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 桐の葉に 雨が降れば

 涙なく 声なく 
 唯一人
 流るる窓の滴に心あてなく さまよい出でる

 あなたが何処に居ようと
 わたしが何処に居ようと
 生命だけしか上げるものが ....
猫は一見すると
おとなしそうに見える

私は猫を被る
おとなのしぐさで魅せる

本性なんて
おとなはお互い見せない

被れないほど暴れる猫が
猫を被るとミステリアス
おとなのずる ....
評価されるということ、
己が承認欲望超え
表現それ自体あり と、
他者に詩想され受け容れられ初めて在らしめられること、
ソレ このサイトにおけるポイントだから重要なんだ。
生きるたびに怖いところがふえていくねって
きみがうつむいて
コーヒーカップをなぞりながら、
震える指で、
伏せたまつげを揺らしながら、
他人の「すみません」に肩を震わせる
「音楽をきいてな ....
何でもないやうな
大したこともないやうな
永遠なるものが流れてゐた。
そこらの小川のやうにゆつたりと流れてゐた。

しめつた、つめたい風が吹き
茜の雲の、{ルビ一群=ひとむれ} ....
思う 思う思う
思いが
連鎖していく
ひとりの
永遠





永遠を
生んだのは
何か
何かか 何かを生んだのは
何か 愛か
山の錦を見上げれば
まなこに落ちる
雪虫は
苦い文字のように
熱く 湧きあがることもなく
違和だけを残し
すすぐ目薬の
青い器に 光が泳ぐ
空の肺を満たす羽虫
大量発生
いのちの数 ....
    「今日」



   足許が 冷たい

   濡れた路面に浸む夜の訪れ
 
    こんな日も

    あるのか

   早く帰って お風呂にでも入ろう。


 ....
おはようを言わない朝もある

おやすみに似合わない夜もあれば
留めておきたくない風景もある
鉄塔を怖がる鳥もいる

拾われて来た子のまま育てられた
白と黒、光と闇、どちらの味方もしなかっ ....
怖かったねぇ
本当に怖かったねぇ
何が
僕が?
そうでしょうそうでしょう

僕が怖いが具現化しての
テロだ
コロナだ
ワクチンだ
本格的に怖い

成長過程の大半で
傷ついたこ ....
何も言わない
誰かとすれ違っていく
夜の街灯の 道を 僕は
歩いていた 
誰かを追い越していった
あなたの中に
花が灯ると
迷いの森の
出口が見つかる

あなたの中に
花が灯ると
憂いの雲間から
光が射し込む

自分の中に
花が灯ることを
あなたは知らずに
健気に微笑 ....
ありがとう
空よ
私の至らない部分が
人のこころを傷つけてしまうのは
私が至らないからです。すると
みんなが至らないよ、と
空は
青ざめてくれる
空よ
ありがとう
いくつかの雲は  ....
 苦悩というものについては、ぼくは、よく知っているつもりだった。しかし、じつはよく知らなかったことに気がついた。ささいなことが、すべてのはじまりであったり、すべてを終わらせるものであったりするのだ。た ....   


あの日の雨は
もう降らないのかもしれない
もう降っているのかもしれない



明日
海を見にいこうと思う
海を、見にいこうと思う



辞書の文字が夕焼けに溶け ....
くびながりゅうが待っている時間旅行の旅はいかが

めぐる四季みをつくすしき、空席


秒針の音ねがえりをうつ
旅に果てたんぽぽに酒

はてふかしちちろちちろとなく虫のいて彼らのうたうセ ....
何でも無い午後の風と
悲しい思いがする そんな
毎日の中を流れている
公園の前で


何でもない日々にある
今は そんな 感覚と
意識の中で生きている
電子工作の手を止めて


 ....
 
 リビングで 朝
 外の光がもれこんでいる廊下の床に驚いた

 玄関が 開いているのだ

 シルエットの人影
 何故だかすぐに 母だと分かった
 どうして 敷居を跨がないの?
  ....

玩具のミニカーに乗りたい、と
息子が言うので
助手席に乗せてあげた
エンジンが無いと動かない仕組みを
なるべくわかりやすく伝えた
息子は勉学に励み
大人になって
ミニカーに ....
かさかさと地面をすべってゆく、殺伐とした風に、押しだされた、すっかりと茶色くなってしまった落ち葉も、もう動かなくなってしまった蜘蛛の手足も、気まぐれに、かるく爪弾いただけで、いともたやすく砕けてしまう .... 膣は穴じゃない
日頃、閉じている扉の向こうにあるものは
それは穴じゃない
迷いこんだ樹林の枝を入れるべき穴はない
天空に唾するとき岩の戸は閉ざされ空が落ちる
雷鳴 豪雨の闇の中 
あれは穴 ....
{引用=直視できない静物}
しっとりした朝だ
一夜で山の色味はずいぶん変わり
黄ばんだ光の川底
紫陽花は
くすんだ化粧の下
よく肥えた死を匂わせる

寡黙な季節の形象を前に
ついこと ....
 ものうい口づけの時
 真昼のカーテンが そっと身をよじらせ
 触れ合った歯の小さな音をも
 ききのがさない

 ある時
 生命を捜し求め
 悲しい広さを見い出した
 貞操を否定す ....
考えたらすごいことよね
昭和 平成 令和と 3つの時代を生きてるのよ
昭和生まれが明治生まれの人を見て驚いてるのとちょっと同じ感覚かしら


私が生まれたのは昭和51年 西暦でいうと1976 ....
○「成長するために」
人のせいにしていては
いつまでたっても成長できない
草がアスファルトの小さな隙間からでも
伸びてくるように
我々人間も必死に努力しなければいけない

○「正常な社会 ....
ピントを甘くして
眉を和らげて
眺める

風ブレを気にしないで
意味を追い駆けないで
眺める

昨日までのわだかまりを
水鳥が曳いていく
明日からの気がかりが
湖畔の欅を越え ....
もし足立区がガザ地区だったら
常磐線を使う人は
とても大変だなと思う

そう考えるとガザ地区が
足立区だったら良かったのに
とも思う

足立区の人は幸せを噛み締めて下さい
ああ 幸せに
気付くかどうか。
花にほほ笑む人と
花を踏む人の
違い
手はさわり
落ちていく
あたらしく
たどりつく波
その波のかたち
平日の空気を
涼しい寝台特急は泳ぎ
車体を残して
溶けていく

あなたは積木の
手本をしている
手は繰 ....
友よ

君に捧ぐ

君の生きた城下町

形而上の異なる螺旋状に生まれ落ちた者たちを越えて
一夏を過ごした命の合図

友よ

君に捧ぐ

あまりに美しい場所の風景画に筆が踊 ....
足立らどみさんの自由詩おすすめリスト(1066)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
窓辺- リリー自由詩7*23-10-29
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五行歌、現フォにおける評価としてのポイント- ひだかた ...自由詩723-10-28
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初冬の風景_(旧作)- 石村自由詩3*23-10-28
※五行歌_二首_「ひとりの永遠」- こしごえ自由詩4*23-10-28
余韻- ただのみ ...自由詩2*23-10-28
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- 番田 自由詩523-10-27
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sayonara.com_1-10- AB(な ...自由詩1223-10-22
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玄関- リリー自由詩5*23-10-22
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雪虫- 本田憲嵩自由詩923-10-22
膣は穴じゃない- 松岡宮自由詩8+*23-10-21
美しい灰- ただのみ ...自由詩8*23-10-21
夾竹桃- リリー自由詩6*23-10-21
昭和という時代に生まれて- 涙(ルイ ...自由詩7*23-10-20
独り言10.20- ホカチャ ...自由詩4+*23-10-20
眺める- 夏井椋也自由詩11*23-10-19
東京都ガザ地区北千住- 花形新次自由詩223-10-19
※五行歌「ああ_幸せに気付くかどうか。」- こしごえ自由詩2*23-10-19
積木- たもつ自由詩723-10-19
生きている- 由木名緒 ...自由詩10*23-10-18

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