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アレが来た夜
紫色のコガネムシは
仲間の死骸を食んでいた。

ニュースキャスターは
アレの被害者をランキングにして
並べて分析して
怒りを露にしながら
内心
自分がアレになっていない ....
犬にもあるか 仏性が

ウイルスにもあるか 仏性が

AIにもあるか 仏性が
降り続ける雨は永遠の化身
わたしたちは閉じ込められている
どこかで花の匂いがするけれど
確かめに行くことはできない

濁った窓の外から聞こえてくる
心を削り取る無数のノイズたち
に耳を傾 ....
雨粒が胸に染みを作る
冷めたお弁当を食べたように
窓ガラスにも残り物がある
昨日も今日も動かない
カチューシャみたいな前線が
天気予報でおめかしをしている
濡れた顔の方が綺麗に見えるから
 ....
お酒とバカ騒ぎの魔法が色褪せ
宴の糸も解れて独りになる時刻
酔いが醒めると共に膨らんできた
得体の知れぬ不吉で黒々とした塊から
逃げるように入ったファミレスの
無機質なトイレで化粧を直せば
 ....
世界内ウイルスは無数である。

その内の一つが開示され名辞された。

「」は内世界で言語ゲームの対象となりプレーされる。

各プレーヤーは、言語化できるなら「」について、
な ....
夜が壊れていくから
窓に包帯を巻いた
朝は舌なめずりして
地平線の先で出番を窺っていた

幼子の泣声、いや
盛りのついた猫だろうか
街路はあらゆる音を
まっすぐに伝えてはくれない
 ....
ええ、いいわ。
ええ、もう、わたし、死にましょうか?


なぜ、悲しいうたばかり
流れるこの街で
くっだらない日常に
悩まされなければならない?


いつかみた、あの子の詩は
 ....
光と影の中で
息を詰めている
都市と星

船は極地の上空にあり、
眼下の地球は
完璧な半球となって見えていた
昼と夜を分かつ明暗境界線を
見下ろしていた

境界線のうち、真ん中から ....
薄茶色の光が窓に反射している
それがまるで絵具みたいに窓にこびりついている
よく窓を見つめると水が水色にはりついていて
夜なのか周りは暗い色で暗いような雰囲気の窓である
東京が寝静まった
冷蔵庫からポトポトと声が聞こえる

りんごマークをつけたモニターから反射された掌
いつの間にかいくつもの年月が過ぎたな

鮮明に思い出せた遠い昔の子供の記憶jも
いつの ....
元小泉チルドレンの
見るからに馬鹿そうな奴が
「全ての人が感染していると思って
外出しないようにしなければならない」
的なことを言っていたが
全ての人が感染しているなら
外出してもしなくて ....
 
神なき時代、
しかしもう嫌だって云わない
人は明るい明日へ向かって
向かって、行くものだ

私なんかいらない、
痛む内臓が嘘をつくよ?
忘れたころに昔に戻り、
言葉がまだ生きてい ....
ボクの前に道はない
アタシの後にも道はない
進んでいるのか戻ってるのか
分からないから立ちつくしてる

ボクはたまにアタシになり
アタシはボクの悪口を言う
見上げた空へ墜ちていく
合わ ....
あのとき本屋の話をしたよね
思い出話の途中で
君はクイズを出す
同じ記憶を共有しているかどうか
僕はクイズに半分しか答えられない
君はしょうがないわね、と言う
新聞にクレープ屋の紹介が載っ ....
悪ガキども、武器を手に取れ、思考の虐殺を開始しよう、俺たちは衝動に従う、自分を突き動かすものを信じる、思考は時により、心を縛り付ける鎖になる、そんなものはもう捨てちまおう、俺たちは思考を乗り越えた .... 障子の向こうに何かいる
警戒
刀を握り締め
ぎゅっと体が固まる

怖い
恐い

障子の向こうに
殺人鬼
障子の向こうに
遺体
障子の向こうに
鬼嫁
障子の向こうに
ゴキブ ....
鳥たちの声が響き渡れば静かに夜が明ける

聴き取れない信号に、眠りは妨げられている

馬鹿馬鹿しいと笑えば笑うほど、泣けてくるにつれ

人の声も次第と嫌いになってくる、御時世の宵

 ....
やっぱりここへ逃げてきた

町はひどいところだ

不公平感で濁った

時刻の砂に顔に埋めて
もうわかったから、

悪い言葉をだれにも向けないで

みてるのが辛いもうしんどいよ
 ....
素顔を晒したピエロが血に濡れた鉈を持ってステップを踏んでいる、被害者の若い女は生首だけになりながらも食ってかかる、無茶だぜ、自殺行為だ、どぶ鼠は優れたギャラリーのふりをして腕組みの姿勢でぼそっと呟 .... 誰も君にとどめを刺す事なんて出来ないのだよ。
なぜなら君の体にとどめなんて部位はないのだから。
バターは素晴らしい
バターは偉大だ
バターを見ているだけで幸せな気分になれる
人類はバターの前にひれ伏すべきだ

おかしいな
ぼくはバターが好きなだけなんだ
それがどうしたことか
こん ....
 
{ルビ裸の府=la préfecture nue}{ルビと=&}{ルビ蔦少年=Ivy boy}



おまえの「 {ルビ反=anti}・落椿 」 

{ルビ祕密の店舖=magasi ....
今日は誰とも会いたくないが
コープとamazonの宅配を頼んでいたので
引きこもることにする。

100日後に死ぬワニをまとめて読んで泣く。
志村けんのバカ殿をYoutubeで見て笑う。
 ....
今日も自分の知らない事が始まる
目がさめてテレビをつけると
色々な情報が映し出された
この街で起きている事
世界中で起きている事
自分の知らない事ばかりだ

何もわからない僕だけど唯一
 ....
風のつよい朝は
こころの傷が浮かびあがる
神聖な朝日に触れられて
恥ずかしげに
うずうずと傷がうごきだす

傷は
しんぞうから流れる
からだのなかの
赤い悲しみの出口で
 ....
少しばかりいい気になったので
ちょいとばかし言葉を放ってみる
蝙蝠の羽はあくまでも灰色
カモノハシのくちばしはあくまでもやくたたず

うん そういう問題はさておいて
モノクロの映像のフラス ....
つよくなでて
もういわないで
そらがわれたみたいです
わたしもそうおもいます

はやくなでて
もういかなくちゃ
つくりかけのこころです
わたしもしっています

まどがらすをふいて
 ....
変なおじさんは変なおじさんの
同一性をなくさないでいてほしい


公共放送でアーカイブ化されるより
押入れのなかのビデオライブラリとなれ
話し合いをしたいけれど 眠ってしまったリス
明日の入園式の準備をと 慣れないパンプスにティッシュを詰め
デジタルにならない書類をトントン鳴らし 一呼吸

 肌寒いリビングに月明かりを想像しカー ....
足立らどみさんの自由詩おすすめリスト(1066)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アレが来る- asagohan自由詩320-5-13
問三密- ナンモナ ...自由詩5*20-5-12
やわらかい牢獄- もとこ自由詩14*20-5-10
梅雨前線- ミナト ...自由詩120-5-8
もう若くない- もとこ自由詩7*20-5-7
「コロナ」ゲーム- ナンモナ ...自由詩4*20-5-6
ステラ- ホロウ・ ...自由詩3*20-5-3
あなたへ捧ぐ愛という愛- 秋葉竹自由詩820-5-3
病院船- カワグチ ...自由詩320-5-3
黒目の窓枠- moote自由詩220-5-2
5の月。- ラムネ自由詩220-5-2
うんざりだ- 花形新次自由詩420-5-1
たそがれの神なき時代でも- 秋葉竹自由詩720-5-1
衰退クロスロード- もとこ自由詩4*20-4-29
クイズ- 葉leaf自由詩120-4-27
ボロボロに転がれ詩人症の骸- ホロウ・ ...自由詩2*20-4-26
高鼾ホラー_<たかいびきほらー>- 秋也自由詩3*20-4-25
誰が説法をした- アラガイ ...自由詩5*20-4-23
裸足の自販機- 朔 水自由詩1*20-4-17
気づけよ、ユニークなメイクを施してたのはいったい誰だったのか- ホロウ・ ...自由詩1*20-4-16
とどめ- クーヘン自由詩2*20-4-16
バターのうた- 一般詩人 ...自由詩820-4-15
Sylvie_et_Sylvius- 墨晶自由詩4*20-4-12
#コロナが落ち着いたらやりたいこと- にゃんし ...自由詩2*20-4-11
無知の朝- リィ自由詩1*20-4-11
風の鳴る未来- 秋葉竹自由詩1020-4-5
鉈を振り下ろす- 佐々宝砂自由詩420-4-5
はながちる- カマキリ自由詩720-4-4
ビデオライブラリ- ナンモナ ...自由詩9*20-4-4
天井から見たトラとリスの茶番- 朝焼彩茜 ...自由詩520-4-4

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