すべてのおすすめ
アンパンマンが凄いことは
分かった
わかったから少し黙っていてほしい
きみに言っているんじゃない
やけをおこしかけてるこの人生を
たしなめたいんだ

きみはいつも誤解するね
尤も
誤 ....
最近の扇風機は
とても安い

もう一台あってもいいかな
と思って買った

電源を入れてみて
風量が少ないと感じ

3段階あるなかの
最高にしても

音がうるさい割に
風量はそ ....
心配ない心配ない
あんたに惚れる
男なんておらんわ

だから
適当な格好しとき。

そう、友達に
誘われて行った
婚活パーティー

確かに私
全く
相手にされてません

 ....
我慢し過ぎるというこれも眠りには良くないようだ。 失意は立案の乏しさを今さら悔やんでも仕方ないのだが、委ねた事への憤りはいまだに収まらない。 もう少し道幅を広く取ればよかったとか、遠慮してカーポー .... 二〇一六年八月一日 「胎児」


自分は姿を見せずにあらゆる生き物を知る、これぞ神の特権ではなかろうか?    (ミシェル・トゥルニエ『メテオール(気象)』榊原晃三・南條郁子訳)


二 ....
青く照らされた砂浜に
微かに残した面影は

君が海へ帰る時

足跡は波間に消えて
涙だけが満ちてくる

「私を探さないで」
砕けた波飛沫は呟いた

寄せては帰る海の鼓動
君への ....
『5わのアヒル』という子供の歌をききながら
水溶き片栗粉をこしらえてる

トロミというのをしっかりと扱えたら
いろんなことが
すこしはマシになりそうなので
だから
水溶き片栗粉なのだ
 ....
ペットボトルの口が開いて
 水蒸気舞い上がればイルカが波に乗ってやってくる
街のカラスが餌を探す
 幼虫は産声を上げるその時をじっと待っている

怪しくもない人々が夜を擽るのは   塵
 ....
彼女は言った。

「クジラは空を飛ぶ魚だよ」

その通りだと思った。



恋をしていたのか、と聞かれたら
そうだ、と答えるだろう

けれど、恋を引き算したところで
クジラは ....
二〇一六年七月一日 「ヴィーナスの腕」


コンクリート・鉄筋・ボルト・ナットなどなど
構造物の物質的な素材と
温度や重力や圧力や時間といった物理的な条件や
組み立てる技術や出来上がりの見 ....
さねよしさんは
天才ではなくて
源泉なんだと思う

例えるなら
ボクらが天才だとしても
釣り糸を垂らして
日がな一日
魚がくるのを待つ

でも
さねよしさんは海で
魚に戯れてい ....
バイオリンが弾いてみたかった

しらねぇよバカやろー、と犬に言われ
そりゃそうだわ、と泣いているからね
もう駄目なんだろうと始発とすれ違う

なんでもありませんよ、と千回繰り返してる
二 ....
今まで掴んで来た
大切な人の腕が
光を遮るから
明日は切り落とさなきゃ

さよならが通った道は
もう歩きたくないのに
どうして最後は
花を探してしまうのか

ハサミやノコギリの
 ....
視聴率が高い、スポーツ中継。
みんなが知ってる名作映画の、テレビ放送。

いまどき、視聴率を気にしてるのって私くらいかも
しれない。
・・・・でも、視聴率が高い番組を、私は、みる。


 ....
わなわなふるえる
ひびの、よろこびかなしみよ
それがこの世のさだめなら
汝のコインに息を吹きかけ 

明日の行方へ、投げてやれ!

くるくると…裏表見せる
放物線のその先は
道 ....
二段の40代主婦であるOさんが
六段の先生方にすすめられて
国体団体予選を兼ねた県大会に出場した
四つ矢を二回やって
国体選手を選出する大会であった
県下各地の各支部から選ばれた方々が
参 ....
海賊は正規軍には勝てない
どんなに強くても
強い海賊が正規軍に登用されて
さらに強くなる場合もある

昔のカリブ海では

中国では上下ひっくり返ることも
ままあったようなので
その限 ....
二〇一六年六月一日 「隣の部屋の男たち」


 お隣。男同士で住んでらっしゃるのだけれど、会話がゲイじゃないのだ。なんなのだろう。二人で部屋代を折半する節約家だろうか。香港だったか、台湾では、同 ....
 人と人との意思疎通

 向かい会って言葉を交わしていた時代から

 離れていれば郵便手紙

 電話にて感情を推し量りながら

 時が流れて電子メールとなり

 ラインへと簡素 ....
そこの誰でもが背びれや尾びれをもっている
幼年時さかなだっただけなのだけれどね

そこの誰でもが哀しみを抱いている
それは
すでに干物になるまで
のこるのものかもしれないんだが

 ....
二〇一六年五月一日 「叛逆航路」


 お昼から夕方まで、『The Wasteless Land.』の決定版の編集を大谷良太くんとしていて、そして、大谷くんと韓国料理店に行って、居酒屋に行って、 ....
私貧乳に生まれたの
ブラの隙間は無限大
夢と希望を詰め込んで
生きてきました
嘘人生

あなた騙して生きるには
許す訳にはいかないの
何のかんのと
はぐらかし
あきれられては
終 ....
どんな言葉を繕えば
この染みを落とせるのか
見つけては溶けていく答えに
逃げて楽になれない苛立ちに

言葉を喪うような記憶と
流されていく筈の時間が
淀みのようにまとわっては
虚しい優 ....
ざあざあと傘が泣いてる
交差点に人はまばら
忘れ物をしたようで振り向いたら
世界はどこにも無かった

息苦しさがどこから来るか
白く塗りつぶされる前に
見つけられたらいいのに
ぼくは錠 ....
二〇一六年四月一日 「愛のある生」


愛のある生

それが、ぼくのテーマだ。

「生」とは
いのちの輝きのことだ。

しかし、嘘は、すばらしい。
人生を生き生きとしたもの ....
みミから出たサビ詩歌のおとナイするすると、吐かれた嘘の届かない耳。

お終いが、始まりになるのはいつものことです誰にだって起こりうるコト/コトと次第によっては焼くより煮るほうがいいのかもし ....
この夜陰、
独り在ることに寛いで
宇宙の時流に乗っていく
すっと孤独に留まりながら
この隙間だらけのあばら家に
雷鳴が轟くのを待っている

境界の門が開く、その時に
意識は異界の木霊に ....
二〇一六年三月一日 「ブロッコリー」


いま、阪急西院駅の前のビルに自転車をとめたら
めっちゃタイプの男の子が近づいてきて
わ~
さいきん、ぼく、めっちゃ、もてるわ~
ってなこと ....
{引用=四月}

四月はつまずき易い
貰った飴は
ポケットがなめてくれるらしい
至る所で小石が消え
地軸が舌を出す
虹色の粉が降り
即身仏が生えてくる
四月には裏がない
ゆえに ....
百から一を引くとたちまち白になる。分刻みだったアポイントメントはことごとくキャンセルで、消せるペンで書いていたのに意外とまっさらにはならない手帳。筆圧が凸凹に残る四角い枠の隅に擦っても消えない文字があ ....
足立らどみさんの自由詩おすすめリスト(1066)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほんとうだね、アンパンマンはほんとうに凄いよ- 道草次郎自由詩321-6-10
昭和の扇風機- st自由詩321-6-10
わたし_なにやってんの- 花林自由詩821-6-9
にんにく- アラガイ ...自由詩8*21-6-8
詩の日めくり_二〇一六年八月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-6-7
海へ帰る- 宣井龍人自由詩9*21-6-3
『5わのアヒル』を聴きながら- 道草次郎自由詩921-6-3
かけひき- アラガイ ...自由詩14*21-6-3
夏とクジラの話- 投稿者自由詩421-6-1
詩の日めくり_二〇一六年七月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-5-31
さねよしさんは- パン☆ど ...自由詩221-5-30
くだらねぇ、と叫べば- 帆場蔵人自由詩421-5-30
ラストシーン- ミナト ...自由詩821-5-30
みんながみるもの- 浮蜘蛛自由詩221-5-30
道しるべ- 服部 剛自由詩421-5-28
弓道とは- ホカチャ ...自由詩1*21-5-27
昔、カリブで- りゅうさ ...自由詩221-5-24
詩の日めくり_二〇一六年六月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-5-24
テレパシー- 佐白光自由詩3*21-5-19
えくぼ- 梅昆布茶自由詩1621-5-18
詩の日めくり_二〇一六年五月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-5-17
貧乳ブルース_- 花形新次自由詩421-5-16
あれから- 自由詩221-5-16
雨に沈む- 橘あまね自由詩1021-5-13
詩の日めくり_二〇一六年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-5-10
みミから出たサビしい/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外- こうだた ...自由詩1*21-4-25
境界域- ひだかた ...自由詩421-4-25
詩の日めくり_二〇一六年三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-4-24
春の連詩- 道草次郎自由詩421-4-21
白い誕生日/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩1*21-4-20

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