*前編*
去年の夏、僕は声をかけてもらっていた詩の朗読イベ
ントの出演も兼ねて、神戸への旅に出ていた。旅に出る
と決めた時から、僕が敬愛する故・遠藤周作先生が幼い
頃に母親と通ったカト ...
毎日毎日好きと言いたい
毎日毎日キスしたい
毎日毎日彼の笑顔が見たい
毎日毎日好きと言われたい
毎日毎日キスされたい
毎日毎日私の笑顔を見せたい
身体を切って
心臓を取り出して
どうか
その胸で温めてほしい
それ以外
この寂しさは
埋まらないような気がして。
太陽は酒屋と薬屋の間に落ちてゆく
毎日毎日、同じ場所。
向かいの絨毯屋の主人が
店先に出て夕日を見ている
交差点でとおりゃんせが
弱弱しく流れる
売れ残りの飴を ...
冷蔵庫のせせらぎが
耳につくほど
今夜 静かな孤独を味わおう
見たもの聞いたことが
まったく無駄になるほど
自分の鼓動を感じていよう
気がつけばいつも生活は
まるで ぬ ...
例えば人が死んだ後、死ぬ前と比べて
21g軽くなるという話が本当ならば
わたしはわたしが、君に出会う前と出会ったあとでは
21g以上、魂の重さ、違うと信じているよ
僕の飼い猫は
愛想がない
ただ寝て
ただ食べて
ただ走り回って
僕より
偉いのかもしれない
僕より
かしこいのかもしれない
僕みたいに
人に
...
三日坊主の
日記帳は
何冊も
何冊も
重ねられ
朝陽が見えない。
そのくせ
きっちり
束ねられ
崩れ落ちる ...
生きることの意味を
探し求めるなんて
不毛すぎると
もう わかったから
だから ぼくは
やりたいことをやって
やらなきゃいけないことをやって
なにか目指すべきものに向かって
まっす ...
かちにげはずるい
9月は考え込んだ
8月のやつったら
いい思い出だけ残して
いっちまった
かき氷
カラコロ、下駄
「髪型、かわいいね」って言ってた
あの人・・・
カエルの鳴き ...
地球はまるい形をしている。
けれど
ちっぽけなわたしから見れば
それは
反り返った
わたしの存在ごとはじく形。
居心地のよさを求めていただけの
軽い空気を消し去った
四文字の意味を考えていた
最近この景色に足りない姿を探してばかりいる
手帖に書き残された君の字をなぞっては
所々の記憶をたどる
...
わらう
あなにむかって
ここはおうのしま
おうゆれる
まゆーん
まゆーん
びしゃ
おうはあつい
おうはわらわれている
かしんどもから
まるでしんだねこみたいにやわらかいのに ...
心地よい風が吹き
国道近くの喫茶店は
おしゃべりで満たされてる
空気みたいだった
あなたとの時間は
あのあと一年くらい
続いたのだったかな
だからそう
まだ大丈夫
とてもリアルにあの ...
わたしたち
しんだひとのこと
わすれちゃった
おぼえていても
きえてしまうの
だからもうゆめもみないし
うまれてきたものだって
ふくざつなの
あやしいおしえはないけど
かわい ...
アンダルシアが死んで 20日経った
とても短い生涯だった
アンダルシア
今度は何処へ行くつもり
一つだけ買ったパンを 二人で分けて
アンダルシアの贖罪だって 笑った
アンダルシ ...
友達も恋人も帰ってしまった
雨はしらないうちに止んでいる
ついさっきまでの
喧騒が嘘のように
部屋の中は
パソコンのビィーンという音以外
何も聞こえない
突 ...
終わりだ
と思っても
まだまんなかだったりする
ずるいよ、世界は
球形なんだ
トップもない
ビリもない
ただ人々は
人々のまんなかに
いるだけ
嗚呼、
世界のつぎ ...
目の前に 分かれ道・・・
どちらへ
答えが見つからないまま
さて、 もう一度 覚え直しの
い ろ は に ほ へ と
...
まぁね 確かに、傷ついたよ。信じていた君に裏切られたようで・・
心の奥の大事なものが、ギュッ て掴まれて 苦しくなったんだ。
その時、唐突に思った・・ もう 君のことは信じないって ...
特に声を大にして主張したいことではなくとも、「これは否定したい!」と思うことがあれば、こちらに書いていただければ良いと思います。ただし、「俺の好きなものを否定しやがって」という第三者のコメントは、無し ...
トムテ トムテ トムテはどこだい
ボクを小人にしてしまった トムテはどこだい。
まるであの ニルスのような
ボクはスウェーデン生まれでもないのに
怠け者で めんどくさがりで いたず ...
今日という日が過ぎていく。
あなたの母は88歳
わたしの父は84歳。
10年後までのどこかの日で
あなたは母を失い
わたしは父を失うだろう
それは人という命(いの ...
夕暮れ
絶望は希望の反対語ではなく
生きている私の
不安の影がついてくる
彼女は飲み会に行ってしまった
虫たちに話しかけようとするが
虫たちは鳴いていない
犬も鳴いていない
葉 ...
抱き合わせ 柿の木ありあわせ
のハンド ハンド届くと僕の眼鏡
路上に衣 は空 見ろミドに隠される会話の手段
いますかの前 伝えるの忘れてた
人は今となればかなり
おくやみに出ても気 ...
逆さま慈しみ寝起き振り返る足のあちこちに傷がありました山、から瞬く間に風が降りてそこの跨線橋もう少し静かにして欲しい車内での携帯電話の使用は周りのご迷惑になりません程に静か誰も居ない床の汚れ、目を擦り ...
気がつけば いつだって夢を見て
そんで また 憂鬱になってるんだ
本当は 仮面ライダーになりたかった
(ウルトラマンよりも)
赤いマフラーを 首に巻きつけ びゅううんと バイクを唸 ...
{引用=
落ちてくる夕闇に受け止められて
あたしの心は懐中電とう
ノックする
足どりの扉の向こうに ともるでしょうか?
ゆらゆら ゆれて
蝋燭の あかりくらいにも
}
あなたに 伝えたい言葉があります
それは 春の日差しのように優しく
時には 漆黒の海に荒れ狂う波のように
様々な想いが交錯する言葉です
伝えたくて 伝えたくて
どうしようもないのに… ...
人の嘘で
鳥は空を飛ぶ
鳥の嘘で
ドアは人を
閉じ込める
ドアの中で
人は鳥を
飛ばし続ける
+
いつも
三人なのに
いつも
八等分
してしまう
+
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
孤狸庵先生の面影を探しに 〜‘04 8月 Poete on ...
服部 剛
散文(批評...
8*
05/10/3 0:01
幸せ☆
ゆずっこ
自由詩
4
05/10/2 23:51
.
杉田蝶子
自由詩
5
05/10/2 23:47
夕焼け
小宮
自由詩
2*
05/10/2 23:20
冷蔵庫のせせらぎ
夜景
自由詩
1
05/10/2 22:48
グラム
眠離
自由詩
0
05/10/2 22:34
猫ちゃん
炭本 樹宏
自由詩
3
05/10/2 22:15
私
ki
自由詩
1*
05/10/2 22:15
理由
水島
自由詩
1*
05/10/2 22:07
かちにげ
ふるる
自由詩
9*
05/10/2 21:42
地球
綛
自由詩
0
05/10/2 21:40
残像(序)」
薬本 祝人
自由詩
2
05/10/2 21:27
うそのこどく
石川和広
自由詩
3*
05/10/2 20:49
午後のリビングでのリアル
チアーヌ
自由詩
4
05/10/2 20:38
のろい
石川和広
自由詩
10*
05/10/2 20:38
アンダルシアの贖罪
第2の地球
自由詩
2
05/10/2 20:31
独
炭本 樹宏
自由詩
4+*
05/10/2 19:38
まんなか
ピッピ
自由詩
13
05/10/2 18:51
無心にもどって
しらいし い...
自由詩
8*
05/10/2 18:48
〜私を傷つけた君へ〜
Orange...
自由詩
1
05/10/2 18:39
これは否定したい!
過去ログ倉庫
05/10/2 18:31
モルテンに恋して。
仲本いすら
自由詩
1*
05/10/2 18:14
秋と人生
あるふぁ
自由詩
1
05/10/2 18:13
鳴き始める
石川和広
自由詩
7*
05/10/2 17:53
新冠
チQ
自由詩
0
05/10/2 17:31
マフウィーン
〃
自由詩
0
05/10/2 17:30
夢本。
仲本いすら
自由詩
3*
05/10/2 17:20
あかり
ひより
未詩・独白
3*
05/10/2 16:59
涙の理由(わけ)
Honest...
未詩・独白
2*
05/10/2 16:46
小詩集「書置き」(十一〜二十)
たもつ
自由詩
37*
05/10/2 16:37
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6614
加筆訂正:
わたしたちの休日
/
知
[05/10/2 23:08]
またまた訂正しました、これがいいかも!
わたしたちの休日
/
知
[05/10/2 21:07]
直して追加もしました。最初のものを良いと思って下さったかた、すみません。
夢本。
/
仲本いすら
[05/10/2 17:28]
3度目の正直、読みやすいように改善
夢本。
/
仲本いすら
[05/10/2 17:23]
ラストを多少訂正
夢本。
/
仲本いすら
[05/10/2 17:22]
2号を二号に変更
9.03sec.