僕は願いを持っているから死なない
君も願いを持っているなら死なない
願いを持っていた彼らが
血 流して 肉 裂かれ
画面に映らないところで悲鳴をあげていても
僕は信じるから
...
何かが変わりそうで
何かがわかりそうな夜に
お金の無い僕は空腹で死にそう
でも半ライスを買える余裕のお金しか無かった
半ライスとラーメンだけ
店員さんは怪訝な目でこちらを見て
店長さんは後 ...
君は気がついた?
今 横断歩道の向こうを右に曲がった風に
何一つ決められない僕たちの前で
颯爽と行先を変えたんだ
でもきっと 君は気がつかなかったかもしれない
...
僕がじいっと空を見ると
空はもっとじいっと僕を見る
まるで僕は透けてしまうようで
慌てて空から目を逸らす
焦がれにも似た静かな揺らぎが
遠くからやって来て
...
その葉の一枚の中に
暖かさが流れていて
触れて私は
その流れの中に浮かぶ
けれどいつしかその葉は
私の中にあり
暖かい場所を探しながら
...
砂が生まれる日
冬から白が去り
見える風が座す
冷たいまなざしの
不透明たちが
空白に入り
空白を満たす
水のなかの息
満たされてゆく空白
消え ...
■11席のいちばん端に座った私のお客さん
カウンター
座ったその人は "サザンカンフォートを”といった
”いつもどおり、クランベリージュース割り?”
”いや、ロックで” ...
コトリガ ぴーぴー って泣くから わたしも ぴーぴーってないた。コトリガ キーキーって 鳴くから わたしも キィキィ って 鳴いた。コトリガ おおきく羽ばたいたから わたしは シタヲ 向いた 。 ...
言葉が躓いた先
視界の端で海が揺れる
掬ってみれば穏やかに澄み
浸してみれば鮮やかに碧く
一人一人違う泳ぎ方で
同じ海を泳いでいるのか
僕たちは淡い
孤独と出逢ってしまったか ...
今までだって
そうだった
今だって
そうなの
何時だって
私は 私に
しっかりと
抱きしめられて
私は常に
私と倶に
この先も
抱かれ 続ける
何人よりも
私を憶う
あの腕 ...
冷房のままで空き地に棄てられし軽トラックが消えた秋の日
足首に薔薇のいばらをくくりつけあなたはをどる秋と告げれば
ほとばしる滝の飛沫の花びらを浴びるあなたの背骨が欲しい
...
傷付けてほしくない
私の心は年寄って
もうこれ以上の傷は扱えないと言う
私が若かった頃は
怖さなど無かった
もし私に心
1000個あったなら
その全てであなたを愛したでしょう
...
朱と漆が混じる頃 名もない丘の墓地
今日も訪れる 独りのピエロ
鈴の音を連れて つぼみを灯した 小さな花
街の明かりに 泪を湛えて 見上げた夜に溺れそうで
雲間から染みだした光に 思いを浸 ...
透過傾向にある
あこがれを{ルビ禁=いさ}めて
風と{ルビ心中=しんじゅう}
(危うげに傾倒する風脈)
距離は
あこがれを侵食するのか
もう発生です
雨天決行よしなに
風はどちらか ...
羽虫の身震いが
きらきらしている、音
夜の
羽虫への
局地的な雨上がり、のあと
雨上がりの羽虫の
きらきらの
身震い
わたしが
裸の少女のようであるときは決まって ...
学校に持ってきて
わたしが彼に言いたかった言葉
学校を持ってくるの?
彼がわたしに言った言葉
冗談も言えるんだ
彼の新しい一面の発見に
ますます彼をすきになった
学校持ってき ...
目をさますと
雪のように朝が降っていて
やさしい手順で
呼吸をおくる
あなたは
まだ
夢の体温で
きのう
よそゆきの服がでてくる詩を
読みました
愛とよ ...
なんだか わたしに とってこの サイトハ おおきなかうんせらー の ようだ。ずっと ぼーいふれんどもこいびとも ともだちも いなかった わたしに とっておおきな 受け手 の かうんせらー 恋人 友だち ...
あなたが歩きながら右手を後ろにのばすと
それは手をつなぐ合図。
それがうれしくて、時々わざと
一歩後ろを歩いてたの。
物体の起源をめぐる言葉が尽きない
カルシウムの時代―
十月、化石を探すにはうってつけの季節
ポケットのついたズボンをはいて
腕組みをして、ぼくは歩いている。
ジュラシック!
君より小さすぎ ...
わたしには 一匹 いぬがいた 。 とても かわいい いぬだった 。 まーぶるといった 。 キング ちゃーるず すぱにえる という犬種で しかも ほんとうにかわいい わんこだった 。 よく さんぽに い ...
幼い頃のひとり遊びの記憶は
影となって私に纏わり
誰かを愛そうとするたびに
耳元で呪文を投げかける
楓の色づく様を
薄の頭をゆらす様を
人と分かち合うやすらぎを ...
ことりが 大きく 泣いた あさ
いままで すなおに おやにあまえることが できなかった。それは はずかしいけど親離れできていなかったから。わたしは ちゅうがくのときにこちら 大阪にきて それまでの なにもかもと じんせいが かわって ...
公園でポカポカしていた。
階段の下から二段目に座って。
子供がヤンヤヤンヤと騒いでいた。
その横で母親らしい女性たちがウニャウニャと話していた。
平和なもんだなぁ・・・ ...
つぶらな瞳が二つ
ちょこんとお鼻
おちょぼ口
おひげがのびてて
りっぱな耳がやはり二つ
手足には鋭くとがった爪があり
ドラえもんの手のようなまあるい手足
お腹はぷよぷ ...
初秋の真夜中には
静かな鬼がひそんでいる
カラメルの味を口一杯にして
ゆっくり天井へと吹けば
セピアのまぁるいシャボン玉
鬼は大事そうに掌にのせ
凪に向かって謡うのだ
?天国での罪を今、 ...
「マンダリン奏者(1)」
フロリダな笑顔で
指を震わせる
琴線って
小指が触れるとこらしい
「マンダリン奏者(2)」
今日は
マリンバと一騎討 ...
カタン カタン
二度と開かない
扉が閉まり
カタン カタン
と音がして
隣の男は人形に
カタン カタン
手首を垂れて
立ってた女も人形に
カタン カタン
カタン カ ...
憧れが
ささやかな私を満たす時
ひとつの幸せを見る
あなたは
時間とともに
美しくなってゆく
朗らかに広がる樹木から
眩しくはない光が差すように
あなたがいる場所には
精霊が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ピース
もる
自由詩
1
05/10/8 18:10
半ライス大盛りでお願いします
虹村 凌
自由詩
3*
05/10/8 17:40
カレーハウス
松本 涼
自由詩
0*
05/10/8 17:37
ゆらぎ
〃
自由詩
3*
05/10/8 17:35
葉
〃
自由詩
5*
05/10/8 17:33
虚行路
木立 悟
自由詩
6
05/10/8 16:58
ひよっこバーテンの日常から
あまくちペル...
未詩・独白
1*
05/10/8 16:18
朝
すぬかんなが...
自由詩
1
05/10/8 16:14
躓いた先で揺れる
士狼(銀)
自由詩
7*
05/10/8 16:06
覚り
FUBAR
自由詩
2*
05/10/8 15:55
early autumn
本木はじめ
短歌
8
05/10/8 15:41
年老いた心
月山一天
自由詩
2
05/10/8 13:21
道化偲
灯兎
自由詩
2
05/10/8 12:30
運転
こしごえ
未詩・独白
7*
05/10/8 11:51
身震い、きらきら
A道化
自由詩
8
05/10/8 11:40
思いがつたわれば
兎乃 しずる
自由詩
0
05/10/8 10:18
式日
簑田伶子
自由詩
13*
05/10/8 9:15
なんだか
すぬかんなが...
散文(批評...
4
05/10/8 9:09
一歩
spice
自由詩
4
05/10/8 8:50
十月の化石
プテラノドン
自由詩
2*
05/10/8 8:40
その後 。
すぬかんなが...
散文(批評...
2
05/10/8 7:43
風葬
落合朱美
自由詩
42*
05/10/8 6:43
未題 。
すぬかんなが...
未詩・独白
0
05/10/8 6:18
今まで 。
〃
未詩・独白
2
05/10/8 6:13
蜂。
りもこん
自由詩
1
05/10/8 4:26
にん
炭本 樹宏
自由詩
2
05/10/8 4:14
真夜中の鬼
唯浮
自由詩
3
05/10/8 3:31
けろっと(4)
uminek...
自由詩
4*
05/10/8 3:14
人形の声
巧
自由詩
3*
05/10/8 0:55
憧れ
知
未詩・独白
9*
05/10/8 0:52
6564
6565
6566
6567
6568
6569
6570
6571
6572
6573
6574
6575
6576
6577
6578
6579
6580
6581
6582
6583
6584
6585
6586
6587
6588
6589
6590
6591
6592
6593
6594
6595
6596
6597
6598
6599
6600
6601
6602
6603
6604
加筆訂正:
運転
/
こしごえ
[05/10/8 14:02]
すみません。意味慎重は、意味深長でした。訂正します。
憧れ
/
知
[05/10/8 1:02]
訂正しました。
6.01sec.