無数、数知れず
飛び交って来る

階段の頂き ....
灯り消え
夜闇に
鎮まる
街、家々

わたしは
独り寝の床、
整え
眠薬服し
蒲団被る


人は毎夜、
深い眠りに
恒星たちの
うた、聴く
という

やがて ....
幾つもの電線、
黒々絡み走る
その先に
曇天、
もっさり灰色雲
重なり
どんより動かず、
青の色彩
いよいよ濃くした
紫陽花、眼前に微か揺れる

梅雨入りの気配、
濃密に漂い出 ....
内部から
いきなり
つぎつぎ
現れ溢れる

言葉たち

色とりどりの
増殖する円の群れ
上方に伸びる大三角形

熱 帯びながら、燃えながら

直観に捉えられ
交わり結び
 ....
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