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有り難い
いのちが、
あることを
有り難く思うのは
死あってのことだ


物事は常に
変化していくから
今が尊い
今は
全てとつながっている


{引用=※五行歌とは、「五 ....
 芸術における表現の自由という命題があらゆる意味に於いて言葉上の珍穴子である限り、今後詩人という名刺を自らに課し扱うことを私は拒否もしくは否定する。

その壱
詩人とはなんだろう。人が言葉を ....
あまだれ ぽつぽつ
落ち続け
貴女はいったい何処いった?

白い途、水の空
在るもの造形の力、
浮き上がり
岸辺の貴女 逃れゆく

絶えず絶えず逃れゆき
坂道 夜の暗闇に 
落ち ....
太鼓のリズム
太古のリズム
神さまが来る
邪気払う

今日よい天気
青空の下
アフリカ気分で
ちょっとノリノリ
農作業

植物 優先
お天気 優先
ノーと言えない農作業

 ....
空の言葉はインディゴの宿り木で

さらに宇宙から俯瞰して

一太刀 降ろす 優しく 干渉のない姿で

 繊細な聴覚で脳を少し騙しながら
 気取って仰いでいる 風使いの若い眷属
 ....
まとわりつく蛆のような概念を振り払って重湯のような朝食を啜ると世界は絨毯爆撃みたいに騒々しく煌めいていてウンザリした俺は洗面台を殴り殺す、拳に滲んだ血はホールトマトの缶詰を連想させたので昼飯はパス .... 家の窓の中にいると
そこが家の眼だということを
うっかり忘れそうになる
薄いカーテンを開け放ち
風を出迎えると
人の眼も
家の眼も
まばたきする
季節のかわりめに
少し驚くようにして ....
 ビルの谷間に皐月風
 それは歩道の正面から運ばれてきた
 若い男の声だった

 パパなお前のキモチ分かる。分かってるから今日ユラちゃんに謝ろうな。

 ギョロリとした目に たらこ唇
  ....
真夜中、夜の川
川面に突き出た瀬岩を
{ルビ躱=かわ}しかわしながら
ぼくの死体が流れていく
足裏をくすぐる魚たち
手に、肩に、脇に、背に、尻に
触れては離れ、触れては離 ....
ゆうやけ、こやけ、
鍋の底がすこし焦げた、
スプーンですくった、黄いろいルーの、
ぐつぐつと美味しそうに、ガスコンロの火で煮込まれてゆく、
それは、
ようやくふたりで完成させた、
さいごの ....
 人なんて 一緒に食事してみないと分からない
 お酒を飲める人ならば
 呑ませてみないと分からない

 いつもそう 思っているが
 同僚の彼女は呑ませてみても分からない

 生ビール中ジ ....
ここに注目← の絵を見ながら
本邦はなぜ少年たちを守れなかったか
考える

婆が餓鬼道に堕ちていたと
坊主の説教を聞きながら
坊さんは{ルビ訓練された=トレインド}{ルビ思想家=シンカー} ....
齢の股から屍の如く
白腕がごっそり生えてきたサンダルウッドの景勝が見事であって
知性の乏しい殻と、勿体ぶって、豪壮の槍を
/線香花火の恵慈に突き立てる
『横暴よ。』
確してみれば、稀有にぞん ....
不完全なものしか出来ないのを
承知の上でイイねを入れることに
何の意味がある
ただのイイね交換だったら
そんなもんクソの役にも立たないことは
分かっているはずだ
(自称詩人には分からないか ....
太陽が創り出す
光の道が伸びていく
自分が進む道が
わかりやすく光って見える
迷うこともなく前進出来る

太陽はいつも側にいる
雨の日は見えないけれど
見えないだけで側にいる

光 ....
過去があり未来があり
望遠鏡があり顕微鏡がある
意味はないのに
生きる意味を考えてしまう
暇だからだろうか

心に弦を張り
白紙に戻す
人生とは と問われれば
後悔
無意味
成り ....
○「健康」
健康というものは
棚からぼた餅じゃないが
放っておいて自然に手に入るものじゃない
健康を維持するためには
「摂生と努力」が必要である
飲み放題食べ放題で好き勝手にやって
同時 ....
近くを見るとき
眼鏡を外すようになった

眼鏡なしで
本を読むと
沁みる
美味しさがちがう

眼鏡に頼らず
裸の自分で生きているという
喜びを背中にしょって
丸くなって本を読む
 ....
ツバメたちは寄り添うまま不順な季節に耐え忍び
ああ、もろもろに春の気配ですね
これは地上からの山嵐か砂嵐かわかりません
わからないけれど、人の温もりが消えたままに
思いのほか歳月は残酷に通 ....
アマガエルの緑色が好き
色々な緑色に変わるけど
どれも好き

アマガエルの表情が好き
少し微笑んだふうに
黙っている

ここに居るとは
思わないだろう?
自信たっぷり

あんま ....
 泉涌寺の
 楊貴妃観音
 のお堂の前に
 春の日が暮れて

 ほのぼのと薄く紅
 開きそめて囁く枝の
 下に 微かな響き伝え
 息づいている空気が在る

 遠い春雷の 音ない震え ....
 気持ちの不安で落ち込んだり
 あるいは高揚感に落ち着きの無くなってしまう時
 深呼吸する
 そして私はシングルポイントの六角柱水晶を握る

 掌の柔らかい部分に三辺の角が当たり心地良く
 ....
ディオゲネス・ラエルティオスの『ギリシア哲学者列伝』を読んでたら
アリストンという名前の哲学者が、ハゲ頭を太陽に焼かれて死んだって書かれていた。
べつに、ハゲでなくっても、日射病ぐらいにはかか ....
 会社では広大な敷地内を 車と自転車が往来する。
 歩行者には「さわやかあいさつ通り」と名称される
 アーケードの歩道が設けられている。

 東の正門で守衛室に社員証を提示しても
 配属先の ....
 自宅でお留守番するウサギは
 あちこち破れたからだを丁寧に縫い繕われた
 ぬいぐるみ

 社員食堂で晩ご飯を済ませ帰宅する暗い空間
 蛍光灯が点くとよろこぶウサギに
 ただいま を言 ....
横断歩道の上の白線は
決して真っ白であったためしがありません。
必ず、幾多の轍が、靴の踏み跡が刻印されています。
もしも、真っ白な白線がひかれていたなら
ぼくは、その上を這って渡りましょ ....
 幾つものブイが並び浮かんだ沖合、幾つものカラフルなパラソルが立ち並んだ岸辺。その中間に、畳二枚ほどの広さの休憩台がある。金属パイプの支柱に、木でできた幾枚もの細長い板を張って造られた空間。その空間の .... 「今日の貨物も 重そうだな」
「ああ 空の雲も 重そうだな」

凍り付く森の枝先 すり抜けて 
貨物列車がゆく
港の駅まで たんたたんと

コンテナの奥はガラスの水槽です 
銀の平原を ....
私は変わらないのに
まわりは変わっていく
あの日がなければ
何にもなかった

自分で決めたと信じてる
どこかの遠い星が見てる

未来も過去も生も死も
静止した
14次元のテーブ ....
 いくら きみをひきよせようとしても
きみは 水面に浮かぶ果実のように
 ぼくのほうには ちっとも戻ってこなかった
むしろ かたをすかして 遠く
 さらに遠くへと きみは はなれていった ....
足立らどみさんの自由詩おすすめリスト(1065)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌_二首「死あってのことだ」- こしごえ自由詩4*23-5-12
脱_詩人宣言- アラガイ ...自由詩12*23-5-12
あまだれ一夜- ひだかた ...自由詩9*23-5-11
アフリカ音楽にのって- 日朗歩野自由詩7*23-5-11
風の言葉の私- 朝焼彩茜 ...自由詩3*23-5-8
しらふで死にな(毎日は降り注ぐ)- ホロウ・ ...自由詩4*23-5-8
まばたき- そらの珊 ...自由詩16*23-5-8
メドゥーサの瞳- リリー自由詩5*23-5-8
葵橋。- 田中宏輔自由詩16*23-5-8
カレーライス- 本田憲嵩自由詩11*23-5-7
酒豪- リリー自由詩5*23-5-7
よくわからんが- りゅうさ ...自由詩323-5-7
うぞめき、ろまん。- あらい自由詩423-5-6
自称詩人達へ- 花形新次自由詩423-5-5
光の道- 夏川ゆう自由詩723-5-5
宇宙は無駄に広い- 空丸自由詩923-5-5
独り言5.3- ホカチャ ...自由詩2*23-5-5
本を読む- 日朗歩野自由詩8*23-5-5
山咲カエルの子- アラガイ ...自由詩8*23-5-4
アマガエルと僕- 日朗歩野自由詩10*23-5-4
楊貴妃桜- リリー自由詩7*23-5-4
石について- リリー自由詩11*23-5-3
カラチョキチョキ。- 田中宏輔自由詩16*23-5-1
朝の月- リリー自由詩10*23-4-30
竹林- リリー自由詩9*23-4-28
白線。- 田中宏輔自由詩12*23-4-24
反射光。- 田中宏輔自由詩13*23-4-17
水_槽_列_車- 松岡宮自由詩14*23-4-12
銀河のハッピーセット- mizunomadoka自由詩223-4-12
水面に浮かぶ果実のように_____- 田中宏輔自由詩11*23-4-10

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