ゆらゆらり 追いかけた
君の影 月あかりに照らされて
揺れていた

つかめそうでつかめなくて
もどかしくて
僕は立ち尽くしてた

どうして近付けば近付くほど
つらさが満たされてゆくん ...
我も恋う Re:添付あります ワレモコウ ページを繰る君の
背中がさみしそうなのはどうして
思うまま
紙を引き裂き
引き裂き
引き裂き
その音は君の悲鳴?
ちいさくうずくまった君の
内に秘めた
叫び
生命の燃焼
音に乗っ ...
頭に来る事程、その実単なる冗談である事が多い。 寒い夜。

私の心が寒いのか。

世間の荒波が寒いのか。

ニート。

ニート。

ひきこもり。

ひきこもり。

世間は世間の荒波のせいにするけれど。

我々の心は。 ...
そして、薬缶でお湯を沸かしながら考えた。

――私にとっての真実は、政治にはなりえても全体にはなりえない。
――皆にとっての真実は、全体ではあっても「何故?」には答えない。


例 ...
アイツ等はアナーキストの自由を説いた。
その一方で、むなくそ悪い音楽を口ずさむ。
砂埃が立つ。十メートル。いや、二十メートル。
ここから見ると、通り過ぎる石ころは驚くほど速い。
幸福よりも興奮を選ぶ世代―、路上に転がる
ポリタンクから危険な液体が流れるように。
 洋服屋の娘は、ハンドバックが見つからない!と
二階の窓からその他一切を放り投げている。
落ちてくる花瓶や本 ...
身体がモザイクに収められる

皮膚に塗られた薄黄色は
他の色と仲良く隣り合う

果てしなく続くグラデーション
世界を描くのに要らない色はない
始まりは
木もれ日の色

風の音色を
静かに重ね

深い朱色に
染まる時まで
家を飛び出たとき
こっそり タッパーに入れて
持ってきたの

毎日手塩にかけて掻き混ぜて
泪も汗もいい塩梅に混ざり合い
父と喧嘩をしても必ず
母は
台所でぶつぶつ罵りながら
一心不乱 ...
粒になり粉になり消えてゆく
手に触れる花から消えてゆく
からだへ からだへ
浴びせかけられるように降る花
燃えても燃えても降りやまぬ
消えても消えても降りやまぬ


め ...
微笑みの日
それは 
秘法を会得した日

蔓薔薇の刺さえ愛しく
降る雨が 香油のように感じられる日

カーテンの隙間から
きっとあなたの部屋を訪れよう

あなたの胸に ...
スキップがうまくできなくて悲しい


昔見た映画の主人公みたいに
雨の中でも楽しそうに
水たまりをけって飛び跳ねる

憧れはいつも
自分にできないことが
少し上をかすめてゆくもどかし ...
予想外だった
こんなにも簡単に爆発してしまうなんて

 *   *   *   *   *

掌の中に包み込むようにして隠していたグレープフルーツは
レンタルビデオ屋の万引き防止センサのゲ ...
昨日
大家さんにアパートから追い出されそうになった
先週は若いヤツに仕事を取られそうになった
その前の週は彼女が出来そうになって逃げられた
その前の前の週はクレジットカードを悪用された
その ...
I can't like you
I can't
I love everything about you but
I feel so uneasy with you.
You do not ...
猛烈に
死にたい気分に
なっているコイツを

俺はただただ
殺してやりたく
なるけれど

でも “ぼく”には
生きててもらわなきゃ
マジで困る

なんて言葉
コイツにゃ届きゃ ...
 
 強情な父にも歳月ふりかかり ポツリとつぶやく 弱音ひとこと

 幼き日 父に連れられ行く公園 涼しき口笛 吹き進む道

 口数の多き母にもうなずいて 男の生きざま 背で語る父 

...
ハッキリさせられないで
あやふやなまんまで
何となく生きている
色々と考えて
何だか悪しき輪にはまっている

心が見透かされた気になって
蔑んだ目で見られた気になって
真っ暗な部屋の中 ...
季節はずれの桜を見て、
こんなはなしを考えました。


秋山の紅葉さんから、春山の桜さんへ


ごきげんよう。
いかがおすごしでしょうか。
あなたと会わなくなって、どれくらいでしょう ...
母の小さな手が
ざわさわと高菜をもむ
塩と合わせる音が
その歴史を刻むリズム

器の底に横たわる思念
そこには計り知れぬ
脈々とした息遣いがある

その高菜を味見した母が
{ルビ辛 ...
 僕は季節の花を知らない
 風に乗って飛んでくる 
 その日その日の荒波の日常
 生きていくのに四苦八苦

 でも死に憧れるほどでもない
 それほど深刻でもない
 共有する時間だけが ...
赤頭巾 お前の指は 
技巧にはしりやすい

あの人々は棘だらけの岩の間で
すっかり虚ろだ
勇敢ささえ捨ててしまった
願いましては
彼らにふさわしいドキュメントを
彼らの目にミラクルを
...
光が 走る為
私の 光源は
泣かないで
戯言の 偽善

泥に 撒かれた
泥を 撒いた
花が 咲く
石の 花だ

光が 走る為
妄想上の 虚偽
笑って
悪人の 言動

泥の ...
冷たい雨に身体を打たせた
冷たい雨に身体を委ねた
貴方のように冷たい雨に‥

夏の前の雨の季節
窓から見える暗い空
水たまりに落ちる雨の粒
この水分を
この湿気を
吸い込んで私の心は ...
やさしい歌うたいは
やさしい歌をうたいながら
なみだを流す

やさしい歌うたいは
自分のやさしさを知らなかった
ひと山に切り離されし髪の毛の時の長さを横目で計る

これ以上ないってほどに慎重な手つきで髪を洗う君。その耳たぶに揺れるピアスが

リセットの仕方分からぬ不器用な私にできるひとつの手段

必 ...
贅肉のついた比喩を乗りこなして
ぼくの頭は蛍光灯に刺された
きみをミリ単位では計算できない今宵
骨に染み付いたほほえみ

知り合いもしくは友人らしきひとに
強要される愛想なんて5円くらいか ...
素晴らしかった日々を 振り返るんじゃない

今は 来るべき時が来ただけだ

お前の未来は 来ないままでいいのか?

親しかった友を 振り返るんじゃない

今は 明日の友を見つけるんだ
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
つきあかりクラウン自由詩105/10/11 20:13
可愛い花が咲いてたよ、君が好きだよ。小鳥遊儚俳句205/10/11 20:04
もがれたパンダきっこ自由詩105/10/11 19:32
格言1汰介未詩・独白2*05/10/11 19:16
_トール自由詩105/10/11 19:13
メモ汰介未詩・独白005/10/11 19:05
転がる石ころプテラノドン自由詩2*05/10/11 18:44
アーケード自由詩3*05/10/11 18:21
むらさき自由詩2*05/10/11 18:05
色づきLEO携帯写真+...10*05/10/11 18:00
*れきし*かおる自由詩6*05/10/11 17:58
海へ至る木立 悟自由詩805/10/11 17:20
微笑みの日まどろむ海月自由詩5*05/10/11 16:39
スキップがうまくできなくて悲しいベンジャミン自由詩4*05/10/11 15:58
グレープフルーツ大覚アキラ自由詩405/10/11 14:24
月山一天未詩・独白105/10/11 14:15
You are not the one for me自由詩005/10/11 14:03
聞けよボクちゃん水島自由詩0*05/10/11 13:42
僕の父炭本 樹宏短歌605/10/11 12:58
炎のように赤い夕焼け空虹村 凌自由詩1*05/10/11 12:54
桜が咲いた逢坂桜携帯写真+...2*05/10/11 12:48
漬物こしごえ自由詩7*05/10/11 12:25
この星の片隅で炭本 樹宏自由詩10*05/10/11 11:23
赤頭巾鏡文字自由詩305/10/11 10:32
光源「笑って、泣かないで」奥津強自由詩305/10/11 7:46
冷たい雨水無月 綾自由詩205/10/11 3:59
やさしい歌うたい一代 歩自由詩3*05/10/11 3:41
cut短歌4*05/10/11 3:01
ラテ船田 仰自由詩405/10/11 1:51
素晴らしかった日々ワスター自由詩005/10/11 1:45

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加筆訂正:
僕の父/炭本 樹宏[05/10/11 16:34]
生きざまを行きと間違えてました
桜が咲いた/逢坂桜[05/10/11 12:58]
若干の加筆修正。ケータイで文章はキツイので、つい短く書いてしまう。
7.58sec.