すべてのおすすめ
ばあちゃんたちは
生きていく生きていく
長生きは楽じゃない!もう死にたい!といいながら
生きていく生きていく
医者通いしながら
施設に通いながら
生きていく生きていく
毎日テレビを見なが ....
二〇二〇年十一月一日 「{ルビ生贄=いけにえ}の王」


『年間SF傑作選3』の6作目は、ポール・アンダースンの「{ルビ生贄=いけにえ}の王」アメリカ人側の宇宙飛行士が生き残り、敵側に捕まった。 ....
二〇二〇年十月一日 「みやうち ふみこさん」


『O・ヘンリー名作集』の2作目は「警官と讃美歌」冬は寒いので、なにか悪さをして刑務所に入ろうと、いろいろ努力するホームレスが主人公。どうしても努 ....
この地へ入ってきた
女の子二人

私たちの手紙を読んでいる
またね↑

高級車に乗った
空気は濁った光
二〇二〇年九月一日 「転移」


『猿の惑星』を書いたピエール・ブールの単行本『ジャングルの耳』が、Amazon で5983円してた。ぼくは、3000円でネット古書店で買った記憶がある。3000 ....
二〇二〇年八月一日 「リハーサル」


 ホラー・アンソロジー『999 狂犬の夏』の4つ目は、トマス・F・モンテルオーニの「リハーサル」舞台で起こる怪異談。といっても、芝居がはけてから起こる出来 ....
二〇二〇年七月一日 「『幻想と怪奇 宇宙怪獣現わる』」


『幻想と怪奇 宇宙怪獣現わる』の再読終了。憶えていたのは、パトリシア・ハイスミスの「かたつむり」だけだったが、繰り返しになるが、シオド ....
「我思故我在」

光陰流水
  性愛図、快楽湯勝糞尿湯、狂気平々、閉地肉林戸
容赦なく足もとは揺れ、真っ赤な炎を吹き出して大地が割れた
渇いた砂を巻き込み、刺々しい緑色群生がのみ込まれていく 底暗い活断層(裂け目の誕生だ)
荒ぶる原野うねる緑地帯
空を映し出す水面は、 ....
銃をギターに持ち替えるのは簡単だ
でもねきみを誰かにすり替えることはたやすくないんだ

僕たちはいつも何かをわかろうとしてでももどかしくて
僕たちはときに優しいだけの棘にはまってしまったりする ....
二〇二〇年六月一日 「夜のみだらな鳥」


 ドノソの『夜のみだらな鳥』を読み終わった。さいごのとこらへんは、修道院に住まう老婆たちの話になっていた。ディートと呼ばれる男が老人なのか赤ん坊なのか ....
どこからやってくるのか分からない鈍い反射を受け止める網膜は在りもしないものばかりを確信したがっていて、薄汚い言葉ばかりを口にしてはまた時間をドブに捨てる、昨日までの雨のにおい、溶解した記憶が隠れる .... はじめに言っておくがわたしはこれから仕事をしなければならない。たった一時間だが、1100円と少し色つきの重労働だ。これから丑三つ時を過ぎれば街は深く暗い静寂に覆われる。路面も眠っている。陶酔感より .... たった今生まれたかのようだ
突然目の前の視界が開けた

病室では看護師たちが忙しそうに動く
時刻を尋ねると夜の7時半
7時半か…心でぼんやり呟いた

 朝8時半に徒歩で病室を出た
 手 ....
所得保障の大半がバカ高い税金で飛んでいくなか
人びとは中国製格安EV車を乗り回し
通りのホームレスは皆そろってユニクロのシャツを着ていた
 あれはリサイクルポリエステルシャツや
 道ばたんペッ ....
二〇二〇年五月一日 「柴田 望さん」


 柴田 望さんから、同人詩誌『フラジゃイル』第8号を送っていただいた。お名前を知ってる方から知らない方まで、20名以上の方たちの作品が載っている。紙の質 ....

お日さまの光が 静々と
自室に射しこんできて私を照らす
このあたたかさとは裏腹に
ラジオのニュースが冷たく突き刺さる
こころに深く

私には、その時その時の
苦しみや不安があります ....
物流倉庫は四角を縦横へ移動させるだけのスライドパズルだ
使用感の強い折りたたみコンテナが今日も
コンベヤベルト上を強い使命感のもとに走っている
くわえ煙草の検品係はまたハンドリフトのキックボード ....
シーッ、みんな止まれ! いま2時の方向の樹間でウロコがギラっと光った。あそこにイヨマンテノヨルがいる。いいかお前ら歌うんじゃないぞ。しょうがない迂回路を探そう。先頭はおれが行く。しんがりはジェイコブ、 .... 黒雲母

カイゼン

仕付け糸
からだ汚れて帰る家には
やくそくなどなく
ひとの影もない



花が一輪、咲いています

ひとの影が肉なのだと
あるいは水分なのだと
あるいは血、なのだと

絶えるこ ....
ほうき星がきたなら
いつか部屋をはいてってね

夜々を、たくさん
見はらしてね
走るひずめも柔らかく

あの雲が
マンボウ
ジャムパン
贈りもので
はちきれそうなくつ下

く ....
緑風

碧玉

蒼天
とある復活祭の朝
石臼の歯ぎしりがごりごりと響く工房にて
くるみの近衛兵が殻から脳みそを無造作にえぐり出していた
傍らの国営テレビは再放送のヨダレを垂れ流し
ただぽかんと口を開けたグランマと
 ....
其処程には
私の死体がいるはずだ
同時に生まれてる

其処程は
空より広く海より深い
死体は時間の階段を昇る

其処程とは
もう横町を曲がったあたり

私と抱き合った瞬間
彼は ....
どう見てもセブンだったコインランドリー
セリアになった文教堂
跡形もなく消えたケンタッキー

街の記憶ではない
私の記憶である
誰にも譲ることのできない
私の記憶である

市営住宅の ....
二〇二〇年四月一日 「論理詩」


①は②である。
②は③である。
③は①ではない。


二〇二〇年四月二日 「論理詩」


①は②より醜い。
②は③より醜い。
③は①より醜 ....
嘘つき、って
世界がわたしを、そう呼ばなくなって
嘘をつくのがとてもたのしい

こころも今日も
どこまでもひろがる
わたしはピアノ
憧れの黒鍵
花火を見ている
山のはしで 海のさきで ....
二〇二〇年三月一日 「夢」


 けさ見た夢。10人くらいの男女がいて、ひとりの男が女の頭に大きな岩をぶつけて殺そうとしている。べつの男がナイフをもっていて、ぼくのほうに近づいて腕を刺したところ ....
 どうしてここに一枚あるの

 桜の花びらが一枚部屋に

 並木の桜は散り始め

 清掃作業で忙しい日々

 運んできた認識はないけれども

 付いてきてくれた幸運な花びらかも ....
足立らどみさんの自由詩おすすめリスト(1495)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ばあちゃんたち- zenyama太 ...自由詩9*22-6-25
詩の日めくり_二〇二〇年十一月一日-三十一日- 田中宏輔自由詩17*22-6-20
詩の日めくり_二〇二〇年十月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*22-6-13
地獄キリスト- 林 理仁自由詩222-6-11
詩の日めくり_二〇二〇年九月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩17*22-6-6
詩の日めくり_二〇二〇年八月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15*22-5-30
詩の日めくり_二〇二〇年七月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15*22-5-23
之変体漢- アラガイ ...自由詩3*22-5-18
ロマン湖にあこがれて- アラガイ ...自由詩7*22-5-16
きみ- マークア ...自由詩522-5-16
詩の日めくり_二〇二〇年六月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15*22-5-16
ひとりで歩いた道のことしか覚えられない- ホロウ・ ...自由詩3*22-5-15
打ち壊したの章(ブレーキで二輪車を担ぐもの)- アラガイ ...自由詩9*22-5-14
手術した夜に- 宣井龍人自由詩7*22-5-13
持続可能な幸福線上のアキラ- 自由美学自由詩2*22-5-11
詩の日めくり_二〇二〇年五月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*22-5-9
ニュースについて少し- こしごえ自由詩2*22-5-7
ザ・倉庫- 自由美学自由詩3*22-5-5
白紙に向かって歌うんだ_【即ゴル不参加作品】- 壮佑自由詩5*22-5-4
令和4年5月3日(火)- みじんこ自由詩1*22-5-4
罪を洗う風- 秋葉竹自由詩122-5-3
くらがり- soft_machine自由詩8*22-5-3
令和4年5月2日(月)- みじんこ自由詩1*22-5-3
バッグス師範代の田園工房- 自由美学自由詩222-5-3
背中- 宣井龍人自由詩12*22-5-2
平成を生き延びて- 万願寺自由詩11*22-5-2
詩の日めくり_二〇二〇年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩16*22-5-2
嘘つき- soft_machine自由詩322-4-25
詩の日めくり_二〇二〇年三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*22-4-25
桜の花びらが一枚なぜ- 佐白光自由詩2*22-4-24

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