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私はあらゆるボタンを押してまわった。
dボタンで全てが消去された。

リズムが揺さぶる葉っぱたち。
頭の中の音楽に、全ての有線が断ち切られていく。

何もかもが静止した通りの中、揺らめく人 ....
人が行動を起こす理由は、
事実ではなく認識だと思っている。
あの人があーであっても、この人がこーっであっても、
それが事実であったとしても、なかったとしても、
僕が早く退会したい理由はそれらの ....
椅子が「座って」と言った
椅子は昔の私だった
あの時座ってあげられなくて
ごめんねと返事して
腰を下ろした

テーブルが「果物を置いて」と言った
私は温かなストロガノフが食べたかった
 ....
公園で何本かの吸殻をひろいながら
ここにどんな唇が触れ吐きすてたのか
といったようなことは
あまり考えないようにしている

救えなかったいのちより
救わなかったいのちを大切にしているのも
 ....
理由もなく濡れるのが嫌で
だから雨が嫌い
蔑まれてでも私を救ってくれた
その人から逃げ出して
遠い軒の下
晴れ間を待っている

だから世界に雨が降る
だから世界は濡れたがる

今日 ....
つばめと雲と太陽と空を
見上げているのは愛
上を見れば限が無いと
太陽の光を反射して光る 雲。
つばめが二羽仲良く
風と共に飛んでいる。
ほんとうに大切な何かとは
何か
愛か
ベタな ....
私にはなりたいものがある
私は正気になりたい
女憎しのミソジニーに対して
おまえだってかーちゃんから生まれて
まんま作ってもらってるんだろ
と書いてる人がいた
かーちゃんが憎かったのだと思う

テレビはいつも度し難い
ロシア、中国を ....
時々
迷う時もある
しかし
迷い考えるから
気付くこともある

人生の道を
歩いている
さまざまに歩くが
ふりかえれば
一本道
時々
立ち止まり
世界や
自分を
見る
 ....
謎の荷車を引いて
着飾った馬がやってくる
出来立ての{ルビ宇宙=ビスケット}は、
遠く遥々夢の続きから
そよぐ秋風に
ミルクの匂いを薫らせて
村から村へと
せつなく甘い{ルビ宇宙=ビスケ ....
真夜中、夜に目が覚めた。
水の滴り落ちる音がしている。
入り口近くの洗面台からだ。
足をおろして、スリッパをひっかけた。
亜麻色の弱い光のなか、
わたしの目は
(鏡に映った)わ ....
つめたい万華鏡のまばたきが
角笛吹きの感傷を揺らし
梢のうへから、いやみな天使が
それを微笑つた。
琥珀いろの木洩れ陽と
昼下がりの回想が
共謀して、道化師を泣かせた。
腹立たし ....
  通り過ぎて
  あなたの胸に
  影になってから
  はじめて言葉がきらめいた
  海老蔓の秋 はじめから 記憶の形をして
夕暮時の
晴れた日の西の山の上の
空が蒼く透けた色をしている
死なないで、と
言ってくれた人の声を
思い出そうとした
けれど山は夜をむかえて

死なないで、と
言ってくれた人の思いは ....
金曜日のむかえ方は人それぞれだし
金木犀の香りも
咲き方も
同じ月を見ているなんて
朝晩の風と同じように
肌寒い感じがするから
同じ月が見ているって
それが特別でも
そうでなくても
春の水蒸気は何処に行つたのか
この空は{ルビ禊=みそ}ぎするものの色
永訣の色

地上は百色さんざめき
めざましくもゆたかである

いちめんの輝かしき生存
疾風は田園の暮色をよ ....
お腹いっぱいになる
幸せいっぱいになりうる

だけど またお腹すく
    また幸せ求めちゃう

人間て欲張りね
全然 満足しないの

そもそも なんで 人間て幸せを求めちゃうの ....
遠い話とほいはなし
ああそんなところだね
いまとなつては
大気は海の継子じみて
地中海色のタイルの
すました青磁のなかに透けてゐる
カラカラした浴場のなかで昼寝してたら
いつのまにやらお ....
好い天気だ。
聖地の{ルビ陽光=ひかり}が混じりつ気なく鳴り響く
こんな好い天気だ。
振つ切れたやうな気圏のまつただなかを
透けた{ルビ南風=みなみ}がかるがると翔び
雀の子等はあどけなく驚 ....
自称詩人に取り囲まれて
危機一髪のときに
自称詩人撲滅隊が
キンチョールを持って
助けに来てくれた
キンチョールさえあれば
自称詩人の百万匹など
一網打尽にしてくれるわ

危うく自称 ....
いま生きながら埋葬されている
あなた
血の滲んだ手で墓掘りのスコップを握ってる
それもあなた

あなたのお葬式は
だれも知らないうちに行われる
正しい名が呼ばれることもなく
墓標もない ....
街角のパスタ専門店で
茸と、
ベーコンと、
キャベツの入った
スープスパゲッティを注文した

運ばれたのは、
日本人向けの謎のパスタ
喫茶店の定番メニュー、
ナポリタンと同じく
ス ....
水槽のところで約束をした
真昼のすん、とした感じ
色違いの飲み物を二人で飲み
明日も天気はあるのだと
なんとなく思えた
歩く速度で歩くように
わたしたちは笑う速度で笑う
許したこ ....
夜に
優しく撃たれて
ひとり、またひとり
人は
優しく死んでいく
夜に
まだちゃんと慣れてないから
きみは泣く
これからはじまる長い旅路の
最初に出会った
得体の知れないその不安は ....
叫び出したい言葉を飲み込んでいたら
耳が聞こえなくなりました。

夜になると、トイレの窓に
ヤモリが現れて
ひたすらに蛾を捕食しています。
吸盤のついた手足と、
くねくねと動くしっぽのヤ ....
煙の中で呼吸する人々は光を求めて彷徨い歩き
常に携帯の鳴り響く音が耳の穴で聞こえてくる
それは風が運んでくるざわめきだと知る術もない
いま、お悔やみのメールが届いたね
地球の裏側で暖をとる ....
樹にもたれて、手のひらをひらいた。

死んだ鳥の上に、木洩れ陽がちらちらと踊る。
陽の光がちらちらと踊る。

鳥の死骸が、骨となりました。
白い、小さな、骨と、なり、ました。
 ....
戦後すぐ
大マスコミと
偉そうな文化人達が言う
あの頃は戦争反対と
言える空気ではなかった
言ってはいけなかった
それはタブーだった
言うと何をされるか
分からなかった
でも本当は戦 ....
2023年は
関東大震災から100年である
1923年に発生した震災の第一報を
アメリカに伝えたのは
福島県南相馬市にある原町無線塔である
それが世界各国の迅速な支援に繋がった
100年前 ....
命の果ての地平線で
百億の虹がいっせいに開く
真っ白な光の裏側で
音が凍りついて花みたいに燃える

わたしはアンドロメダの踊り子
わたしは約束された期限付きの祝福
わたしは届けられること ....
足立らどみさんの自由詩おすすめリスト(1495)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リピート- 由比良 ...自由詩2*23-10-8
早く退会して作品も削除してほい。- 為作自由詩123-10-8
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道ばた- soft_machine自由詩223-10-7
私とマドリ- 妻咲邦香自由詩5*23-10-6
つばめと雲と太陽と空- こしごえ自由詩3*23-10-6
- リィ自由詩3*23-10-5
時事を読む- りゅうさ ...自由詩4*23-10-4
一本道- こしごえ自由詩7*23-10-2
宇宙売りの天使- atsuchan69自由詩11*23-10-2
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩9*23-10-2
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海老蔓- 草野春心自由詩9*23-10-1
天より高い- こしごえ自由詩3*23-10-1
金曜日- wc自由詩1*23-9-30
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手ほどきを!- ルルカ  ...自由詩3+*23-9-27
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最終戦争_(旧作)- 石村自由詩4*23-9-25
菅原さんありがとう- 花形新次自由詩223-9-24
いつしか百年がたち- 凍湖自由詩1123-9-23
長崎ちゃんぽんスパゲッティ- atsuchan69自由詩10*23-9-23
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こんな夜は子守唄を- そらの珊 ...自由詩15*23-9-22
トイレのヤモリ- 初代ドリ ...自由詩4*23-9-21
灰神楽に売胡座- アラガイ ...自由詩6+*23-9-20
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩13*23-9-17
きっとまた戦争がある- 紀ノ川つ ...自由詩5*23-9-17
原町無線塔_いいね!- イオン自由詩3*23-9-16
魔術- 大覚アキ ...自由詩423-9-16

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