メロスが走っていた頃
大半のメロスは
走ってなかった
セリヌンティウスが王に囚われていた頃
大半のセリヌンティウスは
自由に街を往来していた
少年の青白く細い指は
ページをめくり続け ...
魚達が僕を見ている


ここはどこ!?


苦しくない冷たくない


海流に運ばれて


あてもなく


真っ暗だ…


発光魚の光で


淡く ...
全然、

上手に泣けない
上手に笑えない
上手に話せない

上手に愛せない

だから
君に傘をさして
あげる

君がぬれないように
上手にさして
あげる
おれの部屋にはブラックホールがあって靴下やらボールペンやら小銭やら車の鍵なんかが時々入ってしまって出てこないので非常に困るのだけれどこないだその穴を覗いたらなんか黒っぽいものがモゾモゾひっかかっている ...  いいかい?諸君!

僕は整列した彼らの前でお説教

 確かに変化に乏しい日常生活を過ごすうちに
 時としてスリルを求めたい時だってあるだろう
 世間の荒波に揉まれてみたい広い世界を見 ...
うつむいているきみのかわりに
 あしのゆびをかぞえてあげる
うつむいているきみのかわりに
 みずたまりのふかさをはかってあげる
うつむいているきみのかわりに
 こいしをきれいにならべてあげる ...
庇から零れた一滴
微かな時間を奪われて
誰も気付かぬ苦笑い
皮肉を孕んで頬濡らす

眼鏡に張り付く七色が
淀みを儚く映し出す
娼婦の囁く愛の歌
路上に輝くガラスの破片

雨音と詠う ...
夜を忘れたら月は太陽になるかしらと君
かしら 凛とした語気が受話器の楕円に沿ってひびく
夫婦なんて空気みたいなものらしいよ
の 君からの応答 螺旋を逆に辿るために
どんな言い訳もオヨビデナイ  ...
 遅すぎたかもしれない出会い
 僕は遠回りしすぎた
 時刻票なんてみてなかったから
 終電に乗り遅れた
 歩いて帰らなければならない
 誰もいない深夜の曲がりくねった道
 それでも
...
伝え逃したさよならを いまも此処で

渦巻く感情を吐き捨てられないまま

抱きしめたはずの感触と温もりに

いつの間にか離別が影を落とす

もう遅いからと言い聞かせて

尚も反発す ...
少年は粘土でイカの化け物を作った。
「これは何?」と先生が訊くと
「バケモノイカ!」と言って、
あまっていた粘土をイカの化け物にぶち当てた。
ふっ飛ばされたイカの化け物は、
隣にあった「潜水 ...
シリウスが綺麗になったから

息子と一緒に
夜の海へ出かけた

星の匂いが鼻をつく


息子の手には
骨董レベルの携帯が握られていて


それは
息子の母親の持ち物だった
...
{引用=ああ
君は赤い

僕は目をつぶって
一気に吸いこむ


ああ
唇よりも赤い

冷たい空気と巻きこんで
無秩序にえぐる
声、声、


ああ
夕日よりも赤い

...
僕が以前働いていた特養で十三年生活していた
身寄りのない K {ルビ婆=ばあ}ちゃんの告別式が老人ホームで行われた日の夜
他施設との懇親会が行われ、
僕は「はじめまして」とテーブルについて
「 ...
  演じるのにはどうしても
  ナイフとフォークが必要なのであった

  手づかみで食べた赤いカルネの味
  女優は決して忘れない
  目をつぶれば鼻を突らぬく
  沈黙の香り
  その ...
登校中の夢想

田んぼにはまった。

授業中の夢想

先生に怒られた。

休み時間の夢想

あ、次理科室だ。

給食中の夢想

あ、全然食べてない。

掃除時間の夢想
...
闇の中で息を潜めていた種子たちは今 
ざっくりとメスを入れられた裂け目から
差し込む光に晒され 
処女膜のような薄さで
その突き破られる一線の痛みを待ち望み
震えて耐えている

数々の果 ...
ある歌をききながら考えます。
雲を想像します。なにかできるのでは。
洗面所へいき、顔を何度も洗います。変わらなければ
ある歌をききながら、小ささや、孤独、無力感さえ。
田舎っぺだけど
私は知ってるよ。

明け方の空の蒼さも

雪の白さも

川の水の冷たさも

田んぼの蛙のなきごえも


都会っ子だけど
私は知ってるよ。

街の便利さも
...
赤い髪をした女の子が近寄ってくる
手にはちいさなかばんを持って。
そのなかから手にとってぼくに見せるのは
お菓子でも、お金でもなくて
ちいさなちいさな言葉の書かれた紙
昔、希望とかyesとか ...
はかなく燃える この哀しみは

灰になることなく 燃え続ける・・・・

たった1つ狂っただけで すべてのネジが狂ってゆく

自分の心を ただ見つめている

どうしようもないこともあるし ...
一人分の命、今零れた
その手の平の温度で溶けて
一つになりたい
一つになりたい
君と一つになりたい

私が消えれば貴方になれるの?
貴方が消えれば私になるの?
溶け合う心より確かな ...
庭の落ち葉を掃き集める
足元に猫が、頭を摺り寄せ
日溜りに寝そべった
 

 
  病室の窓から
  川向こうの桜を眺め
  花見のようだと
  喜ぶ父さん

  帰るはずの家は遠く
  山向こう空は ...
大切なモノが何か わからなくて僕は探してた

だけどわかったんだ 大切なモノなんて

探す前にここにあるんだと

辺りを見てごらん 君の側で笑っている人たちや

泣いている人たち

...
偽造された朝を押しつけられても
注文どおりの覚醒など出来よう筈もなく
自らを小さく蝕むことで
存在可能な時空をどうにかつなぎとめ
意識はただ浅く笑い
深く滅んでゆく



...
上昇していく海を
泳いでいた


常に水面から顔を出しているのに
何故か息苦しい
いっそ
どこまでも沈んで
深海魚の餌になりたかった

けれど
空気を吸いすぎてしまったからか
...
昨日 男が欲しかった

非常に発情しているのがわかるの、”らん”は左側から排出されていてよ。

けれども赤く、流れてしまった

あなたが早く来ないから、流れてしまった

お会いできるの ...
「笑顔」に

角や棘がとれ心は温かくなる

言葉で笑顔になれたら

言葉で笑顔を伝えられたら

言葉で笑顔をあげられたら

人生はもっと肌触り良くなるのだろう
甘かったり
苦かったり
スベスベしていたり
ザラザラしていたり

神だか悪魔だか姿無きモノが
無垢で裸で天も地も無く浮かんでいるモノへ
与えた果実

赤くズシリと腑に落 ...
魂の器は日々を重ね
否応なしに朽ちていく

魂の中身は日々を重ね
想いを練り上げている

温かい時冷たい時
風雨にさらされる時

外も内も変化に富む日々だけれど
器が崩れ始め ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
たもつ自由詩1105/11/18 8:47
盲目の魚の為のソネットたかよし自由詩105/11/18 5:48
043BLU...自由詩605/11/18 4:17
「ぶらっくほーる」shu散文(批評...105/11/18 3:56
冒険者たちやまかつ自由詩405/11/18 2:50
うつむいているきみの自由詩1*05/11/18 2:16
温い雨松本 卓也自由詩3*05/11/18 2:03
きみと別れると決めた夜の覚え書き窪ワタル自由詩705/11/18 2:02
星の降りそそぐこの街で炭本 樹宏自由詩705/11/18 1:58
decresc.キナコ自由詩105/11/18 1:57
彼こそ天才!プテラノドン自由詩2*05/11/18 1:26
シリウス蒸発王自由詩5*05/11/18 1:11
ていねいに四角い紙(ラブレター)簑田伶子自由詩7*05/11/18 0:16
白い花に囲まれた寝顔 〜 K 婆ちゃんに捧ぐ 〜服部 剛自由詩11+*05/11/17 23:58
女優むらさき自由詩1*05/11/17 23:25
夢想成実自由詩1+05/11/17 23:16
「石榴」shu自由詩1+05/11/17 23:12
ある歌をききながら加藤 ココ自由詩305/11/17 22:56
田舎っぺと都会っこ成実自由詩005/11/17 22:52
30大小島自由詩005/11/17 22:25
モウ・・・・・イナイ。天使自由詩1*05/11/17 22:01
おしえてりぃ自由詩105/11/17 21:52
落ち葉焚きLEO自由詩6*05/11/17 21:51
仲間天使自由詩2*05/11/17 21:44
塔野夏子自由詩11*05/11/17 21:32
過去が積もって自由詩2*05/11/17 20:59
憂国ミゼット自由詩7*05/11/17 20:37
笑顔ノクターン自由詩2*05/11/17 19:57
ハートシード自由詩1*05/11/17 19:56
過ぎていく日常の中で自由詩1*05/11/17 19:54

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加筆訂正:
ボージョレ・ヌーボー/恋月 ぴの[05/11/18 7:07]
一部削除
滑落/たりぽん(大理 奔)[05/11/17 23:46]
冒頭と最後を推敲。
6.19sec.