その昔、選ばれし月の巫女は
清らかな瞳で 戦の勝利を祈った
勇敢なる自国の兵士の勝利を―
その身を捧げし皇帝の御世の永続を―
そして。
そっと伏せた瞳が、再び蒼天の月を映す ...
四肢を垂らし立ち尽くせば
卵は割られず何も加熱されず
窓硝子の北向け北に閉じ込められ
朝は有耶無耶のまま凝固した
無臭のお皿だけが、仄白い円形の
仄白い、せめても ...
爆弾は
言いたいことを言うと
爆発
することもなく
カラスミのスパゲッティを
平らげる
それって美味しいの?
爆発的に美味しいッス
それから
小春日和の日差しに
少し傾いた
丸い ...
知らされないなら
知らずにいたいのに
ちくりと さわる
さらさら あけて
とじこもった息が
風になって ぬけていくけど
逆らって
しゃがんで
丸くなった
影 の中
...
賑やかなるは人の群れ
震える瞼は今何処
卓上実技の儚さよ
脱力演技の獏が云ふ
小さき戸口の優しさに
独りぼっちの眼球と
手に手を取りて
試作の詩作に思索する
湖に子供
静かに波打っている
湖に子供
もう
息をしていないのだろうか
塩水ではない水に
もうすぐ浸される
からだは大きくて
頬はまだ
赤い
もう息をしていないのだろうか
だれが ...
先輩は道路に座り込んでいた。現場には妹、弟二人、父が来ていた。とにかく、何を言われようが、なんと思われようが、少しでも不安を和らげて、疑問に答えなければならないと思った。
腹をすえて、これから ...
uminekoさん 「sky」に寄せて。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=48600
読者の心を揺り動かすだけなら、
技巧はいら ...
平成15年5月14日 某病院で記す
12日の朝、茶摘のバイトに行くのに6時45分に家をでた。その日はバイトを始めて3日目だった。茶摘をし始めてすぐに妹から携帯電話が鳴る。なんと、家が燃えて ...
触れ合うためにあるものを
手、と呼ぶのなら
私はいらない
私には
ない
たそがれは穏やかに
その時を待つ
眠れない暗闇と静寂は
心を熟すのではなく
怯えさせるのでもなく
た ...
むねのなかに
がらすだま
があるんだっておもうと
うまくいった
らむねのびんみたいに
がらすだまを
くぼみにひっかければ
ことばだって
ちゃんとでてくるんだって
すきなこと
や ...
2005年09月21日 23:51 高田馬場・さかえ通り
なんてゆうか痴女的な存在に連れていって欲しいですね
台風みたいな
連れてってくれないかな
社会的役割をまっとうすることによ ...
一人で生きたいと思う
誰にも頼らず
誰にもかかわることなく
一人でいたくないと思う
誰かの側で
誰でも良いからいてほしい
本当はあなたに頼らずいたいと思う
...
てかファイナルファンタジーはなんでああいあ風になってしまったのか
正直ついていけない
あんなジャニーズが不良になったようなようなキャラクターを俺は操作したくないね
ドラクエの進化の仕方にしてもそ ...
なくのはオヤジだ
エンキドゥ
おまえじゃない
音の届くところには
光はない
光があるところには
ことばの木が茂り
キッコロ コリララ
生まれたばかりの
声がする
...
死
呼吸を停止し
心臓を動かすことも止め
脳もまた働かせることを止める事である
死
草木も死ねば土の上に倒れ
鳥も死ねば土の上に倒れ
魚も死ねば海底に倒れ
あるい ...
何か空腹を満たすものはないかと
見上げた空は午後だ
トンビがビルの屋上で踊る
薄色の羽根が舞い散る
猛禽が食らっているのは鳩
同族の羽根の降る中
広場ではポッポーとのんきに ...
誤解を解いてはいけない
それが誤解であることを知られてはいけない
誤解は誤解のままでなくてはいけない
誰にも打ち明けてはいけない
それが誤解であることはあなた以外が知っていてはいけない ...
日本一 だなんて
世界の中のこんな小さな国で1番だからって
なんだというんだ
世界一 だなんて
果てしなく続く宇宙の小さな星で1番だからって
なんだというんだ
順番なんて関係ねぇよ ...
好きだと言って泣いたのは何故ですか?
愛していると言って去っていったのは何故ですか?
二人が出逢った瞬間が愛の始まりであり、別れへの準備だったのでしょうか?
恋に堕ちて行く二人、愛を重ねる二 ...
中学生のころ
わたしはメガネっ子でした
似合うメガネっ子ならよかったけれど
かなしいことに似合わないメガネっ子
かなしいメガネっ子
コンタクトレンズが
こわくてでもほんとに視力がわるく ...
草むらを分け入ると
シジミチョウの群れが一斉に飛び出した
散りじりに空へ舞い上がる
小さな薄紫の花びらよ
先を行く 私の体にまとわり付いて
軽くなる体 ここは、春の国?
頬に触れる一匹の ...
櫛細工の浮雲
すだれ越しの優風と庭の木々
畳の縁を目で追いかけ
柱の傷に幼き私
化粧箱の引き出し
すだれ越しの空に流れる雲
障子の骨を指でなぞり
田の字をみつけた幼き私 ...
余計な毒が流れて
そんな上を空がひろがる
からだを起こせば
眼下には枯れかけた草に覆われた河川敷が
こう
何て言うか
紅葉狩りなんて別にいいよな、
てな具合に
自生していて
...
夏の終わりをみんな
惜しんでるようだけど
おいらたちに
まかしときな
スッパイ夏つめこんで
あなたのコタツに届けます!
(2005深秋、解禁予定)
その大きな手は
いつもどこかにあって
5才の目には映らない
小さな手で
探し当てたのはシャツの端っこ
まよい子が迷子にならないように
届くはずがないと
街の底から見上げれば
と ...
夜の柱に伝わるもの
にじみたなびく煙の端々
昼の友の鼓動
原を走る火の行方
冬のはじまりを映して川は流れる
遠く静かな道のりをゆく
幻日の虹のまわりから
...
窓を閉め忘れ
緑のにおいに
眠れずにいる
空腹の夜
ひとかけらずつ
崩れる街を登りつづけ
眠れずにいる
空腹の夜
触れることさえないままに
気づいたときに ...
シャワー派である。断然。夜よりもむしろ朝。
湯船につかっての〜んびり、というシチュエーションにはなかなか遭遇しないし。基本的にせっかちだし。ふやけちゃうでしょ?そんなことない?
お風呂でm ...
こうず まさみ
秋の彼岸が近づくと
待ち構えたように
叢から一斉に噴き出す
真紅の炎
激しかった季節を
名残り惜しむように ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
月の神殿
緑水
自由詩
3
05/9/28 8:44
台所事情
A道化
自由詩
6
05/9/28 8:37
爆弾発言
たもつ
自由詩
8
05/9/28 8:34
死
砂木
自由詩
7*
05/9/28 7:23
小人の叫び
唯浮
自由詩
1
05/9/28 4:49
BOY
大小島
自由詩
2*
05/9/28 1:46
火事の日の手記2
炭本 樹宏
散文(批評...
3*
05/9/28 1:13
指標を越えて
いとう
散文(批評...
14+*
05/9/28 0:38
火事の日の手記1
炭本 樹宏
散文(批評...
3
05/9/28 0:32
魂のたそがれ
いとう
未詩・独白
16*
05/9/28 0:28
らむね
アンテ
自由詩
10*
05/9/28 0:16
FatherFuck
馬野ミキ
自由詩
2*
05/9/27 23:50
矛盾
ゆきお
自由詩
2
05/9/27 23:38
FF
馬野ミキ
自由詩
5*
05/9/27 23:29
エンキドゥが泣いている
あおば
未詩・独白
4*
05/9/27 23:27
スプートニク2号における死の考察
HARD
自由詩
2
05/9/27 23:12
鳩降る広場で
たりぽん(大...
未詩・独白
5*
05/9/27 23:12
呪文
Monk
未詩・独白
21
05/9/27 23:09
遠吠え
徒歩5分
自由詩
1*
05/9/27 23:07
愛していると言ってほしい。
てんだい
自由詩
0
05/9/27 23:01
めんこい。
知
未詩・独白
13*
05/9/27 22:56
蝶々連鎖
千月 話子
自由詩
6*
05/9/27 22:52
すだれ
ススメ
自由詩
0
05/9/27 22:31
二足の秋
吉岡孝次
自由詩
1*
05/9/27 21:52
夏充填120%
たりぽん(大...
携帯写真+...
12*
05/9/27 21:39
震える手
LEO
自由詩
6*
05/9/27 21:02
ふるえ Ⅰ
木立 悟
自由詩
2
05/9/27 20:42
ノート(42Y.9・25)
〃
未詩・独白
4
05/9/27 20:36
シャワーよりあなたより
uminek...
自由詩
6*
05/9/27 20:29
曼珠沙華
肥前の詩人
自由詩
2
05/9/27 20:15
6582
6583
6584
6585
6586
6587
6588
6589
6590
6591
6592
6593
6594
6595
6596
6597
6598
6599
6600
6601
6602
6603
6604
6605
6606
6607
6608
6609
6610
6611
6612
6613
6614
6615
6616
6617
6618
6619
6620
6621
6622
加筆訂正:
遠いきおく
/
しらいし いちみ
[05/9/27 22:54]
詳細を追加
8.77sec.