古い灯台が、
巨大な台風に、
朝から怯える。
仲良しのカモメは、
草陰に身を潜め、
じっと空腹を堪える。
雲は黒い塊となり、
人々を弄び、 ...
初冬の恋は
にぎやかなコートの群れの中
熱い缶入りココアのプルトップに
手をかけたときの ぬくもり
初冬の恋は
星が目を開く夕暮れ
夕飯の匂いに顔をほころばせる
窓越しの台所の灯の ...
携帯が鳴らなくて
心細くなる
こっちからかけてみる
「…電源が入っていないため…」
不安は的中
君は今何処で誰といるの?
もう僕の元には…
誰かが走りよって来 ...
(当時のニュースを聞きながら)
昭和天皇! ヒロヒト天皇!
とうとうお亡くなりなのですね
僕はあなたが 笑顔のような
そうでないような顔で
手を振っているお姿しか見たことが無い
...
俺は世界が平和になればいいと思っている
実際にはならないだろうけれど、そう思う
黒も白も朝鮮もクソも味噌も、
俺はみんな仲良く出来ればいいと思っている
実際には出来ないだろうけれど、そ ...
冷め切った路地に
泡沫の玩具が舞って
寒さ堪えて歩く僕の
肩に弾けて消えていった
子供達の無邪気さと
自分の卑しさとを比べ
小さく息を吐いて
無造作に首を振る
涙が出た訳じゃな ...
鳴かぬ 小鳥は
口止めされたのでしょう
ひとつ めでられたら
無くすよりも たやすく
このくちばしで
守るのは
明日の 春では
ないのです
あたしは、赤い口紅を塗りたくって
大人になった気分に浸っている小さな子供と同じだ。
何も言わないで
欲しいものを指差して
これが欲しいの?と聞かれると
頷くだけの、無愛想な子供
...
月よ
明るい夜にしてくれないか
昼と見間違うほどの
白い明かりで照らしてくれないか
わたしがそっと
吐息を洩らす瞬間を
にぎやかなその光で
包んでほしい
そうして
で ...
落ち葉の鳴る、崩れ落ちる音
誰も妨げないテトラポッド
景色、静かな君を当たり前に思って
空に手を向けて
朝、誰もいない道に目を閉じて歩く
歌を歌えない
と気付いたのはいつだっただろ ...
だまっていたほうがいいことは
わかっている たくさんのことば
わかるということは
ことばでいえるようになることでなく
いいつくせなくなること
わからないということは
ことばでい ...
おやすみなさいの後で
まだどこかで誰かが明を炊いているのかと思うと
ほら、なんだか眠れないでしょう
だってほら、
おやすみなさいの合図とともに、
全てのドアと光と絵本は閉じられるはずだっ ...
それは
突然届いた手紙
差出人の名前はなく
やけにさっぱりとした美しい文字で
私の名前がそこにあった
あなたに恋をした
たった一行だけ
そう書かれていて
顔のない差出人が
そ ...
女に刺されて死にたい
刺した女を愛したい
俺はおまえのものだと
女の耳に囁きたい
刺されながら女に詫びたい
すまなかったと
抱きしめたい
体温の凍てつくまで
女の肌に触れていたい
...
彼は幻なので
誰にも見咎められることなく
にんじんを残すことが出来る
街道で裸になったって
警察には叱られない
スカートの中をのぞいたところで
たとえ彼がそれを鼻で笑ったとしても
誰 ...
数学のプリントの裏に書き連ねるLoveとHateのアンサンブル
気付かないままに私はチャペルの写生の中に君の欠片を描き込む
図書館でニーチェを読む君15歳「かみさまなんていなくてい ...
ららら月曜日
水草に こっそり つぶつぶの朝
金魚さん 卵を生みました。
。.
お母さんとお父さんは 大きなお家で あなたを待ってるって
・・
2日め
お ...
こんな夜は
最終列車に乗って パラディソの君に会いに行きたい
僕の着く パラディソには
まだ
色がない
パラディソの海岸を二人歩く
僕の零した涙を
君は笑って 暗い海に投げた
...
戦後の娼婦きどりで
緑地に黒い花模様のワンピース
軍服みたいなコートを羽織って
男物の
赤茶けたウエスタンブーツは
歩くのに適していない
が
意固地に引きずる
産婦人科の
ある種 ...
久しぶりに 外出し車の運転をしていると 雪のように枯葉が 舞っていた
用が済んだから舞っているの?
舞う姿を見せたかったの? 冬が来るのを教えてくれるかのよう・・・
さわ子は鬼になった
八つの頃にかたちを変えた
さわ子という名の赤い鬼
背骨のあたりに取り付いて
わたしにぬすめとつぶやき囁く
母は知らない
父も知らない
さわという名の赤い鬼 ...
千歳 百とせ 八おろずの
かみが
きたりてわれをいざなう
われ憎し ちいさきカミヨ
数々のこと
おしえし 汝 なれど
奪い取ること 余りに大きし
大學の 浄土で まなびしこ ...
秋の終わり
街路樹の狭間で
主人の居ないくもの巣が
所在無さげに揺れている
いつの間にか
冷たくなった空気に
震える肌
きつい陽射しを負う背中だけが
何かがにじむように熱 ...
どうしても イライラして
とにかく その減らず口をホッチキスで
閉じこんでやりたかったが
世間の目が怖かったので
ホッチキスを渡すだけで 終わってしまった
笑いたいならば 笑え
...
喋れない虫達のように 喋れない鳥達のように
最近の人達はうまく喋れないようだ
木から落ちてくずれる柿のように人と人の絆も簡単に壊れるけれど
鎖と鎖が離れにくいように人と人の絆も深く強 ...
頬を追い越してゆく風と
手招きをするような
まばゆい光
目指すべき方角は一つだと信じて疑わず
出口へと向かって
足を運んでいたつもりだった
不思議だね
振り返ることは敗北では ...
半分描かれた
絵のなかの原
どこへそよぐ
絵のなかの原
ことり
ことり屋の前をゆく
ことり
声は少なく
一本空けた
りんごの酒
二本めは苦く ...
丘の上に立って色の無い偏差値について語ろうとすると
バナナの風が熱帯雨林の方角から吹いて
学習ノートの文字は穏やかに飛ばされてしまった
間違えることなく世界にはたくさんのリビングがあって
...
ねむりたい頭のうえの冬蜜柑
渚なきからだ横たえ冬を聴く
白髪に月がふたつの冬夜空
斃れるはきさまだと知れ雪つぶて
おのれこそ ...
月が冴えわたる冬の夜
田園の雪の波が
月光に青白くきらめいて
をんなの肌に深く映ります
あぁしんど
酔い醒ましにちょいと表に出てきたけれど
伏し目がちな月影は
わかばにマッチをすっていま ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「審判」
手嶋純
自由詩
1
05/11/23 11:24
缶入りココアのプルトップに
秋月 笑
自由詩
4
05/11/23 11:13
携帯
たかよし
自由詩
2
05/11/23 10:41
昭和天皇崩御
紀ノ川つかさ
自由詩
10+
05/11/23 10:40
ロリポップ
虹村 凌
自由詩
7+*
05/11/23 8:50
シャボン玉
松本 卓也
自由詩
5*
05/11/23 8:10
小雪
砂木
自由詩
17*
05/11/23 7:16
赤へのこだわり
つぐこ
未詩・独白
2
05/11/23 5:29
冬の寝床
むらさき
自由詩
7*
05/11/23 2:04
空の一片、届かないノック
霜天
自由詩
11
05/11/23 1:36
ことば
こむ
自由詩
3*
05/11/23 1:04
おやすみなさい
tondem...
自由詩
1
05/11/23 0:46
恋をした
雨女
自由詩
2
05/11/23 0:25
二人きりの夜におまえだけが光っている
いとう
未詩・独白
9
05/11/22 23:25
幻獣
仮名
自由詩
2
05/11/22 23:15
age 15
さいらと
短歌
7
05/11/22 23:11
観察日記
ひより
未詩・独白
10*
05/11/22 22:56
パラディソ
第2の地球
自由詩
4
05/11/22 22:43
演出
かや
自由詩
4*
05/11/22 22:34
木枯らし
renchu
自由詩
1*
05/11/22 21:59
岸
ミゼット
自由詩
0*
05/11/22 21:21
百とせ 千歳 萬 。やおろず
すぬかんなが...
短歌
0
05/11/22 19:44
くもの巣と赤い葉
健
自由詩
4*
05/11/22 18:42
小悪魔
仲本いすら
自由詩
6*
05/11/22 18:33
言 葉
トモ
自由詩
1
05/11/22 18:29
壁画
千波 一也
自由詩
24*
05/11/22 18:20
ノート(42Y.11・21)
木立 悟
未詩・独白
5
05/11/22 17:53
偏差値
たもつ
自由詩
4
05/11/22 17:51
冬とからだ
木立 悟
俳句
8
05/11/22 17:49
密約
こしごえ
自由詩
16*
05/11/22 16:35
6562
6563
6564
6565
6566
6567
6568
6569
6570
6571
6572
6573
6574
6575
6576
6577
6578
6579
6580
6581
6582
6583
6584
6585
6586
6587
6588
6589
6590
6591
6592
6593
6594
6595
6596
6597
6598
6599
6600
6601
6602
加筆訂正:
初めての、そして遠い
/
たりぽん(大理 奔)
[05/11/22 16:58]
改行を調整
7.7sec.