威嚇的なあなた達は
きっと私を見て嘲笑う
派手に装飾しているあなた達は
真実なんてのを求め
それを追う中で何人でも犠牲にする
遺書を笑い 日々を笑い
陳腐な恋愛や言葉には涙を
な ...
海はどこ?
と言いながら
あなたの中で果ててゆく
海が見たい
と言いながら
あなたの中で消えてゆく
海に行くわ
と言いながら
あなたの中で力尽く
優しい光の街灯が
石の ...
ふん ガキの遊びに
おつきあいするほど
ひまじん だと
思ったのか おれを
ちっ そのとおりだぜ
遠くて近きもの
君と私の距離
受験までの月日
永遠の終わり
ただ遠いと思っているだけで
本当は
結構近かったりする
午前7時45分
鳩は2個の卵を温めていました
孵化してしまうと困るので
回収する事にしました
土間箒片手に、ベランダへ
「そらどけ!ほれどけ!」
やりました
雌の鳩は
「1 ...
ロイド
何時になったら
巷に溢れたポップソングはなくなると思う?
ロイド
何時になったら
あんな空っぽのメッセージはなくなると思う?
ロイド
何時になったら
ねぇ
ロイド
赦せる日 ...
肌寒い冬の日であっても
それが淋しい雨の午後でも
探して下さい
一縷の柔らかな陽射し
あなたを誘(いざな)う一陣の
甘い風の香
ふいに足を踏み出して 旅してみたいと思うまで
両方の耳を澄 ...
錯綜している視神経の
からまりあった編み目の間に
ちいさい魚が
かかっている
つめたいつめで
そっとつまんで
涙腺の中へ
放してやろう
水草があれば尚いいが
涙腺の底には
...
よこがお
見つめてる
暮れてゆく西の空
降りしきる窓の外
白熱電灯 照らし出す いつか
よこがお
聴いてる
並木揺らす風
遠ざかる終電
カース ...
あなたが
愛してるよ
と言ったときに
わたしも
愛してるわ
と言えばいいのだ
だのにわたしは
もう知らない!
と言ってしまう
それはあなたが
ご ...
立ってる君、座っている僕、違う遠さの水平線を見てる
洗濯物干しといて私ちょっと銀行強盗してくるから
ごめんなさい、なら何度でも言います。謝罪と反省はただなので
...
例え明日からオンボロの衣服をこの身に纏っても
「あら、大変」
私のミューズは慌てふためく事などなく
世にも麗しいイメージで 私を飾り立てて下さる
なので 私はボロを着込んでも
残り少ない白粉 ...
公園の
ぶらんこの前に
散乱した
足跡
視床下部に
舞い込んで
そこで朽ちる
落ち葉
はい
だいじょうぶです
わたしは
元気です
白だったんだ。
吐息も、
指も、
雲も。
真っ白だったんだ。
雪も、
ミルクも、
アナタの気持ちも。
真っ白だったんだね。
甘い匂いのする方へ
人は群がりたむろする
決して悪いことじゃないけれど
最低限のルールはまもってほしい
近所にすんでるおっさんが
今日もパチンコで金をすって
金の無心に ...
長調から短調へ
転調する。
笑顔が
もの悲しくなる
体が温かくなる
お茶を飲む
鹿威しの音
鳥が逃げる
着物を着たお上さん
手入れの行き届いた庭
今日の花はサザンカだ
足 ...
「いかせてくれ
頼むからオレをいかせてくれ」
お前は咽喉を破裂させて
そう叫んだ
「いかせてやりなさい」
あの女は
静かにそう言った
そうさ
いかせてやろう
お前がそういう ...
気分が滅入ってるんだ
話かけないでくれ
でも傍にいてくれ
音なんか聴きたくない
世界が半径20センチで完結して欲しい
そしたら僕は
体育座りをしながら体を揺するよ
雪で全部真っ白になっち ...
長い長い階段を
ずっと一人で上っていくと
大きな広場が
目の前に広がっている
そこでは言葉たちが
浮いたり飛んでいたり
大きかったり微かだったり
言葉と人が当たったり
言葉と言 ...
地上2階の窓ぎわのカフェ
いまもアナタが目の前にいること
「つかれたなあ」なんて、声をそろえて笑いとばして
いろんなことを思い出してね。
ぼくが知らなかったことも、
ぼくが知 ...
ごめん
火のために
戦おうとおもう
ぼくらの
にがい
不安の記憶が
地音のうすいろに
滲んでいっても
青い投函の
しずかな
絶叫が
行き場所を失い
紅い花の底に
ころ ...
夜の雨の
斜線、斜線、斜線、
*
秋の真昼の真下
やわらかい一続きのわたしの輪郭は
ある一続きの輪郭の生きていることを
やわらかく深く知ってしまった、そして ...
ラッコが羅針盤を片手に
ふらふら波間に漂っている
漣のか弱い腕に
引っ張られたりしながらも
そのうち皮膚が乾いてきて
またぞろ海に潜りはするが
寒くて浮上し日に当たる
高い波が来 ...
ある日
いつものように学校に行ったら
口をぱくぱくさせてる者が
必死に
書きなぐってた
声が
出ない
声を
奪われた
奪われたんだ
次の日
いつものように学校に行った ...
感情を押し殺し
素直になれない一匹のカエルがおりました
カエルの住むところには
タヌキやドジョウなどのさまざまな動物が住んでいます
カエルはまだオタマだったころに凶悪なタガメに襲わ ...
いくつものカーブを慣れたように
空港まで走るバス
世界をさえぎるような山に囲まれ
小さな集落を過ぎれば
また同じ景色が流れる
赤い絵の具をこぼしたような山
人はそれを美しいと言う
低 ...
?.
一日中ひどかった雨も小降りになって
窓から見る白樺の木は
ここ最近やっと葉を落とし始め
冬時間に変わって
六時にはもう日が暮れてしまうようになった
公園の明かりは ...
幸せです
あなたがいて
私がいて
食事をできることが
幸せです
あなたが食す物と
同じ物を
私も胃の中に
入れている
本当はそれはとても好きだけど
あな ...
朝起きて
ミドリ色になった体を見て
本当は少し安心したよ
これでもう
苛められても
蔑まれても
虐げられても
『僕の体がミドリだから』
そうやって言い訳できる ...
手が悴んで 痒くなった
空は闇に包まれていて
家の光はぽっぽと見えては消える
家の前の公園は
しんと光る電灯がひとつだけ
寂しく山の形した滑り台を包む
私はぱりぱりした唇 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
陳腐なあなた達へ送る陳腐な言葉
さえ
自由詩
3*
06/11/18 19:47
海は近い
三条麗菜
自由詩
12*
06/11/18 19:36
そろもん(灰色ドワーフの話)
みつべえ
自由詩
6
06/11/18 18:52
新・枕草子 「遠くて近きもの」
緋月 衣瑠香
自由詩
4*
06/11/18 18:47
鳩がいました
アザラシと戦...
未詩・独白
5*
06/11/18 17:51
ロイド
虹村 凌
自由詩
3*
06/11/18 17:45
希望の詩
きりえしふみ
自由詩
9*
06/11/18 17:40
涙と魚の相関関係
吉田ぐんじょ...
自由詩
16
06/11/18 17:37
よこがお
yaka
自由詩
3*
06/11/18 17:15
ごめんなさいの代わりに
lazy
自由詩
7*
06/11/18 17:09
君と見ていた
たもつ
短歌
18
06/11/18 16:42
ミューズは夜恐ろしく冷ややかな忠告を授ける
きりえしふみ
自由詩
3*
06/11/18 16:31
ゆっくりでいいと思う
吉田ぐんじょ...
未詩・独白
5
06/11/18 16:23
創書日和。「告白。」
狠志
自由詩
2
06/11/18 15:23
詩人はもっと世に出なければならない
山崎 風雅
自由詩
11
06/11/18 14:56
日曜日の前
ペポパンプ
自由詩
6*
06/11/18 14:47
叫び
渡辺亘
自由詩
1*
06/11/18 14:07
底抜けに明るい歌をくれ
kei99
自由詩
1
06/11/18 13:30
言葉の広場
ぽえむ君
自由詩
10*
06/11/18 13:03
「ありがとう。 ごめんね。」
わら
自由詩
4*
06/11/18 12:31
左手のための覚書
青色銀河団
未詩・独白
3
06/11/18 12:22
斜線時間
A道化
自由詩
12
06/11/18 11:49
波間に漂いて
竜一郎
自由詩
1*
06/11/18 11:07
マットレスではないから
FUBAR
自由詩
3*
06/11/18 5:13
「無口なカエル」
Taka★H...
散文(批評...
1
06/11/18 3:35
空港バス
ku-mi
自由詩
7*
06/11/18 3:08
漂流
水在らあらあ
自由詩
32*
06/11/18 3:01
幸福な食卓
なかがわひろ...
自由詩
4*
06/11/18 2:33
ミドリ色の言い訳
〃
自由詩
2*
06/11/18 2:02
手袋
茉莉香
自由詩
3
06/11/18 1:35
5993
5994
5995
5996
5997
5998
5999
6000
6001
6002
6003
6004
6005
6006
6007
6008
6009
6010
6011
6012
6013
6014
6015
6016
6017
6018
6019
6020
6021
6022
6023
6024
6025
6026
6027
6028
6029
6030
6031
6032
6033
7.74sec.