唇の皮を剥く癖が幾つ夜を重ねても直らない

横に居る誰かの顔色を窺って
「飽き飽きしてる」
と言われるのを怖がっている
こちらもそう言ってしまいそうだから
窺っている

ほの白い布団
...
なにをそんなに怒っているの

なにをそんなに悲しんでいるの




風前の灯火




もしくは、




八方塞がり




泣きじゃくるのを止めて。
...
白鳥が飛来していた

初雪の予感漂う十月下旬
懐かしい湖面に
白鳥が飛来していた

渡りは
これから本格的になるのだろう
湖面には
ぽつりぽつりと
数えられるほどの小さな群れ
...
太陽の溶けた樹液が
母星を 取り込み

枝の上に 果実を成す

宇宙飛行機には 乗れないけど
かじりついたら

行っていない星はない

この実すべてになるために
巡りきた 
宇 ...
毛むくじゃらの父が私を呼び
何か重大な秘密を言いたそうな動きをしていた

沈黙が続き時計が止まる

子供の役目として
父をナイスアシストするつもりで
「その毛は{ルビ人工物=つくりもの} ...
螺旋階段の天辺で
摘んだ小石を力無く
放り投げてみたのです

放物線もそこそこに
乾いた音を立てながら
コロコロコロリと転がります

地上などとうに見えぬのです
勢い増した小石はやが ...
ただひとつのことを

何百通りに 書いてみても

ただひとつのことは

ただひとつのことに

すぎない
かんぺきに つくりあげた
うつわのはずなのに
もうみずもれがしていて
みずがながれでて
とまらない

また
うつわの うつわの うつわの…
といったような
へんてこなものを
つくら ...
そして

なにも

のこらなかった

だから

なにも

のこらない

だろう

いつか

どこかで

あなたと

わたし
椎名林檎が割ったのは

あれは
本物のガラスだったのか

OKがでるまで
何枚割ったのか

今日も
食べ過ぎて削られない

後悔した分
あした仕事で消費する

いつまでたっ ...
サンマがぐんぐん泳いでいます。

サンマが群れを成してぐんぐん泳いでいます。

サンマは海を泳ぎます。

サンマは海を遠くの方から

反対側の遠くの方まで泳いで

そうやって一生を ...
   入眠


夜を行く 夜行列車の端から端まで
眠れないという あなたの背中を
私の恋を知る 二年の黒髪で覆い尽くす


やがて 足が滑らかに滑り落ち
月の無い夜を 黒豹と翔け行く ...
泣きたいんだ
でも
どんな風に
悲しんだらいいのか
わからなくなっちゃった
なんて矛盾だらけのまいにち。

英単語を前にして、
vague、なんて発音してみても。
まるでその通り。
僕は今、『あいまい』だ

反義語は、そうだなぁ
なんだっけ?

もうそれす ...
投影される星宿は
ただまばゆく
木漏れたように
天蓋にはりつき
記憶の中で見失った
街あかり

偽りの夜空のように
星の並びを過去に
たどれるならば
雪の降りしきる
プラネタリウ ...
言葉の陰で泣くのはいけない

それならば言葉の上に突っ伏して
泣きなさいと月は言う


果たしてそんな事が僕に
出来るのだろうかはまだ分からない

一息で詠えるフレ ...
テーブルに突っ伏していると
教室を思い出す
騒がしいクラスメイトの声
10分の休み時間

顔を上げ現実に戻ると
雨が降っていて 
久々に歩きたくなった


誰もが傘を広げて
顔の ...
 今日は君が生まれた日
 たくさん並ぶ花を見て
 かわいい花を見つけたよ
 
 そんなに豪華じゃないけれど
 君にぴったりな気がしたよ

 その花を
 プレゼントしたら
 君は喜 ...
中村が集団となって土ぼこりをあげながら
ひなびた宿場町を走る
中村が健脚だとは聞いていたが
この地で生まれ育った番頭ですら
中村がどこに行こうとしているのか知らない
おい、とうろく、 ...
人と争うように働いて
話す気にもなれず
押し黙ったまま一日を終える

仕事帰りの公園のベンチ
あたたかいゆげで慰めてくれる
たこ焼を食べていると
目の前の通りを
なかなか客に呼び止めら ...
目の前のものが見えなくなって
アリジゴクの誘惑に身を委ね
家電量販店ではカードが飛び交う

もう何もいらないよ
暗闇の中に階段が見えるよ
ふと、いらなくなって
降りてゆけばいい

バ ...
ファシストになる
くらいならブタでいい
と言ったブタのバラ肉が
スーパーで売られる
ような国にはしたくない
 思い出すのは
 赤いクレヨン
 無造作に引かれた線は
 僕の手の上を通る曲線

 覚えているのは
 ピンクのリボンと
 悪戯な君の笑顔
 切り揃えられた髪には天使の輪

 小 ...
枕のなかに棲む魚が
ゆうるりとからだを波打たせている
何の音もたてることなく
ただ端から端へと動いている



わたしは魚が静まるのを待ち
左向きに頭をのせる
魚はい ...
                      あ  あ
   あ    あ
あ         あ
     あ              あ       あ
                  ...
こぶたが ぼくのおなかに はなをつけて

そっというんだ さびしいよって

だからぼくは こぶたを

むねのうえにのせて

せいいっぱい だきしめるんだ

きみがすきだよ ...
付け足されてゆくことがあって
それはとても
喜ばしい

差し引かれてしまうことがあって
それはとても
痛ましい


あなたの暮らしは
わたしの暮らしでもあり

わたしの途は ...
アスファルト ビル風 その怠惰な起伏
慣性の法則は働き者
流線型に磨り減ってゆく野心も
革靴の踵も その幾らかの理由を失ったまま
(前進 前進 前進)

追い風参考
公認記録に届かない僕 ...
 
闇夜に 嘶く


「そんな つもりじゃ

 なかったんだ」

 って、


言ってみたって
きのうまでのわたしを

簡単に
捨ててしまったんだ


いつのまにか ...
けんぽう、てのにはじえいけんがめいきされるらしくて
ヨコスカ、てとこにはカクがやってくるらしいよ

蜜柑を剥きながらテレビを眺めて居るらしい、僕の
足先で手繰り寄せ広げた本日ニュウスペイパァ
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
仕様の無い癖錯春自由詩2*05/11/2 4:02
光のさき一代 歩未詩・独白0*05/11/2 2:22
白鳥の湖千波 一也自由詩16*05/11/2 1:49
果ての果実砂木自由詩10*05/11/2 1:18
毛むくじゃらF (fro...自由詩2*05/11/2 0:38
螺旋階段の天辺で松本 卓也自由詩4*05/11/2 0:34
ひとつこむ未詩・独白2+*05/11/2 0:29
うつわ未詩・独白4*05/11/2 0:28
とおくへ自由詩0*05/11/2 0:27
今日はここまで蒼木りん未詩・独白005/11/2 0:15
銀河系のサンマブルース瀬戸...自由詩4+*05/11/1 23:45
フランケンシュタインの夜千月 話子自由詩17*05/11/1 23:11
 。とうどうせい...未詩・独白9*05/11/1 23:03
単語帳ことは未詩・独白2+*05/11/1 22:30
いつわりの夜空にたりぽん(大...自由詩7+05/11/1 22:04
言葉松本 涼自由詩7*05/11/1 21:52
流してしまえば自由詩4*05/11/1 20:38
ガーベラ炭本 樹宏自由詩3*05/11/1 19:50
とうろくたもつ自由詩1205/11/1 19:25
白いゆげ服部 剛自由詩23*05/11/1 19:11
ふと、いらなくなるチアーヌ自由詩905/11/1 18:45
そろもん(紅豚の話)みつべえ自由詩505/11/1 18:28
境界線の引き方りぃ自由詩205/11/1 18:17
ノート(枕魚)木立 悟未詩・独白1105/11/1 17:43
囚われるミゼット自由詩4*05/11/1 17:05
こぶたのうたKj自由詩5*05/11/1 16:00
プラスマイナス・ウィズ千波 一也自由詩13*05/11/1 14:13
追い風窪ワタル自由詩5*05/11/1 13:56
闇にいななくフユキヱリカ自由詩205/11/1 7:00
Daysあめ自由詩105/11/1 4:54

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加筆訂正:
白いゆげ/服部 剛[05/11/1 20:23]
最後の連に誤字があり、訂正しました。
Days/あめ[05/11/1 5:10]
かしかしかし・・・電線からの返事、を消去
6.19sec.