日常的な報告だけの手紙
何度も書き直した返事
どうしても想いを織り込んでしまうから
丸めて捨てては書き変える
読まれるのが1通だけなのは歯がゆくもあり
クシャクシャに丸めた分も ...
コインランドリーで
1週間分の
僕の抜け殻を
乾燥させている
40分間
鳩とホームレスと
子供連れの
主婦に雑じり
公園のベンチで
ぼんやりと
彼女のことを ...
Tokyo Poeket 2005 江戸東京博物館にて
浅黒い肌
伏せ目勝ちに世界を伺い
情熱は 太い腕の中を空回りしている様子
遠くからも
痛々しい触感が伝わる
黒人と木乃伊 ...
もう何も視たくは無いのだ。
赭い花を手折りたいと思い、庭へ降りたは良いが
一面の花の群れにふと恐ろしく成ってしまう。
どれを選んでも
触れた途端に枯れてしまいそうだ。
其れを嗤って見 ...
あれからどれくらいの 季節(とき)が過ぎていったんだろ?
私は今日も一日 何も変わることなく
仕事にも行ったし 帰りは電車にもゆられた
あなたがいな ...
風のかたちになりたいのです
なのに
縫いつけておいたはずの秋風が
かたちをうばいました
(ほたる 湯けむり はぐれ雲)
うばわれたと思ったのは勘違いでした
かたちがない ...
「どうして僕のことを誰も信じてくれない?
誰も知ろうとしてくれない?」
昔の僕はそう思ってた。そして人を恨んで憎んでた。
けれど 本当は違ってたんだよね。
今は分かるんだ。いろん ...
帰り道の交差点 信号で立ち止まっていた僕
後ろには寒そうにしてた 君がいた
その姿に僕は 「大丈夫?」と声をかけた
君の手はさぶくて 少し震えていた
その手を僕は つかんで ...
・空港に 別れ晩夏の 日が沈む
・囀りや 一枚岩を 水すべる
彼岸華 ほっこりまるい 朱い華
きっとその身に たましい抱いて
生きる苦しみは
耐え難くとも
それは、けして被害ではない
失うものが日々
増えるように見えても
そこには必ず、得るものもある
...
笑う父親
はしゃぐ母親
こうして家族が会うの3年振り。
当たり前にあったものが貴重になってしまった
これは嘆きではなく、
当たり前のことに喜べるようになったというそれぞれの人 ...
誰かとつながっていたかっただけ
そう
それだけのために
私は配り続けたのよ
手作りの糸でんわ
誰かがこの糸震わす日を
命かけて待ってる
私の糸でんわ
紙コップ
いろんなと ...
おちるだけおちて
涙がでたの
好きなだけ好きになったあとは
垢みたいな涙を
けずりとって
河に流そう
ぜんぶぜんぶ りあるだった
いいの
いいの
それでも 好きだ ...
秋の色や形に
よく似た人と走る
最初にゴールした僕がふり返ると
その人は手を振って笑っている
もう一度ふり返ると
跡形も無い
一等の賞品に
砕け散ったコップをもらった
...
私の感覚は
まだ肌の下で眠っているというのに
その中の一番厚いところで
あなたの礫が
私の肌を狙っている
口もなく
閉ざされた
私はそれを避けることもできずに
(あな ...
生きている
何にもないのに生きている
あたりまえに息をして
あたりまえに目が覚める
食事をして排泄をする
歯磨きをして服を着替える
愛し合って憎み合う
隣で君が鼻をかむ
...
星を見上げる
私は西の方から
君は東の方から
同じ星を見上げる
見上げる角度は同じなのに
私と君との距離は遠い
あの星と地球との距離を思えば
君との距離なんてミ ...
結局何もしてやれない
昔は好きだったはずなのに
一番最近の着信が
「今、生きてます?」
愛など消えて情だけ残り
それでもひとつ屋根の下
一番最近の返信が
「今、仕事してます」
...
青 青 あの色は何処まで続くのか
ふわ ふわと涌きあがるあの白のように
私もあの青の一部になりたい
手を引いてもらわなきゃ
歩けないような
子どもじゃなくて
道を選んで
ひとりで歩いていけるほど
大人じゃなくて
こうして
あいまいなまま
ドロドロに
溶けてしまえばいいの ...
ひがな一日 双眼鏡をひっさげて
人間観察 ならぬ 人生観察
しるぶぷれ?
淫乱で有名な 人気AV女優だって
彼氏からのメールが来なくて 涙する日だってあるんさ
目に映ることだけ 信じ ...
イイヒトはよく女の子なんかに『優しいからモテルでしょ?』なんて言われます
でも実際モテル可能性は低いのです。
モテルヒトは女の子とかに『彼女はいるの?』と聞かれます。
大抵モテルヒトは『今フリー ...
雷鳴にかきけされてく「さよなら」と微笑みながら消え逝く夏よ
画用紙の上でちぎれんばかり手をふるは向日葵それともきみか
欠けてゆく月も満ちてゆく月も紙一重に映す海鏡
...
俺はお前のためにここにいる
お前を守るために
お前を笑わせるために
お前の幸せのためならなんでもする
俺の魂だって悪魔に売り渡していいから
だから・・・
...
「私はあなたがいなくなってから
優しく素直な人間になりたいと、
強く誓って、今まで生きてきました。
あれから、もう三年が経ち、
なんだかんだがありました。
人の意見に左右されながら ...
また一人
AV女優がおかしな亡くなり方をしたそうな
確か50万あたりで
ヴァージンを金持ちに売却した人だったかな
車ごと焼かれたり
ラブホで頭撃たれたり
クスリヤりすぎて飛び降りたり
...
開いた片目から零れ落ちる
しずく
なんでなんで泣いているのか
分からない
でも頭がボーとして
考えるのさえ放棄したいよ
この生理的現象に理由がいるのだろうか
こころの容量が限界を切っ ...
1回きりで諦めて
勝手に境界線引いて
黒く塗りつぶす
自分で自分を型にはめて
自分で自分の可能性の芽を摘んで
それでいて個性が欲しいと言う
種に水を与えずに どうやって成就するとい ...
救急車が来ない。
だから、
ないてみた。
ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。
ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。
救急車は来ない。
周りには、
こんな ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
手紙の返事 〜ラブレター回避奮闘記〜
薬本 祝人
未詩・独白
0
05/9/25 22:31
コインランドリー
なかやまそう
自由詩
2
05/9/25 22:26
虚無の野の男 〜 奥津強に
The Bo...
自由詩
3*
05/9/25 22:18
曼珠沙華
有邑空玖
自由詩
8*
05/9/25 22:02
最後に愛した人
天使
自由詩
0+*
05/9/25 21:09
低い風で雲を流せば
たりぽん(大...
自由詩
16*
05/9/25 21:06
今思えば。
天使
自由詩
0
05/9/25 21:00
冬の思い出
〃
自由詩
0
05/9/25 20:48
母
もりもり
俳句
0
05/9/25 20:47
ひがんばな
逢坂桜
短歌
6*
05/9/25 20:13
【 生きるススメ 】
豊嶋祐匠
未詩・独白
1*
05/9/25 19:57
家族の今
一代 歩
自由詩
2*
05/9/25 19:49
糸でんわ
かなりや
自由詩
2
05/9/25 19:49
kiss
くるす
自由詩
2*
05/9/25 19:48
ゴール付近
たもつ
自由詩
3
05/9/25 18:05
シックス・センス
サカナ
自由詩
2
05/9/25 18:02
命考
薬本 祝人
自由詩
1
05/9/25 17:56
星
〃
自由詩
0
05/9/25 17:29
ひとつ屋根の下の別離
wariow...
自由詩
0
05/9/25 17:03
青
月
自由詩
2
05/9/25 16:42
迷い、惑い。
水島
自由詩
2*
05/9/25 16:35
凱旋門を目の前にせんべいをかじる。
仲本いすら
未詩・独白
5*
05/9/25 16:23
イイヒト≠モテルヒト
〃
散文(批評...
3*
05/9/25 16:20
夏のフィラメント
望月 ゆき
短歌
15*
05/9/25 15:08
俺はお前のために存在する
兎乃 しずる
自由詩
0
05/9/25 14:10
午前4時の暗い中に、私が自分の弱さを認めていく過程
くれいじー・...
自由詩
1
05/9/25 13:48
AV Kills Your Pure Soul
〃
自由詩
2
05/9/25 13:45
しずく
月
未詩・独白
1
05/9/25 12:47
個性って
いとやん
自由詩
0*
05/9/25 11:49
「 ぴぃーぽぉー。 」
PULL.
自由詩
13*
05/9/25 10:22
6586
6587
6588
6589
6590
6591
6592
6593
6594
6595
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6597
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6611
6612
6613
6614
6615
6616
6617
6618
6619
6620
6621
6622
6623
6624
6625
6626
加筆訂正:
夏のフィラメント
/
望月 ゆき
[05/9/25 17:39]
タイトル変更。一首追加。
7.24sec.